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おまけ グリムの日常 カイル団長のこと
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騎士団所属、副団長補佐グリムの朝は早い。
夏場ですっかり日は登っているが、時刻は5時過ぎ。眠気を堪えて目をこする。
本当はそこまで早く起きる必要はないが、団長達が誰よりも早く起きるのだから、自分もさぼってはいられない。
両団長――とりわけカイル団長の朝は早い。
今でも驚くほど強いのに、鍛錬を怠らない様は驚嘆に値する。
彼は第二騎士団の暴走の際、ほぼ一人で戦況を動かした。その話はいまも城内の語り草だ。
第三騎士団が飲みの場で自慢げに語り、それはいつの間にか民衆の新聞にまで載った――騎士団としての快挙といっていい。
ルシオンも規格外の強さを誇っていて勿論尊敬はしているが、カイルへは違う特別な思いがあった。
それは命を救われたからでもあるし、実直に人を評価するその姿勢が尊敬出来るからでもあった。
グリムは、子爵の出で、また魔法適性が高かった事によって第二騎士団に所属した。
騎士団に所属できる事は名誉な事だ――学生時代の成績も悪くなかったし、所属した頃には鼻高々な思いがあったのは、今思っても恥ずかしい。
結局のところ、入った第二騎士団は腐り切っていると言っても良かった。
元第二騎士団の団長から、人々を守ろうという高潔さを感じたことはない。
加えて、無茶振りをこなす先輩を見れば、自分の実力など些事なのだと思い知った。
そうやって早々に心を折られて身を縮こませて過ごしていた頃に、第二騎士団の暴走で命を脅かされて、はっきりとあの場で思った。
脱退しよう。
自分のような甘い性格の者が、生きていける場所ではない。
そんな事がぐるぐると頭を巡っていた時に、カイルに救われたのだ。
どこまでも強い金の瞳に魅入られた。
――こんな人間になりたい。
それは、その場の恐怖さえ上回り、血だらけになりながら現場を抑えたカイルの姿を見て、確信に変わった。
復帰後すぐに第三騎士団への配置換えを希望したが、体の小さな自分では屈強な男達の中に入る事が許されず落ち込んだ。
それでも、そうこうする内に騎士団が合同となり、副団長補佐となり――驚くほど事態が好転した。
副団長のセスタも尊敬出来る人物であったし、書類仕事も性分にあっていた。
たまに現場に出るのも嫌いではない。
この環境を作ってくれたカイルには、感謝しかなかった。
それだけに、この場をどうしようか、と少し思う。
議題は「カイル団長について」とひっそりと広められたその会は、中々に人が集まっている。
もしかすると、耳に入った全員が揃っているのかもしれない。
食堂にずらりと並んだ団員達は指を組んで目線を下に向けている。
第三の元団員が一番多い気もするが、第一や第二の元団員も多い事を思えば、それだけカイルへの忠誠心が集まっている結果とも言えた。
少し嬉しい。
カイルは人身掌握に長けていると言っていいが、実直なだけ伝わりづらさもある。
それでも団員に向き合おうとする姿が伝わったのだとしたら。素直に誇らしい。
「……見たか。」
重い言葉を吐いたある団員の姿に、他の者が頷く。
「……見た。」
「お前も気づいたか。」
「お前もか。」
“分かる者”だけの会話が、その場に妙な緊張感を呼ぶ。
実のところ、グリムにも今日の内容は分かっていなかった。何の話だろう、と思う。
「さて――諸君。今日の議題について、分かっている者と分かっていない者が居ると思うが。」
仰々しく告げられた言葉に、ごくりと息を呑む。
「カイル団長の鬱血痕についてだ。」
空気が凍った。
え?と内心で思ったのは許してほしい。
鬱血痕、鬱血痕――頭で探る。自分の中で答えが出るより先に、誰かの声が被さった。
「俺も見た。詰襟から除いたキスマーク……間違いない、団長に恋人ができた。」
大袈裟なほど大きく頷いた彼に、あっけに取られる。
プライベートな事はあまり突っ込まない方が……喉元まで出かかった言葉を、どこか真剣な雰囲気が躊躇わせた。
「どんな人物だと思う。」
「そりゃあ、美人だろう。」
「あそこまで残す人物だ、執着心が強いに違いない。」
「いや、だが、気の弱い者では団長についていけないだろう。」
最後の言葉で、ううん、と皆が悩んだ。
「……あのぅ、団長なので経験豊富なのでは?何故そんなに大事に。だって、あれ程の人なんですよ。」
首を傾げた一人の団員に、元第三騎士団の皆が首を振る。
「団長は今までそんな気配はなかった。」
「娼館に誘っても応じなかった。」
「これで喧嘩でもして不機嫌から訓練が多くなってみろ。地獄だ。」
最後の言葉には、ぽかりとどこからかゲンコツが飛んだ。テンポの良さに思わず笑う。
「そうじゃない――騎士団は、家族みたいなもんだ。俺達からすれば事件なんだよ。」
団員同士のやり取りは、心が温かくなる。
まさしく、入団した当初、こういった空気を求めていたのだ。
ほっこりと温かい気持ちで居ると、急に視線を向けられた。
「グリム。お前なら近くに居るから何か知っているだろう。」
このために呼ばれたのか、と唐突に悟る。
じっと集まる視線は圧が強くて、冷や汗でも流れる思いだ。
「ごめんなさい――僕も、良く分からなくて。今の話も初めて知りました。」
正直に言えば、はあぁという声と共に皆が脱力した。
「結果、分からないままか。」
「まあ、グリムはそういう事興味なさそうだもんな。」
「仕方ない。」
若干、馬鹿にされた気はするが、それでも可愛がっていてくれている事は分かる。
自分の甘えたな部分も、努力も、この団員達は認めてくれているのだ。
ぱん、と強面の団員が手を叩いた。
「第一回カイル団長についての議論はここで終了とする。この件について分かった者は報告するように。」
――結局。
そのあとはいつもの飲み会だった。
何かにつけて集まって騒ぎたいのだろう、と思って、それが楽しい場であるのであれば文句もなかった。
ただ、翌朝、目の前の存在には躊躇いつつ声をかけた。
「カイル団長、少しお傍に行ってもよろしいでしょうか。」
執務机に座った、難しい顔をしたカイルは首を傾げて「構わないが」と言う。
黒髪と、金の瞳は今日も輝いて見える。
騎士団として圧倒的な強さを誇りながら、それでも美しい顔は平民の出自を差し引いても令嬢に人気だと聞く。
それでも本人はどこ吹く風で、そういった事に興味がないように見えた。
それだけに、恐らく現状は彼の不本意だろう。
「すみません、失礼します――」
そっと隣に立って、襟首を少しくい、と寄せる。
「なにを――」
――これは。
考えつつ、戸惑ったような顔に少しの愛らしさを覚えたのは、最強を誇るカイルには不敬かもしれない。
「カイル団長。」
子爵令息として、それなりに女性と関わってきた経験が顔を出すが、それでもこの複数の赤い鬱血の跡には照れてしまう。
「あの、あまり言いたくはないのですが――赤い跡が、団員の中で噂になっています。」
呆けたような様子を見せたカイルが、数拍置いて首に手を当てた。
いつも堂々としている彼の、余裕のない表情は珍しい。
少し朱のさした顔を見て思った。――これは、きっと相手も骨抜きだろう。そう思うほどに、あまりにも普段との差が激しかった。
「……カイル。」
絶妙なタイミングで、ルシオンが部屋に入ってきた。
書類に目を落としながら入ってきたルシオンは、今日も異名に違わず獅子のような見た目をしている。
見るからに獰猛そうな彼は、意外と理性的で、聡明だ。
団長として尊敬しているが――何故か、二人揃うと殲滅が壊滅に変わる。いつも苦労しているセスタの顔が浮かんだ。
「この残党に関する件だが――…どうした?」
ルシオンの困惑したような顔はカイルに向いている。
目を向ければ、カイルが不機嫌を隠さずにルシオンを睨め付けていた。
――あ。
途端に察してしまった。
どこか動揺したルシオンの表情に、こちらも珍しいと思ってしまう。
顔が赤くなる思いがして、「失礼します」と声をかけて退室した。
ここから先は、きっと自分の存在が邪魔になるに違いない。
歩きながら、うーん、と思考を巡らせた。
気づいてしまったからと言って、それを団員達に言う気も起きない。
そのうちに気づくかもしれないが、それはそれでいい。
敏いセスタあたりは、もう気づいていそうだった。——仕事に影響がなければ、それでいいのだろう。
団員達の様子から、もう暫くは話題を攫うかもしれないが、それでも。
皆が気づくまでは、二人で楽しんでほしい。
二人は尊敬できる人物で、最強同士だ。
——それなら、きっと程がいい。
そう思って、鼻歌混じりに、廊下を進んだ。
夏場ですっかり日は登っているが、時刻は5時過ぎ。眠気を堪えて目をこする。
本当はそこまで早く起きる必要はないが、団長達が誰よりも早く起きるのだから、自分もさぼってはいられない。
両団長――とりわけカイル団長の朝は早い。
今でも驚くほど強いのに、鍛錬を怠らない様は驚嘆に値する。
彼は第二騎士団の暴走の際、ほぼ一人で戦況を動かした。その話はいまも城内の語り草だ。
第三騎士団が飲みの場で自慢げに語り、それはいつの間にか民衆の新聞にまで載った――騎士団としての快挙といっていい。
ルシオンも規格外の強さを誇っていて勿論尊敬はしているが、カイルへは違う特別な思いがあった。
それは命を救われたからでもあるし、実直に人を評価するその姿勢が尊敬出来るからでもあった。
グリムは、子爵の出で、また魔法適性が高かった事によって第二騎士団に所属した。
騎士団に所属できる事は名誉な事だ――学生時代の成績も悪くなかったし、所属した頃には鼻高々な思いがあったのは、今思っても恥ずかしい。
結局のところ、入った第二騎士団は腐り切っていると言っても良かった。
元第二騎士団の団長から、人々を守ろうという高潔さを感じたことはない。
加えて、無茶振りをこなす先輩を見れば、自分の実力など些事なのだと思い知った。
そうやって早々に心を折られて身を縮こませて過ごしていた頃に、第二騎士団の暴走で命を脅かされて、はっきりとあの場で思った。
脱退しよう。
自分のような甘い性格の者が、生きていける場所ではない。
そんな事がぐるぐると頭を巡っていた時に、カイルに救われたのだ。
どこまでも強い金の瞳に魅入られた。
――こんな人間になりたい。
それは、その場の恐怖さえ上回り、血だらけになりながら現場を抑えたカイルの姿を見て、確信に変わった。
復帰後すぐに第三騎士団への配置換えを希望したが、体の小さな自分では屈強な男達の中に入る事が許されず落ち込んだ。
それでも、そうこうする内に騎士団が合同となり、副団長補佐となり――驚くほど事態が好転した。
副団長のセスタも尊敬出来る人物であったし、書類仕事も性分にあっていた。
たまに現場に出るのも嫌いではない。
この環境を作ってくれたカイルには、感謝しかなかった。
それだけに、この場をどうしようか、と少し思う。
議題は「カイル団長について」とひっそりと広められたその会は、中々に人が集まっている。
もしかすると、耳に入った全員が揃っているのかもしれない。
食堂にずらりと並んだ団員達は指を組んで目線を下に向けている。
第三の元団員が一番多い気もするが、第一や第二の元団員も多い事を思えば、それだけカイルへの忠誠心が集まっている結果とも言えた。
少し嬉しい。
カイルは人身掌握に長けていると言っていいが、実直なだけ伝わりづらさもある。
それでも団員に向き合おうとする姿が伝わったのだとしたら。素直に誇らしい。
「……見たか。」
重い言葉を吐いたある団員の姿に、他の者が頷く。
「……見た。」
「お前も気づいたか。」
「お前もか。」
“分かる者”だけの会話が、その場に妙な緊張感を呼ぶ。
実のところ、グリムにも今日の内容は分かっていなかった。何の話だろう、と思う。
「さて――諸君。今日の議題について、分かっている者と分かっていない者が居ると思うが。」
仰々しく告げられた言葉に、ごくりと息を呑む。
「カイル団長の鬱血痕についてだ。」
空気が凍った。
え?と内心で思ったのは許してほしい。
鬱血痕、鬱血痕――頭で探る。自分の中で答えが出るより先に、誰かの声が被さった。
「俺も見た。詰襟から除いたキスマーク……間違いない、団長に恋人ができた。」
大袈裟なほど大きく頷いた彼に、あっけに取られる。
プライベートな事はあまり突っ込まない方が……喉元まで出かかった言葉を、どこか真剣な雰囲気が躊躇わせた。
「どんな人物だと思う。」
「そりゃあ、美人だろう。」
「あそこまで残す人物だ、執着心が強いに違いない。」
「いや、だが、気の弱い者では団長についていけないだろう。」
最後の言葉で、ううん、と皆が悩んだ。
「……あのぅ、団長なので経験豊富なのでは?何故そんなに大事に。だって、あれ程の人なんですよ。」
首を傾げた一人の団員に、元第三騎士団の皆が首を振る。
「団長は今までそんな気配はなかった。」
「娼館に誘っても応じなかった。」
「これで喧嘩でもして不機嫌から訓練が多くなってみろ。地獄だ。」
最後の言葉には、ぽかりとどこからかゲンコツが飛んだ。テンポの良さに思わず笑う。
「そうじゃない――騎士団は、家族みたいなもんだ。俺達からすれば事件なんだよ。」
団員同士のやり取りは、心が温かくなる。
まさしく、入団した当初、こういった空気を求めていたのだ。
ほっこりと温かい気持ちで居ると、急に視線を向けられた。
「グリム。お前なら近くに居るから何か知っているだろう。」
このために呼ばれたのか、と唐突に悟る。
じっと集まる視線は圧が強くて、冷や汗でも流れる思いだ。
「ごめんなさい――僕も、良く分からなくて。今の話も初めて知りました。」
正直に言えば、はあぁという声と共に皆が脱力した。
「結果、分からないままか。」
「まあ、グリムはそういう事興味なさそうだもんな。」
「仕方ない。」
若干、馬鹿にされた気はするが、それでも可愛がっていてくれている事は分かる。
自分の甘えたな部分も、努力も、この団員達は認めてくれているのだ。
ぱん、と強面の団員が手を叩いた。
「第一回カイル団長についての議論はここで終了とする。この件について分かった者は報告するように。」
――結局。
そのあとはいつもの飲み会だった。
何かにつけて集まって騒ぎたいのだろう、と思って、それが楽しい場であるのであれば文句もなかった。
ただ、翌朝、目の前の存在には躊躇いつつ声をかけた。
「カイル団長、少しお傍に行ってもよろしいでしょうか。」
執務机に座った、難しい顔をしたカイルは首を傾げて「構わないが」と言う。
黒髪と、金の瞳は今日も輝いて見える。
騎士団として圧倒的な強さを誇りながら、それでも美しい顔は平民の出自を差し引いても令嬢に人気だと聞く。
それでも本人はどこ吹く風で、そういった事に興味がないように見えた。
それだけに、恐らく現状は彼の不本意だろう。
「すみません、失礼します――」
そっと隣に立って、襟首を少しくい、と寄せる。
「なにを――」
――これは。
考えつつ、戸惑ったような顔に少しの愛らしさを覚えたのは、最強を誇るカイルには不敬かもしれない。
「カイル団長。」
子爵令息として、それなりに女性と関わってきた経験が顔を出すが、それでもこの複数の赤い鬱血の跡には照れてしまう。
「あの、あまり言いたくはないのですが――赤い跡が、団員の中で噂になっています。」
呆けたような様子を見せたカイルが、数拍置いて首に手を当てた。
いつも堂々としている彼の、余裕のない表情は珍しい。
少し朱のさした顔を見て思った。――これは、きっと相手も骨抜きだろう。そう思うほどに、あまりにも普段との差が激しかった。
「……カイル。」
絶妙なタイミングで、ルシオンが部屋に入ってきた。
書類に目を落としながら入ってきたルシオンは、今日も異名に違わず獅子のような見た目をしている。
見るからに獰猛そうな彼は、意外と理性的で、聡明だ。
団長として尊敬しているが――何故か、二人揃うと殲滅が壊滅に変わる。いつも苦労しているセスタの顔が浮かんだ。
「この残党に関する件だが――…どうした?」
ルシオンの困惑したような顔はカイルに向いている。
目を向ければ、カイルが不機嫌を隠さずにルシオンを睨め付けていた。
――あ。
途端に察してしまった。
どこか動揺したルシオンの表情に、こちらも珍しいと思ってしまう。
顔が赤くなる思いがして、「失礼します」と声をかけて退室した。
ここから先は、きっと自分の存在が邪魔になるに違いない。
歩きながら、うーん、と思考を巡らせた。
気づいてしまったからと言って、それを団員達に言う気も起きない。
そのうちに気づくかもしれないが、それはそれでいい。
敏いセスタあたりは、もう気づいていそうだった。——仕事に影響がなければ、それでいいのだろう。
団員達の様子から、もう暫くは話題を攫うかもしれないが、それでも。
皆が気づくまでは、二人で楽しんでほしい。
二人は尊敬できる人物で、最強同士だ。
——それなら、きっと程がいい。
そう思って、鼻歌混じりに、廊下を進んだ。
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