音楽に愛されたかった少女

あみ

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幼馴染への憧れ

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私は小さい時、とても仲の良い幼馴染がいた。
その子は私と同じマンションの1個上の階に住んでいて、幼稚園もたまたま一緒だったために仲がとてもよかった。
その子はピアノを習っていた。
水泳しか習い事をしたことのない私は、その文化的な習い事にとても憧れを抱いた。
負けず嫌いな私は、親をどうにか説得してピアノを習わせてもらうことになった。
これが小学1年生になる年の1月だった。
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