転移した異世界が無茶苦茶なのは、オレのせいではない!

どら焼き

文字の大きさ
111 / 630
第4章 バボン王国・聖カルッティ王国乱闘編

第110話 公爵逮捕か?

しおりを挟む
  

  続きです。

近衛兵士
「現地と魔導通信が繋がりました。」

 宮殿内は大臣や貴族達も、入って来ていた。
 国王と公爵の対立の結末を見るためでもあるが、ダンジョン攻略の瞬間を見たいのもあったようだ。
 公爵領内のダンジョン郡の映像が映し出される。

 現地冒険者ギルドマスターが、スクリーン映像の真ん中に映っているのがS級ダンジョンであり震源地だと解説しているが、公爵はダンジョンの映像が映った時から放心しているような様子である。 



 ダンジョン内では、ゆみさんが戦闘形態でモンスターと、戦っていた。

 右手のひらをモンスターに向ける。
 すると手のひらからビーム砲が出た(実は光魔法)!
 背中から出てきた(マジックバッグ経由)ガトリングガンが、ブラックドラゴンを撃ちのめす。

 ゆみは、おかしいと思い始めた。
 ゆみが、呪いによって無理矢理ゴーストにさせられる前では、こんなにスキルや魔法を乱射してしまうとまずMPが無くなる。

 だが、全くって言うほど無くなる気配がない。
 ステータスプレートを呼び出すと、表記が無茶苦茶だった。

ゆみ
「MPの表記が、……になっているのですが?」

AI
「それは、ゆみさんが用様からMPを供給されている状態だからですよ。」


「まだまだMPは大丈夫だから、もっと撃って行こう。
 ゆみさんのステータスプレートでどれだけMPが使われたかで、俺の最大MP値を測定するつもりだから、どんどん撃ってくれ!」

ゆみ
「バズーカ砲とか撃ちまくりますよ~。」

 哀れ!ブラックドラゴンはブレスを用に撃つが、ゆみに光線バズーカ砲で迎撃され、またガトリングガンで撃ちのめされる。


 ブラックドラゴン
「グゲーギャー!」

 ブラックドラゴンは叫び声と共に身体が光の粒子となって消えた。

 大きな魔石と、ドロップ品があった。

AI
「ドロップ品は、ネックレス?にスキルブックと全回復薬エリクサーですね。」


「このネックレス?は…うん?
 なぜメイド、イン、フレンチって書いてあるんだ?それも日本語のカタカナで?」

ゆみ
「これ私の、ネックレスです。
 なぜドロップ品に?
 うわ!レベルアップです。」


「ヤベ!頭痛用の痛み止めだ。早く飲んで!」

ゆみ
「身体が光るだけで、痛くないです。
 やった~!30レベルアップしましたよ!!」


「ゆみさんいいな~頭痛ないんだ。
 まぁ良かった。
 あと少しでレベル1000だ!
 それにしても、まだまだMPに余裕があるぞ。」

ゆみ
「次のボス戦では、フルパワーで撃っていいですか?やってみたいです。」

AI
「わかります♪ 
 やめられないのですよね。
 それに用様もエリクサーが手に入ったから大丈夫ですよ。
 ゆみさん経由だとモンスターにダメージを与えられるのがわかりましたし、いい戦闘データーが取れましたから、メンテナンス時に改良しましょう!」


「次は、火炎魔法陣50搭載のエクスプロージョン砲を使ってくれ。
 MP切れ起こしたら回復薬いつでも飲めるようにしているから。」

 そして、地下99階ブラックドラゴン戦の後、ダンジョン地下100階のボス戦部屋の前にやって来た。


「扉向こうから、気配が複数あるな。
 数は100匹位で、強さはブラックドラゴン並みかな?」

ゆみ
「ブラックドラゴン100匹って、さすがS級ダンジョンですね。
 少し気になっていたのですが、時計見るとまだ10時間しか経ってないですよね?
 いくらなんでも早すぎませんか?」


「下り階段だから、早いんだよ。」

ゆみ
「イヤイヤ!モンスターにもほとんどあって無いですよ!
 しかも迷う事無くすぐに階段とか!
 私もダンジョン経験あるからわかりますが、普通迷うでしょ!」


「AIさんがマッピングしているから、迷わないだけだよ。
 あとモンスターはしっかりと倒しているよ。」

AI
「階層はじめに、ビーム砲をぶっ放してますよね。
 あれ誘導光魔法ですから、しっかり倒してますよ。」

ゆみ
「でも、用様はまるでこのダンジョンを知ってる見たいなかんじで、歩いてますよね。」


「うん、これはAIさんがマッピングしてくれるから、早めに気がついたのだけどね。
 ゆみさん、ファムコンっていうゲーム機あるの知ってる?」

ゆみ
「はい、持ってましたよ。
 そういえば、さっきの少し変ったブラックドラゴンどこか見たような?」


「Dragoon(ドラグーン) 苦(く)エーストって言うRPGゲームとマップが同じなんだ。」

ゆみ
「思い出した!
 持ってました!
 復活の呪文で、どれだけゲームするのに苦労したか!」

 実はゲーマーであったゆみさん。

ゆみ
「と言う事は、このダンジョンのラスボスはヨルムンガンドだったはずですが?」


「うん、おかしいよね?
 でも、ここまで来たからには攻略しよう。」

AI・ゆみ
「「はい♪」」

 ラスボス部屋は100匹はいる、ブラックドラゴン並みの強さの、巨大ゴキブリであった。

 ビル一棟並みのデカさのゴキブリ達が、用たちに迫る!

ゆみ
「ギャー!来ないで!ギャー」

 ドドドドドドドドドドドドドド

 ガトリング砲が火を吹く!

 そして、エクスプロージョン砲が200発撃ち込まれ大爆発が起こった。

 ゴキブリは灰すら残らなかった。

 ゆみさん恐るべし!

 そして用達は、ダンジョン・コアを手に入れ、統合された他のダンジョン・コアも全て回収した。

 地上に戻って来た用一行の前に、恐らく現地の冒険者ギルドマスターらしき人がいるが、


「オーガ・ジャイアントのスタンピード軍対策作戦中です。
 今から次の作戦に移ります。それでは。」
 と言って自由行動許可の印である王家の紋入の短刀を見せて、マジックリングからゴーレム馬車を出して、すぐにその場を離れた。


       

 王城内

 公爵は、座り込み絶叫(ぜっきょう)していた。

 まさか、ダンジョンが攻略されるとは…
 しかも、公爵領内ダンジョン郡のダンジョン全てが崩壊していた。
 王城では歓声が飛ぶが…

公爵
「アヒヒヒヒ、ダ~ンジョンが無くなった♪
  ホイ♪
 無くなった♪ホイ♪ 
 俺はいつになったら王になれる♪ホイ♪…」

 その後、公爵様はまともな返答すらできず、その息子達も王国法の無断増税禁止条項違反で捕まり公爵領は第2王子?ミルト預かりとなった。
 
 その後、どう用に手紙を書くか悩むミルトの姿が、執務室にあったらしい。
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

魔法筆職人の俺が居なくなったら、お前ら魔法使えないけど良いんだよな?!

川井田ナツナ
ファンタジー
俺は慈悲深い人間だ。 だから、魔法の『ま』の字も理解していない住民たちに俺の作った魔法筆を使わせてあげていた。 だが、国の総意は『国家転覆罪で国外追放』だとよ。 馬鹿だとは思っていたが、俺の想像を絶する馬鹿だったとはな……。 俺が居なくなったら、お前ら魔法使えなくて生活困るだろうけど良いってことだよな??

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
コミカライズ企画進行中です!! 2巻2月9日電子版解禁です!! 紙は9日に配送開始、12日発売! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&2巻出版!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、コミカライズ決定いたしました!現在企画進行中!!そしてオリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 12日には、楽天koboにおいてファンタジー5位となりました!皆様のおかげです! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 オリコンランキングライトノベル 週間BOOKランキング 18位(2025年9月29日付)

最強スライムはぺットであって従魔ではない。ご主人様に仇なす奴は万死に値する。

棚から現ナマ
ファンタジー
スーはペットとして飼われているレベル2のスライムだ。この世界のスライムはレベル2までしか存在しない。それなのにスーは偶然にもワイバーンを食べてレベルアップをしてしまう。スーはこの世界で唯一のレベル2を超えた存在となり、スライムではあり得ない能力を身に付けてしまう。体力や攻撃力は勿論、知能も高くなった。だから自我やプライドも出てきたのだが、自分がペットだということを嫌がるどころか誇りとしている。なんならご主人様LOVEが加速してしまった。そんなスーを飼っているティナは、ひょんなことから王立魔法学園に入学することになってしまう。『違いますっ。私は学園に入学するために来たんじゃありません。下働きとして働くために来たんです!』『はぁ? 俺が従魔だってぇ、馬鹿にするなっ! 俺はご主人様に愛されているペットなんだっ。そこいらの野良と一緒にするんじゃねぇ!』最高レベルのテイマーだと勘違いされてしまうティナと、自分の持てる全ての能力をもって、大好きなご主人様のために頑張る最強スライムスーの物語。他サイトにも投稿しています。

神々の間では異世界転移がブームらしいです。

はぐれメタボ
ファンタジー
第1部《漆黒の少女》 楠木 優香は神様によって異世界に送られる事になった。 理由は『最近流行ってるから』 数々のチートを手にした優香は、ユウと名を変えて、薬師兼冒険者として異世界で生きる事を決める。 優しくて単純な少女の異世界冒険譚。 第2部 《精霊の紋章》 ユウの冒険の裏で、田舎の少年エリオは多くの仲間と共に、世界の命運を掛けた戦いに身を投じて行く事になる。 それは、英雄に憧れた少年の英雄譚。 第3部 《交錯する戦場》 各国が手を結び結成された人類連合と邪神を奉じる魔王に率いられた魔族軍による戦争が始まった。 人間と魔族、様々な意思と策謀が交錯する群像劇。 第4部 《新たなる神話》 戦争が終結し、邪神の討伐を残すのみとなった。 連合からの依頼を受けたユウは、援軍を率いて勇者の後を追い邪神の神殿を目指す。 それは、この世界で最も新しい神話。

異世界召喚は7回目…って、いい加減にしろよ‼︎

アノマロカリス
ファンタジー
『おぉ、勇者達よ! 良くぞ来てくれた‼︎』 見知らぬ城の中、床には魔法陣、王族の服装は中世の時代を感じさせる衣装… 俺こと不知火 朔夜(しらぬい さくや)は、クラスメートの4人と一緒に異世界に召喚された。 突然の事で戸惑うクラスメート達… だが俺はうんざりした顔で深い溜息を吐いた。 「またか…」 王族達の話では、定番中の定番の魔王が世界を支配しているから倒してくれという話だ。 そして儀式により…イケメンの正義は【勇者】を、ギャルっぽい美紅は【聖戦士】を、クラス委員長の真美は【聖女】を、秀才の悠斗は【賢者】になった。 そして俺はというと…? 『おぉ、伝承にある通り…異世界から召喚された者には、素晴らしい加護が与えられた!』 「それよりも不知火君は何を得たんだ?」 イケメンの正義は爽やかな笑顔で聞いてきた。 俺は儀式の札を見ると、【アンノウン】と書かれていた。 その場にいた者達は、俺の加護を見ると… 「正体不明で気味が悪い」とか、「得体が知れない」とか好き放題言っていた。 『ふむ…朔夜殿だけ分からずじまいか。だが、異世界から来た者達よ、期待しておるぞ!』 王族も前の4人が上位のジョブを引いた物だから、俺の事はどうでも良いらしい。 まぁ、その方が気楽で良い。 そして正義は、リーダーとして皆に言った。 「魔王を倒して元の世界に帰ろう!」 正義の言葉に3人は頷いたが、俺は正義に言った。 「魔王を倒すという志は立派だが、まずは魔物と戦って勝利をしてから言え!」 「僕達には素晴らしい加護の恩恵があるから…」 「肩書きがどんなに立派でも、魔物を前にしたら思う様には動けないんだ。現実を知れ!」 「何よ偉そうに…アンタだったら出来るというの?」 「良いか…殴り合いの喧嘩もしたことがない奴が、いきなり魔物に勝てる訳が無いんだ。お前達は、ゲーム感覚でいるみたいだが現実はそんなに甘く無いぞ!」 「ずいぶん知ったような口を聞くね。不知火は経験があるのか?」 「あるよ、異世界召喚は今回が初めてでは無いからな…」 俺は右手を上げると、頭上から光に照らされて黄金の甲冑と二振の聖剣を手にした。 「その…鎧と剣は?」 「これが証拠だ。この鎧と剣は、今迄の世界を救った報酬として貰った。」 「今迄って…今回が2回目では無いのか?」 「今回で7回目だ!マジでいい加減にして欲しいよ。」 俺はうんざりしながら答えた。 そう…今回の異世界召喚で7回目なのだ。 いずれの世界も救って来た。 そして今度の世界は…? 6月22日 HOTランキングで6位になりました! 6月23日 HOTランキングで4位になりました! 昼過ぎには3位になっていました.°(ಗдಗ。)°. 6月24日 HOTランキングで2位になりました! 皆様、応援有り難う御座いますm(_ _)m

異世界転生日録〜生活魔法は無限大!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
☆感想の受付開始しました。 【あらすじ】   異世界に転生したルイは、5歳の高熱を境に、記憶を取り戻す。一度は言ってみたい「ステータス・オープン」で、ステータスを見れることに気付いた。スキル「生活魔法∞(無限大)」を発見。その意味を知るルイは、仄かに期待を抱いた。  それと同時に、今世の出自である農家の四男は、長男大事な両親の態度に、未来はないと確信。  家族に隠れて、ステータスにあったスキルの一つ「鑑定」を使い、村のお婆(薬師)相手に、金策を開始。  十歳の時に行われたスキル鑑定の結果を父に伝えたが、農家向きのスキルではなかったルイは「家の役には立たない」と判断され、早々に家を追い出される。   だが、追放ありがとう!とばかりに、生活魔法を知るべく、図書館がある街を目指すことにしたルイ。  最初に訪れた街・ゼントで、冒険者登録を済ませる。だがそのギルドの資料室で、前世の文字である漢字が、この世界の魔法文字だという事実を知ることになる。  この世界の魔法文字を試したルイは、魔法文字の奥深さに気づいてしまった。バレないように慎重に……と行動しているつもりのルイだが、そんな彼に奇妙な称号が増えて行く。  そして、冒険者ギルドのギルドマスターや、魔法具師のバレンと共に過ごすうちに、バレンのお師匠様の危機を知る。  そして彼に会いにいくことになったが、その目的地が、図書館がある魔法都市アルティメットだった。  旅の道中もさることながら、魔法都市についても、色々な人に巻き込まれる運命にあるルイだったが……それを知るのは、まだ先である。 ☆見切り発車のため、後日変更・追記する場合があります。体調が不安定のため、かける時に書くスタイルです。不定期更新。 ☆カクヨム様(吉野 ひな)でも先行投稿しております。

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします

Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。 相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。 現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編

お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~

志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」 この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。 父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。 ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。 今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。 その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。

処理中です...