[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!

どら焼き

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第4章 お姫様達と黒の宮廷魔術師と、そいつらが使役したモノ達。3部 乱闘編 邪神vs フェイクROUND2と、乱闘に巻き込まれる者達。

第31話 キャベツが、ガス国王を阻止した?3

 その頃、ワンダフル王国にやってきたのはウマンゴー王国の援軍である。
 ウマンゴー王国はつい最近まで飢えていたが、復活していた。

ウマンゴー騎士団長 トウナンカイオー
「行け!飢える我らに、苦しくても援助してくれたワンダフル王国を助けるのだ!
 カザト殿達もいる。
 なんとかなる!」

 ウマンゴー騎士団の重攻鎧(刃などがついた攻撃を主体にした鎧)軍団が突撃する。
 伊達に馬獣人では無い。
 そして、百年以上続く不作から脱却して、飢餓かは救われた馬獣人達は、己のポテンシャルをほぼ100%出していた。

ホビット司令官
「た!大変です!ウマンゴー王国の突撃隊が本陣後方から攻撃を仕掛けてきました!」

ガス国王
「え?」

 そう!こいつら勇者ゴン太も含んで、後方と、言ってもワンダフル王国国境入口敷いた本陣に、ほとんど軍を置いていなかった。

 そして、ウマンゴー王国の援軍も、もう少し守りの硬い中央に本陣があると予測していたが、実は最後尾であった。

 フェイク達は、既に沈黙していた。
 勇者ゴン太が何を言っても無視だ。
 そこに、ウマンゴー騎士団が突撃してきた。
 
ホビット大王
「に、逃げ
(ブスリ!)
 グハッ!」

 ホビット大王が、逃げようとするとそこにウマンゴー騎士団が本陣に雪崩込んだ。
 背面から見事刺されて、突撃盾(刃付き)の刃に串刺しになって、持ち上げられ捕獲されたホビット大王。

勇者ゴン太
「うわーーー!」

 崩れる本陣。
 
 うわーーー!いきなりガス国王が目の前にいる!と、再突撃を号令するウマンゴー騎士団長。

 好機だ!
 ワンダフル王国の騎士団長が、城から撃って出た。
 ホビット司令官が、ウマンゴー騎士団の突撃盾(刃付き)の餌食になる。

 指令系統が、ガス国王達だけになった。
 
ガス国王
「後ろが駄目なら、前だ!
 隷属首輪発動!全軍突撃!」

 数で潰そうと、ガス王国が強制前進を命令。
 ワンダフル側は、すぐに籠城に入る。
 
カザト
「フロストレイン!」

 聖水のシャーベットの豪雨攻撃が譜ホビット達を襲う。
 少しづつ凍っていくホビット達。
 そして、前衛が動きを止める。
 
ガス宰相
「なんだ!前衛進め!くそ!
 兵が動かない。
 なんだ?この寒さは。」

ブレーダー王女
「ガス防衛隊!我らの元に戻って守れ!」

 ブレーダー王女は、逃げることに決めたようだ。
 ガス国王達も、黙って動く。
 
 その時である。
 バババババババババババ

 邪神ゴキブリ15男を、なぜか乗っ取っている?王妃達がやってきたのだ。

王妃(邪神ゴキブリ15男体)
「どこだー!食い物はどこだー!
 我に献上しないクソどもめ!
 天罰だ!」

 6つ有る顔からブレスを吐く邪神ゴキブリが出てきたのだ。

 チュドーン!

 ホビット軍に大損害を与えて、なおホバリングしている王妃(邪神ゴキブリ15男体)。

カザト
「なんだあれは?フェイクの気配がものすごくするぞ。
 まさか、やはり、フェイクと邪神はグルなのか?
 うん?
 食い物?」

 何かひらめいたカザトは、魔法符をだす。
 そして魔導珠に追跡の魔法陣を、登録してその珠に魔法符を貼り付けて、デカいキャベツに入れてほしいとトワイライト達に頼む。

 何がしたいのかわかったトワイライト達も作業に入る。
 カザトは、撃って出た。

カザト
「使うしかないか。
 エクスプローナ!」

 エクスプロージョンの威力を15倍にして、魔力を10倍の消費に抑えた新技エクスプローナ。
 カンターレ戦のあと、なぜか記憶がないのだが、ものすごく必要性を感じて開発している技をいきなり使うことになった。

 ピカッ!
 ズドーン!

 王妃(邪神ゴキブリ15男体)に直撃する。
 それを合図にカザトが、バスターソードを持って空を飛びゴキブリの身体に斬り込む。

王妃(邪神ゴキブリ15男体)
「ウギャー!お!オノレ~!」

王女A(邪神ゴキブリ15男体)
「爆ぜろ!な、なぜ?くそ!焼けろ!く!
パイロキネシスすら使えなくなっている。」

邪神ゴキブリ15男
「(チッしょうがないな~。ホレ、瘴気パワー!)」

王妃(邪神ゴキブリ15男体)
「ああ~ああぁ、力がみなぎって来た~!
 瘴気ブレスー」

カザト
「させるか、ライトニングボルト!」

 カザトは、雷で迎撃する。
 
 地上では、ホビット軍がカザト達の戦闘による魔力の余波で、カンターレ製造の物よりも力の弱い隷属首輪の機能が停止して自由に動けるようになり、逃亡を始めた。

 ここにガス王国侵攻軍は総崩れになったのである。
 その時なぜか、ガス宰相以外がなんとかウマンゴー王国の追撃をホビット達を盾にして逃げていた。

カザト
「今だ!」

 エルファーが、風の通り道を作る。
 トワイライト達が、魔法符入りのキャベツを投げて見事王妃(邪神ゴキブリ15男体)の口に放り込んだ。

カザト
「エクスプローナ!」

 ズドーン!
 
 カザトは、王妃(邪神ゴキブリ15男体)をなんとかワンダフル王国からはじき出して、ガス王国の王都方面へ吹き飛ばす。

王女B
「ふざけて、グホッ。
 なんだ、は、腹が!
 ウギャー!」

 王妃達のゴキブリキメラである、邪神ゴキブリ15男体が、ガス王国平原に墜落した。

カザト
「エクスプロージョン!
 エクスプロージョン!
 エクスプロージョン!」

 何度も、カザトは王妃達の周りを燃焼させて、温度を上げていく。
 
カザト
「プロミネンスクロウ!」

王妃(邪神ゴキブリ15男体)
「ヒッ!まずい!あれを喰らえば死ぬ!」

 王妃達は、全力を出して逃亡を始めるが燃えた状態で何度かホビット達の大軍に墜落した。

ガス国王
「ウギャー!」
 火だるまになるガス国王。

 その時、邪神イナゴ達の軍に鉢合わせてしまい、これに以上の深追いは駄目だと察して、カザトは引き上げた。

 その模様は、全土に知らされる。
 


 翌朝

 ワンダフル王国の宿屋で、食事をするカザト一行がいた。
 カザトは、昨日夜遅く邪神ゴキブリの身体を持った王妃が、根城に帰ったのをマップで確認してから、ワンダフル王都に帰って来た。

 まだ、一応警戒体制とホビット軍のガス王国軍の残党狩りの連絡所に魔導燈がついていた。
 それが深夜3時である。

 少し寝てから、食事をする。
 キャベツのサラダだ。
 上手いな。もう順応している。
 そんな感じで新聞売りから、一部買う。

 なんだ?
 一面は「ガス国王、邪神ゴキブリと組んだのか?」との見出しで、ホビット軍を使役するガス国王が、ワンダフル王国侵攻するが、ウマンゴー王国の援軍とワンダフル王国軍によって、邪神ゴキブリが、援護したのに大負けしたと、デカデカと載っていた。

 カザトが、駆けつけて来て邪神ゴキブリと戦った事になっている。
 ウォ!
 あのゴキブリの巨大に飛び蹴りを食らわす場面が写真で載っている。

 あ~。
 これは~。

 すると、やっぱり来た。
 王城からの招待である。
 え?呼び出しでは無い。
 なんでも大騒ぎになる前に、勝ち鬨を公式にあげて置きたいらしい。

 すぐに支度して、向かう事にした。

 そして、びっくりさせられた。
 ウマンゴー王国職員 ウマンゴ
 ワンダフル王国職員 ワンダルは、
なんと国王様達だった。
 いつも炊き出しみたいな感覚での会談らしい。

 そして知る。
 ホビット軍が、時々侵攻してきたが小国群はいつも撃退していたそうだ。

 だからこそ、ニャントゥ王国の陥落は原因不明らしい。
 まさか、腹が減って敗北か?

 カザトは、一応ベイントス公国やラッド国王にも連絡して、農業支援の為にしばらくワンダフル王国にとどまることにした。

 こんなフレンドリーな国を滅ぼしたくないのからね~。
 
 
 

 


 

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