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風変わりな旅人~その1~
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謁見の間に戻りました私は、嬉々として一件の追加辞令をあっという間に
書き上げるのでした。こうした大切なお仕事がありましたら、退屈せずに
時間を過ごせて良いですわね。父上は何かを言いたげに私の方をチラチラ
見ていますけれど、そんなの関係ねーですわ。思わず笑みがこぼれます。
うふ、ふふふふ。先ほどは一瞬だけ「まだ三十路じゃないですわよ!」と
発狂してしまいましたけれど……やはり領主たるもの、余裕と共に笑って
いるべきなのです。ふと見ると遊びつかれてぐっすり眠るアリーチェと、
それにつられてウトウトするエリーゼシアの二人をなぜかほっとした顔で
見守るトゥローテ……その意味は、私には全く分かりませんわ。ですが、
あと少しで午後3時――解放される喜びならば今、全身に感じています!
あ……でも辞令といえば、今日は三名ほどいらっしゃるのでしたわね……
お茶の時間はもう少し遅くなりそうです。お昼の間食後くらいに家令から
受け取りました三枚の"キャラクター・シート"を改めまして取り出すと、
辞令用の書類と合わせてトントンと揃えなおします。私が最強であるため
にはとても重要な"人事権"ではありますけれど、それに伴う面倒な責務は
ついてまわるものです。謁見の間での公務を終えましたあと、私だけ追加
で求職者の面接に行かなければならないのでした。あら? そういえば、
旅人さんらしきかたは影も形も見えませんでしたわね。私の勘違いだった
のかしら――それとも、まさか中座していた時にいらしてたのかしら?
午後3時の鐘が鳴ると全く同時に、私は一足早く謁見の間を出ると大階段を
降り、中央棟一階の"サロン"へと向かいます。ここは来客を最初にもてなす
ための場所でして、家令が普段常駐しています受付の奥は、広いスペース
のところどころにソファーと美術品が並んでいます。また、その東西には
左右対称に小部屋が並んでいて、お客様の宿泊用にしたり、私的な応接室
にしたりと多目的に使われているのです。
その西側の一番奥、私から見れば最も手前のドアに「求職者面接会場」と
札が掛けられています――さあ、さくっと終わらせてお茶にしましょう。
私はドアを開けると、衛兵と左手側に並んで座っています求職者さんたち
を一瞥してから、右手の机付きの椅子に座ります。あっ……あら――?
一、大きな体格をした特に毛深いヒゲ
二、ウェーブのかかったロングヘアで胸の目立つ女性
三、やや小柄なヒゲ
四、中肉中背の――未成年の男の子!?
と、四名いらっしゃいますわね……仲間はずれを探すなら、どう考えても
"四"の子で間違いないでしょうけれど、どうしましょう……あ、そうね。
彼は"一"から"三"の誰かの子どもで、卒業後の実家研修中と考えれば辻褄
は合います。ただ、ヒゲが全く生えていないまま卒業する子って希少には
違いないですし、実家研修が必要なときに親が求職中というのも珍しいの
ですわ……親が仕事に就いていない場合は、他の人に任せるものでした。
きっと、何か理由があるのでしょう。
「緊張しなくてよろしいですわ。そちらの方から順番に、お話を伺います
わね――お名前と希望職種、あと自由に一言仰って下さいな」
私は三枚のキャラクター・シートを一度に見えるように広げ、まずは右手
を"一"の方に向かって差し出しました。最初に子どもに恥をかかせるわけ
には行きませんし、それに私、好きな食べ物は最後に残します主義です。
……ではなくて、部外者であっても良いお顔でしたらそのまま居て下さる
方が華やかで断然良いのでした。
「フガッ」
え?
そして、しばしの沈黙――仕方なく、もう一度私から声をかけます。
「えっと、まずはお名前を伺いますわね」
「フ……フガ……ガッ」
――ハッ! 私の明晰な頭脳に電流が走りました。キャラクター・シート
の一枚には、こうあります。「イズラギス 男性 生1141年 身長186」
現在は王国歴1190年ですので、49歳……他の二人はどちらも20台のよう
ですし、この人に間違いありませんわね。きっと、言葉が喋れないために
職に就けなかったか辞めさせられた彼は、どうしても卒業してきた子に父
として良いところを見せたいと願って中央城に――たとえヒゲであっても
そんな涙ぐましい見栄を張る者には、応援してあげたくなるものでした。
そしてごめんなさいね……私は、どんな怪我でも病気でも一瞬で治せます
けれど、生まれ持った先天的な障碍には何もできないのです。
「失礼しましたわ! さ、このペンとメモ用紙を使ってちょうだい」
私はすぐに席を立つと、机に備えられていた予備の筆記具をイズラギスへ
渡しに向かいます……でもなぜか、彼はそれを受け取ろうとしません。
「あ、あの」と、代わりに声を発したのは、隣の女性です。
ええ、どうかしまして?
「このかた、寝ているだけかと……あの、もしもし。もしもし!」
そう彼女が揺り起こすと、巨体がビクッと一瞬震えて――え?
「はぁッッ!? すんまそん、また寝てもした!!」
キャアアシャベリマシタワアアアア!!
……こほん。別に勘違いして恥ずかしかったわけではないのですわ。ただ
超低音ボイスに鳥肌が立っただけなのです。全く、求職面接の途中で眠り
こけるなんてどんな神経をしてるんですの! 無言で席に戻って、わざと
大きな溜息をつきました私は「ではお名前と希望職種について、どうぞ」
と半ば投げやりに申します。まだ少し、ドキドキしてますけど!
「すんまそん、イズラギスといいもす。西河辺の村で大工をしてもした。
まんだ体力には自信あるんだけんど、もっと怪我の少ない職に変えたいと
思い、この機会に中央城へとお伺いに参りもした」
少し力んで訛っています超低音の声。ふむふむ、体力も器用さも良い数字
ですし、大工は納得でした。あ、馬術が高いのも良いですわね。
「怪我の少ない職ね。具体的なご希望はありません?」
「いんえ特には。同じ大工であっても、中央なら大怪我してもすぐ治して
もらえると聞きましたんで、それはいいなと思いもしたんです」
ふむ、それはなかなか良い心がけだと思いますわ――私の退屈しのぎ的な
意味で。ってうわ、備考欄には未婚と書いてありますわね。あと、すぐに
眠ってしまう癖があるって……ああ。うっかり数字にばかり目をとられて
しまいましたけれど、こういう場所こそ大事に読まないとでしたね――
って、つまり……?
「分かりました。大工については組が多く存在しますので、紹介までには
数日かかるかもしれません。とりあえずはヴィッラ一階の空き部屋に滞在
なさると良いですわ。あ、裏庭を出て左手の大きな建物のことです。もし
分からなければ近くの兵士に訊ねなさいな。ヴィッラ入り口には受付係が
いますので、そちらへの登録もお願いしますわね。では、次の方どうぞ」
大工を希望、要調整、ヴィッラ一階に滞在――と仮辞令に書き込みながら
次の女性に目配せします。
「イーリィと申します。東山沿いの村で卒業し、そこでの給仕として実家
研修を終えました。でも、できればもっと多くの人がいる場所でと思って
……ダメ元で受けてみようと思いまして」
なるほど。お城の給仕は人気のある職ですし、余裕を持って採用します中
でも希望に添えないことが確かに多いのでした。よくご存知みたいですね
――そして良い運をお持ちでした。容姿もヒゲどもには好まれそうです。
「それは今ちょうど、空きがありますのでお願いできそうですわね。ただ
本日中はサロンのゲストルームで過ごしていただいて、明日の夕方に西棟
一階にあります給仕長の部屋を訪れて下さい。部屋もその近くに割り振ら
れると思いますわ」
「本当ですか! ありがとうございます!」
「次の方、どうぞ」
「サイオンと申します。中央を卒業して、農家の実家研修を受けはしたの
ですが……どうしても剣の道を究めたくて、兵士を希望しております」
外見では当然のように分からないのですけれど、キャラクター・シートの
通りお若いみたいですわね。声が思ったよりも可愛らしいままでした。
「兵士ですか……お城では現在間に合っていますため、地方に派遣される
ことになりますけれど、それでもよろしいのです?」
「はい! どこへなりと、喜んで」
「分かりました。では現時点で西の砦への紹介状を書きますので、本日は
ゲストルームに滞在の上、明日午前の共用馬車で出発を命じます。ただし
試験は行われると思いますので、がんばって下さいね」
「ははあっ! ありがたき幸せ」
で……ずっと気になっていました私は、平静を装ったまま申します。
「次の方」
あなたは一体、どなたなのかしら?
書き上げるのでした。こうした大切なお仕事がありましたら、退屈せずに
時間を過ごせて良いですわね。父上は何かを言いたげに私の方をチラチラ
見ていますけれど、そんなの関係ねーですわ。思わず笑みがこぼれます。
うふ、ふふふふ。先ほどは一瞬だけ「まだ三十路じゃないですわよ!」と
発狂してしまいましたけれど……やはり領主たるもの、余裕と共に笑って
いるべきなのです。ふと見ると遊びつかれてぐっすり眠るアリーチェと、
それにつられてウトウトするエリーゼシアの二人をなぜかほっとした顔で
見守るトゥローテ……その意味は、私には全く分かりませんわ。ですが、
あと少しで午後3時――解放される喜びならば今、全身に感じています!
あ……でも辞令といえば、今日は三名ほどいらっしゃるのでしたわね……
お茶の時間はもう少し遅くなりそうです。お昼の間食後くらいに家令から
受け取りました三枚の"キャラクター・シート"を改めまして取り出すと、
辞令用の書類と合わせてトントンと揃えなおします。私が最強であるため
にはとても重要な"人事権"ではありますけれど、それに伴う面倒な責務は
ついてまわるものです。謁見の間での公務を終えましたあと、私だけ追加
で求職者の面接に行かなければならないのでした。あら? そういえば、
旅人さんらしきかたは影も形も見えませんでしたわね。私の勘違いだった
のかしら――それとも、まさか中座していた時にいらしてたのかしら?
午後3時の鐘が鳴ると全く同時に、私は一足早く謁見の間を出ると大階段を
降り、中央棟一階の"サロン"へと向かいます。ここは来客を最初にもてなす
ための場所でして、家令が普段常駐しています受付の奥は、広いスペース
のところどころにソファーと美術品が並んでいます。また、その東西には
左右対称に小部屋が並んでいて、お客様の宿泊用にしたり、私的な応接室
にしたりと多目的に使われているのです。
その西側の一番奥、私から見れば最も手前のドアに「求職者面接会場」と
札が掛けられています――さあ、さくっと終わらせてお茶にしましょう。
私はドアを開けると、衛兵と左手側に並んで座っています求職者さんたち
を一瞥してから、右手の机付きの椅子に座ります。あっ……あら――?
一、大きな体格をした特に毛深いヒゲ
二、ウェーブのかかったロングヘアで胸の目立つ女性
三、やや小柄なヒゲ
四、中肉中背の――未成年の男の子!?
と、四名いらっしゃいますわね……仲間はずれを探すなら、どう考えても
"四"の子で間違いないでしょうけれど、どうしましょう……あ、そうね。
彼は"一"から"三"の誰かの子どもで、卒業後の実家研修中と考えれば辻褄
は合います。ただ、ヒゲが全く生えていないまま卒業する子って希少には
違いないですし、実家研修が必要なときに親が求職中というのも珍しいの
ですわ……親が仕事に就いていない場合は、他の人に任せるものでした。
きっと、何か理由があるのでしょう。
「緊張しなくてよろしいですわ。そちらの方から順番に、お話を伺います
わね――お名前と希望職種、あと自由に一言仰って下さいな」
私は三枚のキャラクター・シートを一度に見えるように広げ、まずは右手
を"一"の方に向かって差し出しました。最初に子どもに恥をかかせるわけ
には行きませんし、それに私、好きな食べ物は最後に残します主義です。
……ではなくて、部外者であっても良いお顔でしたらそのまま居て下さる
方が華やかで断然良いのでした。
「フガッ」
え?
そして、しばしの沈黙――仕方なく、もう一度私から声をかけます。
「えっと、まずはお名前を伺いますわね」
「フ……フガ……ガッ」
――ハッ! 私の明晰な頭脳に電流が走りました。キャラクター・シート
の一枚には、こうあります。「イズラギス 男性 生1141年 身長186」
現在は王国歴1190年ですので、49歳……他の二人はどちらも20台のよう
ですし、この人に間違いありませんわね。きっと、言葉が喋れないために
職に就けなかったか辞めさせられた彼は、どうしても卒業してきた子に父
として良いところを見せたいと願って中央城に――たとえヒゲであっても
そんな涙ぐましい見栄を張る者には、応援してあげたくなるものでした。
そしてごめんなさいね……私は、どんな怪我でも病気でも一瞬で治せます
けれど、生まれ持った先天的な障碍には何もできないのです。
「失礼しましたわ! さ、このペンとメモ用紙を使ってちょうだい」
私はすぐに席を立つと、机に備えられていた予備の筆記具をイズラギスへ
渡しに向かいます……でもなぜか、彼はそれを受け取ろうとしません。
「あ、あの」と、代わりに声を発したのは、隣の女性です。
ええ、どうかしまして?
「このかた、寝ているだけかと……あの、もしもし。もしもし!」
そう彼女が揺り起こすと、巨体がビクッと一瞬震えて――え?
「はぁッッ!? すんまそん、また寝てもした!!」
キャアアシャベリマシタワアアアア!!
……こほん。別に勘違いして恥ずかしかったわけではないのですわ。ただ
超低音ボイスに鳥肌が立っただけなのです。全く、求職面接の途中で眠り
こけるなんてどんな神経をしてるんですの! 無言で席に戻って、わざと
大きな溜息をつきました私は「ではお名前と希望職種について、どうぞ」
と半ば投げやりに申します。まだ少し、ドキドキしてますけど!
「すんまそん、イズラギスといいもす。西河辺の村で大工をしてもした。
まんだ体力には自信あるんだけんど、もっと怪我の少ない職に変えたいと
思い、この機会に中央城へとお伺いに参りもした」
少し力んで訛っています超低音の声。ふむふむ、体力も器用さも良い数字
ですし、大工は納得でした。あ、馬術が高いのも良いですわね。
「怪我の少ない職ね。具体的なご希望はありません?」
「いんえ特には。同じ大工であっても、中央なら大怪我してもすぐ治して
もらえると聞きましたんで、それはいいなと思いもしたんです」
ふむ、それはなかなか良い心がけだと思いますわ――私の退屈しのぎ的な
意味で。ってうわ、備考欄には未婚と書いてありますわね。あと、すぐに
眠ってしまう癖があるって……ああ。うっかり数字にばかり目をとられて
しまいましたけれど、こういう場所こそ大事に読まないとでしたね――
って、つまり……?
「分かりました。大工については組が多く存在しますので、紹介までには
数日かかるかもしれません。とりあえずはヴィッラ一階の空き部屋に滞在
なさると良いですわ。あ、裏庭を出て左手の大きな建物のことです。もし
分からなければ近くの兵士に訊ねなさいな。ヴィッラ入り口には受付係が
いますので、そちらへの登録もお願いしますわね。では、次の方どうぞ」
大工を希望、要調整、ヴィッラ一階に滞在――と仮辞令に書き込みながら
次の女性に目配せします。
「イーリィと申します。東山沿いの村で卒業し、そこでの給仕として実家
研修を終えました。でも、できればもっと多くの人がいる場所でと思って
……ダメ元で受けてみようと思いまして」
なるほど。お城の給仕は人気のある職ですし、余裕を持って採用します中
でも希望に添えないことが確かに多いのでした。よくご存知みたいですね
――そして良い運をお持ちでした。容姿もヒゲどもには好まれそうです。
「それは今ちょうど、空きがありますのでお願いできそうですわね。ただ
本日中はサロンのゲストルームで過ごしていただいて、明日の夕方に西棟
一階にあります給仕長の部屋を訪れて下さい。部屋もその近くに割り振ら
れると思いますわ」
「本当ですか! ありがとうございます!」
「次の方、どうぞ」
「サイオンと申します。中央を卒業して、農家の実家研修を受けはしたの
ですが……どうしても剣の道を究めたくて、兵士を希望しております」
外見では当然のように分からないのですけれど、キャラクター・シートの
通りお若いみたいですわね。声が思ったよりも可愛らしいままでした。
「兵士ですか……お城では現在間に合っていますため、地方に派遣される
ことになりますけれど、それでもよろしいのです?」
「はい! どこへなりと、喜んで」
「分かりました。では現時点で西の砦への紹介状を書きますので、本日は
ゲストルームに滞在の上、明日午前の共用馬車で出発を命じます。ただし
試験は行われると思いますので、がんばって下さいね」
「ははあっ! ありがたき幸せ」
で……ずっと気になっていました私は、平静を装ったまま申します。
「次の方」
あなたは一体、どなたなのかしら?
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