ありふれた話 ~追放された錬金術師は、神スキル【物質創造】で辺境に楽園を築きます。今さら戻ってこいと言われても以下略

ゆきむらちひろ

文字の大きさ
14 / 43
第二章 エルダ村、楽園創造への道

14:楽園の名物、癒しの温泉

しおりを挟む
 伝説のドワーフ鍛冶師・ギドさんが仲間に加わり、僕たちの村の防衛力は飛躍的に向上した。僕が供給する超高純度の魔法金属と、ギドさんの神業的な腕前によって生み出される武具。それらはもはや伝説級と呼んでも差し支えないほどの性能を誇っていた。
 頑固で口は悪いが根は優しいギドさんは、すぐに村に溶け込んだ。今では子供たちに木の玩具を作ってやる好々爺としての一面も見せるようになっている。

 村の生活は、豊かで、そして穏やかだった。農業用ゴーレムたちが黙々と畑を耕し、ルナの精霊魔法を受けた作物がたわわに実っている。ミミはその優れた五感で村の周囲の安全を見守り、ギドさんの工房からは力強い槌の音が心地よく響いてくる。村人たちの顔には笑顔が絶えず、誰もが自分の役割に誇りを持ち、助け合いながら暮らしていた。それは、僕が追放された日には夢見ることさえできなかった、理想郷そのものの光景だった。

 しかし、僕は満足していなかった。
 豊かさや安全だけでなく、この村に暮らす人々の「心」を、もっと豊かにしたい。日々の労働の疲れを癒やし、明日への活力を与えてくれるような、そんな場所が村に必要だと考えていた。

「――というわけで、僕はこの村に『温泉』を作りたいと思っているんだ」

 僕はルナとミミ、そしてギドさんを家に集めて、そのアイデアを打ち明けた。
 唐突な提案に、三人はきょとんとした表情をして、顔を見合わせた。

「おんせん……? なんだ? それは」

 ギドさんが、立派な髭を撫でながら不思議そうに尋ねる。
 なるほど、そうか。土地柄によっては、地中からお湯が湧き出るなんてあり得ないところもあるだろう。温泉というものを知らない人がいても不思議じゃない。

「温かいお湯が湧き出る泉のことです。身体を温め、疲れを癒やす効果があると言われています」

 ルナが補足するように説明してくれた。
 どうやら彼女の故郷にも、似たような施設があったらしい。

「ふかふかのお風呂……?」

 ミミが、琥珀色の瞳をきらきらさせて身を乗り出した。猫である彼女は水浴びは苦手だが、温かい場所は大好きだった。

 僕は、古代技術書で読んだ温泉の知識を、彼らに熱心に説明した。
 単に体を洗う場所ではない。人々が集い、語らい、心身ともにリラックスできる、コミュニティの中心となりうる場所。そして、様々な鉱物成分を含むお湯は、怪我や病気の治癒を促進する効果も期待できる。

「面白そうじゃねえか!」

 一番最初に食いついたのは、意外にもギドさんだった。

「ワシらドワーフは、熱い蒸気と鉱石の匂いが大好きでのう。毎日ハンマーを振るって凝り固まったこの身体を癒やしてくれるってんなら大歓迎じゃ!」

 こうして、僕の新たなプロジェクト「温泉掘削計画」が発足。村長のギデオンさんをはじめ、村の仲間たちにも説明をし、全面的な賛同を得ることができた。こうして、温泉採掘は実行に移されることになった。

 まずは、温泉を掘る場所の選定だ。
 僕は【物質創造】の意識を村の地下深くまで潜らせ、この土地の龍脈――マナの流れを詳細に調査した。
 村の北側、少し小高くなった丘の地下に、ふたつの龍脈が交差する強力なマナの溜まり場があることを突き止める。ここなら、強力な地熱エネルギーを利用して、質の良い温泉を湧き出させることができるはずだ。

 場所が決まると早速、建設班のゴーレムたちを動員して掘削作業を開始した。
 ゴーレムたちは、その怪力で次々と土砂を掘り進めていった。硬い岩盤にぶつかると、ギドさんがこの日のために打ってくれた、オリハルコンを混ぜ込んだ特殊なドリルでを砕いていく。
 掘削作業は順調に進み、数日で地下数十メートルの深さまで到達した。
 そして、ついにその時が来た。

「アル兄! なんだか地面の奥から温かい空気が来る!」

 五感の鋭いミミが、興奮した声を上げた。
 それだ。それだよ!
 僕は掘り進めた穴の底に降り立つと、最後の仕上げに取り掛かった。

「【物質創造】――『龍脈穿孔』!」

 僕の魔力が、龍脈の交差点に集中する。マナの奔流に小さな亀裂を入れ、そこから地熱エネルギーと、地下水脈を引き上げるための「道」を創造する。
 さらに、その道を通る地下水に、僕がイメージする様々な治癒成分――硫黄、塩分、ラドンなどの鉱物元素を、原子レベルで溶け込ませていく。

 ゴオオオオオッ!

 足元から、地響きと共に巨大なエネルギーが噴き出す予兆が感じられた。
 僕は急いで地上へと退避する。

「みんな、気をつけて!」

 そう叫んだ直後。掘削した穴の底から、白い蒸気と共に、熱いお湯が勢いよく噴き出したのだ!

「「「おおおおおっ!!」」」

 作業を見守っていた村人たちから、割れんばかりの歓声が上がった。
 噴き出したお湯は、あっという間に僕たちが掘っておいた窪地に溜まっていく。お湯が溜まる窪地は、もちろん僕のスキルを使って補修と補強をし、巨大な湯船が形成されている。たちまちお湯でいっぱいになり、湯気がただよう温泉と化した。周囲には、硫黄の独特の香りと、大地のエッセンスが凝縮されたような、心地よい匂いが立ち込める。

 僕はそのお湯を桶に汲んで、温度と成分を確かめた。
 温度は、人間が入るのにちょうどいい塩梅。そして、そのお湯に含まれる魔力と治癒成分は、僕の想像を遥かに超える極上のものだった。これなら、どんな疲れも吹き飛ばしてくれるだろう。

 温泉が湧き出た後は、湯小屋の建設だ。
 ギドさんが、その頑固な職人魂をいかんなく発揮してくれた。彼は自ら森に入って最高の木材を選び出し、それをゴーレムたちに加工させ、釘を一本も使わないドワーフ伝統の木組み工法を駆使し、見事な湯小屋を建ててみせた。中には脱衣所と、岩盤をくり抜いた内風呂、そして火照った体を冷ますための休憩所まで完備されている。
 露天風呂の周りは、ルナが精霊魔法で美しい苔や季節の花々を配置し、風情のある庭園に仕上げてくれた。

 そして、数日が経ち。エルダ村の新たな名物、「エルフの癒し湯」と名付けられた温泉施設がついに完成した。

「よし! それじゃあ一番風呂は、この村の功労者たちでいただくとするか!」

 ギドさんの提案で、最初に入浴するのは僕とギドさん、そして村長のギデオンさんをはじめとする長老たちということになった。女性陣は少し時間をずらして入ることになっている。

 男たちは、少し気恥ずかしそうにしながらも、完成したばかりの露天風呂へと足を踏み入れた。

「「「うおおぉぉぉ……」」」

 湯船に身体を沈めた瞬間、僕たち全員の口から、同じような感嘆の声が漏れる。
 心地よい熱さが、身体の芯までじんわりと染み渡っていく。凝り固まっていた筋肉が、ゆっくりと解きほぐされていくのが分かる。

「こ、これは……極楽じゃ……」

 ギドさんが、その厳つい顔をだらしなく緩ませていた。

「わしも腰痛が……和らいでいくようじゃ……」

 ギデオンさんは、長年の腰の痛みが嘘のように軽くなっていくのを感じているようで。思いもよらぬ効能に目を丸くしていた。

 僕たちは、肩まで湯に浸かり、夜空に浮かぶ満月を眺めた。
 これまで、ただがむしゃらに村の発展のために走り続けてきた。こうして、仲間たちとゆっくりと湯に浸かり、語り合う時間は、何物にも代えがたい贅沢だった。

「アルト様。あなた様がこの村に来てから、まだ数ヶ月しか経っておりませぬ。しかし、この村は、まるで百年の時を遡ったかのように、いや、それ以上に豊かになりました。……本当に、感謝の言葉も見つかりませぬ」

 ギデオンさんが、しみじみとそう言った。

「ワシもじゃ。まさかこの年になって、オリハルコンを打てる日が来ようとはな。師匠には、足を向けて寝られんわい」
「だから、師匠って言うのはやめてくださいよ……」

 僕たちは、他愛もない話をしながら笑い合った。
 追放された錬金術師。伝説から忘れ去られたドワーフ。そして、時代の流れから取り残された村人たち。
 僕たちは皆、世界のどこにも居場所のなかった者たちだった。
 そんな僕たちが、この辺境の地で出会い、手を取り合って、自分たちの手で楽園を築いている。その事実が、たまらなく誇らしかった。

 僕たちが湯から上がると、今度はルナとミミ、そして村の女性たちが、楽しそうな声を上げながら湯小屋へと入っていった。
 少しすると、中からキャッキャと華やかな嬌声が聞こえてくる。

「まあ! このお湯、お肌がすべすべになりますわ!」
「ミミちゃん、尻尾はちゃんと洗うのよー」
「くすぐったいニャ! ルナ姉、やめてー!」

 その楽しそうな声を聞きながら、僕は湯小屋の前の縁側に座り、火照った身体を夜風にさらしていた。
 隣には、同じように湯上がりで火照った顔をしたギドさんが、満足そうに髭を撫でている。

「……いい村になったな、アルト」
「……はい。本当に」

 僕は、心からそう思った。
 この村には、僕が守りたいものが、すべて詰まっている。

 しかし、この穏やかな時間が、永遠に続くわけではないことを、僕たちはまだ知らなかった。僕たちが造り上げたこの楽園の噂。そして、僕の規格外の力の存在。それらが、外の世界に少しずつ漏れ伝わり始めていたのだ。

 王都のギルド。
 利権に飢えた貴族。
 そして……僕を追放した、勇者パーティーの耳にまで。

 人の口には戸が立てられない。マルコさんがどれだけ慎重に立ち回ろうと、やはり限界があったのだろう。仕方ないと言えば、仕方のないことなのだろう。

 けれど、まったくの想定外なことも起こっていた。
 僕が温泉を掘削するために龍脈に深く干渉した、その強大な魔力の波動。それは僕が思っていたよりも遥かに遠くまで届いていた。それは、遥か北方の古代遺跡で永く封印されていた、ある邪悪な存在を目覚めさせる。

「……このマナの波動……まさか? エルフの秘宝と……そして……神の領域に触れる、創造の力? フフフ……ハハハハ! 見つけたぞ……我が主の復活の鍵を!」

 それは、かつて世の中に脅威を与えていた魔王としもべたち。その先駆けとして、魔王軍四天王のひとりが数千年の眠りから目覚めようとしていた。

 僕たちの楽園に、新たな影が忍び寄ろうとしている。
 しかし、今はまだ、誰もそのことに気づいてはいない。
 エルダ村は、ただ癒やしの湯と、人々の温かい笑い声に満たされていた。
 束の間の、しかしかけがえのない平和な夜が、静かに更けていった。


 -つづく-






次回、第15話。「王都からの視察団」。
村の行く末と、アルトの未来を左右する、決断。

ブックマークや「いいね」での評価、感想などいただけると励みになります。
応援のほど、よろしくお願いします。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!

たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。 新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。 ※※※※※ 1億年の試練。 そして、神をもしのぐ力。 それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。 すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。 だが、もはや生きることに飽きていた。 『違う選択肢もあるぞ?』 創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、 その“策略”にまんまと引っかかる。 ――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。 確かに神は嘘をついていない。 けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!! そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、 神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。 記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。 それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。 だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。 くどいようだが、俺の望みはスローライフ。 ……のはずだったのに。 呪いのような“女難の相”が炸裂し、 気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。 どうしてこうなった!?

捨てられた貴族六男、ハズレギフト『家電量販店』で僻地を悠々開拓する。~魔改造し放題の家電を使って、廃れた土地で建国目指します~

荒井竜馬@書籍発売中
ファンタジー
 ある日、主人公は前世の記憶を思いだし、自分が転生者であることに気がつく。転生先は、悪役貴族と名高いアストロメア家の六男だった。しかし、メビウスは前世でアニメやラノベに触れていたので、悪役転生した場合の身の振り方を知っていた。『悪役転生ものということは、死ぬ気で努力すれば最強になれるパターンだ!』そう考えて死ぬ気で努力をするが、チート級の力を身につけることができなかった。  それどころか、授かったギフトが『家電量販店』という理解されないギフトだったせいで、一族から追放されてしまい『死地』と呼ばれる場所に捨てられてしまう。 「……普通、十歳の子供をこんな場所に捨てるか?」 『死地』と呼ばれる何もない場所で、メビウスは『家電量販店』のスキルを使って生き延びることを決意する。  しかし、そこでメビウスは自分のギフトが『死地』で生きていくのに適していたことに気がつく。  家電を自在に魔改造して『家電量販店』で過ごしていくうちに、メビウスは周りから天才発明家として扱われ、やがて小国の長として建国を目指すことになるのだった。  メビウスは知るはずがなかった。いずれ、自分が『機械仕掛けの大魔導士』と呼ばれ存在になるなんて。  努力しても最強になれず、追放先に師範も元冒険者メイドもついてこず、領地どころかどの国も管理していない僻地に捨てられる……そんな踏んだり蹴ったりから始まる領地(国家)経営物語。 『ノベマ! 異世界ファンタジー:8位(2025/04/22)』 ※別サイトにも掲載しています。

追放された無能鑑定士、実は世界最強の万物解析スキル持ち。パーティーと国が泣きついてももう遅い。辺境で美少女とスローライフ(?)を送る

夏見ナイ
ファンタジー
貴族の三男に転生したカイトは、【鑑定】スキルしか持てず家からも勇者パーティーからも無能扱いされ、ついには追放されてしまう。全てを失い辺境に流れ着いた彼だが、そこで自身のスキルが万物の情報を読み解く最強スキル【万物解析】だと覚醒する! 隠された才能を見抜いて助けた美少女エルフや獣人と共に、カイトは辺境の村を豊かにし、古代遺跡の謎を解き明かし、強力な魔物を従え、着実に力をつけていく。一方、カイトを切り捨てた元パーティーと王国は凋落の一途を辿り、彼の築いた豊かさに気づくが……もう遅い! 不遇から成り上がる、痛快な逆転劇と辺境スローライフ(?)が今、始まる!

「役立たず」と追放されたが、俺のスキルは【経験値委託】だ。解除した瞬間、勇者パーティーはレベル1に戻り、俺だけレベル9999になった

たまごころ
ファンタジー
「悪いがクビだ、アレン。お前のような戦闘スキルのない寄生虫は、魔王討伐の旅には連れていけない」 幼馴染の勇者と、恋人だった聖女からそう告げられ、俺は極寒の雪山に捨てられた。 だが、彼らは勘違いしている。 俺のスキルは、単なる【魔力譲渡】じゃない。 パーティメンバーが得た経験値を管理・分配し、底上げする【経験値委託(キックバック)】という神スキルだったのだ。 俺をパーティから外すということは、契約解除を意味する。 つまり――今まで彼らが俺のおかげで得ていた「かさ増しステータス」が消え、俺が預けていた膨大な「累積経験値」が全て俺に返還されるということだ。 「スキル解除。……さて、長年の利子も含めて、たっぷり返してもらおうか」 その瞬間、俺のレベルは15から9999へ。 一方、勇者たちはレベル70から初期レベルの1へと転落した。 これは、最強の力を取り戻した俺が、雪山の守り神である銀狼(美少女)や、封印されし魔神(美少女)を従えて無双し、新たな国を作る物語。 そして、レベル1に戻ってゴブリンにも勝てなくなった元勇者たちが、絶望のどん底へ落ちていく「ざまぁ」の記録である。

ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします

ランド犬
ファンタジー
 異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは ――〈ホームセンター〉 壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。 気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。 拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?

追放された”お荷物”の俺がいないと、聖女も賢者も剣聖も役立たずらしい

夏見ナイ
ファンタジー
「お荷物」――それが、Sランク勇者パーティーで雑用係をするリアムへの評価だった。戦闘能力ゼロの彼は、ある日ついに追放を宣告される。 しかし、パーティーの誰も知らなかった。彼らの持つ強力なスキルには、使用者を蝕む”代償”が存在したことを。そして、リアムの持つ唯一のスキル【代償転嫁】が、その全てを人知れず引き受けていたことを。 リアムを失い、スキルの副作用に蝕まれ崩壊していく元仲間たち。 一方、辺境で「呪われた聖女」を救ったリアムは自らの力の真価を知る。魔剣に苦しむエルフ、竜の血に怯える少女――彼は行く先々で訳ありの美少女たちを救い、彼女たちと安住の地を築いていく。 これは、心優しき”お荷物”が最強の仲間と居場所を見つけ、やがて伝説となる物語。

【鑑定不能】と捨てられた俺、実は《概念創造》スキルで万物創成!辺境で最強領主に成り上がる。

夏見ナイ
ファンタジー
伯爵家の三男リアムは【鑑定不能】スキル故に「無能」と追放され、辺境に捨てられた。だが、彼が覚醒させたのは神すら解析不能なユニークスキル《概念創造》! 認識した「概念」を現実に創造できる規格外の力で、リアムは快適な拠点、豊かな食料、忠実なゴーレムを生み出す。傷ついたエルフの少女ルナを救い、彼女と共に未開の地を開拓。やがて獣人ミリア、元貴族令嬢セレスなど訳ありの仲間が集い、小さな村は驚異的に発展していく。一方、リアムを捨てた王国や実家は衰退し、彼の力を奪おうと画策するが…? 無能と蔑まれた少年が最強スキルで理想郷を築き、自分を陥れた者たちに鉄槌を下す、爽快成り上がりファンタジー!

スキル【土いじり】でパーティを追放された俺、開墾した畑からダンジョンが生えてきた。

夏見ナイ
ファンタジー
「役立たず」の烙印を押され、パーティを追放されたアルフォンス。彼のスキルは戦闘に不向きな【土いじり】。失意の彼は都会を離れ、辺境の地で静かに農業を営むことを決意する。 しかし、彼が畑を耕すと、そこから不思議なダンジョンが生えてきた! ダンジョン内では、高級ポーションになる薬草や伝説の金属『オリハルコン』が野菜のように収穫できる。地味だと思われた【土いじり】は、実はこの『農園ダンジョン』を育てる唯一無二のチートスキルだったのだ。 噂を聞きつけ集まる仲間たち。エルフの美少女、ドワーフの天才鍛冶師……。気づけば彼の農園は豊かな村へ、そして難攻不落の要塞国家へと発展していく。 一方、彼を追放したパーティは没落の一途を辿り……。 これは、追放された男が最強の生産職として仲間と共に理想郷を築き上げる、農業スローライフ&建国ファンタジー!

処理中です...