文字の大きさ
大
中
小
49 / 468
連載
◆閑話 残されたものたち
ある老人が異世界へと旅立った日の朝、老人の家の玄関が勢いよく開かれる。
「じいちゃ~ん、いる~?いるよね~玄関の鍵開いてるもんね、不用心だよ~可愛い孫娘が来たよ~○ineの返事がないよ~貸したラノベの感想聞かせてよ~どうした~じいちゃ~ん?」
靴を脱ぎながら、奥にいる筈の祖父へ声を掛けるが返事が来ない。三和土から廊下へと足を伸ばすと廊下の奥から見覚えのある猫達が寄って来る。
『にゃぁ』『みぃ』『なぁう』『ゴロゴロ』『みゃぁ』『…』
「なに、お前達どうした。こんなに甘えて来て。じいちゃんが甘えさせてくれんの?じいちゃんはどこよ。じいちゃ~ん。」
いる筈の祖父に声を掛けながら居間の襖を開ける。
いつも昼には昼食を食べながらバ○キングを見るのが日課になっているのは知っている。だから、平日のこの時間には、この座卓の前にある座椅子に座りテレビを見ている筈だった。しかし、祖父の姿は見えない。気になり、台所を見るが朝食を食べた様子もない。昨日洗ったであろう茶碗や湯呑み等が伏せて置いてあった。しかも炊飯器には炊き立てのご飯が入ったままだし、玄関に靴もあったから出かけた訳ではないようだ。ひょっとして具合が悪く、まだ布団で寝ているのかと考え、寝室としている隣の和室へと続く襖を開ける。
そこには布団に入り横になって目を瞑っている祖父の姿があった。
「じいちゃん、可愛い孫娘が学校帰りに来たんだよ。起きてくれないかな?貸したラノベの感想を聞かせてよ、いつもじいちゃんなりの『ここがおかしい』とかのこだわりを聞くのも好きなんだよねえ、じいちゃん?もしかして具合が悪いの?なら、一緒に病院へ行こうか?」
祖父が寝ている布団の枕元近くまで寄ると顔色が悪く、既に呼吸していないことに気付く。
「………じい…ちゃん…?、ねえじいちゃん。孫娘が来たよ。起きなきゃ。もうお昼過ぎてるよ。ほら、バイ○ングも始まってるよ。ねえ、じいちゃん返事してよ、じいちゃん、じいちゃ~ん…」
それから父親に連絡し、両親が仕事を抜け出し慌てて駆けつけた頃には日が暮れていた。
家の主人がいなくなっても、この猫達は気付いているのか、気にしていないだけなのか、当たり前のようにご飯を催促してくる。
『にゃぁ』『みぃ』『なぁう』『ゴロゴロ』『みゃぁ』『…』
「もうじいちゃんはいないんだよ、どうする?お前達のご飯やトイレの世話をしてくれる人がいないんだよ。淋しいのは私だけなのかな~」
抱っこしていた猫が『みゃぁ』と小さく鳴いて頬を伝う涙を舐める。
膝に前足を乗せ、頭を擦りよてくる猫、肩に乗ってくる猫、こっちを見ながらあくびをする猫、膝の上で丸くなる猫。
そうやって猫達を愛でていると、父の弟のお嫁さんである、いやな伯母さん達の会話が聞こえる。
「もうこんなに猫がいて、どうすんの。この家にいつまでいるつもりなのかしら。」
「あら、猫なんて追い出せばいいじゃない。この家を相続するのに邪魔なんだし。」
「あら、もうご自分が相続なさるつもりなの?うちは次男、そちらは三男でしょ。弁えて欲しいわね。」
「ちょっと、やめないか。まだお通夜も済んでいないのに。」
「そうだぞ、お前も一緒になって何を言ってんだ。」
「何よ!今だから必要なんでしょ!ここを取られたらどうすんの!」
「そうよ、取られるのを黙って見ているつもりなの!」
「お前達…俺はここは放棄するつもりだ。いやちょっと前までは親父が残した猫と一緒に暮らすのも悪くないかと考えていた。」
「俺も兄さんと同じだった。」
「なら、いいじゃない。さっさと猫を処分してしまいましょ。それがいいわ。」
「あなた、うちもちゃんと要求しないと取られちゃうわよ。」
「もういいから、お前達は黙っていてくれ。もう放棄する。決めた、今決めた。全て長男である兄貴に任せる。誰にも文句は言わせない。」
「俺も上の兄さんに任せるから、もう何も言うなよ。」
「何でそんな非道いこと言うの?」
「非道いだと?今まで何かと理由を付けてここに立ち寄らなかったお前が言うな。親父の世話も兄貴の家が、家族が皆で世話してくれていたのを知らない訳じゃないよな?せめてお金だけでも渡そうとしていたのすら、お前は反対したよな。」
「…それは、そうだけど…」
「なら、何も言うな。うちにはその資格はない。」
「うちも絵に描いたように同じだね、分かったよな、もうこの話はお終いだ。」
そんなゴタゴタを興味なさそうに眺めていた猫達がいっせいに走ってじいちゃんが寝ている側に行き、枕元の両脇に二匹、布団の中の股ぐらに一匹、両脇に二匹、布団の胸上に一匹と寝る準備を始める。
そんな猫達の様子を見ていた孫娘が呟く。
「そういや、じいちゃんがよく言ってたな、寝る時間になると声を掛けるからか、それを覚えていて寝る時間が近付くと側に寄って来るって。寝る位置も決まっているって。そうか、お前達はもう寝る時間なんだね。でもねじいちゃんはもう、ずっと寝たまんまなんだ。いくら呼んでも起きないんだよ。お前達にも声をかけることもないんだよ。ごめんね、じいちゃん。早く気付いてやれなくて。もっと遊びに来ればよかったね。ごめんね、じいちゃん………」
なぜ自分がと、早く来てあげられなかった事を後悔する。
お通夜の間、じいちゃんと一緒に寝る猫達を気色悪いと煙たがる心無い親戚もいたが、『最後だから』と見守る人達もいたのが救いになった。
時折、寝返りをうちながらも祖父から離れようとしないこの子達を見ると本当に可愛がってもらえていたんだと思える。
父がそばに寄って来て孫娘に告げる。
「なあ、もしこの家に引っ越すとなったら、お前は嫌か?」
「ううん、嫌だなんて言わないよ。だって好きでよくこの家に来てたんだし。ねえ、ここに住むことに決まったの?」
「ああ、あいつらがここを放棄するって言うんでな、今のマンションを引き払って、ここに住もうかと考えている。もう母さんにも話して了解を得たところだ。」
「なら、この子達もこのままでいいの?処分するとか言わない?」
「そんなことする訳がないだろう。父さんだって、マンションだから猫を飼うのを我慢していたんだから。むしろ嬉しいくらいさ。」
「そうなんだ、ありがとうね。父さん。」
お通夜から数日たった、ある日の夜、孫娘は寝ている間に不思議な夢を見た。
夢の中で祖父は若返って少年になっていたどころか、茶髪になって、好き勝手に魔法を使ったり、樽のようなおじいさんと笑いながらいろんな物を作ったり、時には幼女に絡まれたり、キレイなお姉さんといちゃついたりと、今までの祖父とは違って見えた。
見た目は全然生前とは違うのになぜかその少年は祖父であると認識出来た。
もしかして祖父は違う世界で生きているのかなと夢の中で孫娘は思った。
「私が貸したラノベが役に立っていたら嬉しいな。
じいちゃんはあれだけハマっていたから、きっと無双しているはず。
もし行けるなら、いつか私もそっちに行ってみたいな。」
孫娘が目を覚ますと、私の枕元の両脇に二匹、布団の中の股間に一匹、両脇に二匹、布団の胸上に一匹が寝ていた。
「いつの間にかじいちゃんと一緒かよ。ふふっ」
このこ達もこことは異なる世界で生きている祖父を感じたのかもしれないと思う。
孫娘は布団から出ると思いっ切り伸びをしてから、側で毛繕いをしている猫達に声を掛ける。
「さ、お前達ご飯にするよ。」『にゃぁ』『みぃ』『なぁう』『ゴロゴロ』『みゃぁ』『…』
「そう言えば、この子達の名前は教えてもらっていないや。いつまでも『お前達』じゃダメだよね。」
「よし、まずはふっさふさで一番お年寄りっぽいオスのお前だ!お前の名前は『ガンツ』」『…』
「で、小さいけど胸の上で寝るお○ぱい好きな君は、『ケイン』」『みぃ…』
「そのケインに一番べったりで、少しあざといあなたは『エリー』」『にゃぁ』
「そんなエリーの隙を窺いケインに甘える子は『マリー』」『みゃぁ』
「そしてそして、遠くからハーレムの様子を見ているほっそりとしたお姉さんなあなたは『リーサ』」『なぁう』
「ちょっとだるそうなぽっちゃり気味なあなたは『リリー』」『ゴロゴロ』
「よし、これで全員だね。違う世界で見たじいちゃん(仮)達の名前だけど、いいよね。」
『にゃぁ』『みぃ』『なぁう』『ゴロゴロ』『みゃぁ』『…』
「さあご飯にするよ。おいで!ケイン、ガンツ、リーサ、エリー、マリー、リリー」
『みぃ』『…』『なぁう』『にゃぁ』『みゃぁ』『ゴロゴロ』
「ふふっケインを呼ぶと他の子も着いてくるから、楽でいいよね。そういえばじいちゃんもラノベのハーレムが好きだったなあ。夢で見たじいちゃん(仮)も夢の中でハーレムを楽しんでね。」
「じいちゃ~ん、いる~?いるよね~玄関の鍵開いてるもんね、不用心だよ~可愛い孫娘が来たよ~○ineの返事がないよ~貸したラノベの感想聞かせてよ~どうした~じいちゃ~ん?」
靴を脱ぎながら、奥にいる筈の祖父へ声を掛けるが返事が来ない。三和土から廊下へと足を伸ばすと廊下の奥から見覚えのある猫達が寄って来る。
『にゃぁ』『みぃ』『なぁう』『ゴロゴロ』『みゃぁ』『…』
「なに、お前達どうした。こんなに甘えて来て。じいちゃんが甘えさせてくれんの?じいちゃんはどこよ。じいちゃ~ん。」
いる筈の祖父に声を掛けながら居間の襖を開ける。
いつも昼には昼食を食べながらバ○キングを見るのが日課になっているのは知っている。だから、平日のこの時間には、この座卓の前にある座椅子に座りテレビを見ている筈だった。しかし、祖父の姿は見えない。気になり、台所を見るが朝食を食べた様子もない。昨日洗ったであろう茶碗や湯呑み等が伏せて置いてあった。しかも炊飯器には炊き立てのご飯が入ったままだし、玄関に靴もあったから出かけた訳ではないようだ。ひょっとして具合が悪く、まだ布団で寝ているのかと考え、寝室としている隣の和室へと続く襖を開ける。
そこには布団に入り横になって目を瞑っている祖父の姿があった。
「じいちゃん、可愛い孫娘が学校帰りに来たんだよ。起きてくれないかな?貸したラノベの感想を聞かせてよ、いつもじいちゃんなりの『ここがおかしい』とかのこだわりを聞くのも好きなんだよねえ、じいちゃん?もしかして具合が悪いの?なら、一緒に病院へ行こうか?」
祖父が寝ている布団の枕元近くまで寄ると顔色が悪く、既に呼吸していないことに気付く。
「………じい…ちゃん…?、ねえじいちゃん。孫娘が来たよ。起きなきゃ。もうお昼過ぎてるよ。ほら、バイ○ングも始まってるよ。ねえ、じいちゃん返事してよ、じいちゃん、じいちゃ~ん…」
それから父親に連絡し、両親が仕事を抜け出し慌てて駆けつけた頃には日が暮れていた。
家の主人がいなくなっても、この猫達は気付いているのか、気にしていないだけなのか、当たり前のようにご飯を催促してくる。
『にゃぁ』『みぃ』『なぁう』『ゴロゴロ』『みゃぁ』『…』
「もうじいちゃんはいないんだよ、どうする?お前達のご飯やトイレの世話をしてくれる人がいないんだよ。淋しいのは私だけなのかな~」
抱っこしていた猫が『みゃぁ』と小さく鳴いて頬を伝う涙を舐める。
膝に前足を乗せ、頭を擦りよてくる猫、肩に乗ってくる猫、こっちを見ながらあくびをする猫、膝の上で丸くなる猫。
そうやって猫達を愛でていると、父の弟のお嫁さんである、いやな伯母さん達の会話が聞こえる。
「もうこんなに猫がいて、どうすんの。この家にいつまでいるつもりなのかしら。」
「あら、猫なんて追い出せばいいじゃない。この家を相続するのに邪魔なんだし。」
「あら、もうご自分が相続なさるつもりなの?うちは次男、そちらは三男でしょ。弁えて欲しいわね。」
「ちょっと、やめないか。まだお通夜も済んでいないのに。」
「そうだぞ、お前も一緒になって何を言ってんだ。」
「何よ!今だから必要なんでしょ!ここを取られたらどうすんの!」
「そうよ、取られるのを黙って見ているつもりなの!」
「お前達…俺はここは放棄するつもりだ。いやちょっと前までは親父が残した猫と一緒に暮らすのも悪くないかと考えていた。」
「俺も兄さんと同じだった。」
「なら、いいじゃない。さっさと猫を処分してしまいましょ。それがいいわ。」
「あなた、うちもちゃんと要求しないと取られちゃうわよ。」
「もういいから、お前達は黙っていてくれ。もう放棄する。決めた、今決めた。全て長男である兄貴に任せる。誰にも文句は言わせない。」
「俺も上の兄さんに任せるから、もう何も言うなよ。」
「何でそんな非道いこと言うの?」
「非道いだと?今まで何かと理由を付けてここに立ち寄らなかったお前が言うな。親父の世話も兄貴の家が、家族が皆で世話してくれていたのを知らない訳じゃないよな?せめてお金だけでも渡そうとしていたのすら、お前は反対したよな。」
「…それは、そうだけど…」
「なら、何も言うな。うちにはその資格はない。」
「うちも絵に描いたように同じだね、分かったよな、もうこの話はお終いだ。」
そんなゴタゴタを興味なさそうに眺めていた猫達がいっせいに走ってじいちゃんが寝ている側に行き、枕元の両脇に二匹、布団の中の股ぐらに一匹、両脇に二匹、布団の胸上に一匹と寝る準備を始める。
そんな猫達の様子を見ていた孫娘が呟く。
「そういや、じいちゃんがよく言ってたな、寝る時間になると声を掛けるからか、それを覚えていて寝る時間が近付くと側に寄って来るって。寝る位置も決まっているって。そうか、お前達はもう寝る時間なんだね。でもねじいちゃんはもう、ずっと寝たまんまなんだ。いくら呼んでも起きないんだよ。お前達にも声をかけることもないんだよ。ごめんね、じいちゃん。早く気付いてやれなくて。もっと遊びに来ればよかったね。ごめんね、じいちゃん………」
なぜ自分がと、早く来てあげられなかった事を後悔する。
お通夜の間、じいちゃんと一緒に寝る猫達を気色悪いと煙たがる心無い親戚もいたが、『最後だから』と見守る人達もいたのが救いになった。
時折、寝返りをうちながらも祖父から離れようとしないこの子達を見ると本当に可愛がってもらえていたんだと思える。
父がそばに寄って来て孫娘に告げる。
「なあ、もしこの家に引っ越すとなったら、お前は嫌か?」
「ううん、嫌だなんて言わないよ。だって好きでよくこの家に来てたんだし。ねえ、ここに住むことに決まったの?」
「ああ、あいつらがここを放棄するって言うんでな、今のマンションを引き払って、ここに住もうかと考えている。もう母さんにも話して了解を得たところだ。」
「なら、この子達もこのままでいいの?処分するとか言わない?」
「そんなことする訳がないだろう。父さんだって、マンションだから猫を飼うのを我慢していたんだから。むしろ嬉しいくらいさ。」
「そうなんだ、ありがとうね。父さん。」
お通夜から数日たった、ある日の夜、孫娘は寝ている間に不思議な夢を見た。
夢の中で祖父は若返って少年になっていたどころか、茶髪になって、好き勝手に魔法を使ったり、樽のようなおじいさんと笑いながらいろんな物を作ったり、時には幼女に絡まれたり、キレイなお姉さんといちゃついたりと、今までの祖父とは違って見えた。
見た目は全然生前とは違うのになぜかその少年は祖父であると認識出来た。
もしかして祖父は違う世界で生きているのかなと夢の中で孫娘は思った。
「私が貸したラノベが役に立っていたら嬉しいな。
じいちゃんはあれだけハマっていたから、きっと無双しているはず。
もし行けるなら、いつか私もそっちに行ってみたいな。」
孫娘が目を覚ますと、私の枕元の両脇に二匹、布団の中の股間に一匹、両脇に二匹、布団の胸上に一匹が寝ていた。
「いつの間にかじいちゃんと一緒かよ。ふふっ」
このこ達もこことは異なる世界で生きている祖父を感じたのかもしれないと思う。
孫娘は布団から出ると思いっ切り伸びをしてから、側で毛繕いをしている猫達に声を掛ける。
「さ、お前達ご飯にするよ。」『にゃぁ』『みぃ』『なぁう』『ゴロゴロ』『みゃぁ』『…』
「そう言えば、この子達の名前は教えてもらっていないや。いつまでも『お前達』じゃダメだよね。」
「よし、まずはふっさふさで一番お年寄りっぽいオスのお前だ!お前の名前は『ガンツ』」『…』
「で、小さいけど胸の上で寝るお○ぱい好きな君は、『ケイン』」『みぃ…』
「そのケインに一番べったりで、少しあざといあなたは『エリー』」『にゃぁ』
「そんなエリーの隙を窺いケインに甘える子は『マリー』」『みゃぁ』
「そしてそして、遠くからハーレムの様子を見ているほっそりとしたお姉さんなあなたは『リーサ』」『なぁう』
「ちょっとだるそうなぽっちゃり気味なあなたは『リリー』」『ゴロゴロ』
「よし、これで全員だね。違う世界で見たじいちゃん(仮)達の名前だけど、いいよね。」
『にゃぁ』『みぃ』『なぁう』『ゴロゴロ』『みゃぁ』『…』
「さあご飯にするよ。おいで!ケイン、ガンツ、リーサ、エリー、マリー、リリー」
『みぃ』『…』『なぁう』『にゃぁ』『みゃぁ』『ゴロゴロ』
「ふふっケインを呼ぶと他の子も着いてくるから、楽でいいよね。そういえばじいちゃんもラノベのハーレムが好きだったなあ。夢で見たじいちゃん(仮)も夢の中でハーレムを楽しんでね。」
感想 254
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
真の皇帝は俺です ~面倒だから幼なじみに帝位を任せていたら、婚約者に捨てられました。正体を明かしたら全員後悔してももう遅い~
由香皇帝の仕事が面倒だったレインは、信頼する幼なじみアレクシスに表向きの皇帝を任せ、自身は陰から帝国を支えていた。
だがある日、婚約者エミリアは「権力も将来性もない」と彼を見限り婚約破棄を宣言する。
しかし彼女は知らなかった。
帝国を動かしていた真の支配者が誰なのかを。
これは全てを持ちながら隠していた男と、見るべきものを見失った者たちの後悔の物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~
ヒミヤデリュージョン帝国辺境でただ静かに生き延びたいだけの少年・ヴァン。
彼に正義感はない。あるのは、母が遺したノートに記された、物理法則を応用した「高圧魔力」の理論と、徹底した費用対効果至上主義だけだ。
敵国三千の精鋭が灰燼城に迫る絶望的状況。ヴァンは剣を振るわず、心理戦と補給線攪乱だけで、たった三日で敵軍を撤退させる。
この効率的すぎる勝利は帝国の中枢に届き、彼は最高峰の帝国軍事学院への招待状を手に入れる。
「英雄になりたいわけじゃない。ただ、母の死の真相と父の秘密を知るため、生き残らなきゃならないだけだ」
無口最強の仮面メイド・シンカク、命を取引に差し出した狼耳少女・アイリ。彼は常にコスパの高い道を選び、母の遺したノートの謎、そして生まれて一度も会ったことのない父・帝国大元帥のいる帝都の闇へと踏み込んでいく。
正義も英雄も、損をするなら意味がない。合理主義が英雄譚を侵食していく、反英雄ミリタリー学園ファンタジー。
転生幼女のチートな悠々自適生活 伝統魔法を使っていたら賢者になっちゃいました
犬社護この度、書籍化が決定しました!
イラスト担当は、えすけー様です。
5月13日刊行予定です。
あらすじ
ユミル(4歳)は気がついたら、崖下にある森の中に呆然と佇んでいた。
馬車が崖下に落下した影響で、前世の記憶を思い出したのだ。前世、日本伝統が子供の頃から大好きで、小中高大共に伝統に関わるクラブや学部に入り、卒業後はお世話になった大学教授の秘書となり、伝統のために毎日走り回っていたが、旅先の講演の合間、教授と2人で歩道を歩いていると、暴走車が突っ込んできたので、彼女は教授を助けるも、そのまま跳ね飛ばされてしまい、死を迎えてしまう。
享年は25歳。
周囲には散乱した荷物だけでなく、さっきまで会話していた家族が横たわっている。
25歳の精神だからこそ、これが何を意味しているのかに気づき、ショックを受ける。
大雨の中を泣き叫んでいる時、1体の小さな精霊カーバンクルが現れる。前世もふもふ好きだったユミルは、もふもふ精霊と会話することで悲しみも和らぎ、互いに打ち解けることに成功する。
精霊カーバンクルと仲良くなったことで、彼女は日本古来の伝統に関わる魔法を習得するのだが、チート魔法のせいで色々やらかしていく。まわりの精霊や街に住む平民や貴族達もそれに振り回されるものの、愛くるしく天真爛漫な彼女を見ることで、皆がほっこり心を癒されていく。
人々や精霊に愛されていくユミルは、伝統魔法で仲間たちと悠々自適な生活を目指します。
ロール転生 ~異世界行ったらのんびりする
華翔誠異世界転生、それは人に役割を求める。
勇者だったり聖女だったり。
若者や異世界転生に夢を求める者は、役割を求めるだろう。
しかし社会に疲れた大人たちは、そうでもない。
何事もなくのんびり過ごしたいと思う者もいる。
これは社会の歯車になり若干女性に苦手意識を持っていた中年男性が異世界転生をする物語。
※第6回次世代ファンタジーカップ終了までお読みいただきありがとうございました。
続きは別コンテスト等での展開を検討しています。
冷遇された第七皇子はいずれぎゃふんと言わせたい! 赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていました
taki210旧題:娼婦の子供と冷遇された第七皇子、赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていた件
『穢らわしい娼婦の子供』
『ロクに魔法も使えない出来損ない』
『皇帝になれない無能皇子』
皇帝ガレスと娼婦ソーニャの間に生まれた第七皇子ルクスは、魔力が少ないからという理由で無能皇子と呼ばれ冷遇されていた。
だが実はルクスの中身は転生者であり、自分と母親の身を守るために、ルクスは魔法を極めることに。
毎日人知れず死に物狂いの努力を続けた結果、ルクスの体内魔力量は拡張されていき、魔法の威力もどんどん向上していき……
『なんだあの威力の魔法は…?』
『モンスターの群れをたった一人で壊滅させただと…?』
『どうやってあの年齢であの強さを手に入れたんだ…?』
『あいつを無能皇子と呼んだ奴はとんだ大間抜けだ…』
そして気がつけば周囲を畏怖させてしまうほどの魔法使いの逸材へと成長していたのだった。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。