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第4章 バボン王国・聖カルッティ王国乱闘編
第181話 希望が見える日。2
しおりを挟むゴブリンの襲撃全くなくなった日 恐竜が、砦を襲い始めた。
杉谷もはじめは、
「うお!恐竜だ!すげー」なんて言っていたが…
ある夜
ドツツツツカーン
砦が揺れる!
ドツツツツカーン
ドツツツツカーン
ドツツツツカーン
ビシ!
ビシ!
ビシ!
七瀬 唯
「なに? へ? 砦が揺れてる?」
学級委員長 大俵 あけみ
「優遇組は、何してるの!」
杉谷
「大変だ! 第1砦の壁がやられた!
クソ! あのデカい恐竜に刃が立たねぇ!」
外へ出ると、T-レックスが、体当たりして来た!
ドツツツツカーン
二本杉 真菜
「みんな、MP貸して! 錬金釜で鉛溶かして、T-Rexにぶっかけるしか方法が無い!」
大田 ナナ
「いくよ~!」
七瀬 唯
「せーのッ!」
学級委員長 大俵 あけみ
「ヒー! キツイ! まだまだ溶かさないと!
杉谷! ボーとしてないで手伝え! 野波も!」
二本杉 真菜
「こら!逃げるな! テメーら!」
七瀬 唯
「来たよ! ぶっかけよう!」
学級委員長 大俵 あけみ
「うりゃ~!」
ジュワ~!!
T-Rex
「ギャー!
グギャー!」
七瀬 唯
「もうダメ、MP空っぽ!」
そんな、状態ではもはや砦が保たない!
もちろん、ホロン皇女にも…その知らせは入っていた。
だが、おかしい…全く、増援が来ない…
その頃、ホロン王国のじゃじゃ馬!
第3王女 ミルトと辺境伯 三女ミリのゴブリン・ジャイアント討伐軍は、魔の森を南下していた。
魔法薬師 ミレイ・ヴァーミリオン
「まずいな… 瘴気が、低いのに全く魔素が、漂っていない。
ゴブリン・ジャイアントが、消費しているからに違いない。
ラント! 途中で、別行動に入るよ!
村長は、姫達を連れてホロン王国にすぐに逃げられるように、準備して!」
ポンロ村 村長 グレイ・カッシュ
「わかった!
お主達は、どうするつもりじゃ?」
魔法薬師 ミレイ・ヴァーミリオン
「とりあえず、……え?…」
ポンロ村 村長 グレイ・カッシュ
「なんじゃ?今の見られた感じは?」
ラント
「開拓村で、感じた視線…ゴブリン・ジャイアントだ!」
第3王女 ミルト
「うひょひょひょひょ! ついに来た!来たーーー!
さぁ、スタミナポーション飲むわよ!」
辺境伯 三女ミリ・ド・パルサー
「ヒャッハー! いい気分だぜ! 行くぞ!」
魔法薬師 ミレイ・ヴァーミリオン
「バカ! 自分の力量すらわからない者が、ゴブリン・ジャイアントに、勝てるほど甘くないんだよ!
下がれ! 姫共! こら! 貴様ら側近なんだろう!
姫共を、下がらせろ! やられるぞ!」
第3王女 ミルト側近兵士A
「ヒャッハー! 知るかそんなもん! オレは斬るぞ!ヒャッハー!」
ポンロ村 村長 グレイ・カッシュ
「いかん!狂っとる!」
ゴブリン・ジャイアント!
「ハハハ! よく来たな! 餌! 腹が減っていたから、ちょうどいい! そうれ!」
バン!
まるで、ゴキブリを叩くように、第3王女 ミルト達を手のひらで叩く…
スタミナポーションのおかげで、即死は免れたが、第3王女 ミルト達は、虫の息である。
魔法薬師 ミレイ・ヴァーミリオン
「ΩΟΦΔχΗωΑΘΘΗΖΟΘΙΑΘΞΕυ
ワイドグレートヒール!」
光が、じゃじゃ馬姫達にあたり…回復する。
魔法薬師 ミレイ・ヴァーミリオン
「村長!急いで、離脱! 結界貼っても、恐らく保たない!」
ポンロ村 村長 グレイ・カッシュ
「村民!姫達を担いで、離脱! 気を失った近衛兵士も、担げ! 急げ!」
魔法薬師 ミレイ・ヴァーミリオン
「ハハ… さぁ、私が相手だよ!
まだ、あの方に会うまでは、死ねない…」
ゴブリン・ジャイアント
「喰らえ!グルーヴァーブレス!」
チュッドーーーーーン!
ラント
「おふくろ!大丈夫か!
ダメだ、絶対防御スキルの盾が、溶けた! クソ! 喰らえ! ブレス殺し!」
ゴブリン・ジャイアント
「ウグ! ふん! こんなもの、傷に入らんは…」
つづく
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