【R18】悪役令嬢は元執事から逃げられない

夕日(夕日凪)

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番外編

月は獣を幸せにする※(マクシミリアン視点)

「マクシミリアン、あのね」

ビアンカと一緒に暮らすようになり半年がもうすぐ経つ。
ベッドにビアンカを連れ込んで首筋や鎖骨にキスを落としていると、彼女がこちらを見つめもじもじとしながら話しかけてきた。

「何ですか、ビアンカ」

華奢な体を抱きしめて囁くと、かぷり、と彼女に首筋を噛まれ続けざまに唇ではむはむとされる。
…………?一体何がしたいのだろう。
じっと見つめているとバツが悪そうな顔をして彼女はこちらを見た。

「マクシミリアンにいつも気持ちよくさせて貰ってばっかりだから……わたくしも何か出来ないかしらって思って……」
「ビアンカ……!!!」

彼女は赤くなって私の胸に顔を埋めてしまった。
ビアンカは本当に……その健気さと可愛らしさで私の心臓を止めて殺す気なんだろうか。
彼女が愛おしすぎて私の日々には幸せだけが溢れすぎている。
ビアンカの以前の苛烈で我儘な性格はすっかり霧散し、私の元には美しく愛らしく清廉で毎日笑顔で『好きよ』と嬉しそうに囁いてくる少女しかいない。
それにしても……何かやらしい事をしてくれるつもりなのか……!?
……仮にも元深窓の令嬢に卑猥な事をさせるなんて事は流石に……いや、して欲しいのは山々なのだが……良心が痛む。
そもそもが触れると恥ずかしそうに白い体を薄く桃色に染めて感じ、体を開くと甘い声を漏らして私だけに縋るビアンカを見られるだけで満足以上の気持ちを持っているし、私の欲望に付き合わせて毎日無理ばかりさせているのだ……これ以上を望むなんて罰が当たる。

「わ……わたくしも、マクシミリアンの……舐めたりとか、した方がいいの……??」

頬を染めながらビアンカが水色の瞳を潤ませ私を見上げる……。
どこでそんな知識を覚えてきたんだ……!?いや、私がいつも彼女のものを舐めているからその発想に至ったのか?

「ビアンカ、無理はしないで下さい。私は貴女に触れるだけで満足ですので」
「むぅ……」

ビアンカは不服そうな顔をするとずりずりと下に下がって行き、私の物をその小さな両手で包んだ。
そして制止の言葉を私が発するよりも早く、ゆるゆるとその手を上下に動かす。
彼女に間近で見られ、触られている事に興奮した私の物はすぐに勃ち上がり彼女の手の中で震えた。

「ひゃ……ひゃあ……!……ぴくぴくしてる……」

ビアンカの愛らしい顔のあまりに近くに自分の醜い物がある……その事実は私を酷く興奮させた。

「マクシミリアンの……大きい……そしてとっても熱いわ。ああ、どうしよう……わたくしの中にいつもこんなに大きいのが入っているなんて……」

彼女は怒張した男性器を愛おしそうに見つめながら、拙い動きで上下に手を動かし時には指で亀頭を撫でる……そしてその先に、震えながらキスをした。
妖精のような少女が頬を赤く染めて醜い物に口付けるその光景は扇情的で背徳的だ。

「ビアンカ……!本当にいけません!」
「マクシミリアン、わたくしに触れられるのは、いや?」
「……嫌な訳がっ……!」

私の返答に満足したのか彼女は……口を大きく開けて私の物を口に収めた。
しかしどうしていいのか分からないのか、咥えたはいいものの涙目になってこちらを見ている……なんなんだこの可愛い生き物は……。
ビアンカは口内で舌を動かそうとするが上手く動かせずむず痒い刺激を与えるくらいの動きしか出来ず、しかし彼女自身は必死のようで『んっん……』と可愛い声で呻いた。

「ビアンカ……気持ちだけで嬉しいですから」
「んんんっ……ふむっ……ぷはっ……」

ビアンカが口を離すと、私の先走りが彼女の唇との間で糸を引いた。

「……マクシミリアン、わたくし役立たずだわ……。いつもわたくしばかり気持ちよくしてもらっているのに何も出来ないの……」

そう言うと彼女は落ち込んだ様子で肩を落としながら指先で愚息を撫でる。
……ビアンカのその様子だけで射精出来そうに興奮するのだ、役立たずなんてとんでもない。

「いつも通り、膣内で気持ちよくさせて下さい」

起き上がって押し倒し、額に頬にとキスをするとビアンカは恥ずかしそうにコクリと頷く。

「ビアンカ、自分で足を開いて?」
「マクシミリアン、恥ずかしいわ……」

彼女は顔を真っ赤にしつつも言葉に応えてくれる。
私から目を逸らしながらゆっくりおずおずとした動作で彼女が足を開くと、くちゅり、と淫猥な音がして後ろの穴まで濡らすくらいに蜜が垂れているのが分かった。

「触られてもいないのに……濡れていますね」

その蜜を指で掬って割れ目に塗り込むと、ビアンカは気持ちよさそうに身を震わせ、蜜壺に指を沈めると小さく声を漏らして喘いだ。

「……マクシミリアンの触ってるだけで……その……。なんだかいやらしい気持ちになってしまったの……」

涙目でちらりと私を見ながら言って、ビアンカは真っ赤になった顔を両手で覆った。
…………可愛さで私を殺す気か。
こういう彼女を見ていると監禁を解いたのは間違いだったのではないかと黒い気持ちが湧き上がってくる。
万が一人に見られて、攫われてしまったらと思うと心配で仕方がない。

「――――あのね、お詫びに……マクシミリアンが満足するまで、いっぱいして?」

彼女が発したとどめの言葉に私の理性は焼き切れて。
その日はビアンカが気絶するまで抱き潰してしまったのだった。


…………ビアンカが可愛すぎて毎日に幸せしかない。
感想 66

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