異世界勇者召喚失敗か？

ミッション スタート！ 怒りの住民からの訴え。

ミッション1 第三話 は？ここは世紀末世界かよ！

ミッション1 第三話　は？ここは世紀末世界かよ！

　ドサッと、音がしたが俺達が落ちた音だった。謎技術使えるなら…。クソ！戦闘したら、怨霊指数が増えて魔王になっちまう。

　宇宙人達からすれば、どうも汚染させた張本人達の子孫だから、魔王なったとしても討伐されて責任を取るだけって考えだよな。

　俺様達はすでに、手を血で染めいるから共犯扱いだな。ハァ～。

　荒野だな～。どこかに街とかあるのか？

果蓮　杉名（かれん　すきな）
「向こうの方に、何かコンクリートみたいなものが見える。」

　行って見るしかないか。

　見つけたのは、壊れたコンクリートのビルらしい廃墟だ。
　見渡す限り廃墟ビルだな。そして、俺達の着地地点近くにクレーターがあった。
　
果蓮（かれん）
「これって、戦争の跡？」

「土が、ガラスになっていやがる。核を使ったのか…。」

　どうも、核戦争レベルの戦争があったらしい。
　なら、生きているやつはいないだろ！と思っていたが、シェルターがあるよな？
　東京だって、地下シェルター都市の東京第24区や25区26区もある。
　まぁ、一般人に非公開だが、あるにはある。
　地下鉄の山手線とかのある出入り口から入るのだが、他にも沢山出入り口はあるらしい。
　なら、この廃墟にも地下シェルターの入口があるはずだな。

　そして、見つけた。2100年くらいの文明って言っていたから、まぁ今の俺達の文明よりかは進んでいるはず…だけど、廃墟だからな～。

　あった！地下鉄だ。
　ひ、人方の影？なぜ？　ここは地下だろ？
　まさか、地下でも核が使われたのか？
　
果蓮　杉名（かれん　すきな）
「ねえ？私達、被爆してない？」


ステータス　簡易表示
名前　凶粗　爺露雨共（クソ　ヤロウドモ）

状態　疲労　対放射線遮断シールド展開中
生命力　10/10
怨霊指数　15体分

スキル　ステータス表示　異星言語理解
称号　人でなし　クズ　犯罪者

　対放射線遮断シールド？まじかよ。たすかった。
　さて、入っていくと壁が崩落していて、どこかの廊下に通じる穴があったから進むと、死体があった。

　ここの備蓄食料は毒入りだったので、移動します。この地下道は首都に行くはずなので、首都に行って食と住まいを確保するつもりだ。

　いや、食料はないだろうな。と東京24区に一族の事務所を持っていた俺様が意見する。

果蓮　杉名（かれん　すきな）
「そんなに無いの？」

「ここに書いてある通り、いらないとか、役に立たないとみなしたら、殺すつもり予定者用に毒入り食料があるだけ。
　食料には賞味期限があるから、そんなにたくさんの用意は実は無い。
　水耕栽培システムも、実際どれだけ機能するかわからない。」

果蓮（かれん）
「とにかく、任務を早く終わらせて地球に帰りたい。」

　先を急いだ。が、待っていたの大量のガイコツで埋まった通路だった。




この物語はフィクションです。

　登場する人物、団体、名称は架空のものであり、実在のものとは関係ありません。