ドラゴン嫌いの新国王が竜騎士団を解散したらどうなるの? ~抑えこんでたモンスターが王都を襲うが構わんのだろ~

野良豆らっこ

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第4話

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 一度やると決めたら、素早く、徹底的に行うことをモットーとしている新国王は――その行動力をプラスの方向に持っていければ良い王になれたかもしれないのに――バルコニーでの宣言後、すぐに動き出した。

 解散に不満を持つ竜騎士団が反乱を起こす前に、ドラゴンと一緒にまとめて始末しようと考えたのだ。

 しかし、その動きはすでに我輩にはお見通しであった。

 我輩の相棒でもある竜騎士団長と共に、ドラゴンと竜騎士団全員を率いて王都を離れていたのだ。

 さらば、人間の王国よ。


 我輩たちが向かったのは、王都の北に広がる、無数のモンスターが生息している森。
 その、さらに北の地である。
 山の麓にある小さな湖のそばだ。
 厄介な森を抜けた先である。
 ここまで来れば、新国王の追っ手もわざわざ追いかけて来ないだろう。

 それに、あの国も時間の問題だ。


「まあ、一月も待てばいいだろう。長い休暇だと思い、のんびりするがよい」


 竜騎士団と他の騎竜たちは首を傾げていたが、我輩は確信を持って南に広がる森を眺めていた。


 きっと、愉快なことになるだろう。
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