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第一章
治癒?
「では、こちらに仰向けにお願いします」
細い街道から少し奥まった森の木陰。
僕は指示された通り、下衣を全て脱いでリアムさんが置いた温かいマットの上で仰向けになっている。
治癒って、脱がないといけないのかぁ。
魔法って服の上からでも効果あると思ってた。
やっぱり本物は違うんだなぁ…
「では、ここはこう持って…そうです。ぐふぅっ…ゴホン、そのまま動かないで下さい」
リアムさんに誘導されるまま、僕は大股開きで両足を胸まで引き寄せている。
実は、けっこう恥ずかしいぞ?この格好。
お腹のお肉が邪魔で恥ずかしい所が自分で見えないだけ、まだ少しマシか。
リアムさんからは、酷い姿が見えて…男同士とはいえ申し訳ない。
「はあっ、あぁっ…ふぅ、ふぅ、美しい…」
「え?あ、あの?」
うっとりと眺めるリアムさんの表情に違和感しかない。
こんな汚いもの見せられて、なんでそんなに嬉しそうなの?
「えっと…リアムさん?治癒って、必ずこうしないとダメなんですか?」
息が掛かる位に僕のお尻に顔を接近させていたリアムさんに話しかけると、ハッとした様子で顔を離す。
ゴホン、と咳払いして真面目な顔で教えてくれる。
「ええ、治癒は魔法で行います。私の魔力を直接皮膚に塗りこむ必要がありますので、これが最も効率的な姿勢及び方法となります。この世界では、皆様、必ず同じようにしていらっしゃいます」
「そ、そうなんですね。変なこと聞いてすみませんでした。初めてですので、どうぞ御手柔らかにお願いします」
あれ?また鼻血?
めちゃめちゃ吹き出してるけど貧血とかならないの?この人。
「くぅっ、なんたる誘惑!はあっ!苦しいっ、胸が、頭がぁっ!愚息も限界…果たして、このまま我慢出来るか…」
「あのー…大丈夫ですか?」
何か一人で悶えて叫んでたのに、声を掛けたら、急にキリッとしたイケメン顔でリアムさんが振り返る。
鼻血がダラダラで目が血走ってるけど超イケメンだ。
鼻血&血走りイケメン。
この世界の人って血気盛んなのかな?
「まっっったく問題ありません!!では、始めます」
そこからは、訳がわからなかった。
わかったのは、異世界ってすごい。
「やあっ、うっんんっ、もぉ、はあっ、あんっ」
ぺちゃぺちゃと、僕の下半身全体を舐められ続けている。
本当に全部。
ヘソから足の指の間まで、余すところなく舐め尽くされてる。
もう、頭はぼんやりと霞がかって上手く考えがまとまらない
「はぁっ、全て甘いっ、しっかり私の魔力を塗り込めていますので、今しばらくご辛抱をっ!あぁ、なんて美味なんだ」
リアムさんも魔法を使うから随分大変なのか、ずっと息が上がってる。
きっと、これはリアムさんが、すごく疲れることなんだ。
それを僕の為に、こんなに頑張ってやってくれてる。
時間が長いとか、ほんとに魔法なの?とか思っちゃ失礼だ。
我慢しなきゃ。むしろ感謝しなきゃ。
「リアム、さんっ、んっはぁっ、ありがと、ございっ、ますぅっ、あはぁんんっ!!たくさんっ、シてくれてぇっ、うれしっ、うんんっ、んあっ!」
回らない頭と口で、ようやく御礼を伝える。
僕の体を舐め回してたリアムさんと急にバチッと視線が合う。
リアムさんの瞳孔が、ガッと開いたように感じた。
なんか、この顔、前にも見たような…?
でも、それ以上は考えられなかった。
それまでよりも、より一層激しく舐め啜られたから。
じゅるじゅるじゅるじゅるじゅるじゅる
ちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱ
ジュプジュプジュプジュプジュプジュプ
なぜか、気付けばお尻の穴の中まで舐められ指が深々と突き刺さっていた。
その指も、初めは一本だったのが、いつの間にか増えていく。
「ふぁっ、やっ、そこ、やらっ」
そして、中にある膨らみをコリコリコリコリ…と永遠と思える程に弄られる。
こんなのが治癒って、異世界こわいーーーっ!!!
「やぁーっ!それ、むりぃ、もぉ、はぁっ!イックぅっーーーっ!!!」
遂に僕は、大切な治癒の最中に達してしまった。
申し訳ないのと、例えようのない快感に飲まれて何も話せずにいると、何かヒタリと熱く硬いモノがお尻に当たった。
魔法に使われる杭のような物かとチラリと目だけ向けると、そこにはリアムさんの息子さんが。
随分と立派にお育ちになられまして。
僕の3倍、いやそれ以上はあるんじゃないでしょうか。
子供の腕くらい?
なぜそこに、息子様が?
「??り、リアムさ、ん?」
掠れた声で呼びかけるが返事は無い。
ただ、その瞳があまりに熱くて瞳孔が完全に開いていて息を呑む。
これ、ヤバい人の瞳とちがう?
「私の魔力を直接注いで差し上げます」
そのまま僕の繊細な穴に、ぐぅっと押し込まれる巨大な息子さんの圧迫感は、とてつもない。
「ひぎゃっ!まっ、まってぇっ、死ぬっ!」
逃げようとしても、異常に強い力で抱き竦められ、全く身動き出来ない。
圧倒的な身重差と体格差と腕力差。
「はぁっ、ご安心下さい。これでっ、馬にも乗れますっ」
そんなことのために、ここまでしたくないんだけど?!
何言ってんの?
この人!!
そこまでしないと乗れないなら、僕は歩くってば!!
「ちょ、ちょっ、やめ、やあっ!はぁっ、ふっぐうっ、まっってっえ、あぐうっ、あっああーーーーーっ!!!」
ぐりぐりと穴を押し広げて押し込まれ、涙がポロポロと零れ落ちる。
「かっはっ!はっ、はっはあっ、やめっもっ、やぁっ、ぬいてっ!えっ」
その涙をぺろりと舐め取られる。
霞む視線の先でリアムさんが暗く笑っている気がした。
「はあ、これが現実など今も信じられない…神への冒涜など、もはや恐れない…尊様の全ては私のものだ。国王だろうと渡さない」
何か言っていた気がしたけれど、もう僕の頭では、その意味を理解出来なかった。
僕の頭は、とっくに焼き切れていたから。
「やああぁぁあっ!!!抜いてっ!あんっ、ひいぃっんんっ!ぐあっ、も、やめっ、あんんっ!」
さっき、散々甚振られ続けた膨らみも、リアムさんの巨木でゴリンっと容赦なく押し上げられ、僕は背中を反らせて射精していた。
こんなの痛くて苦しくて、全然気持ちいいはず無いのに。
こんな酷いことされて感じる筈無いのに。
「尊様も、気持ちいいんですね?はぁ、嬉しいっ、なんと心地良いっ、ふっはあっ」
遠のく意識の中、嬉々としたリアムさんの声が耳元で聞こえた気がした。
真っ白になっていく世界の中で縋れるのは目の前の人しか居なくて。
僕は嬌声を挙げながら彼の背中にしがみついていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ずっぷずっぷ、と上下に揺すられる度に僕の頭は真っ白く染められ、気持ち悪い声を上げてしまう。
「ああ、随分と上手に馬に乗れるようになりましたね」
頭の上から楽しそうな声が聞こえるけど勿論返事なんて出来ない。
「やっ、ああっ、ふか、いいーっ、や、もぉ、ゆらさない、でぇっ、あ、あ、あーーーっ!!!」
ビクンビクン、と大きく身体を震わせて僕は再び達してしまった。
どれだけ達しても、もう、ほとんど何も出ない。
出し過ぎて、すっかり空っぽになってしまったんだ。
「ふふ、変なことを仰る尊様ですね。早く街へ行かなくては今夜の宿が取れませんよ?野宿で宜しいのですか?」
「なんっでも、いっい、はげしく、しな、いでぇっ」
僕は今、馬の上に乗っている。
でも、直接じゃない。
リアムさんが馬に跨り、そのリアムさんと向かい合って僕が跨っているんだ。
リアムさんのマントの中で、あの巨木に深々と串刺しにされながら。
「はぁっ、なんという誘惑。困りましたね。では、今日はこの辺りにして、そろそろ寝る場所を探しましょうか。暗くなると危険ですから」
やっと開放される、とホッとする。
が、急に上下が激しくなる。
「やっああっ!まっ、やっ!あんっ!んんっ!」
「ふふっ、きつく締め付けて来てますよ、尊様。私をそんなに求めて下さるなんて光栄です。暗くなりそうなので、ちょっとだけ急ぎますね?はぁっ、この締め付け、柔らかさ…実に素晴らしいっ」
ずっぷずっぷ、ぐっちゅぐっちゅ、といやらしい水音を立てながら、激しく揺さぶられ意識が遠のく。
このまま気を失えたら…
そんな願いも虚しく。
「尊様、到着いたしました」
そう言うか言わずか、挿入したままの僕を抱えたリアムさんは軽やかに馬から飛び降りた。
「ぐああああっっっーーーー!!!」
着地と同時に、その衝撃で更に深くまで咥え込むことになって僕は目の前がまっ白になってガクガクと痙攣する。
僕の小さな息子からは何か大量に液体が噴き出したようで、僕らの服はびしょびしょに濡れる。
「ああ、そんなに深くまで咥えてもらえて誠に夢のようです。まさか、歓びの聖水まで掛けてもらえるなど私達の心が完全に通じ合った証拠。これまで辛いことばかりでしたが生きていれば幸福は訪れるのですね…」
リアムさんが少し涙声に聞こえたけれど、僕はそれどころじゃない。
リアムさんの巨根に串刺しにされたままなのだ。
一応は軽く身体を抱えてくれてはいるが、このぽっちゃりの体重のほとんどが、ソコ一点にかかっている。
「ひゅっ、ひゅっ、はっかっ」
どうにか息を整えようとするが上手く出来ない。
涎も涙も垂れ流しだ。
「ああ、気が付かずにすみません。このままでは辛いですね。今、横になる場所をご用意を致します」
そうして、例のマットを草原のど真ん中にポンと置かれた。
「さあ、お疲れでしょう。こちらでお休み下さい」
僕を抱いたまま、ゴロンと横になる。
抜けない。抜いて欲しい。
動かない身体を叱咤激励して動かそうとするが、もはや指一本動かせない。
「少し休んだら、お食事にしましょうね。愛してます、尊様」
その言葉で、僕は瞼を閉じた。
というより、勝手に意識が無くなった。
異世界、こわい…
助けて、神様…
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