[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!

どら焼き

文字の大きさ
176 / 334
第4章 お姫様達と黒の宮廷魔術師と、そいつらが使役したモノ達。第1部 洗い出して出てくるもの。

第25話 吐き出されたモノ…

 カザト達は、ダンジョンから出てくる瘴気ヘドロ水を燃やしているのだが…。

 流れてくるモンスターが、まだまだ動いているモノの確率が高くなってきた。

 つい先程も、デカいナメクジを火魔法で焼いたばっかりである。

 恐らく中ボスクラスだな…。

 ついに…どこかの扉が流れて来た…。

 どうやって、あの入口から出てきたという大きな扉だが、聖水に溶けていく扉…。

 そして…3時間後…。

 ポンッ!

 球が、出てきた。

 なんだアレ?
 茶色い玉だが?

鑑定
苦痛瘴気搾取システム
ダンジョンコア型

制作者
ジョン・♠♢♧◀▲・△✝✜✔♧♢

登録使用者
■メイン
フェイク
(フロントバーレ諸国連合・皇室王室所属
合成主体及び・主体・王女フロンダーパ)

■サブ
フェイク所属執事長部下天使
(個体名 セバスチャン7
フロントバーレ諸国連合 第7執事団執事長)


うわ!
何か、証拠品みたいなものが出てきた!

空間魔法を使って封印!封印!



□□□□□□□□□□□□


チュッドーーーーーーン!

突然爆発する、30以上も顔を出して手足を60以上も出すフェイク!


もう、執務室空間はめちゃくちゃ!

執事長部下天使
「なんだ…身体がだるい!
く!
力が抜ける!

そんな馬鹿な!どうなっている!」

フェイクから、逃げていた執事長部下天使が、いきなり膝をついて、息を荒くする。

執事長部下天使
「ハァハァハァハァ

???。。。

!!

く!
くそ!
瘴気力ダイナモ(発電機)が起動していない!
瘴気が!瘴気が!供給されていない!
ハァハァハァハァ」

(瘴気力ダイナモ 執事長部下天使のエネルギー源だと思われる。)


執事長部下天使が、執務室のコントロールパネルを操作すると…。

Error
瘴気供給システムの出力低下!
早く、修理してください。

LOST
苦痛瘴気搾取システムが、発見されません。
プラグの点検。
及び、コードが外れてないか確認してください。



執事長部下天使
「な!なんだと!
あいつら!
システムを触るな!
死守しろ!とあれほど言ったのに!

ま!まさか…!
カザトに!カザトに!攻略されたのか?

いや、ダンジョンの中に埋め込んだ警報システムには、人間が入った形跡はない…。

ハァ?部下天使2万くらいが、ダンジョンから出ただと!

ま!まさか…!
奴ら!裏切ったか!」


地団駄を踏む執事長部下天使。
それを、爆発はしたが上から浮いた状態で、黙って聞いているフェイクと、その30以上の顔達。

王妃??
「おい!セバスチャン7!お前!
力が、抜けていく!
どういう事だ!
説明しろ!」

ハァと、息を吐いて執事長部下天使…
いや…
セバスチャン7は、語りだした。

昔~昔~!
王妃たちも、起こすことに加担した、かつての古い旧地球時代の大戦争の、末期…。

もはや、地球は助からない…崩壊する事態まで進んでしまい、複数いる各国の管理者神達がメテオフォール(巨大隕石落下攻撃)を仕掛けてしまい、それが衝突するまでに各国が戦争を中止して、地球から避難するしかなくなった事は、覚えているか?

と、セバスチャン7(執事長部下天使)は、フェイクの身体から出た顔達に聞く。

王妃??
「覚えている!負ければ私達は平民どころか、奴隷!になる!

だから、反対した!
だから!禁断の魔導爆弾を地球全土に発射した!
核兵器なんて、遥かに越える破壊で皆!我らに屈服したはずだった!」

王女??
「そうよ!
あと、あの後にフロント(王女達や、フェイクの主人格の王女達の公式上認知された一番下の妹。通称 世紀末的ゴミ 

カザトが、会ったのは未認知の本当の一番下の妹君である。別人  
参照 第4章第1部第10話の女神が、人間時代未認知の一番下の妹君。)

が、精霊王・妖精王魔法で各国を屈服させればそれで勝利だったのよ!」


執事長部下天使(セバスチャン7)
「その後の記憶は、ありますか?」

フェイク以外の顔達
「無い!」

執事長部下天使(セバスチャン7)
「全く!全地球魔導爆弾攻撃は、無駄でした。
強敵達に、思った以上に傷をつけることはできませんでした。

そして…、そう!
王宮内部で、絶望が起こりました。

クーデターが起こり、私達の部隊以外の戦闘執事団は壊滅しました。

そして、まだ現実を見ないあなた達を集めて、皇帝陛下は、食事をすることにしました。

当時、私達…王女フロンダーパ陛下(フェイクの事)と、第7執事団は陛下の指令書を妹君陛下に渡しに行っていました。

後で帰ってくると、私達に後の処理を託すと、陛下の命令書があったのです。

私が、部屋に入ったときは既に
陛下と、王妃様方はワインを飲んで事切れていました。

救命処置…、解毒剤…、蘇生剤…、全てだめでした。

私は、あの外道共にあなた方の魂を捕獲され、辱められ、使い魔にされるのだけは、阻止しようと王女フロンダーパ陛下に言いました。

王女フロンダーパ陛下は、了解されました。

妹君様は、なんとかフロントバーレ諸国連合の次の国家を存続させることで精一杯でした。

そして、王妃様方の日頃の虐め!などの行いから、確実に妹君陛下に恨まれていて当然だったので、頼れば間違いなく今度はもっと酷い仕返しが来るだろう事はアホでもわかる事なので別の方法を探しました。

なんとか…
なんとか…
涙を飲んで…
本当につらい事も飲んで…

なんとか、外道共の管理者神達のバックスポンサーに取り入って、王妃様方の魂を管理者神にすることで、居場所を確保するしかなかったのです!

皇帝陛下の魂は、あの場にありませんでした。
今も、探していますが…わかりません。」


王妃??
「チッ!
あの食事か!盛りやがったのか!

で?
今は、どうなっているの?」

少し、落ち着いた感じのフェイクの別々の顔達は情報を求めだした。

執事長は、今の地球での新聞とか、電子書籍とかのデータベースを見せる事にしたのだ。


そんな中…

執事長が、フェイクの別々の顔達に説明している間に、転移でダンジョン内部に移動した部下天使が、報告する。

最後のフェイク・プロデュースダンジョンの防衛隊の逃亡と、苦痛瘴気搾取システムが、ダンジョンにない事と、ダンジョンから出た途端にカザトに見つかって、3人の部下天使達のうち、何もされていないのに…、二人がやられたフリをしてどこかに逃げた事と、カザトはダンジョンに入らずに何か建物を建てていた事を報告した。


執事長部下天使
「く!なぜその時に、カザトをワールドルールで縛らなかった!」

と、言うと部下天使が
「勝てるわけないだろ!クソが!」
と言って、逃げ出したので拘束するしか無かった執事長…。

どうすべきなのか?

執事長の苦悩はずっと続いている。

クソ…早く副執事長達は、上司達を見つけて連れてこいよ!と、心の中で散々苛ついていた。


つづく






いや、手遅れでは?



感想 20

あなたにおすすめの小説

お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~

志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」 この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。 父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。 ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。 今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。 その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。

勇者パーティーを追放されたので、張り切ってスローライフをしたら魔王に世界が滅ぼされてました

まりあんぬさま
ファンタジー
かつて、世界を救う希望と称えられた“勇者パーティー”。 その中で地味に、黙々と補助・回復・結界を張り続けていたおっさん――バニッシュ=クラウゼン(38歳)は、ある日、突然追放を言い渡された。 理由は「お荷物」「地味すぎる」「若返くないから」。 ……笑えない。 人付き合いに疲れ果てたバニッシュは、「もう人とは関わらん」と北西の“魔の森”に引きこもり、誰も入って来られない結界を張って一人スローライフを開始……したはずだった。 だがその結界、なぜか“迷える者”だけは入れてしまう仕様だった!? 気づけば―― 記憶喪失の魔王の娘 迫害された獣人一家 古代魔法を使うエルフの美少女 天然ドジな女神 理想を追いすぎて仲間を失った情熱ドワーフ などなど、“迷える者たち”がどんどん集まってくる異種族スローライフ村が爆誕! ところが世界では、バニッシュの支援を失った勇者たちがボロボロに…… 魔王軍の侵攻は止まらず、世界滅亡のカウントダウンが始まっていた。 「もう面倒ごとはごめんだ。でも、目の前の誰かを見捨てるのも――もっとごめんだ」 これは、追放された“地味なおっさん”が、 異種族たちとスローライフしながら、 世界を救ってしまう(予定)のお話である。

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~

石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。 ありがとうございます 主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。 転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。 ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。 『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。 ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする 「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。

ボンクラ王子の側近を任されました

里見知美
ファンタジー
「任されてくれるな?」  王宮にある宰相の執務室で、俺は頭を下げたまま脂汗を流していた。  人の良い弟である現国王を煽てあげ国の頂点へと導き出し、王国騎士団も魔術師団も視線一つで操ると噂の恐ろしい影の実力者。  そんな人に呼び出され開口一番、シンファエル殿下の側近になれと言われた。  義妹が婚約破棄を叩きつけた相手である。  王子16歳、俺26歳。側近てのは、年の近い家格のしっかりしたヤツがなるんじゃねえの?

御家騒動なんて真っ平ごめんです〜捨てられた双子の片割れは平凡な人生を歩みたい〜

伽羅
ファンタジー
【幼少期】 双子の弟に殺された…と思ったら、何故か赤ん坊に生まれ変わっていた。 ここはもしかして異世界か?  だが、そこでも双子だったため、後継者争いを懸念する親に孤児院の前に捨てられてしまう。 ようやく里親が見つかり、平和に暮らせると思っていたが…。 【学院期】 学院に通い出すとそこには双子の片割れのエドワード王子も通っていた。 周りに双子だとバレないように学院生活を送っていたが、何故かエドワード王子の影武者をする事になり…。  

はずれスキル『本日一粒万倍日』で金も魔法も作物もなんでも一万倍 ~はぐれサラリーマンのスキル頼みな異世界満喫日記~

緋色優希
ファンタジー
 勇者召喚に巻き込まれて異世界へやってきたサラリーマン麦野一穂(むぎのかずほ)。得たスキルは屑(ランクレス)スキルの『本日一粒万倍日』。あまりの内容に爆笑され、同じように召喚に巻き込まれてきた連中にも馬鹿にされ、一人だけ何一つ持たされず荒城にそのまま置き去りにされた。ある物と言えば、水の樽といくらかの焼き締めパン。どうする事もできずに途方に暮れたが、スキルを唱えたら水樽が一万個に増えてしまった。また城で見つけた、たった一枚の銀貨も、なんと銀貨一万枚になった。どうやら、あれこれと一万倍にしてくれる不思議なスキルらしい。こんな世界で王様の助けもなく、たった一人どうやって生きたらいいのか。だが開き直った彼は『住めば都』とばかりに、スキル頼みでこの異世界での生活を思いっきり楽しむ事に決めたのだった。

現代錬金術のすゝめ 〜ソロキャンプに行ったら賢者の石を拾った〜

涼月 風
ファンタジー
御門賢一郎は過去にトラウマを抱える高校一年生。 ゴールデンウィークにソロキャンプに行き、そこで綺麗な石を拾った。 しかし、その直後雷に打たれて意識を失う。 奇跡的に助かった彼は以前の彼とは違っていた。 そんな彼が成長する為に異世界に行ったり又、現代で錬金術をしながら生活する物語。