TATARIix 25

どら焼き

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16 教授、落ちる。

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16 教授、落ちる。

 警視庁
 警視庁は、混乱していた。
 まさか、競馬場からハッキングされるなんて。
 しかも一箇所では無かった。

 某大学 サイバー工学部 第1教授 加須田 模圭 (くわすだ もけい)は、悲鳴をあげていた。(以下 教授)

教授「やめてくれ!やめろーー!」

 スピーカーからは、女学生 多田里 他太理(ただざと たつり)と思われる「教授~、私をよくも~!ヒュ~ドロドロドロ~」なんて声が出てきたのだ。

 競馬場には、すぐにスーパーコンピューターの電源を切れ!と連絡するが拒否された。
 そして、3時間後ついに機動隊が出動する事態になる。

教授「アヒャヒャ!」

 狂いかける教授。

度部中(ととなか)刑事「彼女が化けて出てきたなら、殺したのか!どこに監禁した!いえ!あんたもどこに監禁されたのかいえ!」

 ハッキング先に怒鳴る度部中(ととなか)。
 始まって5時間後に、反応があった。
 
スピーカー「刑事さんも言っているから、自白したら~?さもないと、隠し資産の在り処とか、これまで私のAIを使ってやってきた犯罪を全部いうわよ~。」

 反応があったと、度部中(ととなか)は次の行動にでた。

 度部中(ととなか)刑事「金欲しさに、女学生を殺したのか!」

 教授「えへへへへへへ~!」

 度部中(ととなか)刑事「水でも飲んで、落ち着け。」

 水?を飲む教授。
 じつは、水みたいな透明な醤油。

 教授「うげーー!なんだこれは!醤油なんて飲ましやがって!え、水」

 度部中(ととなか)刑事「は?醤油?水じやない、あんた狂ったフリしていたら、味覚も狂ってきた?早く吐かないと、本当に発狂するかもね~。」

 水みたいな透き通った醤油は、焼きそばマニアの度部中(ととなか)の自前のもの。醤油焼きそば用らしい。

 狂ってしまうぞ~という度部中(ととなか)の攻勢に、ハッキングが始まって6時間後、ついに陥落した。

教授「そんなはずはない!奴は死んだ!奴は死んだ!奴は死んだ!奴はオレが車に乗せて説得している間に死んだ!なので捨てた。あり得ない!あり得ない!あり得ない!」

 教授は、ペラペラと話した。
 だが本当かわからない。明日にも各県警に協力要請がでる。
 現在は、競馬場のスーパーコンピューターの電源を落とさせるのが先だ。

 このあと、競馬場と警視庁の戦いがはじまる。

~ ~
 
 まだハッキングは終わってない。食堂施設も使えないので、弁当屋に走って大量注文をする。
 

 次の日
 そして、騒動を起こした張本人達である大学の運営部は、知らんぷりして活動しようとしていたがそうはいかない。
 文部科学省から、事件はどうなりそうだと言うお伺いが警視庁に来たらしいので、度部中(ととなか)刑事が呼び出された。

度部中(ととなか)刑事「教授は、吐きました。そして、タンホイザーシステムAIを使って、やはり他の教授もカジノ乗っ取りなどをやっていたみたいです。
 金融庁も出ざるえないのでは?」

 文部科学大臣「なるほど。かなり大騒動になりそうだな。だが世間を混乱させたくない。」

 警視総監「なんとかならんか?」

 度部中(ととなか)刑事「銀畑ニ(きばじ)刑事と話しましたが、多田里 他太理(ただざと たつり)さんを教授が殺していたとすれば、われわれの思ったよりも高性能なAIタンホイザーシステムを鎮める方法は、ほぼありません。
 大学を消す!という枠内で収められたらバンザイですね。」

 警視総監が、資料をだす。

 そこに、やはり財務大臣もきた。
 どうも、タンホイザーシステムAIを悪用して金を集めたのは、1つの大学だけではなかったらしい。
 財務大臣は、農林水産大臣も呼んだという。
 競馬場は農林水産省の管轄だが、それが警視庁を襲ったとなると、もはや大臣レベルの問題だ。

 農林水産大臣「今回、対応しなかった奴らは処罰する。奴らはまだ電源を落とせてないとか言って来た。今日中に解決しないなら、送電線爆破してコンピューター本体の爆破もやって構わん。次からは奴らに罰として、人力で計算させる。」
 これは大臣の事態収集のための決意だ。
 
 大学は、統廃合するしかない。速やかに悪用した者達は逮捕していくしかないのだ。学生には恐怖の事態になるが、卒業生には卒業したという記録すらなくなる事態を避けないといけない。

 経済産業省の高官も出てきた。
 もう、警視総監もへとへとだ。

 しかし、そこで経済産業省の高官のお付の人からとんでもない情報が入った。

 「これ、捜査資料ですね。まさかね~。これと同じようなものを見たことがありますよ。」
 ネットが使えないので、明日持ってきてくれるらしいが、どこかで見たことがある物らしい。

 

 
 
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