美醜逆転〜男だけど、魔術師(男)に惚れました

にじいろ♪

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第一章

極楽

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なんて柔らかで暖かくて、いい匂いのする美の塊なんだ。
私は、眠りについた美しい人の体を触る手を止められずにいた。

髪は雨に濡れてしっとりとして、この世のものとは思えない程に美しい漆黒。
目もまん丸で、黒い瞳も全てまん丸。
唇も、丸くて厚みがあって…感触は…ああ!ダメだ!思い出すだけで暴発してしまう!

私の醜い自身は、この方のご尊顔を見た時から、ずっと天を仰いで涎を垂らしている。
もう痛いなんてもんじゃない。

そんな煩悩の塊を、あろうことか、その極上の柔らかな太腿で挟んで擦られている。
暴発を我慢するのは本当に辛いが、こんな辛さが地獄の責苦ならば全財産はたいて地獄に永住権を買う。
その唇は、もっと柔らかくて…

抱き締めながら、さわさわとあちこち触っていると、ぐっすり寝ている神子様が身じろぎする。
かわいい、きれい、美しい…好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き

調子に乗って、その美しい髪にも口付けをする。
はあ、こんなに素晴らしい香りの髪があっただろうか。
まあ、私は誰かの香りなんて嗅いだことはこれまで一度も無いけれど…私がそんなことをすれば処刑だ。

私の腕の中にすっぽりと収まって、安らかにすぅすぅ眠っている姿を眺め、ポタポタ垂れる鼻血を手の甲で拭う。

はぁ…こんな夢、二度と目覚めたくない。
もしかして、私は落馬で死んだのではないか?
これは、死んだ者が見るという、心残りを映す夢なのでは?
だとしたら、だとしたら…

死んでよかったぁぁぁぁぁ!!!!!

喜びに打ち震え、そっと起こさないように額や頬、唇まで舐めていく。

疲れているのか、ぐっすりと眠っているようで、何をしても全然目覚めないことをいいことに少しずつ大胆になる。
だって、夢なのだから、目覚める筈もない。
そのまま調子に乗って、首、鎖骨へと下がって行く。
私が身体を少し離したせいか、寒そうに体を震わせていることに気付く。
ああ、私としたことが、うっかりしていた。
例え夢でも、この方に不快な思いはさせられない。

魔法陣から暖かな羽毛の布団を出して、そっと優しく神子様にかける。
特別製のソレも、両親への贈り物として買った物だったが、どうせ私は死んだのだ。
先立つ不孝と羽毛布団を許して欲しい。

もちろん、私も羽毛布団に一緒に入る。
もたらされる暖かさの為か、眠りながら、ふわっと笑う美しい人の顔をマジマジと眺める。

…だめだと分かっているけれど、どうしても興奮が収まらない。
でも、これは不幸な私のために、本当の最後の最後に神が見せてくれた一夜の夢だ。

願望を叶えるなら、今だ。
今しか無いのだ!
恐れるな、私。

私は、そっと気になっていたピンクの胸の頂きに舌を這わせた。
美しい人は、一瞬ピクっと反応したものの、そのままスヤスヤと寝ている。
大丈夫だ…よし、いける。

私の魔法で、より深く眠らせる。
こんな使い方は良くない。
国の魔術師としてあるまじき行為。 
悪魔の所業。
罪悪感と興奮で、私の頭は、きっとおかしくなっていたんだろう。

でも、もう止めることなんて出来なかった。

胸の頂きを、私の長くて気持ち悪いと嫌悪される舌で、思う存分舐めすする。
なんて甘美なんだろう。
あと百年は舐めたいし、啜りたい。
もう片方は、指で優しく擦って、ピンと立たせる。
ああ、なんて健気に立つんだ。好き。
ぴちゃぴちゃ、と音を立てながら交互に舐める。
その音だけで、私の愚息はイきそうだ。

何せ、生まれて27年。

両親以外とは、まともに触れ合うことすら出来なかった。
幼い頃から会話を交わすことすら難しい状況で。
こんな経験、本と妄想の中だけで、ずっと一人で虚しく欲望を満たしてきた。
私は、もしや普通の人よりも性欲が強いのだろうか?
だから、こんな夢を最後に…
浅ましい自分に嫌気が差すが、そのお陰で、この夢が見られているのなら、それもまた良かったのかもしれない。

胸の頂きをしばらく舐めていたが、それだけでは当然、我慢出来なくなってきた。
もっと下に行きたい。
見たい、触れたい、全てを舐め尽くしたい。

そろそろと、羽毛布団の中を下へ下へと潜って行く。
辿り着いた。
夢の国。

そこは、まさに夢の楽園だった。


漆黒の美しい茂みの中に、これまた麗しい果実があった。
こんなにも食欲を刺激する美味しそうな果実がこの世にあっただろうか。

口の端から涎が流れて、止まらない。
鼻を漆黒の茂みに押し付け、その芳しい香りも思い切り吸い込む。
その下の果実は先っぽがすぼまって、薄い桃色をしている。

ハアハアと、興奮で肩で息をしながらも、慎重に、ゆっくりと先っぽに口付ける。
そのまま、チロっと先っぽを舐めてみる。

なんて、なんて甘い。
堪らずその控えめな大きさの果実全体を口に含む。
舌を絡めて、チュルチュルと味わう。
身体がビクッと震えたが、確認しても目覚めてはいないようだ。
ああ、一生、これを舐めてしゃぶって暮らしたい。
そのまま根元の袋にもしゃぶりつく。
すっかり勃ち上がってきたが、その全てが口に納まるのが嬉しい。
匂いも、すうはあ、と深く吸い込むと、まさに極楽へ飛べる。

ああ、夢のようだ。

そのまま、かなり長く舐めしゃぶっていたが、新たにムクムクと湧き上がる好奇心には勝てず、名残惜しいが一旦、果実からは口を離す。
深呼吸をして高鳴る鼓動を抑え、そぅっと両足を開いて奥の蕾を盗み見る。

そこにあったのは…まるで私の煩悩の塊。
夢の中に出てくる理想の蕾の形と色。
抗うことなんて出来るだろうか、いや出来ない。

私は蕾に誘われるように、舌で入口をそっとつつく。

固くしまった蕾。
なんと、この美しい人は、このような経験が無いようだ!!! 
まさか、こんなにも美しく素晴らしい御方が?!
信じられない…

神よ…あっ、これも私がこの前に見た夢の別パターンの方か?
ああ、あれか。
やっぱりこれが私の一押しだったか…納得。
ありがとう、神様。

これは、私が本当に夢にまで見た状況。
初めての蕾を私が、ゆっくりと解す至福の夢だ。
あぁ、最高。

私は舌先で蕾の周りをチロチロと舐めたり、入口から少しずつ舌を差し込んだりしながら解していく。

チュクチュク…ジュルジュル…

入口を解し続け、その麗しい蕾が少しずつ解れてくると、早速、指を一本内側に滑り込ませて、本で読んだことのある場所を探した。

彼の内側のポイントを懸命に探す。
唾液もナカに注ぎ込みながら、初めての行為に没頭する。

ぴちゃぴちゃ、ぐりぐり、ぐちゅぐちゅ…

更に指を二本に増やし、入口も舐めて拡げながら、もっと奥も探る。
指が長くて良かったぁ!!
虫みたいと貶され、揶揄されても黙って我慢して来て良かった!

コリ…と膨らみが指に触る。
あっ!!あった!あった!

嬉しくて二本の指で挟んだり押し潰したりと感触を楽しむ。

その度に彼の体が、ひくんっひくんっと反応して、それはそれは嬉しい。
神の子を感じさせているんだ、この私が。
夢とはいえ、眠る神子への冒涜に、罪悪感も無い訳では無い。
でも、もう止められないに決まっている。
私は死んだのだから。

コリコリコリ…

「んっ…」

彼の声が上から聞こえている。
大丈夫、瞼をきつく閉じて、まだぐっすり眠っている。

ぐりぐりぐりぐり…

「んんんっ…ふっ、うん…」

彼も眠りながら感じてるのが分かる。
しっかりと勃ち上がった先から、神聖な透き通る雫が溢れている。
もちろん舐めて吸って、全て美味しく頂いた。
清涼な味わいに、私の身体は浄化された。
今なら天国も行けるかもしれない。

コリぐりゴリゴリ、グイグイグイグイ…

「ふぅっあっあっあっ、、、」

本での知識だと…そろそろかな…?
優しく、だけどねっとりと、そのポイントを長い舌で包みながら、思い切りぐぐっ!と押してやる。
指と舌で責め続ける。

「ーーーーっっっっっ!!!」

ビクンと震えながら、白濁をほとばしらせる姿に心を奪われる。
荒い呼吸で胸が上下している。
その胸の頂きにまで飛んだ白い飛沫。
ハッとして急いで頂きにしゃぶりついて、周りに飛んだものも全て舐めとった。

これ以上、美味しいものを私は知らない。
はあーーーっっ、死んで良かったーーーっ!!!
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