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第23話 無視するでない!
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黒髪の少女は、まだ武器を選んでいる恒の後ろから近付くと恒の服の裾を引っ張る。
「邪魔しないで」
「……」
服の裾を引っ張られた恒は、鬱陶しいという風に少女が掴んでいた服の裾を恒は引っ張り邪魔するなと口にする。そして、まさかそこまで邪険にされるとは思っていなかった少女は呆然としてしまう。
「無視した……一度ならず、二度までも無視したと言うのか。この妾を……」
少女はその場で呆然と立ち尽くす。両腕はだらりと下に向け脱力した状態だが、次第に、その両拳に力が込められる。そして、両肩もそれに合わせる様にワナワナと震え始める。
しかし、恒は、そんな少女の様子を気にすること無く武器を選び続けている。
『ワタル、ちょっと……』
「なんだよ。ミモネまで。いいから、ちゃんと選ばせてよ」
『だから、それどころじゃないんだって! いいから、後ろを見なさいよ!』
「えっ? 何?」
ミモネに言われた恒が後ろを見ると、少女は両肩を震わせたまま、何かを呟き続けている。
「え~何? 怖いんですけど?」
「無視するでない!」
「え?」
「だから、妾を無視するでない!」
「もう、無視なんてしてないでしょ。用事が済んだのなら帰ってって、言っただけじゃない。じゃあ、もうこれでいいね。はい、さようなら」
恒が踵を返し、また武器選びに戻ろうとすると、今度は少女が嗚咽する。
「え~もう、なんなの? 由香、悪いけどお家まで連れて行ってあげて」
「うん、分かった……って、家はどこなのよ?」
「そんなの俺が知っている訳ないでしょ。その子に聞きなよ」
「それもそうか……って、だから違うでしょ!」
「もう、由香までなんだよ」
「いや、恒。これはお前が悪い」
「え? 明良まで」
「うん、どう見ても恒が悪いね」
「久美もなの? どういうこと?」
「はぁ~ワタル。それ、本気で言っているのなら、お前をどこかに幽閉したくなるぞ」
「ドリーまで……」
何故自分が責められているのかが分からない恒を見ていたミモネが恒に確認する。
『ワタル、その子は妖刀が変化したってのは覚えているの?』
「覚えているけど。それがどうしたの?」
『ワタル、自分のステータスが見られるなら見てみるの』
「ステータス? まあ、見ろというなら見るけど……え? いつの間に……」
『そういうことなの。もう、ワタルはその子の所有者なの』
「え、いらないんですけど。どこに返却すればいいのかな。やっぱり、ギルマスかな」
恒がそう言うと、少女が大音量で泣き出す。
「また、いらないっていった~また、捨てるんだ。また、妾は捨てられてしまうのじゃぁ! うわぁぁぁ~ん!」
見た目十五、六歳の少女が人目を気にすること無く大声でむせび泣くのは、どう見ても体裁が悪い。
「恒、お前のせいなんだからなんとかしろよ」
「そうよ。あんな子を泣かせたって、なったら悪い評判が立つわよ」
「でも、あんな少女の泣き顔もいい!」
「また、皆して……でも、言いたいことは分かった。確かに俺が無視した……いや、したつもりは無いけど、俺の態度が原因だというのは分かった。よし!」
皆から言われた恒は渋々ながら、少女に近付き声を掛ける。
「あの~さっきはごめんね……え?」
「捕まえたのじゃ!」
恒が少女に近付くと、少女は近寄ってきた恒の左腕をしっかりと掴むと恒の目を見据える。
「あの……どういうことかな?」
「もう、捨てられるのはイヤなのじゃ! だから、お主には妾をこんな風にした責任を取ってもらうのじゃ!」
「「「きゃ~!!!」」」
責任を取れという少女の言葉に野次馬の女性陣から黄色い歓声が漏れる。
「責任っていうけど、その姿になったのは君自身の意思でしょ?」
「うっ……なんのことじゃ? 妾はお主の魔力が原因でこうなったのじゃ。だから、大人しく伴侶として責任を取るのじゃ!」
「「「「え?」」」」
「ダメよ! 伴侶なんて何言ってるの!」
「久美、何を慌てているの?」
「由香、分からないの! 伴侶になれって恒に言ってるのよ!」
「だから、なんで慌てているのよ。たかが伴侶でしょ。いいじゃない、それくらい」
「バカ由香! いい? 伴侶ってのは夫婦になるってことなのよ!」
「ええ! 何を言ってるのよ! 久美! 早く、止めないと!」
伴侶の意味が分からず、それくらいと高をくくっていた由香だったが久美から夫婦になることを意味すると聞かされ、慌てて恒から少女を離そうとするが、思ったよりも力が強いのか恒を掴むその腕はびくともしない。
「もう、恒もジッとしてないで、暴れるとかなんとかしなさいよ!」
「いや、でもさ。もう、この子は俺の所有武器として登録されちゃったみたいなんだよね。まあ、夫婦ってのは遠慮するけどさ」
恒がそういうと少女は勝ち誇ったような顔をして、まだ恒から引き離そうとしている由香を見る。
「そういうことじゃ。小娘よ。分かったのなら、引くのじゃ」
「な、何よ! 偉そうに! あんたなんか錆びてしまえばいいのよ!」
「な、妾に向かってのその暴言! 許さないのじゃ!」
恒から手を離すと由香と向き合う少女。由香も負けじと、その少女の額に自らの額を合わせ押し合う形になる。
「恒。早くどうにかしてくれ」
「うん、久美じゃまだ負けてる」
「分かったよ。ハァ~。なんでこんなことに……」
恒は二人に近付くと自分の手を二人の顔の間に入れると、そのまま互いの顔を掴むようにして引き離す。
「ちょ、ちょっと恒……痛いんですけど?」
「何をするのじゃ! 妾の顔が崩れてしまうのじゃ!」
「もう、ケンカしないって言うなら、離すけど?」
「何言ってるのよ! この『のじゃ娘』に引導を渡すんだから、邪魔しないでよ!」
「そうじゃ! 妾がこんな小娘に負けたままでいいはずがないのじゃ!」
恒は嘆息すると顔を挟む手に少しだけ力を込める。
「「アイタタタッ……」」
「もう一度、聞くよ? もう、ケンカしないよ……ね?」
「「アイ~タタタッ……しない、しないから!」」
二人からの言質を取ると、恒は掴んでいた手を離す。
「まったく。妾の顔を乱暴に扱いおって。ひどいのじゃ」
「そうよね。乙女の顔をなんだと思っているのよ」
ケンカは止められたが、怒りの方向が自分に向けられ始めたことに気付いた恒は話を戻すために少女に話しかける。
「それで、あんたの名前は?」
「……」
「お前だよ! お前! 名前はなんなんだ?」
「……はぁ~旦那様は言葉まで乱暴なのじゃ。妾の名前を聞きたいのなら、ちゃんとお願いするのが筋であろうに。まったく……」
「じゃあ、いい。もう、鑑定で知っているから言うけどさ。銘はあっても名前はないよね。じゃあ、俺が勝手に付けるから。そうだな、村正だからムラコでいいかな?」
「イヤじゃ! イヤすぎるのじゃ! さっきの態度は謝るのじゃ! だから、それだけは止めて欲しいのじゃ!」
「恒。さすがにそれはどうかと思うよ」
少女は恒が適当に考えた名前に対し、それだけは勘弁してくれと恒に縋り付く。そして由香もそれはあまりにも可愛そうだと、少女に同情してしまう。
「分かったよ。じゃあ、そうだな……『小夜』、うん小夜だな。どう?」
「小夜……それが妾の名前か」
「うん、どう? それがイヤなら『正子』でもいいけど?」
「いや、小夜じゃ! 絶対に小夜じゃ!」
小夜と少女がその名を受け入れた時、少女の体が一瞬だけ光る。
『あ~まあ、いいけどね。ちゃんと面倒見るんだよ』
「面倒って、大げさな……」
ミモネの言葉に恒は少しだけ不安を感じて自分のステータスを見ると、所有武器の欄には『妖刀 正宗(小夜)』と追加されているのを見て、ホッとする。
「脅かしといて、何もないじゃないか」
『ワタルじゃなくて、あっちの方なの』
「え?」
ミモネはワタルじゃなく小夜の方だというので、小夜を改めて鑑定すると恒は見なきゃよかったと後悔する。
そして、小夜の鑑定内容には『持主』の項目はなく『伴侶』として、恒の名前が記載されていた。
「これから、よろしくなのじゃ。旦那様」
「ワタル。女将には俺の方から、部屋を分けるように言っておこう」
「な、ちょっと……」
ドリーを追い掛けようとする恒の前に由香と久美が邪魔をする。
「何?」
「恒、旦那様ってどういうこと?」
「もうしたの?」
「なんじゃ。妾の旦那に何か文句でもあるのかの?」
「「あなたは黙ってて!」」
「はい……なのじゃ」
「邪魔しないで」
「……」
服の裾を引っ張られた恒は、鬱陶しいという風に少女が掴んでいた服の裾を恒は引っ張り邪魔するなと口にする。そして、まさかそこまで邪険にされるとは思っていなかった少女は呆然としてしまう。
「無視した……一度ならず、二度までも無視したと言うのか。この妾を……」
少女はその場で呆然と立ち尽くす。両腕はだらりと下に向け脱力した状態だが、次第に、その両拳に力が込められる。そして、両肩もそれに合わせる様にワナワナと震え始める。
しかし、恒は、そんな少女の様子を気にすること無く武器を選び続けている。
『ワタル、ちょっと……』
「なんだよ。ミモネまで。いいから、ちゃんと選ばせてよ」
『だから、それどころじゃないんだって! いいから、後ろを見なさいよ!』
「えっ? 何?」
ミモネに言われた恒が後ろを見ると、少女は両肩を震わせたまま、何かを呟き続けている。
「え~何? 怖いんですけど?」
「無視するでない!」
「え?」
「だから、妾を無視するでない!」
「もう、無視なんてしてないでしょ。用事が済んだのなら帰ってって、言っただけじゃない。じゃあ、もうこれでいいね。はい、さようなら」
恒が踵を返し、また武器選びに戻ろうとすると、今度は少女が嗚咽する。
「え~もう、なんなの? 由香、悪いけどお家まで連れて行ってあげて」
「うん、分かった……って、家はどこなのよ?」
「そんなの俺が知っている訳ないでしょ。その子に聞きなよ」
「それもそうか……って、だから違うでしょ!」
「もう、由香までなんだよ」
「いや、恒。これはお前が悪い」
「え? 明良まで」
「うん、どう見ても恒が悪いね」
「久美もなの? どういうこと?」
「はぁ~ワタル。それ、本気で言っているのなら、お前をどこかに幽閉したくなるぞ」
「ドリーまで……」
何故自分が責められているのかが分からない恒を見ていたミモネが恒に確認する。
『ワタル、その子は妖刀が変化したってのは覚えているの?』
「覚えているけど。それがどうしたの?」
『ワタル、自分のステータスが見られるなら見てみるの』
「ステータス? まあ、見ろというなら見るけど……え? いつの間に……」
『そういうことなの。もう、ワタルはその子の所有者なの』
「え、いらないんですけど。どこに返却すればいいのかな。やっぱり、ギルマスかな」
恒がそう言うと、少女が大音量で泣き出す。
「また、いらないっていった~また、捨てるんだ。また、妾は捨てられてしまうのじゃぁ! うわぁぁぁ~ん!」
見た目十五、六歳の少女が人目を気にすること無く大声でむせび泣くのは、どう見ても体裁が悪い。
「恒、お前のせいなんだからなんとかしろよ」
「そうよ。あんな子を泣かせたって、なったら悪い評判が立つわよ」
「でも、あんな少女の泣き顔もいい!」
「また、皆して……でも、言いたいことは分かった。確かに俺が無視した……いや、したつもりは無いけど、俺の態度が原因だというのは分かった。よし!」
皆から言われた恒は渋々ながら、少女に近付き声を掛ける。
「あの~さっきはごめんね……え?」
「捕まえたのじゃ!」
恒が少女に近付くと、少女は近寄ってきた恒の左腕をしっかりと掴むと恒の目を見据える。
「あの……どういうことかな?」
「もう、捨てられるのはイヤなのじゃ! だから、お主には妾をこんな風にした責任を取ってもらうのじゃ!」
「「「きゃ~!!!」」」
責任を取れという少女の言葉に野次馬の女性陣から黄色い歓声が漏れる。
「責任っていうけど、その姿になったのは君自身の意思でしょ?」
「うっ……なんのことじゃ? 妾はお主の魔力が原因でこうなったのじゃ。だから、大人しく伴侶として責任を取るのじゃ!」
「「「「え?」」」」
「ダメよ! 伴侶なんて何言ってるの!」
「久美、何を慌てているの?」
「由香、分からないの! 伴侶になれって恒に言ってるのよ!」
「だから、なんで慌てているのよ。たかが伴侶でしょ。いいじゃない、それくらい」
「バカ由香! いい? 伴侶ってのは夫婦になるってことなのよ!」
「ええ! 何を言ってるのよ! 久美! 早く、止めないと!」
伴侶の意味が分からず、それくらいと高をくくっていた由香だったが久美から夫婦になることを意味すると聞かされ、慌てて恒から少女を離そうとするが、思ったよりも力が強いのか恒を掴むその腕はびくともしない。
「もう、恒もジッとしてないで、暴れるとかなんとかしなさいよ!」
「いや、でもさ。もう、この子は俺の所有武器として登録されちゃったみたいなんだよね。まあ、夫婦ってのは遠慮するけどさ」
恒がそういうと少女は勝ち誇ったような顔をして、まだ恒から引き離そうとしている由香を見る。
「そういうことじゃ。小娘よ。分かったのなら、引くのじゃ」
「な、何よ! 偉そうに! あんたなんか錆びてしまえばいいのよ!」
「な、妾に向かってのその暴言! 許さないのじゃ!」
恒から手を離すと由香と向き合う少女。由香も負けじと、その少女の額に自らの額を合わせ押し合う形になる。
「恒。早くどうにかしてくれ」
「うん、久美じゃまだ負けてる」
「分かったよ。ハァ~。なんでこんなことに……」
恒は二人に近付くと自分の手を二人の顔の間に入れると、そのまま互いの顔を掴むようにして引き離す。
「ちょ、ちょっと恒……痛いんですけど?」
「何をするのじゃ! 妾の顔が崩れてしまうのじゃ!」
「もう、ケンカしないって言うなら、離すけど?」
「何言ってるのよ! この『のじゃ娘』に引導を渡すんだから、邪魔しないでよ!」
「そうじゃ! 妾がこんな小娘に負けたままでいいはずがないのじゃ!」
恒は嘆息すると顔を挟む手に少しだけ力を込める。
「「アイタタタッ……」」
「もう一度、聞くよ? もう、ケンカしないよ……ね?」
「「アイ~タタタッ……しない、しないから!」」
二人からの言質を取ると、恒は掴んでいた手を離す。
「まったく。妾の顔を乱暴に扱いおって。ひどいのじゃ」
「そうよね。乙女の顔をなんだと思っているのよ」
ケンカは止められたが、怒りの方向が自分に向けられ始めたことに気付いた恒は話を戻すために少女に話しかける。
「それで、あんたの名前は?」
「……」
「お前だよ! お前! 名前はなんなんだ?」
「……はぁ~旦那様は言葉まで乱暴なのじゃ。妾の名前を聞きたいのなら、ちゃんとお願いするのが筋であろうに。まったく……」
「じゃあ、いい。もう、鑑定で知っているから言うけどさ。銘はあっても名前はないよね。じゃあ、俺が勝手に付けるから。そうだな、村正だからムラコでいいかな?」
「イヤじゃ! イヤすぎるのじゃ! さっきの態度は謝るのじゃ! だから、それだけは止めて欲しいのじゃ!」
「恒。さすがにそれはどうかと思うよ」
少女は恒が適当に考えた名前に対し、それだけは勘弁してくれと恒に縋り付く。そして由香もそれはあまりにも可愛そうだと、少女に同情してしまう。
「分かったよ。じゃあ、そうだな……『小夜』、うん小夜だな。どう?」
「小夜……それが妾の名前か」
「うん、どう? それがイヤなら『正子』でもいいけど?」
「いや、小夜じゃ! 絶対に小夜じゃ!」
小夜と少女がその名を受け入れた時、少女の体が一瞬だけ光る。
『あ~まあ、いいけどね。ちゃんと面倒見るんだよ』
「面倒って、大げさな……」
ミモネの言葉に恒は少しだけ不安を感じて自分のステータスを見ると、所有武器の欄には『妖刀 正宗(小夜)』と追加されているのを見て、ホッとする。
「脅かしといて、何もないじゃないか」
『ワタルじゃなくて、あっちの方なの』
「え?」
ミモネはワタルじゃなく小夜の方だというので、小夜を改めて鑑定すると恒は見なきゃよかったと後悔する。
そして、小夜の鑑定内容には『持主』の項目はなく『伴侶』として、恒の名前が記載されていた。
「これから、よろしくなのじゃ。旦那様」
「ワタル。女将には俺の方から、部屋を分けるように言っておこう」
「な、ちょっと……」
ドリーを追い掛けようとする恒の前に由香と久美が邪魔をする。
「何?」
「恒、旦那様ってどういうこと?」
「もうしたの?」
「なんじゃ。妾の旦那に何か文句でもあるのかの?」
「「あなたは黙ってて!」」
「はい……なのじゃ」
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