48 / 71
番外編
月と獣の蜜月9※
マクシミリアンの夜色の瞳が欲を孕んでこちらを見つめる。その視線の熱だけで体は高められ、背筋にぞくりとした感覚が走った。
「ビアンカ……」
名前を呼ばれながら耳をそっと舐められ、そのまま耳の穴に舌を差し込まれる。そのぬるりとした濡れたものが這う感触が心地よくて、わたくしは思わず深い吐息を漏らしてしまう。
「いっぱいして……マクシミリアン」
滑らかな感触が心地よい彼の胸に手のひらでそっと触れる。するとマクシミリアンは蕩けそうな笑みを浮かべ、額に優しいキスを落とした。
「……今日は程ほどにしませんか? 明日も、明後日も……二人きりなのですし」
彼はそう言うと口づけながらベビードールの上から優しく胸に触れる。そのまま胸の前で結ばれているリボンを解こうとして……その動きが止まった。
「今日は脱がせずにこのままでしましょうか。……けれど脱いでいるビアンカも素敵なのですよね。しまった、どちらも捨てがたいですね!」
「もう! どちらもそんなに変わらないでしょう?!」
ベビードールは薄い生地なので裸が丸見えなのだ。そんなに全裸と変わらないと思うのだけど……!
「そうですね、どちらも変わらず甲乙つけがたいくらいに可愛らしいです。これは大きな問題だ」
旦那様はわたくしにとっては恥ずかしいだけの、なんとも馬鹿らしいことで悩みこんでしまう。この人はまったく……!
悩んでいるマクシミリアンにぎゅっと抱きついてその首筋に舌を這わせながら、彼の物に足を擦りつける。するとマクシミリアンは綺麗な顔に驚きの表情を浮かべこちらに目を向けた。
「どちらの格好でもすればいいでしょう? 可愛い旦那様」
ぐりぐりと少し強めに硬く熱い剛直に太腿を押しつけると、マクシミリアンの顔が赤く染まる。素肌に彼の先走りが絡みくちゅり、と卑猥な音を立てた。
「……悪い子ですね、ビアンカは」
マクシミリアンは胸に再び手を触れ優しい動きで指を動かす。綺麗な長い指が胸に沈む……といっても胸がささやかなので本当に僅かに沈むだけなのだけど。胸が大きければマクシミリアンにもっと楽しんでもらえるのにな……。
「……なにを考えているのです?」
上の空になっているわたくしに、少し不機嫌になったマクシミリアンが気を引くようにキスをしてくる。そんな旦那様が可愛くて小さく笑い声を漏らすと彼は不満そうな顔になった。
「お胸がもっと大きかったら旦那様にもっと楽しんでもらえるのにって考えていたのよ」
「だから気にすることではないと何度も言っているでしょう」
「……だけど、いくらなんでも小さすぎるわ」
両手を添えてぎゅっと寄せてみるけれど二つの胸は本当にささやかに寄るだけだ。
妊娠中ですらあまり大きくならなかったものね……これはもう諦めるべき事案なのだろう。
「本当に貴女は可愛いですね……」
彼は嬉しそうに言いながら胸の頂をきゅっと摘まんだ。
「んっ……」
「小さくて可愛らしくて、感度がいいそのお胸が好きですよ」
ベビードールの上からマクシミリアンの舌が胸を這う。布地越しの刺激がもどかしくてねだるように彼の目を見ると、心得たとばかりに微笑みながら布地の下に手を差し込まれる。そして直接両胸を揉まれ頂きを指で優しく刺激された。
「あっ……やぁっ……」
マクシミリアンは胸に触れながら露出している肌に唇を這わせ皮膚を吸い上げる。彼が唇をつけるところに小さな赤い花がぽつりぽつりと咲いていく。
彼は自分が所有しているのだと主張するかのように過剰に印をつけたがる。首まで隠れるドレスしか着られなくなるから少し控えて欲しいと思うのだけれど、独占欲が嬉しいと感じてしまう自分もいるから困るのだ。
「だいすき、マクシミリアン……」
「私もですよ、貴女を愛しております」
彼は囁き頬に数度キスをすると体を離す。そしてそっと足を開かせ下着の上から秘所に舌を這わせた。
「んっ……」
布地の上から形を確かめるように舌でじっくりと嬲られ、マクシミリアンの唾液なのか自分の愛液なのかわからないもので下着がびしょびしょに濡れていく。
「濡れすぎて布地越しでも形が透けていますね」
彼は楽しそうに笑いながら花芽を指で何度も捏ねる。そしてその刺激に甘い声を漏らすわたくしを見つめて満足そうに笑った。
下着を指でずらされ直接秘所を舐められる。その刺激に体が跳ね、マクシミリアンの頭をぎゅっと太腿で挟んでしまう。
花弁を、花芽を、蜜が零れる隘路を。マクシミリアンが丁寧に舌で拭い吸い上げるたびに体が細かく痙攣し、蜜壺は猥雑な水音を漏らす。
舌で花芽を転がし刺激しながら、彼は長い指を膣内に挿れ奥を刺激する。だけど……それじゃ、足りない。
「……マクシミリアン……指じゃ足りないの。マクシミリアンが欲しい……」
「ビアンカ……可愛いことを」
旦那様は喜びが滲む声音で言うとわたくしの体を組み敷き下着を手早く剥ぎ取ってから、入り口に熱いそれをあてがった。
「んっ……!」
もう体に馴染んだマクシミリアンの熱杭が膣内にゆっくりと侵入してくる。狭い蜜口を押し広げられる違和感、その後にずるりと膣内に彼が入ってくる感覚が気持ちよくて。もっと、とねだるようにいやらしい肉襞は剛直を締めつけながら蜜を零した。
「きも、ちいい」
蕩けた顔で見つめると旦那様は優しく唇を合わせながら……腰を一気に奥まで突き入れた。
「ひゃぁん!」
「ああ……ぎゅっと締まった。一気に持っていかれそうになりますね」
体を震わせ軽く達したわたくしを見下ろしながら彼は肉食獣のような表情で嗤う。
そんな彼を見ているだけで、次に与えられる快感への期待でお腹の奥が震えるのを感じた。
「ぎゅってして……マクシミリアン……」
そう言って手を伸ばすと望んだ通りぎゅっと強く抱きこまれ激しく蜜壺を穿たれた。
ぐちゅぐちゅと遠慮なく抜き差しされる結合部から卑猥な水音が響く。浅く深くと抽送される刺激に理性は飛んで、喘ぎ声を上げながら彼が与える快楽に溺れることしかできない。
「ビアンカは強く奥を突かれるの好きですよね」
「マクシミリアン、すき、奥きもちいいのっ……」
マクシミリアンの頭を抱きながら彼の体に足を絡める。この気持ちよさを貪ること以外、もうなにも考えられない。
「まくしみりあん、もっと。もっとちょうだい……」
「可愛すぎるな、うちの妻は……!」
意識せずに出てしまう甘い声でねだると、マクシミリアンがなにかを呟いてから抽送を速めた。
「やっ……あぁんっ!!」
子宮口をぐっと押し上げられると脳天を突き抜けるような快楽が走り、体が大きく長い痙攣をした。
同時に膣肉がねだるように剛直を締めつけ、彼も小さく声を上げながら微かに体を震わせる。じわりと最奥になにかが広がる気配を感じ、わたくしは吐息を漏らした。ああ、沢山子種を出されているのだわ……。
息を整えながら彼と顔を見合わせ、自然に唇を合わせる。
触れ合わせるだけのキスを何度もしてわたくしたちはどちらともなく微笑み合った。
「次は……こちらを脱がせてからでしたね」
マクシミリアンの手が伸びてするりとベビードールのリボンを解く。
程ほどに、の言葉はどこへ行ったのやら。 ……貴方と違って体力がないのだから、少しだけ休ませてくれないかしら、旦那様。
「ビアンカ……」
名前を呼ばれながら耳をそっと舐められ、そのまま耳の穴に舌を差し込まれる。そのぬるりとした濡れたものが這う感触が心地よくて、わたくしは思わず深い吐息を漏らしてしまう。
「いっぱいして……マクシミリアン」
滑らかな感触が心地よい彼の胸に手のひらでそっと触れる。するとマクシミリアンは蕩けそうな笑みを浮かべ、額に優しいキスを落とした。
「……今日は程ほどにしませんか? 明日も、明後日も……二人きりなのですし」
彼はそう言うと口づけながらベビードールの上から優しく胸に触れる。そのまま胸の前で結ばれているリボンを解こうとして……その動きが止まった。
「今日は脱がせずにこのままでしましょうか。……けれど脱いでいるビアンカも素敵なのですよね。しまった、どちらも捨てがたいですね!」
「もう! どちらもそんなに変わらないでしょう?!」
ベビードールは薄い生地なので裸が丸見えなのだ。そんなに全裸と変わらないと思うのだけど……!
「そうですね、どちらも変わらず甲乙つけがたいくらいに可愛らしいです。これは大きな問題だ」
旦那様はわたくしにとっては恥ずかしいだけの、なんとも馬鹿らしいことで悩みこんでしまう。この人はまったく……!
悩んでいるマクシミリアンにぎゅっと抱きついてその首筋に舌を這わせながら、彼の物に足を擦りつける。するとマクシミリアンは綺麗な顔に驚きの表情を浮かべこちらに目を向けた。
「どちらの格好でもすればいいでしょう? 可愛い旦那様」
ぐりぐりと少し強めに硬く熱い剛直に太腿を押しつけると、マクシミリアンの顔が赤く染まる。素肌に彼の先走りが絡みくちゅり、と卑猥な音を立てた。
「……悪い子ですね、ビアンカは」
マクシミリアンは胸に再び手を触れ優しい動きで指を動かす。綺麗な長い指が胸に沈む……といっても胸がささやかなので本当に僅かに沈むだけなのだけど。胸が大きければマクシミリアンにもっと楽しんでもらえるのにな……。
「……なにを考えているのです?」
上の空になっているわたくしに、少し不機嫌になったマクシミリアンが気を引くようにキスをしてくる。そんな旦那様が可愛くて小さく笑い声を漏らすと彼は不満そうな顔になった。
「お胸がもっと大きかったら旦那様にもっと楽しんでもらえるのにって考えていたのよ」
「だから気にすることではないと何度も言っているでしょう」
「……だけど、いくらなんでも小さすぎるわ」
両手を添えてぎゅっと寄せてみるけれど二つの胸は本当にささやかに寄るだけだ。
妊娠中ですらあまり大きくならなかったものね……これはもう諦めるべき事案なのだろう。
「本当に貴女は可愛いですね……」
彼は嬉しそうに言いながら胸の頂をきゅっと摘まんだ。
「んっ……」
「小さくて可愛らしくて、感度がいいそのお胸が好きですよ」
ベビードールの上からマクシミリアンの舌が胸を這う。布地越しの刺激がもどかしくてねだるように彼の目を見ると、心得たとばかりに微笑みながら布地の下に手を差し込まれる。そして直接両胸を揉まれ頂きを指で優しく刺激された。
「あっ……やぁっ……」
マクシミリアンは胸に触れながら露出している肌に唇を這わせ皮膚を吸い上げる。彼が唇をつけるところに小さな赤い花がぽつりぽつりと咲いていく。
彼は自分が所有しているのだと主張するかのように過剰に印をつけたがる。首まで隠れるドレスしか着られなくなるから少し控えて欲しいと思うのだけれど、独占欲が嬉しいと感じてしまう自分もいるから困るのだ。
「だいすき、マクシミリアン……」
「私もですよ、貴女を愛しております」
彼は囁き頬に数度キスをすると体を離す。そしてそっと足を開かせ下着の上から秘所に舌を這わせた。
「んっ……」
布地の上から形を確かめるように舌でじっくりと嬲られ、マクシミリアンの唾液なのか自分の愛液なのかわからないもので下着がびしょびしょに濡れていく。
「濡れすぎて布地越しでも形が透けていますね」
彼は楽しそうに笑いながら花芽を指で何度も捏ねる。そしてその刺激に甘い声を漏らすわたくしを見つめて満足そうに笑った。
下着を指でずらされ直接秘所を舐められる。その刺激に体が跳ね、マクシミリアンの頭をぎゅっと太腿で挟んでしまう。
花弁を、花芽を、蜜が零れる隘路を。マクシミリアンが丁寧に舌で拭い吸い上げるたびに体が細かく痙攣し、蜜壺は猥雑な水音を漏らす。
舌で花芽を転がし刺激しながら、彼は長い指を膣内に挿れ奥を刺激する。だけど……それじゃ、足りない。
「……マクシミリアン……指じゃ足りないの。マクシミリアンが欲しい……」
「ビアンカ……可愛いことを」
旦那様は喜びが滲む声音で言うとわたくしの体を組み敷き下着を手早く剥ぎ取ってから、入り口に熱いそれをあてがった。
「んっ……!」
もう体に馴染んだマクシミリアンの熱杭が膣内にゆっくりと侵入してくる。狭い蜜口を押し広げられる違和感、その後にずるりと膣内に彼が入ってくる感覚が気持ちよくて。もっと、とねだるようにいやらしい肉襞は剛直を締めつけながら蜜を零した。
「きも、ちいい」
蕩けた顔で見つめると旦那様は優しく唇を合わせながら……腰を一気に奥まで突き入れた。
「ひゃぁん!」
「ああ……ぎゅっと締まった。一気に持っていかれそうになりますね」
体を震わせ軽く達したわたくしを見下ろしながら彼は肉食獣のような表情で嗤う。
そんな彼を見ているだけで、次に与えられる快感への期待でお腹の奥が震えるのを感じた。
「ぎゅってして……マクシミリアン……」
そう言って手を伸ばすと望んだ通りぎゅっと強く抱きこまれ激しく蜜壺を穿たれた。
ぐちゅぐちゅと遠慮なく抜き差しされる結合部から卑猥な水音が響く。浅く深くと抽送される刺激に理性は飛んで、喘ぎ声を上げながら彼が与える快楽に溺れることしかできない。
「ビアンカは強く奥を突かれるの好きですよね」
「マクシミリアン、すき、奥きもちいいのっ……」
マクシミリアンの頭を抱きながら彼の体に足を絡める。この気持ちよさを貪ること以外、もうなにも考えられない。
「まくしみりあん、もっと。もっとちょうだい……」
「可愛すぎるな、うちの妻は……!」
意識せずに出てしまう甘い声でねだると、マクシミリアンがなにかを呟いてから抽送を速めた。
「やっ……あぁんっ!!」
子宮口をぐっと押し上げられると脳天を突き抜けるような快楽が走り、体が大きく長い痙攣をした。
同時に膣肉がねだるように剛直を締めつけ、彼も小さく声を上げながら微かに体を震わせる。じわりと最奥になにかが広がる気配を感じ、わたくしは吐息を漏らした。ああ、沢山子種を出されているのだわ……。
息を整えながら彼と顔を見合わせ、自然に唇を合わせる。
触れ合わせるだけのキスを何度もしてわたくしたちはどちらともなく微笑み合った。
「次は……こちらを脱がせてからでしたね」
マクシミリアンの手が伸びてするりとベビードールのリボンを解く。
程ほどに、の言葉はどこへ行ったのやら。 ……貴方と違って体力がないのだから、少しだけ休ませてくれないかしら、旦那様。
あなたにおすすめの小説
女の子がほとんど産まれない国に転生しました。
さくらもち
恋愛
何番煎じかのお話です。
100人に3~5人しか産まれない女の子は大切にされ一妻多夫制の国に産まれたのは前世の記憶、日本で亭主関白の旦那に嫁いびりと男尊女卑な家に嫁いで挙句栄養失調と過労死と言う令和になってもまだ昭和な家庭!でありえない最後を迎えてしまった清水 理央、享年44歳
そんな彼女を不憫に思った女神が自身の世界の女性至上主義な国に転生させたお話。
当面は2日に1話更新予定!
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
婚約解消されたら隣にいた男に攫われて、強請るまで抱かれたんですけど?〜暴君の暴君が暴君過ぎた話〜
紬あおい
恋愛
婚約解消された瞬間「俺が貰う」と連れ去られ、もっとしてと強請るまで抱き潰されたお話。
連れ去った強引な男は、実は一途で高貴な人だった。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
ストーカーから逃げ切ったのも束の間、転移後はヤンデレ騎士団に殺されかけている現実!
由汰のらん
ファンタジー
ストーカーから逃げていたある日、ハルは異世界に召喚されてしまう。
しかし神官によれば、どうやらハルは間違って召喚された模様。さらに王子に盾ついてしまったことがきっかけで、ハルは国外追放されてしまう。さらに連行されている道中、魔族に襲われ、ハルの荷馬車は置き去りに。
そのさなか、黒い閃光を放つ騎士が、ハルに取引を持ちかけてきた。
「貴様の血を差し出せ。さすれば助けてやろう。」
やたら態度のでかい騎士は、なんとダンピールだった。しかしハルの血が特殊だと知ったダンピールはハルを連れ帰って?
いっそ美味しい『血』(治癒)と『体液』(バフ)と『癒し』を与えるダンピール騎士団のセラピストを目指します!
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
兄様達の愛が止まりません!
桜
恋愛
五歳の時、私と兄は父の兄である叔父に助けられた。
そう、私達の両親がニ歳の時事故で亡くなった途端、親類に屋敷を乗っ取られて、離れに閉じ込められた。
屋敷に勤めてくれていた者達はほぼ全員解雇され、一部残された者が密かに私達を庇ってくれていたのだ。
やがて、領内や屋敷周辺に魔物や魔獣被害が出だし、私と兄、そして唯一の保護をしてくれた侍女のみとなり、死の危険性があると心配した者が叔父に助けを求めてくれた。
無事に保護された私達は、叔父が全力で守るからと連れ出し、養子にしてくれたのだ。
叔父の家には二人の兄がいた。
そこで、私は思い出したんだ。双子の兄が時折話していた不思議な話と、何故か自分に映像に流れて来た不思議な世界を、そして、私は…