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悪役令嬢と三枚のお札~その3~
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言葉にならない一言。これはもしかしなくても"ドン引き"というものなの
かしら!? ……やっぱり私、嫌われてしまうのかもしれません。それに
婉曲的ってポカッとかドーンとか、そういうことではなかったような気が
してきました。つい焦ってしまって、更に色々と口走ってしまいます中で
――ユーマさんは、それをなだめるようにゆっくりと首を振られました。
「いやぁ、確かにちょっとやりすぎかもとは思いますけど、その人たちも
生きているなら大丈夫っすよ。お姫様の気持ちもわかりますし。ええと、
他の公爵さんの外見とかって教えてもらってもいいですか?」
だ、大丈夫です? まだ私のこと嫌われてません? 「もちろんですわ」
と性急ながらお応えしました私に「あ。ちょっとまって……あの、本当に
生きてるんすよね?」とユーマさんは追加でお訊ねになって、それに私は
まだ上の空で「たぶん」とだけお返事しました。ほらやっぱり大丈夫では
なさそうなお顔をなさっています。何かに、とても心配そうな表情です。
「でもこんなことになるなら、ちゃんとクリアしておけば良かったなぁ。
実のところ訊いても分かんないかもしれないんすけど、お願いします」
ユーマさんのお声は変わらず優しいです。でも、それって表面的なもので
本当のところは私のことをもう軽蔑なさっているのではないかしら。その
恐怖が私の気持ちを空回りさせようとするのですけれど――何とか必死で
質問にお答えするのでした。ミューテリのアホもさらりと含めて、あまり
親しくはなれなかった七人の新公爵の姿形を一つ一つ説明してゆきます。
四人目までお教えしたときに「あ、女性のかたっていませんでした?」と
ご質問になりましたので、先にあのかたの姿を思い浮かべました。
「女性は私のほかルクサルのかただけでした。カプラさんというお名前で
年は確か私より二つほど下。オレンジ色に輝く髪を足元近くまで伸ばした
とても物静かなかたでしたわね」
「オレンジ色。外国なら普通にあってもおかしくない色ですし、その人が
主人公にあたる人だったのかな。その人とはえっと、すいません。喧嘩は
しなかったんすか?」
「ええ、まさかです。それにカプラさんは、生まれつき目がお悪いらしく
……いつも、侍従に支えられないと動けないかたでした。もちろん時々は
お話もしましたけれど、基本的には私とは別の感じで周りと距離を置かれ
ていた気がしますわ」
「目が……う~ん。おかしいな、そんな設定はなかったはず。イラストは
どうだったかな、主人公は立ち絵がなかったからなぁ」
「あの。ゲームの主人公って私と敵対していたと仰っていませんでした?
ミューテリのキアレスにあたるとばかり思っていたのですけれど」
「いえ、あくまで乙女ゲームって女の子のためのゲームだから、主人公は
女の子なんすよ。ってすいません、俺が言い忘れてたから勘違いして当然
でしたね。それで悪役令嬢のレプリーさんは、他の男性を巡ってその子を
いじめてたはず。あー。冒頭の文章によれば確か、一見地味だけど、元気
いっぱいで周りの人を癒す、そういう感じの女の子と書かれていたかな。
俺のイメージでは、クロナさんみたいな子かと思ってました」
「えっ」
突然の振りに、"立ち絵"ではない背景の誰かが驚きました。
「わ、私ですか? 良く分かりませんけど、照れます~」
一見地味なクロナが、照れてます。少し面白くありませんのはともかく、
ユーマさんのお話を続きによりましたら――ゲームの中のお話と比べると
確実に同じところと、全然一致しないところが混在するみたいです。まず
一致すると仰るのは公爵の名前の一部で、ラーグのマイアー公、ディッカ
のアディーノ公、ルブのライ公、そしてミューテリのキアレスの四名には
確かに訊き覚えがあるそうでした。特にルブのかたについては、発音では
二文字くらいの短い名前を好まれる上に、ハナタカ文字ではなくて複字を
名前に使われる傾向があることまで不思議とご存知だったのです。ユーマ
さんの世界では"チューカフー"のキャラクターであるとか。他には建物の
構造について……大きな円卓がある会議室や、派手なシャンデリアが並ぶ
舞踏会場に、サウナではなくなみなみとお湯が張られている大浴場などが
存在することなどをまるで見てきたように言い当てられました。一方で、
ルクサルのカプラさんをはじめ数名については全く記憶になかったり曖昧
だったりして、王立魔法大学院という名称も違ったような気がするとか。
そして何より、男性陣についてなのですけれど……ゲームの中では、一切
誰にも、ヒゲが生えていなかったそうでした。なんということでしょう!
そして――"レプリーさん"については、やはりお話を聞くほどに私のこと
であるみたいでした。ただ、ちゃんと卒業はできませんでしたけれど既に
過去のことであるため、私がこれから首をスパッとされちゃう危険はない
んじゃないかなと仰っていました。そのときのユーマさんのお顔は心から
ほっとされた表情で、ああ……やっぱりユーマさんは、私のことはまだ、
嫌われてはいなさそうです。そうですよね?
日常の三日は、あっという間に経ってしまいます。文字の試験に挑まれた
ユーマさんは、その結果126点をキャラクター・シートに記されることに
なりました。200点が満点の中ではありますけれど、誰もが認める充分の
合格点でした。さすが、ユーマさんでした! でも、そうして次の三日の
カウントダウンが始まってしまったのです。ユーマさんが、新しい旅へと
私から離れてしまわれるまでの三日。それも、あっという間に過ぎ去って
しまうのでしょうね……目の前にいらっしゃってもいらっしゃらなくても
ユーマさんのことを思うたび、段々と不安な気持ちが大きくなってゆくの
でした。出発の段取りはあっという間に決まってしまって、ちょうど一台
余っていました馬車が貸し出されることになりました。あとは旅に明るい
御者の選別だけ――私は、深夜のベッドからガバっと身を起こしました。
「良くても国許に追放処分になって、そこで落ちぶれるとか」
あのときのユーマさんの言葉を思い出して、ついに私は気付いてしまった
のです。私が今、窮地にいるということに! たとえ首をスパッとされて
しまわなくても、私は罰を受けてゆっくりと死んでゆく途中なのでした。
ユーマさんは……きっともう、ブレイパスには戻られないのです。涙が、
私の意志に関係なくポロポロと頬を滑り落ちていました。でも私はすぐに
考え始めました。窮地にいるならば、とりあえず逃げれば良いのですわ。
着替えなどの私物、その日の課題、そして他のかたからの非難など全てを
置いてくることで王立魔法大学院からも脱出することができました。少し
ずつ、考えがまとまってきました。私はベッドの左におりて、チェストの
一番下の引き出しから――三枚の信用札を取り出しました。全てを捨てる
覚悟があれば、道はどこにだって開くことができる……間違ってはいない
気がします。明日からすぐに行動に移せば、きっと間に合います。
――。
その日はちょうど求職者もいなかったため、少し早めに退出しました私は
三時ぴったりに――ユーマさんを、"最後のお茶会"へとお迎えしました。
「なんだか俺も、この時間が一番ほっとできる気がしてきました。昨日は
お忙しかったとかで、俺も部屋で旅の支度を一人先に済ませてたんすけど
……夜を迎えるのに不思議と気分が落ち着かなくて。でも、明日の今頃は
別の国なんすよね……って、あれ?」
椅子に座られたユーマさんに、私が立ってお茶を注いでさしあげました。
「クロナさんは、今日はどうかされたんすか? あ。そういえば、昨晩の
サパーのときにもお見かけしなかったんすけど」
ユーマさんが首をかしげて部屋を見渡されます。私は椅子に座りなおすと
このようにお伝えしました。
「ええ。彼女でしたら――昨日、追放しましたわ」
一瞬だけ、本来のお茶の時間らしい静けさが通り過ぎて。
「ええええぇぇ!?」
ユーマさんが、驚かれました。
かしら!? ……やっぱり私、嫌われてしまうのかもしれません。それに
婉曲的ってポカッとかドーンとか、そういうことではなかったような気が
してきました。つい焦ってしまって、更に色々と口走ってしまいます中で
――ユーマさんは、それをなだめるようにゆっくりと首を振られました。
「いやぁ、確かにちょっとやりすぎかもとは思いますけど、その人たちも
生きているなら大丈夫っすよ。お姫様の気持ちもわかりますし。ええと、
他の公爵さんの外見とかって教えてもらってもいいですか?」
だ、大丈夫です? まだ私のこと嫌われてません? 「もちろんですわ」
と性急ながらお応えしました私に「あ。ちょっとまって……あの、本当に
生きてるんすよね?」とユーマさんは追加でお訊ねになって、それに私は
まだ上の空で「たぶん」とだけお返事しました。ほらやっぱり大丈夫では
なさそうなお顔をなさっています。何かに、とても心配そうな表情です。
「でもこんなことになるなら、ちゃんとクリアしておけば良かったなぁ。
実のところ訊いても分かんないかもしれないんすけど、お願いします」
ユーマさんのお声は変わらず優しいです。でも、それって表面的なもので
本当のところは私のことをもう軽蔑なさっているのではないかしら。その
恐怖が私の気持ちを空回りさせようとするのですけれど――何とか必死で
質問にお答えするのでした。ミューテリのアホもさらりと含めて、あまり
親しくはなれなかった七人の新公爵の姿形を一つ一つ説明してゆきます。
四人目までお教えしたときに「あ、女性のかたっていませんでした?」と
ご質問になりましたので、先にあのかたの姿を思い浮かべました。
「女性は私のほかルクサルのかただけでした。カプラさんというお名前で
年は確か私より二つほど下。オレンジ色に輝く髪を足元近くまで伸ばした
とても物静かなかたでしたわね」
「オレンジ色。外国なら普通にあってもおかしくない色ですし、その人が
主人公にあたる人だったのかな。その人とはえっと、すいません。喧嘩は
しなかったんすか?」
「ええ、まさかです。それにカプラさんは、生まれつき目がお悪いらしく
……いつも、侍従に支えられないと動けないかたでした。もちろん時々は
お話もしましたけれど、基本的には私とは別の感じで周りと距離を置かれ
ていた気がしますわ」
「目が……う~ん。おかしいな、そんな設定はなかったはず。イラストは
どうだったかな、主人公は立ち絵がなかったからなぁ」
「あの。ゲームの主人公って私と敵対していたと仰っていませんでした?
ミューテリのキアレスにあたるとばかり思っていたのですけれど」
「いえ、あくまで乙女ゲームって女の子のためのゲームだから、主人公は
女の子なんすよ。ってすいません、俺が言い忘れてたから勘違いして当然
でしたね。それで悪役令嬢のレプリーさんは、他の男性を巡ってその子を
いじめてたはず。あー。冒頭の文章によれば確か、一見地味だけど、元気
いっぱいで周りの人を癒す、そういう感じの女の子と書かれていたかな。
俺のイメージでは、クロナさんみたいな子かと思ってました」
「えっ」
突然の振りに、"立ち絵"ではない背景の誰かが驚きました。
「わ、私ですか? 良く分かりませんけど、照れます~」
一見地味なクロナが、照れてます。少し面白くありませんのはともかく、
ユーマさんのお話を続きによりましたら――ゲームの中のお話と比べると
確実に同じところと、全然一致しないところが混在するみたいです。まず
一致すると仰るのは公爵の名前の一部で、ラーグのマイアー公、ディッカ
のアディーノ公、ルブのライ公、そしてミューテリのキアレスの四名には
確かに訊き覚えがあるそうでした。特にルブのかたについては、発音では
二文字くらいの短い名前を好まれる上に、ハナタカ文字ではなくて複字を
名前に使われる傾向があることまで不思議とご存知だったのです。ユーマ
さんの世界では"チューカフー"のキャラクターであるとか。他には建物の
構造について……大きな円卓がある会議室や、派手なシャンデリアが並ぶ
舞踏会場に、サウナではなくなみなみとお湯が張られている大浴場などが
存在することなどをまるで見てきたように言い当てられました。一方で、
ルクサルのカプラさんをはじめ数名については全く記憶になかったり曖昧
だったりして、王立魔法大学院という名称も違ったような気がするとか。
そして何より、男性陣についてなのですけれど……ゲームの中では、一切
誰にも、ヒゲが生えていなかったそうでした。なんということでしょう!
そして――"レプリーさん"については、やはりお話を聞くほどに私のこと
であるみたいでした。ただ、ちゃんと卒業はできませんでしたけれど既に
過去のことであるため、私がこれから首をスパッとされちゃう危険はない
んじゃないかなと仰っていました。そのときのユーマさんのお顔は心から
ほっとされた表情で、ああ……やっぱりユーマさんは、私のことはまだ、
嫌われてはいなさそうです。そうですよね?
日常の三日は、あっという間に経ってしまいます。文字の試験に挑まれた
ユーマさんは、その結果126点をキャラクター・シートに記されることに
なりました。200点が満点の中ではありますけれど、誰もが認める充分の
合格点でした。さすが、ユーマさんでした! でも、そうして次の三日の
カウントダウンが始まってしまったのです。ユーマさんが、新しい旅へと
私から離れてしまわれるまでの三日。それも、あっという間に過ぎ去って
しまうのでしょうね……目の前にいらっしゃってもいらっしゃらなくても
ユーマさんのことを思うたび、段々と不安な気持ちが大きくなってゆくの
でした。出発の段取りはあっという間に決まってしまって、ちょうど一台
余っていました馬車が貸し出されることになりました。あとは旅に明るい
御者の選別だけ――私は、深夜のベッドからガバっと身を起こしました。
「良くても国許に追放処分になって、そこで落ちぶれるとか」
あのときのユーマさんの言葉を思い出して、ついに私は気付いてしまった
のです。私が今、窮地にいるということに! たとえ首をスパッとされて
しまわなくても、私は罰を受けてゆっくりと死んでゆく途中なのでした。
ユーマさんは……きっともう、ブレイパスには戻られないのです。涙が、
私の意志に関係なくポロポロと頬を滑り落ちていました。でも私はすぐに
考え始めました。窮地にいるならば、とりあえず逃げれば良いのですわ。
着替えなどの私物、その日の課題、そして他のかたからの非難など全てを
置いてくることで王立魔法大学院からも脱出することができました。少し
ずつ、考えがまとまってきました。私はベッドの左におりて、チェストの
一番下の引き出しから――三枚の信用札を取り出しました。全てを捨てる
覚悟があれば、道はどこにだって開くことができる……間違ってはいない
気がします。明日からすぐに行動に移せば、きっと間に合います。
――。
その日はちょうど求職者もいなかったため、少し早めに退出しました私は
三時ぴったりに――ユーマさんを、"最後のお茶会"へとお迎えしました。
「なんだか俺も、この時間が一番ほっとできる気がしてきました。昨日は
お忙しかったとかで、俺も部屋で旅の支度を一人先に済ませてたんすけど
……夜を迎えるのに不思議と気分が落ち着かなくて。でも、明日の今頃は
別の国なんすよね……って、あれ?」
椅子に座られたユーマさんに、私が立ってお茶を注いでさしあげました。
「クロナさんは、今日はどうかされたんすか? あ。そういえば、昨晩の
サパーのときにもお見かけしなかったんすけど」
ユーマさんが首をかしげて部屋を見渡されます。私は椅子に座りなおすと
このようにお伝えしました。
「ええ。彼女でしたら――昨日、追放しましたわ」
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「ええええぇぇ!?」
ユーマさんが、驚かれました。
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