【R18】悪役令嬢は元執事から逃げられない

夕日(夕日凪)

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本編

月の棲む箱庭にて※(マクシミリアン視点)

屋敷に着くと、私はビアンカの小さな体を抱え上げて風呂場へと連れて行った。
彼女は私の腕の中で力なく眠っていた。
銀色の髪が白い頬に汗で張り付き、小さな唇は薄く開いて安らかな吐息を漏らしている。
そのしなやかで美しい体には性交の残滓が張り付き、私の支配欲を表すかのように紫の花が夥しい数で様々な箇所に散っていた。
無理をさせてしまった……そんな自覚はあるのだ。
けれどやっと手に入れた美しい少女の肉体を貪る事に、歯止めなんてきかなかった。
ビアンカは怒りの感情で瞳を燃やし、甲高い声で罵声を喚き散らしながら処女を散らすものとばかり思っていた。
……しかし実際の彼女は……怯え、震え、大きな瞳から涙を零して、組み敷く男に縋り、覚えたての快楽に酔って愛らしい声を上げた。
そんな姿を見せられて、我慢なんて出来るはずがない。

『まくしみりあん……っ。きもちいいのっ、こんなのやだっ……おかしくなるのっ』

可憐な顔を快楽で歪めながら私に縋る彼女の痴態を思い出してまた雄の部分が持ち上がった……ビアンカはどれだけ私を欲情させれば気が済むのか。
バスタブにビアンカと共に身を沈めると彼女の銀糸の髪がお湯の中でふわりと広がった。
私は……彼女の世話を誰に委ねる気もない。
私が風呂に入れ、私が食事の世話をし、私が髪を編み、私が服を着せ……犬と蔑んだ男に身を委ねるしか生きる術がない事を、毎日覚えこませてやりたい。
今までメイドに全てを任せていた彼女は生活の事なんて何も知らないのだ。
そんな事を考えながら彼女の体を丁寧に洗っていく。
ビアンカの下腹部に触れその小さな蕾に指を走らせると彼女の体がひくりと震え、蜜壺に指を沈めると頬が上気する。
眠っているのに……本当に感じやすい体だ。

「――――また後で、沢山感じさせてあげますね」

彼女の耳に囁きながら私はほくそ笑んだ。



箱庭に閉じ込めたビアンカは、美しい声でよく啼いた。
『ダメ』という言葉を吐く口を唇で塞ぎ組み敷いて、指を彼女の中に沈め丁寧に解していくと恐々と少しずつではあるが快楽に身を染めていく。
指を蜜壺で動かしながら彼女の胸の頂きを吸うと、きゅうっと指を締め付けながら私の頭を抱いて感じる彼女が愛おしかった。

「まくしみりあん……。やだぁっ。そこ、きもちよくてっ……こわいの……」

苛烈で醜い彼女はどこへ行ってしまったのか。
そこには恥ずかしそうに快楽を享受する美しい月の妖精しかいない。
……この妖精となら……愛し愛される関係も築けるのではないかとそんな夢想をしてしまうくらい彼女は可憐で清廉に見えた。
――――しかしこれは、あのビアンカだ。
油断をしたら……きっと手痛いしっぺ返しをくらうだろう。

「挿れますね、ビアンカ」
「やっ……もうむりなの……!これ以上きもちいのはっ……」

弱々しい力で私を押し返そうとする彼女の足を開き、自らの物を沈めていく。
するとビアンカは私しか寄る辺がないとでもいうように私の首に縋りついて耳元で甘い声で鳴いた。
圧迫感があるのだろう……彼女は少し苦しそうに眉根を寄せたが、彼女の気持ちいい場所を探るように腰を動かすと徐々に表情が蕩けていった。

「まくしみりあんっ、やっぁああんっ、あっあっ」

小さな胸を手でやわやわとほぐしながら、卑猥な音を立てつつ蜜壺に凶器を出し入れするとビアンカの白い頬が薄桃色に染まり、青い瞳を潤ませながら私を見つめる。

「まくしみりあん、たすけて……っ。きもちいいのっ、わたくしのからだ……へんなのっ」
「大丈夫ですよビアンカ。気持ちいい事にそのまま身を任せて下さい」

優しく言葉をかけて唇を軽く合わせると、彼女は頬を染めて安心したかのように微笑んだ。

……その愛らしい微笑みを見て、2度目の初恋を得たような衝撃に胸を打たれた。

今のビアンカなら、愛していると言ってくれるだろうか。
どんな歪な感情でも私に向けてほしい……それが例え憎しみでもいいと思っている……それは本当だ。
――――しかし本当は憎しみではなく愛して欲しいと幼子のように泣きわめく自分が心の奥に棲んでいるのも知っている。
だけどそんなもの……ビアンカからは得られるはずがないだろう?
胸に灯りそうな希望を打ち消すかのように、わざと彼女に乱暴に腰を打ち付ける。
ビアンカは小さな体で必死にその衝撃を受け止めながら可憐に鳴いて私の手を求めるように自らの小さな手を差し伸べてきた。
それに指を絡めると彼女がまた笑うから……。
胸の底に沈めた愛を求める幼子の声が、更に大きくなった気がした。


猥雑な言葉を浴びせながら後ろから獣のように求め、彼女の最奥に精を放つ。
ビアンカの蜜壺から溢れ出す白い液体を眺めながら私は満足感に浸った。
早く彼女に孕んで欲しい。私の歪んだ愛の結晶を。
もう1度……と彼女を組み敷いて首に鎖骨にと舌を這わせていた時。

「マクシミリアン……お願い……があるの」

彼女が震える声でそう言った。
ビアンカの『お願い』は昔はただの『命令』だった。
今の彼女からはどんなお願いが飛び出すのやら……そう思いながら先を促すと。

「嘘でもいいから……好きって……言って」

ビアンカは美しい涙をその双眸から零しながら、儚く消え入りそうな声でそう言った。
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