17 / 194
第1章 解放の時、何が起こる?
第17話 なんとか納得するしかないのか?
しおりを挟む
第17話 なんとか納得するしかないのか?
異世界27日目 深夜
ふ~。やってしまった。
コピーフィギュア(女神?)
「な、名前をつけて下さい!」
う、まただ。もう眠いとか無い。まずは二人でムフフな事をして距離を縮める事にしよう。とか言うと、抱きつかれてそのまま本当にムフフになった。
異世界28日目 昼
コピーフィギュアの女神の名前はわかったが、カタカナでも感覚でも表現できない。
なんとなく、明るいので「ナツ」と名付ける事になった。
日頃は、コピーフィギュアになっていると言う。他の4女神が出て来てオレに忠誠を誓わないと、叩きのめしてでも結束させないといけないからバレないようにする!とものすごく気合がはいっているのだが~。
そして、人質になっていた子供たちの命の事の発言だ!
どういう事?
身体的問題でなく魂の問題だという。
通常の倍魂の15分の1だというのだ。
は???う~ん霊感体質とかではないが、ものすごくヤバいことだと、びびっと何かを感じる。
ナツ(本人姿Ver.)
「この娘達、御主人様の感覚だと幼児ですけど、実際は20歳です。そして危機に瀕してます。」
[掌握]を使って従者にしてやってほしいと言われて、本人達も頼んできた。
そう言えば、言われて気がついたけど見かけ17歳以下しか、ほとんど見ていない。
え?まさかだけど、一気に人類全滅しかけ?
ナツ(本人姿Ver.)
「はい。それです。他の4女神は全くそれを考えていなかったのです。だから、私はダンジョンで見ていて、本当に腹が立ってました。
(まさか、こんなすごい人に助けられるなんて!本人はまったくない気がついてないけど!よかったよ~。ぶっきらぼうッぽくでもやさいしいからよかった。)」
昼から、全員ムフフの状態。
あの陽キャ組とかが、どこのホテルが良かったとか、散々聞かされていて溜まっていたのだろうな。
陽キャ組よ~。やっとオレにもナツという彼女ができたぞ~。それに全員公認の彼女達も~。
その頃、この世界を支えるという、5女神達を祀る聖大教会帝国の最高権力者、聖皇 ダホア・ド・ハエマオは、祈りを捧げていた。
「オイ!メロンパンはまだか!」
「はやく、大縁 増田(おおべ ますた)をつれて来るのだ!」
「大縁 増田(おおべ ますた)は、モンスターフォレストの中心部にいる!はやく連れてこい!」
「全く!使えないわね~。それと勇者達を喚んで腹が減っている!喚んだ勇者の中に二郎系ラーメン屋にアルバイトをしていたやつもいるから、ラーメンを作らせろ!はやく実行!」
神託が出た。
神託だ!其の場で祈りを捧げていた者達全員が聞く。
聖皇 ダホア・ド・ハエマオ
「メロンパン?ラーメン?女神様?どういったモノかわからないのですが!」
その後、其の場にいた全員に電撃が走り気絶していた。
目を覚ました聖皇 ダホア・ド・ハエマオ達は、4女神の神像が真っ赤に染まっていたのみて、逃げ出した。
しかし、アークシスター ミレーヌは、そのうち少し後ろにある1女神像が、全く違う幸せそうな顔をしているのをみた。
これまで、全く反応もない。異世界から襲来してきた魔神プレミドーダーとかいう、とんでもない魔神との戦いで、なんとか追い払ったが重症を負われたという、女神様の神像に反応があったのだ。
ミレーヌは、エルフという今は絶滅しかけの長寿な種族だ。ハイエルフとなると不老不死であるが、そこまで強くはない。
だが、実は黙っているがこの帝国で最年長だ。
そして、小さい頃に魔神と女神様の戦いの一部を見ていた。戦闘の衝撃で吹っ飛んで最後の方を見ていない。
だが、あれからあの女神像は反応は全く無かった。
何かが動く!そんな予感がしていた。
聖皇 ダホア・ド・ハエマオ
「クソ! わけの分からん事を言われても、分からんものは分からん!
あの王国にてがみを書くのも嫌だ!おい!大司教宰相よ!お前に神託の実行を命令する。」
大司教宰相
「なぜ、私にそんな嫌な事をさせようとする。
クソ!おい!司教大臣全員に命令する。
神託の命令を実行するように命令する。」
大臣全員
「嫌だ!前に職務で勇者に会いに言ったが、あんな奴らの相手は嫌だ!
事務次官達よ!神託である。クソ嫌な事をやってこい!」
事務次官達
「オイ!神託だ! 聞いていたな!事務補佐!行って来い!」
1時間後。
雑用係(地球ではアルバイトの地位)
「神託だ! 冒険者ギルドにクエストを出す!
やれ!」
聖大教会帝国 冒険者ギルド本部 受付嬢
「あのね! 神託はわかりました。やれ?お前!誰に口を聞いてるねん!こら!」
(冒険者ギルドは、独立組織で国家扱いのために、本部の受付嬢の地位は高いのだ。)
ばちーーん!
受付嬢の平手打ちをくらって、吹っ飛ぶ雑用係。
内容を聞かれてクエスト代金を払って、やっと雑用係は解放された。
それを見ていた、天界上層部は呆れていた。
一応、中層部のこの世界担当者は、職務をやり切る義務の為に、一時的に釈放されていた。4女神も釈放されたが、捕まった事すら忘れてあの状態だ。
1女神(現 ナツ)は、明らかに強すぎな魔神と戦闘したり、職務は上層部にポンコツだとみなされていたが、やることは命をかけてやっていたのと、すぐに主人公の事を知って…あの行動力なので、罪には問われてなかったのを4女神すら知らなかったらしい。
4女神が、早くしろと聖皇達に言っているのをみて、ため息を吐いていた。
異世界27日目 深夜
ふ~。やってしまった。
コピーフィギュア(女神?)
「な、名前をつけて下さい!」
う、まただ。もう眠いとか無い。まずは二人でムフフな事をして距離を縮める事にしよう。とか言うと、抱きつかれてそのまま本当にムフフになった。
異世界28日目 昼
コピーフィギュアの女神の名前はわかったが、カタカナでも感覚でも表現できない。
なんとなく、明るいので「ナツ」と名付ける事になった。
日頃は、コピーフィギュアになっていると言う。他の4女神が出て来てオレに忠誠を誓わないと、叩きのめしてでも結束させないといけないからバレないようにする!とものすごく気合がはいっているのだが~。
そして、人質になっていた子供たちの命の事の発言だ!
どういう事?
身体的問題でなく魂の問題だという。
通常の倍魂の15分の1だというのだ。
は???う~ん霊感体質とかではないが、ものすごくヤバいことだと、びびっと何かを感じる。
ナツ(本人姿Ver.)
「この娘達、御主人様の感覚だと幼児ですけど、実際は20歳です。そして危機に瀕してます。」
[掌握]を使って従者にしてやってほしいと言われて、本人達も頼んできた。
そう言えば、言われて気がついたけど見かけ17歳以下しか、ほとんど見ていない。
え?まさかだけど、一気に人類全滅しかけ?
ナツ(本人姿Ver.)
「はい。それです。他の4女神は全くそれを考えていなかったのです。だから、私はダンジョンで見ていて、本当に腹が立ってました。
(まさか、こんなすごい人に助けられるなんて!本人はまったくない気がついてないけど!よかったよ~。ぶっきらぼうッぽくでもやさいしいからよかった。)」
昼から、全員ムフフの状態。
あの陽キャ組とかが、どこのホテルが良かったとか、散々聞かされていて溜まっていたのだろうな。
陽キャ組よ~。やっとオレにもナツという彼女ができたぞ~。それに全員公認の彼女達も~。
その頃、この世界を支えるという、5女神達を祀る聖大教会帝国の最高権力者、聖皇 ダホア・ド・ハエマオは、祈りを捧げていた。
「オイ!メロンパンはまだか!」
「はやく、大縁 増田(おおべ ますた)をつれて来るのだ!」
「大縁 増田(おおべ ますた)は、モンスターフォレストの中心部にいる!はやく連れてこい!」
「全く!使えないわね~。それと勇者達を喚んで腹が減っている!喚んだ勇者の中に二郎系ラーメン屋にアルバイトをしていたやつもいるから、ラーメンを作らせろ!はやく実行!」
神託が出た。
神託だ!其の場で祈りを捧げていた者達全員が聞く。
聖皇 ダホア・ド・ハエマオ
「メロンパン?ラーメン?女神様?どういったモノかわからないのですが!」
その後、其の場にいた全員に電撃が走り気絶していた。
目を覚ました聖皇 ダホア・ド・ハエマオ達は、4女神の神像が真っ赤に染まっていたのみて、逃げ出した。
しかし、アークシスター ミレーヌは、そのうち少し後ろにある1女神像が、全く違う幸せそうな顔をしているのをみた。
これまで、全く反応もない。異世界から襲来してきた魔神プレミドーダーとかいう、とんでもない魔神との戦いで、なんとか追い払ったが重症を負われたという、女神様の神像に反応があったのだ。
ミレーヌは、エルフという今は絶滅しかけの長寿な種族だ。ハイエルフとなると不老不死であるが、そこまで強くはない。
だが、実は黙っているがこの帝国で最年長だ。
そして、小さい頃に魔神と女神様の戦いの一部を見ていた。戦闘の衝撃で吹っ飛んで最後の方を見ていない。
だが、あれからあの女神像は反応は全く無かった。
何かが動く!そんな予感がしていた。
聖皇 ダホア・ド・ハエマオ
「クソ! わけの分からん事を言われても、分からんものは分からん!
あの王国にてがみを書くのも嫌だ!おい!大司教宰相よ!お前に神託の実行を命令する。」
大司教宰相
「なぜ、私にそんな嫌な事をさせようとする。
クソ!おい!司教大臣全員に命令する。
神託の命令を実行するように命令する。」
大臣全員
「嫌だ!前に職務で勇者に会いに言ったが、あんな奴らの相手は嫌だ!
事務次官達よ!神託である。クソ嫌な事をやってこい!」
事務次官達
「オイ!神託だ! 聞いていたな!事務補佐!行って来い!」
1時間後。
雑用係(地球ではアルバイトの地位)
「神託だ! 冒険者ギルドにクエストを出す!
やれ!」
聖大教会帝国 冒険者ギルド本部 受付嬢
「あのね! 神託はわかりました。やれ?お前!誰に口を聞いてるねん!こら!」
(冒険者ギルドは、独立組織で国家扱いのために、本部の受付嬢の地位は高いのだ。)
ばちーーん!
受付嬢の平手打ちをくらって、吹っ飛ぶ雑用係。
内容を聞かれてクエスト代金を払って、やっと雑用係は解放された。
それを見ていた、天界上層部は呆れていた。
一応、中層部のこの世界担当者は、職務をやり切る義務の為に、一時的に釈放されていた。4女神も釈放されたが、捕まった事すら忘れてあの状態だ。
1女神(現 ナツ)は、明らかに強すぎな魔神と戦闘したり、職務は上層部にポンコツだとみなされていたが、やることは命をかけてやっていたのと、すぐに主人公の事を知って…あの行動力なので、罪には問われてなかったのを4女神すら知らなかったらしい。
4女神が、早くしろと聖皇達に言っているのをみて、ため息を吐いていた。
0
あなたにおすすめの小説
俺得リターン!異世界から地球に戻っても魔法使えるし?アイテムボックスあるし?地球が大変な事になっても俺得なんですが!
くまの香
ファンタジー
鹿野香(かのかおる)男49歳未婚の派遣が、ある日突然仕事中に異世界へ飛ばされた。(←前作)
異世界でようやく平和な日常を掴んだが、今度は地球へ戻る事に。隕石落下で大混乱中の地球でも相変わらず呑気に頑張るおじさんの日常。「大丈夫、俺、ラッキーだから」
A級パーティから追放された俺はギルド職員になって安定した生活を手に入れる
国光
ファンタジー
A級パーティの裏方として全てを支えてきたリオン・アルディス。しかし、リーダーで幼馴染のカイルに「お荷物」として追放されてしまう。失意の中で再会したギルド受付嬢・エリナ・ランフォードに導かれ、リオンはギルド職員として新たな道を歩み始める。
持ち前の数字感覚と管理能力で次々と問題を解決し、ギルド内で頭角を現していくリオン。一方、彼を失った元パーティは内部崩壊の道を辿っていく――。
これは、支えることに誇りを持った男が、自らの価値を証明し、安定した未来を掴み取る物語。
相続した畑で拾ったエルフがいつの間にか嫁になっていた件 ~魔法で快適!田舎で農業スローライフ~
ちくでん
ファンタジー
山科啓介28歳。祖父の畑を相続した彼は、脱サラして農業者になるためにとある田舎町にやってきた。
休耕地を畑に戻そうとして草刈りをしていたところで発見したのは、倒れた美少女エルフ。
啓介はそのエルフを家に連れ帰ったのだった。
異世界からこちらの世界に迷い込んだエルフの魔法使いと初心者農業者の主人公は、畑をおこして田舎に馴染んでいく。
これは生活を共にする二人が、やがて好き合うことになり、付き合ったり結婚したり作物を育てたり、日々を生活していくお話です。
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ
シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。
だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。
かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。
だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。
「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。
国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。
そして、勇者は 死んだ。
──はずだった。
十年後。
王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。
しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。
「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」
これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。
彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。
アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる