日向ちゃんは甘えたい!

神崎律

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3︰ワタシハ

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〈日向絵里〉
突然ですが私は今、お父さんとお母さんのお墓がある所にきています!
ちなみにお墓は家から一番近いところに作ってもらいました。


「ここに来るのも久しぶりだね。私ね、最近色々なことがあったけど、元気だよ。…そうそう先月ね、りっくんに告白したんだ。そしたら付き合ってくれるって、すごく嬉しかったの。まだ彼女らしいこととかはしてあげられてないけど、毎日が楽しいよ。だからね、今の私はすっごく幸せだよ、あ、そろそろ時間だし、もう行くね。」


そう言って両親に最近の出来事を伝えた私は急いで学校に走っていった。

〈学校〉

「お、エリおはよ~」

そう言ってこちらに彼女、成瀬恵ちゃんが抱きついてきた。

彼女は去年から同じクラスで、りっくんと付き合ってることを知ってる数少ないお友達です。


「うぅ~メグ~朝から苦しいですよ~」

恵「ごめんごめん、そういえば今日修学旅行の班決めするんだって!一緒の班なろっ!」

絵里「うん!でもできれば他に誘いたい人がいるんだけど…いいかな?」 

恵「いいけど、もしかして兵藤くんかな?かなかな?」

そういって私をからかうように見てきた。

絵里「うん。いい?」

恵「もちろん!でもあんまりイチャイチャするなよ~?」

絵里「人前でそんなことしません!」

恵「ふーん、二人きりならするのかな?エリちゃんは」

絵里「そ、そんなことしません!」
 
恵「冗談だよぉ~」
 
絵里「もぉ~」

担任「席について~HR始めるよ~」

恵「あ、先生きた。またあとでね~」

絵里「うん、あとで。」

担任「これから修学旅行の班決めをしてもらいたいと思います。各グループ四人一組。各自で好きな人と組んでね~」

そういってクラスのみんなは各自グループを組み始めるため動き出しました。

私もりっくんのとこに…いやでもストレートに行ったりしたら私がりっくんを狙ってるとか周りに思われるのかな?でもどうやって誘う?
そんなことを考えてるうちに私の周りには男子が集まってきました。

男子生徒「日向さん!班ご一緒どうですか!?」 

男子生徒B「いや、俺らの班に!」

あ、やばいです。とてもめんどうになりました。

恵「おい男子!絵里が困ってるじゃん!」

男子生徒「お前には関係ないだろ!」

恵「関係あるわ!エリと同じ班だし!」

男子とメグが言い合ってる間に私はりっくんのところに向かう。





〈兵藤陸〉

まずいなぁすごいことになってる。
俺が絵里を誘おうと席を立った瞬間、他の男子が物凄い勢いで絵里に向かっていき、俺はその場に取り残される形になってしまった。

海斗「どうします?陸さんよぉ、このままでは取られてしまいますぜ?」

陸「どうしようか、この状況。」

そう言っているうちに絵里がなんとかしてこっちに来たようだ。

絵里「りっく…兵藤くん!もしよかったら班、ごごごご一緒しししませんか?」
 
陸「あぁ、そうだな。」

なんでこうも毎回彼女は緊張してるんだ?思わずこっちも緊張するだろ。



こうして班は俺、海斗、絵里、成瀬の四人になった。
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