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第5章 ついに始まった本当の戦い。
第75話 カザト、今頃になって疑問が出たがスルーできるか?
しおりを挟むやらかしている奴は、同じ共犯者がいる所にいきなり叩き投げ込まれたら、どうするだろうか?
まして、自分が散々犯罪を侵して苦しめた相手達の中に、投げ込まれたらどうなるのだろう?
管理者神サギール
「げ!」
ハイ、よく知った奴らがいる所にやってきてしまったサギール。
よく知った奴らとは、邪神です。
そう!彼がフェイクの母親や姉妹達の魂や頭に、魔導レーザーで魔法陣を描いた当時のフロントバー諸国連合という巨人族国家連合で、魔導兵器科学者主任をやっていたのだ。
そして、彼を恨むラット、ゴキブリ、ブタ、バッタ、イナゴがそこにいたのだ。
当時の虫けらではなく、管理者神となった彼に匹敵する者として。
管理者神サギールは、すぐに逃げようと転移しようとしたが失敗した。
そして、バトルフィールドに叩き落とされる。
すでに、王妃や王女やフェイクからの呪縛から解れた邪神達。
そして、自らホイホイやってきた、呪縛をかけた本人達の一人。
邪神ゴキブリ
「バトルフィールドよ! サギールと戦いたい。」
始めて、邪神達がオーダーを出した。
そして、トーナメント戦が組み上がる。
ドサドサドサドサドサドサドサドサドサ!
なんだ?
サギールは、いきなり現れた時空の穴から、中立派のモノ達が落とされて来たのを見た。
サギールが、イヤイヤしたがっている特殊第4課の室長と懇意(こんい)にしているモノ達だ。
な!
それは、非常事態を意味していた。
中立派がいつも、間を仲裁していたという体裁だったが、中立派と名乗る派閥をヤツラは中立派ともう認めないという事か。
方舟となったバトルフィールドは、超次元空間を進み地球の世界の宇宙へと進む。
では、カザトはどうしていたのか?
カザトは、王女達の魔法陣除去を終えて、トワイライトの膝枕で寝てた。
まじの疲労である。
見るだけで猛毒だと言われても納得の邪悪さ。
そして、何故かその魂達は天界に行く前に、地球に行っていた。
行き先は、オーストラリア大陸。
かつての妹の所に向かっていた。
オーストラリアのシドニーでは、悪魔の悪霊がやってきたと、大騒ぎになっていた。
そう!霊感なんて無くても見えるほど、魔法陣から別の意味で開放された、王女たちはかつての異母妹のフロントをおそう。
彼女達も、こいつさえいなければ!なんて思っていたらしいが邪悪さというか、腹黒さではどっちもどっち状態だ。
そんな状態をカザトの意識体は見ていた。
カザト
「アレ?
地球も、見えるって事は…。
オレ死んだのか?
まさか、過労死?」
コスモ
「いえ、違いますよ!」
カザトの真横に、コスモさんが転移してきた。
カザト
「え? いったいどうなっているの?」
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