しずかもり

高城

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また。

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ずっと書いている日記。だけどそこに書かれている日々は俺の物ではない。
ずっと、俺の中で苦しみ、笑い、たまには怒って、それでも幸せだったどこにでもいるいつかの自分だ。
笑うことに疲れた自分も、何かを欲しがった自分も、どこにもいない、いたくなかった自分も。その全てを内包している、それが今の俺なんだ。
暗闇のマンホールの底、ありもしない日記に京本有加書き、明日も読む。
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