パン屋の裏稼業?そんなものやってません!

にじいろ♪

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第一章

デート、データー、デーテスト

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俺たちは、ついに、遂に!付き合うことになった。
もう、俺たちの間に壁はない。
なにせ、ただのサルシンとムンスだからな。

ムンスは、毎日、俺のところへと焼き立てパンを届けてくれる。
そして、しばらく長官室にもいてくれる。
もう、ムンス専用の椅子が用意されている。
俺の膝に座って欲しいが、お堅い秘書がそれはダメだって。
ちえっ!ケチ!

一度火がついたら無茶してムンスを壊しかねないって。
無茶って、なにが?
俺の膝って、戦争兵器だった?

まあ、それは良いとして。
今日は、二人での初デート。
でっでっでぇーとぉぉーーーっ!
やっぱりだめだっ!
考えただけで、全身が燃え上がるように熱くて、恐らく血液が沸騰している。

秘書のケルビンからは、今日は手を握るくらいで、と言われた。
手を…手を握る?
あの柔らかそうで白い手を?
想像しただけで、何枚もの書類を俺の鼻血で染めて、ケルビンにものすごーく嫌な顔をされた。

「もう!ちょっとはデートのことを忘れて仕事して下さい!」

「あああぁあぁぁぁぁーっ!でぇとぉーーっ!!俺の!俺のムンスーっ!!!」

秘書がどうやったのか、俺たちのデートは次の日に早められていた。
あれ?予定は週末じゃなかったっけ?
俺、急に仕事休みになったの、なんで?
え、ムンスとどうやって連絡取ったの?

「サルシンさん、今日はお仕事大丈夫だったんですか?」

かわい過ぎるムンスが俺に話しかける。
今日は、いつもよりもさらにかわいいし、とんでもなくエロい。
どうやったら、そんなプルンとした唇になるんだ。
今は、吸い付いちゃダメなのか。
男の余裕って、なんだ。

「んっ?ああ、大丈夫だ。俺の手にかかれば、仕事なんてすぐに終わるからな!ははっ」

男の余裕を見せたいが、実際はデートが楽しみ過ぎて、あれから1枚もまともに書類を処理出来ていない。
最近、ケルビンの目が前よりも厳しい気がする。
俺が孤児出身だからって!

「そうなんですか?サルシンさんは、かっこいいだけじゃなくて仕事も出来るんですね。僕、憧れちゃうな。それに、こんな素敵な人と、お、お、お付き合い、出来るなんて…」

言いながらムンスが真っ赤になって口ごもるから、俺も一緒に照れる。
暑い!なんだ、今日は太陽が近いのか?!
宇宙、どうなってる?!

「その、ムンスは、何か欲しいものはないか?」

今日のために魔術課の部下達全員に流行り物を聞いて、一通り人気の店の場所も教わって来た。
おしゃれなカフェとやらも抑えてある。
欲しい物を全て買ってあげたいから多めに白金貨50枚を用意していたら、家でも買うつもりかとケルビンに頭を思い切り叩かれた。

俺は本当は職場でイジメにあっているなんて、ムンスには言えない。

「あ!あのお店見ませんか?」

ムンスが、俺の服の裾をちょいちょいと引っ張る。
殺す気か。
あまりの可愛さに息が止まるかと思った。

「あー、ごほん、ちょっといいか」

ムンスを抱き締める。
とりあえず匂いを胸いっぱいに吸い込む。
落ち着くかと思えば、逆効果だ。

だめだ、到底我慢出来ない。

「ムンス、君と二人きりになりたい」

ムンスの耳元でささやく。
小さく頷いてくれたのを見たら、そのままムンスをお姫様抱っこして走り出していた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


俺は、夢中で宿屋を探していた。
でも、安くてボロいとこなんて嫌だ。
最高の宿屋じゃないと、ムンスには似合わない。
というわけで、息を切らせて、まだ昼前なのに街の超高級宿屋に到着。
ムンスをお姫様抱っこで走っていたからか、街のあちこちで、ヒューヒューだの、熱いだの、優しくな、だの声をかけられたが、全て無視した。
背景は目に入らない。
見えるのは、真っ赤に染まって俺に捕まるムンスだけだ。

一番良い部屋を借りて、急いで中へ入って扉の鍵を閉める。
広くて清潔感のある豪華な部屋で、ほっとする。
綺麗なムンスに似合うのは、こういう所だ。
ドシドシと部屋を横切り、ムンスをそっと寝台へと降ろす。

「サルシンさん…」

真っ赤になったムンスの首筋が色香を放ってる。
なんで、そんなに艷やかなんだ。
俺は、自分の理性を総動員して、下半身の熱から意識を頭に戻して、ムンスに話しかける。

「ムンス、俺はお前の全てを味わいたいと思ってる。それでその、お前は、どうだ?」

ムンスは、更に顔を赤くして顔を覆う。
その細い肩が震えてる。

「っっぼくもっ僕も、サルシンさんに、ふ、触れたいと思ってまひゅっ」

舌を噛んだらしい。
痛い…と涙目になっている。

「見せてみろ」

ムンスが、小さく口を開いて舌を出す。
エロい…エロ過ぎる…
俺の下半身が、死にそうに悶えてる。
なんとか下半身の暴走に堪えて、そっとムンスの舌を指で触る。
ほんの少しだけ傷が出来てる。

「ん"っ」

痛かったのか、眉間にしわがよる。
思わず俺の息が上がる。

俺の舌に魔力を流して、ムンスの舌の傷をねっとり舐めあげる。
美味い。美味い、美味い…
俺の舌で、ムンスの舌を味わいながら、ヒールで治していく。
心地よいのか、ムンスの眉間のシワは無くなり、色っぽい声が漏れる。

「んふっサル、サルシン、さんっ」

「サルシンでいい。さんは要らない」

一瞬だけ、唇を話して告げると、真っ赤な顔でコクコクと頷く。
あーっだめだ、もう全て食べたい。
ムンスの膝が震えてることに気付く。
俺も、指先まで震えてる。

「あのっ僕、こういうの、初めてで…」

涙目のムンスが、ゴウゴウ煽る。
これ以上、火を点けられたら、本当に壊してしまう。

「安心しろ、俺も初めてだ」

「え?ほんとうに?」

構わず、ムンスの首を舐めて吸い上げる。
ムンスの香りと味がする。
最高に興奮して、気持ち良い。
ずっとこうしたかった。

「んっ、はぁっんんっ」

なんだ、このムンスの色気が異常な声は!
そして俺の体の制御が効かなくなっていく。

「ムンス、俺、おかしいんだ」

恥ずかしいけれど、仕方ない。
もう、暴発寸前なのだ。
俺の大きすぎるモノを下着から出してみせる。
ムンスの目が点になってる。

「えと、コレが、その、サルシンの…?」

ムンスが見てると思うだけで、ひくんひくんと反応して、先から透明なネバネバしたものが出てしまう。

「ああ、これまで、どんな女を見たって、こんな風になったことがないんだ。でも、ムンスを前にすると、ココが、こんなにも反応してしまうし、今にも心臓が止まりそうに締め付けられる。今も、ムンスが見てるだけで、こんなに涎を垂らしてる。俺は、おかしいだろうか。病気…だろうか」

先っぽのネバネバを指ですくって、ムンスにみせる。
ムンスは、頬を上気させながら、俺の指を見て…パクリと咥えた。
俺の腰が破裂しそうにズクズクと重くなる。

「ん、おいし」

舌で俺のネバネバを舐め取り、指先を吸う。
そのあまりのいやらしさに、俺の先っぽからは、とうとう勝手に白い液体までトロトロと零れてきた。

「あっあっ、ムンスっそんなことしたら、だめだっムンスの口の中が俺ので汚れてしまう」

俺ので汚れる、俺ので、ムンスが白く…
ムンスがーーーーーっ!!!

とうとう、俺は、白濁をしっかり吐き出してしまった。
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