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◆実力不足でした
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昼食の準備が出来る頃だろうとセバス様に案内され、執務室を出て食堂へと向かうことになった。
すると廊下の向こう側に見知った顔の方々が食堂に入ろうとしているところだったみたいで、こちらに気付き話しかけてくる。
「あら、ケイン君お久しぶりね」
「よう、ケインひさしぶ「ケイン君、何?お姉ちゃんに会いに来て「マ~サ~オ~」」」
「「誰それ?」」
マリー様はマサオ目掛けて走ってくる。
そんなマリー様の様子を見た上二人はマサオの存在は知らないので、いきなりマサオの名を叫びながら走り出すマリー様の姿は奇妙に映っただろう。
だが、飛びつかれる寸前にマサオはパッと、その場から横っ飛びでマリー様の突撃を避けてしまった。
当然、マリー様は宙で止まれるはずもなく、そのまま廊下にダイブすることになる。
泣くかなと思ったが、マリー様はスクッと立ち上がりスカートの端をぎゅっと握り締めている。
どうやら泣くのを我慢しているようだ。
そんな様子を見たもんだから、マサオも悪いことしたかなとこちらを横目で見て確認してくる。
さて、どうしたものかと思っていたらアリー様がマリー様の服を軽く叩いて埃を落とすとマリー様の前に屈んで視線を合わせると優しく諭す。
「マリー。だから、あれほど言ったでしょ。嬉しいのは分かるけど飛びつくのは止めなさいと。ケイン君とか、あなたを可愛がってくれる人はいいけど、そこの犬の様に動物なら危険を察知して避けますから」
「……グスッ分かりました」
「ほら、そんな顔しないの。ゆっくり近付けば、あの子も逃げないから、ね」
「はい」
「でも、お食事前だから今はダメよ。リリス、悪いけど顔と手を洗わせて」
「はい~マリー様~いきましょうか~」
「グスッはい」
マリー様をリリスさんが連れて行くのを見届けたアリー様が立ち上がり、こちらへと向かって来る。
「その子はマサオと言うのね」
「はい、ちょっとした事情で俺が面倒を見ることになりました」
「そう、でもここにいると言うことは、あの人に報告することが有ったと言うことよね」
「どうなんでしょうね。俺は明日の出発の準備の為に呼ばれたので」
「あら、そうなの。なら、そういうことにしておきましょうか。今はね、うふふ」
「ほら、ケイン。お前もアリーもいつまでも廊下にいないで早く入るんだ」
「はい、行きましょうケイン君。マサオもね」
「はい」
『ワン』
「(それはわざとらしいから禁止!)」
『(すまん)』
「どうしたの? 行くわよ」
「はい」
食堂に入り用意された椅子へと座り、ふと横を見るとマサオも椅子に座っている。
「(何してるの。マサオは下でしょ)」
『(え、何で)』
「(何でも何も今は犬でしょ!ほら下りて)」
『(ちぇ)』
「あら、マサオは下ろしちゃったの?」
「はい、こういうのも躾なので」
『(くぅ……覚えていろよ)』
マサオも最初は不満たらたらだったが、目の前に肉の塊を用意されると尻尾をぶんぶんと音が出るくらいの勢いで振り回し、『よし』の号令がかかるまでは皿の上に涎の水溜まりが出来るほどだった。
そんな中、アリー様がそんな様子のマサオを見て声をかける。
「マサオ、食べていいわよ。お代わりもあるからね」
そう言われると俺をの方を目を輝かせながら見つめてくるので『よし』と号令をかけると、目の前の肉に齧り付くマサオ。
「ほら、私達もいただきましょう」
アリー様の号令のもと、静かに食事が進んでいく。
足元からは周囲に聞こえるか聞こえないくらいの小声で『うめえな~』と繰り返し伝えてくる。
「(マサオ、声が漏れてるから!)」
『(お、そうか。そいつはすまん。気を付けるから)』
「(頼んだよ)」
そうマサオに声を掛け、テーブルの上の食事に視線を戻すとアリー様がこちらを見ていた。
すると、俺に気付いたアリー様が微笑みながら、少しだけ頷く。
まるで『分かっていますから』とでも言いたげに。
多分バレているよな~と思いつつ、この後の言い訳を考えてみる。
食事が終わり、場所を移りお茶の時間となる。
マサオは十分の食事を堪能したようで、ソファに座る俺の足元でへそ天になりうつらうつらしている。
お茶を飲み終わり、しばらくの雑談のあと、デューク様が俺と話があるからとショーン様以外を部屋から締め出し部屋の中には、デューク様、ショーン様、セバス様、そしてマサオと俺の五人だけとなる。
「さて、ケインよ。そこでだらしなく寝ている彼を起こしてくれるか」
「分かりました。マサオ! ほら、起きるんだ!」
『もう、食べれない~』
「え? 何、今の? 父上、これはどういうことでしょうか?」
「それを説明するから、まずは落ち着け」
「ですが……」
「だから、落ち着けと言っているだろうが。こんなことで狼狽えるな。この後にも色んな話が控えているんだからな」
「色んな話って……」
「だから、お前がそんな調子では話も進められん。無理なら出て行ってもらうぞ」
「わ、分かりました。大人しくしています」
「ふむ、まあいい。ちゃんと聞いてるように。で、起きないか?」
「今、起こしますね」
両手でマサオの両頬を挟むと『電撃』を放出する。
『ぎゃっ……何だ! 何が起こった! ケイン、何があった?』
「へ? 話した」
「ショーンよ、信じられないかもしれんが、こいつはフェンリルだ。当分はケインが世話することになる。多分、人を害することはないと思いたいが、変な輩が手を出さないとも言い切れないのでな。お前もそうなった時に慌てないように、今この場で説明しておくことにした」
「そうでしたか。心遣い感謝します」
『そのためだけに俺は起こされたのか? 少し気分が悪いな』
『スパ~ン』とマサオの後頭部がケインの手に持つハリセンで叩かれる。
『痛いよ、ケイン』
「お前がだらしなく寝ているからだろうが! この駄犬が!」
『だから、犬じゃねえって』
「今のお前はどこから、どう見ても満腹になって満足して居眠りしている飼い犬だろうが! どこにフェンリルとしての神々しさがあるとでも?」
『ぐぬぬ、何も言い返せない』
「ケインはそんなことして大丈夫なのか?」
「ショーン様、こいつの実力じゃここにいる人には擦り傷程度も負わすことは出来ません。ご安心ください」
『そうか、いくら俺でも噛み千切るくらいは出来るぞ』
「ハァ~お前はもう少し人の力量を見る目を養った方がいい」
『な、俺に出来ないと言うのか!』
「ああ、出来ないね」
『なら、試してみようじゃないか』
「ほぉ、なら出来なかったらどうする?」
『その時は何でもお前の言うことを聞いてやろうじゃないか』
「おし、言ったな。なら、これを噛み千切って見るんだな」
そう言って、マサオの前にブレスレットを嵌めた木の棒を出す。
『へん、自信たっぷりな割には、こんな木の棒を出すなんて気の強いこと言っておきながらやっぱり怖いんじゃないか。偉そうなこと言ってもやっぱりお子様だな』
「いいから、さっさとやれ。俺が自分の腕を出さないのはお前の涎まみれにされたくないからだ」
『チッ言い訳ばかりだな。噛めばいいんだろ噛めば。ようく見てろよ』
「いいから、やれ」
マサオがしょうがねえなと、渋々ながら木の棒を咥え噛み千切ろうとするが、どうやっても歯が通らない。
『あれ? 何で?』
「やっぱり、犬なんじゃない?」
『ふん、ちょっと位置が悪いだけだ。待ってろ』
マサオが噛む位置を変え、再び顎に力を入れ噛もうとするが、やっぱり歯が入っていかない。
「どうです。このようにマサオ程度では、このブレスレットを身に付けている場合は擦り傷一つ付けられません」
「これはこれですごいが、丸呑みされたらどうしようも出来ないと思うがな」
「その場合は、すぐに救出に向かうので腹の中でじっとしていて下さい。溶かされることもありませんので」
「そうか。ならば、これは暴漢に襲われた場合でも大丈夫と言うことになるのか」
「そうですね、しかもちゃんと襲ってきた相手には呪いの付与も忘れません」
「げっ、これにもかよ」
「ええ、なのでしっかり狙われて下さいね」
「お前、本当にえげつないな」
「もう、その褒め言葉は聞きましたので他の表現でお願いします」
「褒めてねえから!」
すると廊下の向こう側に見知った顔の方々が食堂に入ろうとしているところだったみたいで、こちらに気付き話しかけてくる。
「あら、ケイン君お久しぶりね」
「よう、ケインひさしぶ「ケイン君、何?お姉ちゃんに会いに来て「マ~サ~オ~」」」
「「誰それ?」」
マリー様はマサオ目掛けて走ってくる。
そんなマリー様の様子を見た上二人はマサオの存在は知らないので、いきなりマサオの名を叫びながら走り出すマリー様の姿は奇妙に映っただろう。
だが、飛びつかれる寸前にマサオはパッと、その場から横っ飛びでマリー様の突撃を避けてしまった。
当然、マリー様は宙で止まれるはずもなく、そのまま廊下にダイブすることになる。
泣くかなと思ったが、マリー様はスクッと立ち上がりスカートの端をぎゅっと握り締めている。
どうやら泣くのを我慢しているようだ。
そんな様子を見たもんだから、マサオも悪いことしたかなとこちらを横目で見て確認してくる。
さて、どうしたものかと思っていたらアリー様がマリー様の服を軽く叩いて埃を落とすとマリー様の前に屈んで視線を合わせると優しく諭す。
「マリー。だから、あれほど言ったでしょ。嬉しいのは分かるけど飛びつくのは止めなさいと。ケイン君とか、あなたを可愛がってくれる人はいいけど、そこの犬の様に動物なら危険を察知して避けますから」
「……グスッ分かりました」
「ほら、そんな顔しないの。ゆっくり近付けば、あの子も逃げないから、ね」
「はい」
「でも、お食事前だから今はダメよ。リリス、悪いけど顔と手を洗わせて」
「はい~マリー様~いきましょうか~」
「グスッはい」
マリー様をリリスさんが連れて行くのを見届けたアリー様が立ち上がり、こちらへと向かって来る。
「その子はマサオと言うのね」
「はい、ちょっとした事情で俺が面倒を見ることになりました」
「そう、でもここにいると言うことは、あの人に報告することが有ったと言うことよね」
「どうなんでしょうね。俺は明日の出発の準備の為に呼ばれたので」
「あら、そうなの。なら、そういうことにしておきましょうか。今はね、うふふ」
「ほら、ケイン。お前もアリーもいつまでも廊下にいないで早く入るんだ」
「はい、行きましょうケイン君。マサオもね」
「はい」
『ワン』
「(それはわざとらしいから禁止!)」
『(すまん)』
「どうしたの? 行くわよ」
「はい」
食堂に入り用意された椅子へと座り、ふと横を見るとマサオも椅子に座っている。
「(何してるの。マサオは下でしょ)」
『(え、何で)』
「(何でも何も今は犬でしょ!ほら下りて)」
『(ちぇ)』
「あら、マサオは下ろしちゃったの?」
「はい、こういうのも躾なので」
『(くぅ……覚えていろよ)』
マサオも最初は不満たらたらだったが、目の前に肉の塊を用意されると尻尾をぶんぶんと音が出るくらいの勢いで振り回し、『よし』の号令がかかるまでは皿の上に涎の水溜まりが出来るほどだった。
そんな中、アリー様がそんな様子のマサオを見て声をかける。
「マサオ、食べていいわよ。お代わりもあるからね」
そう言われると俺をの方を目を輝かせながら見つめてくるので『よし』と号令をかけると、目の前の肉に齧り付くマサオ。
「ほら、私達もいただきましょう」
アリー様の号令のもと、静かに食事が進んでいく。
足元からは周囲に聞こえるか聞こえないくらいの小声で『うめえな~』と繰り返し伝えてくる。
「(マサオ、声が漏れてるから!)」
『(お、そうか。そいつはすまん。気を付けるから)』
「(頼んだよ)」
そうマサオに声を掛け、テーブルの上の食事に視線を戻すとアリー様がこちらを見ていた。
すると、俺に気付いたアリー様が微笑みながら、少しだけ頷く。
まるで『分かっていますから』とでも言いたげに。
多分バレているよな~と思いつつ、この後の言い訳を考えてみる。
食事が終わり、場所を移りお茶の時間となる。
マサオは十分の食事を堪能したようで、ソファに座る俺の足元でへそ天になりうつらうつらしている。
お茶を飲み終わり、しばらくの雑談のあと、デューク様が俺と話があるからとショーン様以外を部屋から締め出し部屋の中には、デューク様、ショーン様、セバス様、そしてマサオと俺の五人だけとなる。
「さて、ケインよ。そこでだらしなく寝ている彼を起こしてくれるか」
「分かりました。マサオ! ほら、起きるんだ!」
『もう、食べれない~』
「え? 何、今の? 父上、これはどういうことでしょうか?」
「それを説明するから、まずは落ち着け」
「ですが……」
「だから、落ち着けと言っているだろうが。こんなことで狼狽えるな。この後にも色んな話が控えているんだからな」
「色んな話って……」
「だから、お前がそんな調子では話も進められん。無理なら出て行ってもらうぞ」
「わ、分かりました。大人しくしています」
「ふむ、まあいい。ちゃんと聞いてるように。で、起きないか?」
「今、起こしますね」
両手でマサオの両頬を挟むと『電撃』を放出する。
『ぎゃっ……何だ! 何が起こった! ケイン、何があった?』
「へ? 話した」
「ショーンよ、信じられないかもしれんが、こいつはフェンリルだ。当分はケインが世話することになる。多分、人を害することはないと思いたいが、変な輩が手を出さないとも言い切れないのでな。お前もそうなった時に慌てないように、今この場で説明しておくことにした」
「そうでしたか。心遣い感謝します」
『そのためだけに俺は起こされたのか? 少し気分が悪いな』
『スパ~ン』とマサオの後頭部がケインの手に持つハリセンで叩かれる。
『痛いよ、ケイン』
「お前がだらしなく寝ているからだろうが! この駄犬が!」
『だから、犬じゃねえって』
「今のお前はどこから、どう見ても満腹になって満足して居眠りしている飼い犬だろうが! どこにフェンリルとしての神々しさがあるとでも?」
『ぐぬぬ、何も言い返せない』
「ケインはそんなことして大丈夫なのか?」
「ショーン様、こいつの実力じゃここにいる人には擦り傷程度も負わすことは出来ません。ご安心ください」
『そうか、いくら俺でも噛み千切るくらいは出来るぞ』
「ハァ~お前はもう少し人の力量を見る目を養った方がいい」
『な、俺に出来ないと言うのか!』
「ああ、出来ないね」
『なら、試してみようじゃないか』
「ほぉ、なら出来なかったらどうする?」
『その時は何でもお前の言うことを聞いてやろうじゃないか』
「おし、言ったな。なら、これを噛み千切って見るんだな」
そう言って、マサオの前にブレスレットを嵌めた木の棒を出す。
『へん、自信たっぷりな割には、こんな木の棒を出すなんて気の強いこと言っておきながらやっぱり怖いんじゃないか。偉そうなこと言ってもやっぱりお子様だな』
「いいから、さっさとやれ。俺が自分の腕を出さないのはお前の涎まみれにされたくないからだ」
『チッ言い訳ばかりだな。噛めばいいんだろ噛めば。ようく見てろよ』
「いいから、やれ」
マサオがしょうがねえなと、渋々ながら木の棒を咥え噛み千切ろうとするが、どうやっても歯が通らない。
『あれ? 何で?』
「やっぱり、犬なんじゃない?」
『ふん、ちょっと位置が悪いだけだ。待ってろ』
マサオが噛む位置を変え、再び顎に力を入れ噛もうとするが、やっぱり歯が入っていかない。
「どうです。このようにマサオ程度では、このブレスレットを身に付けている場合は擦り傷一つ付けられません」
「これはこれですごいが、丸呑みされたらどうしようも出来ないと思うがな」
「その場合は、すぐに救出に向かうので腹の中でじっとしていて下さい。溶かされることもありませんので」
「そうか。ならば、これは暴漢に襲われた場合でも大丈夫と言うことになるのか」
「そうですね、しかもちゃんと襲ってきた相手には呪いの付与も忘れません」
「げっ、これにもかよ」
「ええ、なのでしっかり狙われて下さいね」
「お前、本当にえげつないな」
「もう、その褒め言葉は聞きましたので他の表現でお願いします」
「褒めてねえから!」
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