異世界勇者召喚失敗か？

第４章 魔王と邪神が怖がり逃げ出す者。

第91話［幕間］全く反省していなかった元国王達。

第91話［幕間］全く反省していなかった元国王達。

異世界220日目　朝

　ナッシュ王国王宮の間
　朝の政務で、冒険者ギルドのクエスト［聖女などの回復職のスキルレベル上げ協力。］と言うクエストで、けが人という名の奴隷が全員いなくなった事が議題となった。

大臣
「ふん！モンスターが来たら、城壁から石を落とすしかできない奴らは、もともと戦力ではない！捨てておけ！」

　なんて言葉であったが、国王に殴らへて壁に叩きつけられる。

新ナッシュ国王
「ふ～、貴様の一族は今日から城壁の守りに全員転職だ。
　政務次官！お前が今日から国務大臣だ。」

　いきなりの人事交代がつげられる。
　オオベ国。
　この世界突如できたこの国に、人が集まる気配がある。
　しかも、ナッシュ王国はすでに食料供給をレオラルド王国頼みでしか、手に入らなくなっていた。

　新ナッシュ王国こと、［中層部の元担当者　デカンラー］はまさかここまで御乎幤（おおべ）の残った子孫、大縁　増田（おおべ　ますた）が国を急成長させるとは思ってなかった。

　大縁　増田（おおべ　ますた）には、異世界召喚勇者達に魔王を倒すための、サポートをさせないといけないのだ。
　計画がここまで狂っていたとは。
　国王命令とかで、なんとか出来るレベルではない。
　しかたない。計画が最優先！かつての（日本の朝廷、日本政府）と御乎幤（おおべ）との契約の報酬の実行の責任は、日本政府にあるのだが、あの【あまりにも責務に対して、報酬が少なすぎる契約内容を無理矢理了承させた神々の責任もある。】のだ。
　クソ！あんな楽で軽いペラペラな内容すら、守らないとは！
　この事で今の日本政府に対して、神々は怒っているのは共通くる事項だ。

　どうする？あまりにもこの世界のパワーバランスが狂っている。
　大縁　増田（おおべ　ますた）の言動記録を集めさせると、どうも封印ほ責務終了と共に日本政府共に対等交渉できるような力を、この世界で集めるつもりだと思われる。

　そして、勇者達に自分抜きで魔王を討伐させようと言う魂胆だとも思われる。

　いや、おそらく向こうの考えではすでに役目は終わったから引退。そして、数々の詐欺で一族すら殺していった我々と朝廷、日本政府ともかかわらない方針打ち出していると、天界の警察が言っていたな。
　このままだと、我々は邪神として認識される。すぐに報酬用意して…とか言うが、無理じゃ！
　あの契約内容ですらペラペラの相当報酬の薄いブラック過ぎる契約なのに、それすら用意しない政府に、いくら圧力をかけてもしないだろな。
　罰を与えないといけない。
　だが、それだけではない！オオベが魔力エネルギーを勇者達に供給しないと、魔王、邪神やアイツラには勝てない！

　オオベを国政から剥がさないと。止む得まい。
　スカカバ王国　ブリントン王国　タドリア王国　バランノード王国（レオラルド王国と旧ブリントン王国の間にあった、今は緩衝地帯になっている滅びた王国。オオベには名前すら覚えてもらってない。）そして、クソバカ王国を復活させるか。

　え？と新国王を見る閣僚。
　手をかざして、白い雷を放射する！
　大広間に出てきたは、死んだはずの国王達。

スカカバ王国
「ふ～、やはりワシが必要だとよくわかっただろう！　さっさと生き返らせろよな！遅いぞ！
　さっさと軍を用意しろ！このクソ間抜け！」

　同じことを口々にいう、国王達。
　うわ～、うちの元クソ国王並みにひどいな～と、辟易とするナッシュ王国の閣僚。
　
新ナッシュ国王（［中層部の元担当者　デカンラーの分身］
「くそ！まずは、目上の者に対する幼児教育から始めないといけないとは！」

　その日、血の雨が王宮内に降る。
　それは2週間かかる、本当に苦労する教育出会った。