【R18】悪役令嬢は元執事から逃げられない

夕日(夕日凪)

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番外編

月と獣の蜜月4※

 マクシミリアンの作ってくれたご飯を食べながら、彼の腕に抱きしめられてのんびり過ごす。
 のどかだなぁ……なんて、目の前に広がる景色を見ながらわたくしはしみじみと思った。
 前世では限界集落で自給自足のような生活をしていたわたくしだ。
 遠くに見える畑を見ていると久しぶりに農作業がしたい……なんて欲求に駆られてしまう。けれどそれはマクシミリアンに過去に何度も止められている。
 旦那様は、基本的に過保護なのだ。……貴族の女がそもそもするべきことではないという理由も大きいのだろうけど。
 それにしても、お腹がもういっぱいで身動きが取れないわ。
 そんなことを思いながら心地よい微睡みに落ちようとしていると、マクシミリアンの手が伸びわたくしのお腹に触れてふにふにと揉む。

「……マクシミリアン?」
「ビアンカ、丸くて可愛いお腹ですね」
「そ……それは食べた直後だからよ!!」

 彼に悪戯っぽく言われて必死で反論する。そうよ、物が入っていない時はもっとへこんでいるはずよ!

「もっと……触ってもいいですか?」

 マクシミリアンはそう言いながらこちらの了承を得ずにドレスの前釦を外していく。なんて手癖が悪い旦那様なの……!!

「マクシミリアン、わたくしお腹がいっぱいで身動きが取れないのだけど」
「大丈夫です。ビアンカが動かずともこちらで勝手にいたしますので」

 どう考えてもそれは大丈夫じゃない!

「ダメよ、マクシミリアン!」
「……聞こえませんね」

 わたくしの抗議は聞き流されてしまって。
 ドレスの前はすんなりと開かれて陽光の下にコルセットで包まれた胸が晒される。
 マクシミリアンはドレスを腰に引っかかるくらいまで下げてしまうと、あっという間にコルセットの紐を解いていった。
 こういう時に旦那様が元執事だと困ったものね……! 慣れているからするすると脱がされてしまう。

「もう……ダメだって言ってるのに」
「……食事の後に食べていいと」

 ……確かに拒否はしなかったけど、首肯もしなかったと思うの。
 まだ着いたばかりで時間はたっぷりあるというのに性急な旦那様ね……!
 こういう時のマクシミリアンを止めることは不可能だと、わたくしは経験上知っている。仕方がないので彼のするままに任せるため、わたくしは体の力を抜いた。無駄な体力は使わない方がいいものね。
 コルセットが外され小さな胸と薔薇色の頂きが太陽の光を受ける。こんな昼間から外で胸を露出しているなんて、変態になってしまったような気分でいたたまれない。
 マクシミリアンは露出した頂きに指を這わせると、その先を嬲るようにカリカリと爪で軽く引っ掻いた。

「太陽の下だと、貴女の肌や頂きの色の美しさがはっきりと見て取れてよいですね……」

 子供が生まれてからは一日中抱き潰されることはかなり減ったから、こうやって昼間から肌を合わせるのは久しぶりだ。
 屋敷での営みの場合は分厚いカーテンを閉め切ってからなので、なんだかんだで昼間でも薄暗いから……ここまで明るい場所では初めてかもしれないわ。
 ――どうしよう。恥ずかしくなってきた……。

「やだ、マクシミリアン。恥ずかしい……」

 顔を真っ赤にして頭を左右に振ると、マクシミリアンから宥めるように頬にキスをされる。そ……そんなのじゃ誤魔化されないんだから!

「全部見えちゃうのは、嫌……。屋敷に帰ってからしましょう?」
「ビアンカ、そんなことを言わないで貴女を全て見せてください」

 ねだるように言われて背中に何度もキスをされる。そのたびにゾクゾクと甘く疼く体が嫌だ。このままじゃ、流されてしまう。
 馬に乗るために今日は薄めのパニエ1枚しかドレスの下に入れていない。
 マクシミリアンはいつもよりめくりやすいドレスを容易くたくし上げると、下着越しに蜜壺に指を触れた。

「ほら……もう湿ってるじゃないですか。屋敷まで我慢なんてできないでしょう……?」

 耳元で吐息混じりに囁かれ、蜜壺からじわりと蜜が染み出す。
 ――ああ、落ちてしまう。
 わたくしの体は彼と肌を合わせるその心地よさを知りすぎているのだ。

「マクシミリアン……」

 彼を押しのけたい気持ちに欲望が勝ってしまい、甘えるような声音になってしまうのが恥ずかしい。マクシミリアンは妖艶に微笑むと下着の紐をそっと解いてするりと抜き取った。
 そして膝を抱えわたくしの足をいきなり真一文字に開いた。湿度を持った蜜壺が開かれる時に、にちゃりと淫靡な音を立てたのが恥ずかしくて仕方ない。

「やっ……なんで開くの!?」

 白日の下に薄く生えた下生えと、花弁が晒されてしまいわたくしは軽いパニックになってしまう。

「舞踏会の時に、他の男に微笑みを見せたお仕置きが済んでいないなと思いまして」
「……マクシミリアン……!わたくし、言いつけはちゃんと守ったわ! お兄様と、ハムリー伯爵と、チャーリー陛下くらいにしか微笑んでいないと……」
「ええ、そうですね。その笑顔を見た周囲の男たちが貴女を注視していたのに気づいていましたか? あの日何人の男が貴女の笑顔に撃ち抜かれたと思っているのです」

 穏やかな表情で言うマクシミリアンの言葉にわたくしは絶句する
 そんな流れ弾のようなものにまで責任は取れないわよ……! それにわたくしの笑顔にそんな破壊力はないわ!

「やだっ、お仕置きならせめて屋敷で……!」

 万が一誰か来たらどうするの!? こんな姿を見られたら恥ずかしくて生きていけない……!

「外で恥ずかしい格好をしているビアンカも、可愛らしいですよ?」

 マクシミリアンは澄ました顔でそう言うと片足から手を離して、花弁に指を滑らせた。

「ほら、閉じようとしないで。ちゃんと自分で開いていてください」

 自由になった片足を閉じようとするとマクシミリアンに叱られてしまう。嫌だ、そんなの恥ずかしい。
 ふるふると頭を振るとマクシミリアンの目がすっと細まるのがわかった。

「ビアンカ。もっと酷いお仕置きをされたいのですか? 使ったことがない後孔でも使ってみますか」

 つぷり、と後孔に指を軽く埋められわたくしは慌てて足を開いた。

「ひ……開く! ちゃんと開くからっ……!」

 そんなところを使うなんて無理だわ! 彼の物は大きいから……絶対に裂けてしまう。
 想像するだけで恐ろしくて血の気が引いた。
 足を開くと風がそわりと花弁を撫でて、なんだかとても心もとない。

「いい子ですね、ビアンカ」

 うっとりと微笑まれて頬に優しくキスをされるけど……こんなことで褒められても、わたくしちっとも嬉しくないわ……!!
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