文字の大きさ
大
中
小
211 / 468
連載
◆報告がひっきりなしでした
ドラゴさん達を送った後に倉庫へと戻り、セバス様からの連絡を待つ。
倉庫の中には先に送っていた馬車と、その御者さんがいた。
「もうしばらくだと思うんで、待っていてくださいね」
「ええ、待つのは慣れていますので、大丈夫ですよ。お構いなく」
「そうですか……あ、そういえば忘れていた」
「どうしました?」
「あ、こっちの話で……」
奥の部屋に入り、ドラゴさんの自室へとゲートを繋ぐ。
ゲートを潜るとテーブルの上に置いていた魔道具を手に取る。
「あ~やっぱり、スイッチが入りっぱなしだった」
防音の魔道具のスイッチらしきものを操作する。
「これで、魔道具のスイッチは切れたから。はい、約束通りあげるねドラゴさん」
「あ、ああ。ありがとうな」
「うん、じゃあね」
そのままゲートを潜り、ゲートを閉じる。
奥の部屋から出ると同時にセバス様からの着信があり電話に出ると、今倉庫の前にいると言われたので、そのまま電話を切って倉庫の扉を開けて、外に出る。
「ケイン様、お待たせしました」
「いえ、そんなには待ってないので大丈夫ですよ」
「セバス様!」
「おお、あなたもご苦労様です。では、お屋敷まで同行願います」
「はい。あ、ケイン様から冷蔵庫を預かっていますので」
「ああ、そうでした。ありがとうございます。ケイン様」
「いえ、それより変なことをお願いして申し訳ありません」
「いえいえ、これも全て、デューク様のシャルディーア領の為になることですから」
「そう言ってもらえたら、俺も少し気が楽になりました」
「ふふふ、ケイン様が気に病むことはありません。悪いのは引っ掛かる連中なのですから」
「それもそうですね」
「ちなみに呪いが発動するのは明日のお昼近くと言うことでしたが」
「ええ、そうです。その時間に人が集まる場所で騒がしくなるから、注意して下さいとお伝え下さい」
「分かりました。では、これで失礼します」
「はい、セバス様もよろしくお願いします」
「ええ、お任せ下さい。私はどんな連中が罠に掛かるのか、楽しみで眠れそうにありませんよ」
「無理しないで下さいね」
「はい。楽しむだけですので」
セバス様と倉庫の前で別れると、倉庫の中に入り、今日買ったお酒をインベントリに収納して家に戻る。
「ただいま~」
ゲートを潜り家のリビングに戻ると「お帰りなさい」と皆んなに労われる。
「お前も誕生日だってのに大変だな」
「父さん、忘れていたでしょ?」
「な、なにを言うかな~父さんがお前の誕生日を忘れるなんてことが……ある訳ないじゃないか」
「まあ、いいから。父さんと母さんは召集されるだろうから、ちゃんと話せるように考えといた方がいいと思うよ」
「召集? 誰にだ?」
「誰にって、今まで連絡を取っていなかった家族全員にでしょ。今日ドラゴさんから、聞いた話だとドラゴさんとジュリアンさんは二人で定期的に会って、父さん達からの連絡が来てないかを確認していたそうだよ」
「親父達が? それは本当か?」
「俺もドラゴさんから話を聞いただけだからね。詳細までは知らないよ」
「そうね、でもケインの話だけじゃなくても、二人ともそれほど険悪じゃなかったし。本当かもね」
「なら、俺達が駆け落ちしてから仲良くなったってことか。そんなんなら、もっと早く仲良くなれただろうが! やっぱりクソ親父だ」
「父さん、お義父様だけじゃなく私のお父さんも悪いんだから、そんな風に自分の父親のことを悪く言わないで。ね、子供達も聞いているんだし」
「そうだよ。それにさ、仲良くなったのは父さん達を心配してのことだからね。互いの子供のことを心配しているからこそ仲良くなったんだからね」
「ケイン、そうだよな。俺達が駆け落ちして周りに心配させてしまったのは事実だしな。そこは反省して許してもらうしかないか」
「そうね、私も同罪だから。一緒に謝るわ」
「そうか、ありがとうな。なにはともあれ、俺もこの子達の親なんだからな。後始末はちゃんとするか」
「そうよ、あなたは五人の父親なのよ。頑張りなさいよ」
「ああ、そうだな。頑張ってみせるさ。ケインのことも全部任せろ!」
「本当に?」
「あ、ちょっと言い過ぎた。もう少しだけ待っててくれ」
「ふふふ、しょうがないな~でも、罠が発動するのは明日のお昼頃だから、午前中にはドラゴさん達には気にしないように言っといた方がいいかもね」
「でも、親父達にはケインがしたとは分からないだろ」
「それもそうだね。なら、ドラゴさん達には純粋に楽しんでもらえるかな」
「なあ、ちなみにだけど、話せる範囲でいいから、どんな内容か教えてもらえないか?」
「え~そんなに知りたい?」
「ああ、知りたい!」
「じゃあ、今度父さん達の家族に聞けばいいと思うよ」
「なんだよ、教えてくれないのか」
「今、教えちゃうとフラグが立ちそうだからやめとく」
「なんだ? そのフラグってのは?」
「いいから、明日を楽しみにしててよ」
「そこまで言うのなら、無理には聞かないでおくよ」
「うん、ありがと」
その後は何事もなく皆んなで夕食を食べ、デザートも食べ終わる。
「なんじゃ、今日はケインの誕生日と言うのに静かじゃの」
「ヘレンさん、今日は色々ありすぎて疲れているんだよ。そんなに言わないでよ」
「ケインにそう言われてしまうと、ワシが悪者みたいじゃの。じゃが、ケインの誕生日をやり直すと言うのなら、それもいいの。ワシもとびっきりのを用意するでの。楽しみに「ヘレン、まだ生きたいのでは?」……そうじゃの、リーサの言う通りじゃな。ケイン、すまんがプレゼントは遅れそうにないわ」
「いいよ。ヘレンさんからは気持ちだけで十分だから。本当に!」
「そうか、ケインがそう言うのなら諦めるか。残念じゃがの」
「ほら、ヘレンは帰る時間じゃないか。ケイン、送ってくれ」
「なんじゃ、リーサは若奥様気取りかえ。ワシより年上のくせに」
「ヘレン、そこまでにしとこうか。な」
「さっ、ケイン早く送ってくれ」
「いいよ、ヘレンさん。さ、どうぞ」
ヘレンさんの家へとゲートを繋ぐとヘレンさんが素早く潜っていく。
「じゃあのケイン」
「はい、おやすみなさい」
ゲートを閉じて、振り向くとリーサさんが立っていた。
「リーサさん、ヘレンに当たりが強いよ」
「なんだケインはヘレンに肩入れするのか」
「そういう訳じゃないけどさ、リーサさんは俺の婚約者なんだし、もっと自信たっぷりに構えとけばいいじゃない」
「そ、そうか。こ、婚約者だからな。そうだな……ふふふ」
「さ、片付けを終わらせてしまおうよ」
「ああ、そうだな」
~とある屋敷にて~
少し薄暗い部屋の中央に用意された丸いテーブルの上の燭台で蝋燭の炎がゆらゆらと揺れている。
「それで、どうだった? 噂の乗り物とやらは」
「はっ事前に探りを入れておりましたので出発日はわかったので、領都からの出発に合わせて一緒に馬と馬車で我らの仲間もバラバラに出立したのですが、結果はご報告の通りで」
「ふむ、追従どころか追いつくことも出来ずに途中での襲撃も無駄に終わったと報告にはあったな」
「はい、追いつくことが出来なかったので待ち伏せ部隊のみで対処したのですが、矢を放っても魔法を放っても障壁のような物で全てが弾かれました」
「馬車の様な乗り物のことは聞いておるが、それは無理だとしても馬の様な……確かバイクとか言っていたな。それならば、乗り手がむき出しなのだから、何か手応えがあったのではないのか?」
「いえ、お言葉ですが、我らもそうは思ったのですが、結果は一緒でした」
「では、奴らには障壁を自動で張ることが出来る魔道具を装備しているとでも言うのか?」
「おそらくですが、その認識で問題ないと思われます」
「ならば、今夜の襲撃も控えた方がいいか」
「いえ、他に狙っている連中も道中見かけました。ここで戸惑っていては、他の連中に遅れをとってしまいます」
「それもそうだが……」
「それに今は夜中で誰も側にはいないはず。なので、目的の乗り物に近付くことが出来さえすれば、手中にするのは、それほど難しくはないかと思います」
「そうか、では成功の報告を待っているぞ。あの技術を我が領でも確立出来れば発展どころか、この国を手に入れることも出来ようぞ」
「はっその通りでございます」
「ならば、我が領の為に……頼むぞ」
「はっお任せを」
~別の場所で~
「そうですか。やはり動きますか」
『はい。ケイン様の読み通りと言いますか。やはり、競合する輩がいるそうです』
「ハァ~こんなことはあたらないで欲しかったですね。分かりました。引き続き頼みます」
『はい、では』
「後は……まだ、こんなにあるんですね。旦那様が折角王様に会って、警告したと言うのに……」
『プルル』
「今度はどこからの報告でしょうか。はい…はあ、そうですか。では、引き続きよろしくお願いします。ふぅ本当に眠れなくなりそうですね」
倉庫の中には先に送っていた馬車と、その御者さんがいた。
「もうしばらくだと思うんで、待っていてくださいね」
「ええ、待つのは慣れていますので、大丈夫ですよ。お構いなく」
「そうですか……あ、そういえば忘れていた」
「どうしました?」
「あ、こっちの話で……」
奥の部屋に入り、ドラゴさんの自室へとゲートを繋ぐ。
ゲートを潜るとテーブルの上に置いていた魔道具を手に取る。
「あ~やっぱり、スイッチが入りっぱなしだった」
防音の魔道具のスイッチらしきものを操作する。
「これで、魔道具のスイッチは切れたから。はい、約束通りあげるねドラゴさん」
「あ、ああ。ありがとうな」
「うん、じゃあね」
そのままゲートを潜り、ゲートを閉じる。
奥の部屋から出ると同時にセバス様からの着信があり電話に出ると、今倉庫の前にいると言われたので、そのまま電話を切って倉庫の扉を開けて、外に出る。
「ケイン様、お待たせしました」
「いえ、そんなには待ってないので大丈夫ですよ」
「セバス様!」
「おお、あなたもご苦労様です。では、お屋敷まで同行願います」
「はい。あ、ケイン様から冷蔵庫を預かっていますので」
「ああ、そうでした。ありがとうございます。ケイン様」
「いえ、それより変なことをお願いして申し訳ありません」
「いえいえ、これも全て、デューク様のシャルディーア領の為になることですから」
「そう言ってもらえたら、俺も少し気が楽になりました」
「ふふふ、ケイン様が気に病むことはありません。悪いのは引っ掛かる連中なのですから」
「それもそうですね」
「ちなみに呪いが発動するのは明日のお昼近くと言うことでしたが」
「ええ、そうです。その時間に人が集まる場所で騒がしくなるから、注意して下さいとお伝え下さい」
「分かりました。では、これで失礼します」
「はい、セバス様もよろしくお願いします」
「ええ、お任せ下さい。私はどんな連中が罠に掛かるのか、楽しみで眠れそうにありませんよ」
「無理しないで下さいね」
「はい。楽しむだけですので」
セバス様と倉庫の前で別れると、倉庫の中に入り、今日買ったお酒をインベントリに収納して家に戻る。
「ただいま~」
ゲートを潜り家のリビングに戻ると「お帰りなさい」と皆んなに労われる。
「お前も誕生日だってのに大変だな」
「父さん、忘れていたでしょ?」
「な、なにを言うかな~父さんがお前の誕生日を忘れるなんてことが……ある訳ないじゃないか」
「まあ、いいから。父さんと母さんは召集されるだろうから、ちゃんと話せるように考えといた方がいいと思うよ」
「召集? 誰にだ?」
「誰にって、今まで連絡を取っていなかった家族全員にでしょ。今日ドラゴさんから、聞いた話だとドラゴさんとジュリアンさんは二人で定期的に会って、父さん達からの連絡が来てないかを確認していたそうだよ」
「親父達が? それは本当か?」
「俺もドラゴさんから話を聞いただけだからね。詳細までは知らないよ」
「そうね、でもケインの話だけじゃなくても、二人ともそれほど険悪じゃなかったし。本当かもね」
「なら、俺達が駆け落ちしてから仲良くなったってことか。そんなんなら、もっと早く仲良くなれただろうが! やっぱりクソ親父だ」
「父さん、お義父様だけじゃなく私のお父さんも悪いんだから、そんな風に自分の父親のことを悪く言わないで。ね、子供達も聞いているんだし」
「そうだよ。それにさ、仲良くなったのは父さん達を心配してのことだからね。互いの子供のことを心配しているからこそ仲良くなったんだからね」
「ケイン、そうだよな。俺達が駆け落ちして周りに心配させてしまったのは事実だしな。そこは反省して許してもらうしかないか」
「そうね、私も同罪だから。一緒に謝るわ」
「そうか、ありがとうな。なにはともあれ、俺もこの子達の親なんだからな。後始末はちゃんとするか」
「そうよ、あなたは五人の父親なのよ。頑張りなさいよ」
「ああ、そうだな。頑張ってみせるさ。ケインのことも全部任せろ!」
「本当に?」
「あ、ちょっと言い過ぎた。もう少しだけ待っててくれ」
「ふふふ、しょうがないな~でも、罠が発動するのは明日のお昼頃だから、午前中にはドラゴさん達には気にしないように言っといた方がいいかもね」
「でも、親父達にはケインがしたとは分からないだろ」
「それもそうだね。なら、ドラゴさん達には純粋に楽しんでもらえるかな」
「なあ、ちなみにだけど、話せる範囲でいいから、どんな内容か教えてもらえないか?」
「え~そんなに知りたい?」
「ああ、知りたい!」
「じゃあ、今度父さん達の家族に聞けばいいと思うよ」
「なんだよ、教えてくれないのか」
「今、教えちゃうとフラグが立ちそうだからやめとく」
「なんだ? そのフラグってのは?」
「いいから、明日を楽しみにしててよ」
「そこまで言うのなら、無理には聞かないでおくよ」
「うん、ありがと」
その後は何事もなく皆んなで夕食を食べ、デザートも食べ終わる。
「なんじゃ、今日はケインの誕生日と言うのに静かじゃの」
「ヘレンさん、今日は色々ありすぎて疲れているんだよ。そんなに言わないでよ」
「ケインにそう言われてしまうと、ワシが悪者みたいじゃの。じゃが、ケインの誕生日をやり直すと言うのなら、それもいいの。ワシもとびっきりのを用意するでの。楽しみに「ヘレン、まだ生きたいのでは?」……そうじゃの、リーサの言う通りじゃな。ケイン、すまんがプレゼントは遅れそうにないわ」
「いいよ。ヘレンさんからは気持ちだけで十分だから。本当に!」
「そうか、ケインがそう言うのなら諦めるか。残念じゃがの」
「ほら、ヘレンは帰る時間じゃないか。ケイン、送ってくれ」
「なんじゃ、リーサは若奥様気取りかえ。ワシより年上のくせに」
「ヘレン、そこまでにしとこうか。な」
「さっ、ケイン早く送ってくれ」
「いいよ、ヘレンさん。さ、どうぞ」
ヘレンさんの家へとゲートを繋ぐとヘレンさんが素早く潜っていく。
「じゃあのケイン」
「はい、おやすみなさい」
ゲートを閉じて、振り向くとリーサさんが立っていた。
「リーサさん、ヘレンに当たりが強いよ」
「なんだケインはヘレンに肩入れするのか」
「そういう訳じゃないけどさ、リーサさんは俺の婚約者なんだし、もっと自信たっぷりに構えとけばいいじゃない」
「そ、そうか。こ、婚約者だからな。そうだな……ふふふ」
「さ、片付けを終わらせてしまおうよ」
「ああ、そうだな」
~とある屋敷にて~
少し薄暗い部屋の中央に用意された丸いテーブルの上の燭台で蝋燭の炎がゆらゆらと揺れている。
「それで、どうだった? 噂の乗り物とやらは」
「はっ事前に探りを入れておりましたので出発日はわかったので、領都からの出発に合わせて一緒に馬と馬車で我らの仲間もバラバラに出立したのですが、結果はご報告の通りで」
「ふむ、追従どころか追いつくことも出来ずに途中での襲撃も無駄に終わったと報告にはあったな」
「はい、追いつくことが出来なかったので待ち伏せ部隊のみで対処したのですが、矢を放っても魔法を放っても障壁のような物で全てが弾かれました」
「馬車の様な乗り物のことは聞いておるが、それは無理だとしても馬の様な……確かバイクとか言っていたな。それならば、乗り手がむき出しなのだから、何か手応えがあったのではないのか?」
「いえ、お言葉ですが、我らもそうは思ったのですが、結果は一緒でした」
「では、奴らには障壁を自動で張ることが出来る魔道具を装備しているとでも言うのか?」
「おそらくですが、その認識で問題ないと思われます」
「ならば、今夜の襲撃も控えた方がいいか」
「いえ、他に狙っている連中も道中見かけました。ここで戸惑っていては、他の連中に遅れをとってしまいます」
「それもそうだが……」
「それに今は夜中で誰も側にはいないはず。なので、目的の乗り物に近付くことが出来さえすれば、手中にするのは、それほど難しくはないかと思います」
「そうか、では成功の報告を待っているぞ。あの技術を我が領でも確立出来れば発展どころか、この国を手に入れることも出来ようぞ」
「はっその通りでございます」
「ならば、我が領の為に……頼むぞ」
「はっお任せを」
~別の場所で~
「そうですか。やはり動きますか」
『はい。ケイン様の読み通りと言いますか。やはり、競合する輩がいるそうです』
「ハァ~こんなことはあたらないで欲しかったですね。分かりました。引き続き頼みます」
『はい、では』
「後は……まだ、こんなにあるんですね。旦那様が折角王様に会って、警告したと言うのに……」
『プルル』
「今度はどこからの報告でしょうか。はい…はあ、そうですか。では、引き続きよろしくお願いします。ふぅ本当に眠れなくなりそうですね」
感想 254
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
真の皇帝は俺です ~面倒だから幼なじみに帝位を任せていたら、婚約者に捨てられました。正体を明かしたら全員後悔してももう遅い~
由香皇帝の仕事が面倒だったレインは、信頼する幼なじみアレクシスに表向きの皇帝を任せ、自身は陰から帝国を支えていた。
だがある日、婚約者エミリアは「権力も将来性もない」と彼を見限り婚約破棄を宣言する。
しかし彼女は知らなかった。
帝国を動かしていた真の支配者が誰なのかを。
これは全てを持ちながら隠していた男と、見るべきものを見失った者たちの後悔の物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~
ヒミヤデリュージョン帝国辺境でただ静かに生き延びたいだけの少年・ヴァン。
彼に正義感はない。あるのは、母が遺したノートに記された、物理法則を応用した「高圧魔力」の理論と、徹底した費用対効果至上主義だけだ。
敵国三千の精鋭が灰燼城に迫る絶望的状況。ヴァンは剣を振るわず、心理戦と補給線攪乱だけで、たった三日で敵軍を撤退させる。
この効率的すぎる勝利は帝国の中枢に届き、彼は最高峰の帝国軍事学院への招待状を手に入れる。
「英雄になりたいわけじゃない。ただ、母の死の真相と父の秘密を知るため、生き残らなきゃならないだけだ」
無口最強の仮面メイド・シンカク、命を取引に差し出した狼耳少女・アイリ。彼は常にコスパの高い道を選び、母の遺したノートの謎、そして生まれて一度も会ったことのない父・帝国大元帥のいる帝都の闇へと踏み込んでいく。
正義も英雄も、損をするなら意味がない。合理主義が英雄譚を侵食していく、反英雄ミリタリー学園ファンタジー。
転生幼女のチートな悠々自適生活 伝統魔法を使っていたら賢者になっちゃいました
犬社護この度、書籍化が決定しました!
イラスト担当は、えすけー様です。
5月13日刊行予定です。
あらすじ
ユミル(4歳)は気がついたら、崖下にある森の中に呆然と佇んでいた。
馬車が崖下に落下した影響で、前世の記憶を思い出したのだ。前世、日本伝統が子供の頃から大好きで、小中高大共に伝統に関わるクラブや学部に入り、卒業後はお世話になった大学教授の秘書となり、伝統のために毎日走り回っていたが、旅先の講演の合間、教授と2人で歩道を歩いていると、暴走車が突っ込んできたので、彼女は教授を助けるも、そのまま跳ね飛ばされてしまい、死を迎えてしまう。
享年は25歳。
周囲には散乱した荷物だけでなく、さっきまで会話していた家族が横たわっている。
25歳の精神だからこそ、これが何を意味しているのかに気づき、ショックを受ける。
大雨の中を泣き叫んでいる時、1体の小さな精霊カーバンクルが現れる。前世もふもふ好きだったユミルは、もふもふ精霊と会話することで悲しみも和らぎ、互いに打ち解けることに成功する。
精霊カーバンクルと仲良くなったことで、彼女は日本古来の伝統に関わる魔法を習得するのだが、チート魔法のせいで色々やらかしていく。まわりの精霊や街に住む平民や貴族達もそれに振り回されるものの、愛くるしく天真爛漫な彼女を見ることで、皆がほっこり心を癒されていく。
人々や精霊に愛されていくユミルは、伝統魔法で仲間たちと悠々自適な生活を目指します。
ロール転生 ~異世界行ったらのんびりする
華翔誠異世界転生、それは人に役割を求める。
勇者だったり聖女だったり。
若者や異世界転生に夢を求める者は、役割を求めるだろう。
しかし社会に疲れた大人たちは、そうでもない。
何事もなくのんびり過ごしたいと思う者もいる。
これは社会の歯車になり若干女性に苦手意識を持っていた中年男性が異世界転生をする物語。
※第6回次世代ファンタジーカップ終了までお読みいただきありがとうございました。
続きは別コンテスト等での展開を検討しています。
冷遇された第七皇子はいずれぎゃふんと言わせたい! 赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていました
taki210旧題:娼婦の子供と冷遇された第七皇子、赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていた件
『穢らわしい娼婦の子供』
『ロクに魔法も使えない出来損ない』
『皇帝になれない無能皇子』
皇帝ガレスと娼婦ソーニャの間に生まれた第七皇子ルクスは、魔力が少ないからという理由で無能皇子と呼ばれ冷遇されていた。
だが実はルクスの中身は転生者であり、自分と母親の身を守るために、ルクスは魔法を極めることに。
毎日人知れず死に物狂いの努力を続けた結果、ルクスの体内魔力量は拡張されていき、魔法の威力もどんどん向上していき……
『なんだあの威力の魔法は…?』
『モンスターの群れをたった一人で壊滅させただと…?』
『どうやってあの年齢であの強さを手に入れたんだ…?』
『あいつを無能皇子と呼んだ奴はとんだ大間抜けだ…』
そして気がつけば周囲を畏怖させてしまうほどの魔法使いの逸材へと成長していたのだった。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。