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ep8 やさしいひかり
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先ほど書いた下手くそなランプの絵を、ルーエンとセリアスが難しい顔で眺めている。
そんなに真剣に見られると恥ずかしいが、元のマークを知らない二人は、それが下手かどうかも判別できないだろう。
「なるほど。」
経緯を把握したルーエンが考え込むように顎に手を添える。
「もともと、こちらの魔式では君に向いていなかったのかもしれませんね。」
更に考え込むルーエンに少しばかり罪悪感が湧いて口を開く。
「――ルーエン先生、どうやら俺、そもそも絵が壊滅的に下手みたいで。」
大切な事だから真剣に言ったのに、視界の端でセリアスが笑った気配がした。後ではたいても許されるだろうか――王子だけど。
ルーエンの口もわずかに震えた気がしたのは気づかないふりをした。
「そうですね……。学園の生徒でも、直線や丸だったり、図形のバランスが上手く把握できない生徒はいます。
君の場合は……まっすぐ線を引くのも苦手なようですね……ふっ」
――いま。ちょっと息が洩れましたよ、先生。気をつけてください。
声にしないまでも、じとりとした目線は向けておく。ルーエンは若干気まずそうに佇まいを直した。
無言ですっと紙を横並びに揃えられる。
右がルーエン、左がヒナタの魔式。横並びにすると、その差が残酷なほど明らかだった。
「壊滅的です。」
怒られたあとなので、あえて引き続き真面目に言ったのに、今度こそ明確にルーエンの口から息が漏れた。
「もういいよ、笑ってくれても。」
諦めて口を尖らせて言うと、セリアスが後ろからぎゅうぎゅう抱きしめてきた。
大型犬のような彼はテンションが上がると直接的な行動にでがちだ。
「かわいい……」
耳のすぐそばで、笑う声がした。少しくすぐったい。
特に気にせずに、よしよしと頭を撫でながら、ルーエンの答えを待つ。
ちょっと落ち着いたらしいルーエンが誤魔化すように咳払いをした。
「……実のところ、書き写しの問題かどうか確かめようと思っていたのです。
ただ、君ほど極端ではないにしろ、上手く描けない生徒も成功していますので、別の問題かとは考えていました。」
「君ほど極端、なるほど。」
そこは必要でしたか、先生。
肩口に乗っている夜明け色の頭がさらに反応したのを感じて、髪をちょっと引っ張ってやろうかと思った。
「……でも、これで発現できたという事は、図の問題ではなさそうですね。」
「先生、いま俺の心には問題が発生してます。」
ルーエンはまたわざとらしく咳をした。大丈夫ですか、とは絶対言わない。
さらさらとペンが走る音がして、紙が差し出された。
「描こうとしていたのは、こういったものになりますか?
……それと、そろそろ殿下は離れてください。
君も少しくらい抵抗しなさい。先生は慣れきっている君が心配です。」
ルーエンが見せてきた紙を見て思わず唸った。セリアスの事はいつものことなので敢えて拾わない。
――想像で描いた先生の方が上手いってどゆこと。
そして、あ、と気づいた。
「そういえば、電球のマークって、ハートみたいに真ん中が繋がってた気がする。」
「――! 不完全な図で発動した? ……いや、暴走ではなかった。もしかして……いやまさか……。」
ぶつぶつと何かを呟いたあと、ルーエンはばっと顔を上げた。
「今からいう事を試していただけますか。」
いつもクールなルーエンの瞳が、少しだけ熱を帯びていた。
勢いに押されてこくこくと頷く。息をのむほど、ルーエンの声が真剣だった。
「本来、魔法は、“知”、“魔力”、“意志”――これらがかけ合わさって発現します。
“知”とは、すなわち理を理解し、形として整える力。その補助のために魔式を使います。
ですが、君の場合――理そのものを感覚的に“掴んで”いるのかもしれません。
だからこそ、魔式を介さずとも発動したのでしょう。」
ルーエンの指がとん、と電球マークを指す。
「さきほど、何をイメージして、何と唱えましたか?」
「イメージ……特にしてなかったかも。ただ光ればいいのにって。それで、『光れ』って言ったら光って……」
「なるほど。であれば、やはりこの図は君の中にある“光の形”を補うだけのものだったのでしょう。
おそらく君は、自分の中にあるイメージと魔力さえあれば発動できるのだと思います。
君に必要なのは“知”ではなく、“意志”――すなわち、自分の力をどう現実へ繋げるかの制御です。
魔力量が多い者ほど難しい作業ですが……君なら得意分野かもしれませんね。」
先ほどから一気に捲し立てられて、いまいちついていけない。
「つまり、使いたい魔法をすっごいイメージしながら、魔法を使う!って思えばいいってこと……?」
ぱちぱちと瞬きを返しながら、分かっているのか分かっていないのか、微妙な返答をしてしまった。
それでもルーエンが呆れる事はない。鷹揚に頷いた。
「ざっくり言えばそういうことです。くれぐれも“強い力”をイメージしないように。」
「ヒナタなら、できるよ。」
後ろからそっとセリアスが応援してくれる。
その声がことのほか優しかったから、先ほどまでの事は許そうと思った。
そっと目を閉じて、イメージする。
どんな光がいいかな――きれいで、大きな光じゃなくて――
あ、と思う。
イルミネーション、また見たいな――あたたかい記憶。家族や、友達や――
その瞬間、空気が震えた。
風もないのに、頬をかすめるような温度のゆらぎが走る。
「ヒナタ……」
どこか呆然としたような、セリアスの声が聞こえた。
ゆっくりと目を開く。
そこには、光があった。
無数の粒が宙に浮かび、ひとつ、またひとつと息をするように瞬いている。
柔らかな光が、優しくきらめいて室内を照らしていた。――まるで夜空の粒を部屋に貼りつけたようだった。
息を詰めたようにそれらを見上げていたルーエンが、ゆっくりとヒナタを振り返る。
「――ヒナタ様。成功ですよ。よく頑張りましたね。」
あまり表情を動かさないルーエンが、優しく微笑んでいる。
その穏やかさに、胸がじんと温かくなった。
室内には言葉のない静寂が落ちた。息をするのを忘れて、ただその光を見つめていた。
ようやく――この世界で生きていく兆しが見えた。
そう安心したのがいけなかったのか――喉の奥が詰まった。
「ヒナタ。これはどういうイメージなんだ……?
私はこういった魔法を見たことがない。とても綺麗だ……」
「本当ですね……。しかしまさか、唱える必要すらないとは……君には驚かされっぱなしですよ。
君の中にある理は、私たちの知るものとは少し違うのかもしれません。」
返答しようとして、咄嗟に声が出なかった。出せなかった。
まるで、懐かしい街の灯がここに生まれたみたいな光景だったからだ。
少しずつ、光を失っていくそれらをみて、胸が苦しくて、息を吸うたびに何かが遠のいていく気がした。
「イルミネーション……俺が住んでたとこの、公園に。
いつもクリスマス頃になると綺麗にライトアップされてて――」
ぽろりと涙が溢れた。いけない。そう思っても、涙は勝手に頬を伝った。
思い出すほど、手が届かなくなる気がして――それがたまらなく怖くなった。
途端、ふわりと身体が浮くような感覚に包まれた。
その温かさで、セリアスに抱き上げられたのだと分かった。
「すまない、ルーエン。今日はここまでにしてもいいだろうか。」
「……もちろんです、殿下。早く休ませてあげてください。
ヒナタ、今日はゆっくり休んで。ここしばらく、休みなく本当によく頑張りましたね。
君は自慢の生徒ですよ。明日は、お休みにしましょう。」
さらりと髪をひとなでしたのは、ルーエンの手だろう。
『ありがとう』も『急にごめんなさい』も、何も言えなかった。今度言うから、今は許してもらおう。
セリアスが肩布をそっと頭にかけてくれて、顔が見えないようにしてくれたことが、今はただありがたかった。
肩布の向こう、まぶたの裏に、まだあの光が揺れていた。
そんなに真剣に見られると恥ずかしいが、元のマークを知らない二人は、それが下手かどうかも判別できないだろう。
「なるほど。」
経緯を把握したルーエンが考え込むように顎に手を添える。
「もともと、こちらの魔式では君に向いていなかったのかもしれませんね。」
更に考え込むルーエンに少しばかり罪悪感が湧いて口を開く。
「――ルーエン先生、どうやら俺、そもそも絵が壊滅的に下手みたいで。」
大切な事だから真剣に言ったのに、視界の端でセリアスが笑った気配がした。後ではたいても許されるだろうか――王子だけど。
ルーエンの口もわずかに震えた気がしたのは気づかないふりをした。
「そうですね……。学園の生徒でも、直線や丸だったり、図形のバランスが上手く把握できない生徒はいます。
君の場合は……まっすぐ線を引くのも苦手なようですね……ふっ」
――いま。ちょっと息が洩れましたよ、先生。気をつけてください。
声にしないまでも、じとりとした目線は向けておく。ルーエンは若干気まずそうに佇まいを直した。
無言ですっと紙を横並びに揃えられる。
右がルーエン、左がヒナタの魔式。横並びにすると、その差が残酷なほど明らかだった。
「壊滅的です。」
怒られたあとなので、あえて引き続き真面目に言ったのに、今度こそ明確にルーエンの口から息が漏れた。
「もういいよ、笑ってくれても。」
諦めて口を尖らせて言うと、セリアスが後ろからぎゅうぎゅう抱きしめてきた。
大型犬のような彼はテンションが上がると直接的な行動にでがちだ。
「かわいい……」
耳のすぐそばで、笑う声がした。少しくすぐったい。
特に気にせずに、よしよしと頭を撫でながら、ルーエンの答えを待つ。
ちょっと落ち着いたらしいルーエンが誤魔化すように咳払いをした。
「……実のところ、書き写しの問題かどうか確かめようと思っていたのです。
ただ、君ほど極端ではないにしろ、上手く描けない生徒も成功していますので、別の問題かとは考えていました。」
「君ほど極端、なるほど。」
そこは必要でしたか、先生。
肩口に乗っている夜明け色の頭がさらに反応したのを感じて、髪をちょっと引っ張ってやろうかと思った。
「……でも、これで発現できたという事は、図の問題ではなさそうですね。」
「先生、いま俺の心には問題が発生してます。」
ルーエンはまたわざとらしく咳をした。大丈夫ですか、とは絶対言わない。
さらさらとペンが走る音がして、紙が差し出された。
「描こうとしていたのは、こういったものになりますか?
……それと、そろそろ殿下は離れてください。
君も少しくらい抵抗しなさい。先生は慣れきっている君が心配です。」
ルーエンが見せてきた紙を見て思わず唸った。セリアスの事はいつものことなので敢えて拾わない。
――想像で描いた先生の方が上手いってどゆこと。
そして、あ、と気づいた。
「そういえば、電球のマークって、ハートみたいに真ん中が繋がってた気がする。」
「――! 不完全な図で発動した? ……いや、暴走ではなかった。もしかして……いやまさか……。」
ぶつぶつと何かを呟いたあと、ルーエンはばっと顔を上げた。
「今からいう事を試していただけますか。」
いつもクールなルーエンの瞳が、少しだけ熱を帯びていた。
勢いに押されてこくこくと頷く。息をのむほど、ルーエンの声が真剣だった。
「本来、魔法は、“知”、“魔力”、“意志”――これらがかけ合わさって発現します。
“知”とは、すなわち理を理解し、形として整える力。その補助のために魔式を使います。
ですが、君の場合――理そのものを感覚的に“掴んで”いるのかもしれません。
だからこそ、魔式を介さずとも発動したのでしょう。」
ルーエンの指がとん、と電球マークを指す。
「さきほど、何をイメージして、何と唱えましたか?」
「イメージ……特にしてなかったかも。ただ光ればいいのにって。それで、『光れ』って言ったら光って……」
「なるほど。であれば、やはりこの図は君の中にある“光の形”を補うだけのものだったのでしょう。
おそらく君は、自分の中にあるイメージと魔力さえあれば発動できるのだと思います。
君に必要なのは“知”ではなく、“意志”――すなわち、自分の力をどう現実へ繋げるかの制御です。
魔力量が多い者ほど難しい作業ですが……君なら得意分野かもしれませんね。」
先ほどから一気に捲し立てられて、いまいちついていけない。
「つまり、使いたい魔法をすっごいイメージしながら、魔法を使う!って思えばいいってこと……?」
ぱちぱちと瞬きを返しながら、分かっているのか分かっていないのか、微妙な返答をしてしまった。
それでもルーエンが呆れる事はない。鷹揚に頷いた。
「ざっくり言えばそういうことです。くれぐれも“強い力”をイメージしないように。」
「ヒナタなら、できるよ。」
後ろからそっとセリアスが応援してくれる。
その声がことのほか優しかったから、先ほどまでの事は許そうと思った。
そっと目を閉じて、イメージする。
どんな光がいいかな――きれいで、大きな光じゃなくて――
あ、と思う。
イルミネーション、また見たいな――あたたかい記憶。家族や、友達や――
その瞬間、空気が震えた。
風もないのに、頬をかすめるような温度のゆらぎが走る。
「ヒナタ……」
どこか呆然としたような、セリアスの声が聞こえた。
ゆっくりと目を開く。
そこには、光があった。
無数の粒が宙に浮かび、ひとつ、またひとつと息をするように瞬いている。
柔らかな光が、優しくきらめいて室内を照らしていた。――まるで夜空の粒を部屋に貼りつけたようだった。
息を詰めたようにそれらを見上げていたルーエンが、ゆっくりとヒナタを振り返る。
「――ヒナタ様。成功ですよ。よく頑張りましたね。」
あまり表情を動かさないルーエンが、優しく微笑んでいる。
その穏やかさに、胸がじんと温かくなった。
室内には言葉のない静寂が落ちた。息をするのを忘れて、ただその光を見つめていた。
ようやく――この世界で生きていく兆しが見えた。
そう安心したのがいけなかったのか――喉の奥が詰まった。
「ヒナタ。これはどういうイメージなんだ……?
私はこういった魔法を見たことがない。とても綺麗だ……」
「本当ですね……。しかしまさか、唱える必要すらないとは……君には驚かされっぱなしですよ。
君の中にある理は、私たちの知るものとは少し違うのかもしれません。」
返答しようとして、咄嗟に声が出なかった。出せなかった。
まるで、懐かしい街の灯がここに生まれたみたいな光景だったからだ。
少しずつ、光を失っていくそれらをみて、胸が苦しくて、息を吸うたびに何かが遠のいていく気がした。
「イルミネーション……俺が住んでたとこの、公園に。
いつもクリスマス頃になると綺麗にライトアップされてて――」
ぽろりと涙が溢れた。いけない。そう思っても、涙は勝手に頬を伝った。
思い出すほど、手が届かなくなる気がして――それがたまらなく怖くなった。
途端、ふわりと身体が浮くような感覚に包まれた。
その温かさで、セリアスに抱き上げられたのだと分かった。
「すまない、ルーエン。今日はここまでにしてもいいだろうか。」
「……もちろんです、殿下。早く休ませてあげてください。
ヒナタ、今日はゆっくり休んで。ここしばらく、休みなく本当によく頑張りましたね。
君は自慢の生徒ですよ。明日は、お休みにしましょう。」
さらりと髪をひとなでしたのは、ルーエンの手だろう。
『ありがとう』も『急にごめんなさい』も、何も言えなかった。今度言うから、今は許してもらおう。
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