NEW WORLD ~ゲームの能力が現実に~

春先 黒木

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1st STAGE

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「知らない天井だ…」

いや知ってるけどね!
普通に俺の部屋だよこんちくしょう!

スリルがあって面白い夢だったのに残念だな

さ、学校に行くか




~~~~~~~~~~~~~~~~~~

歩いているとあくびをしている柊がいた、あいつって今日日直じゃなかったか?

「よっ!柊」

「おーす、祐也」

「どうした?元気ないな?」

「いやー、実はよ、今日見た夢が面白かったんだけど目が覚めてしまった、これからって時だったのに…」

「なんだよ、そんな事かよ」

「そんな事じゃねぇ!」

「んで?どんな夢だったんだ?佐々木と付き合えたとか?」

「つ、つ、付き合うだなんて!」

「マジチキンだな、だからモテねぇんだよ」

「てめぇに言われたかねーよ!」

「いってろ、あ、あとお前今日、日直だろ?急がなくていいのか?」

「あ!お前知ってて言わなかったなぁー!」

「今思い出した」

「くっそ!俺は急ぐぞ!」

柊は、走っていった

あいつあんな足早かったか…?





~~~~~~~~~~~~~~~~~

やっべぇ、怒られる…
まじで急がないと!

ドン!

「あぁ?いってぇな!」

うわ!うちで有名な不良の1人じゃねぇか!
ついてねぇ

「あ、す、すいません」

「それで済むと思ってんのか?」

「あ、ぃゃ、」

「こっち来いや」

人気のない路地に連れ込まれた!

やべぇ、金は確実に取られる、殴られる、死ぬ!

「それじゃ、まずは1発!」

うわ!って、あんまり早くない?

俺は避けた

「あ?何避けてんだ?!?」

理不尽…

また拳が飛んできた、今度は大振りだ

また避ける、あれ?これお腹がら空きじゃね?

すかさずパンチ!

「う、て、てめぇ…」

「あ、じゃ、これで」

俺しーらない

俺は路地から出た

いやー、怖かったけど俺って喧嘩強かったんだなぁ

「あれ?黒木くん?」

「あ、ゆ…さ、佐々木さん!」

「今日、日直じゃなかったっけ?」

「いやー、不良に絡まれちゃって」

「ふふ、嘘ばっかり、そしたら無傷なわけないじゃん、うちの不良怖いし」

「いやいや!ほんとなんだってば」

「そう?ならそういうことにしてあげる」

ほんとなんだけどなぁ…

「それじゃ、行こっか?」

「え?どこに?」

「学校に決まってるじゃん!ふふ、おかしな人ね」

え?

「え、あ、行きましょう!」

うおー!マジか!マジですか!2人きりとかやべぇ!

それからは夢のような時間だった



~~~~~~~~~~~~~~~~~~

学校に着いた

「あ、ちょっと怒られてきます」

「日直だもんね、ファイト!」

「おう!」

黒木くんって面白い人だなぁ、私、男の人ってちょっと苦手だけど黒木くんは苦手って思ったことないなぁ

「あ、ユウカおはよー」

「あ、雪見おはよう」

この子は桃地 雪見ももち ゆきみ、私の親友でナイスバディー、美人さんだ、いいなぁ

「ねえねえねえねえ!聞いたよー、黒木と一緒に登校してきたんだって?やるじゃん!」

「え?も、もう広まってるの?」

「いやいや、当たり前じゃん、それで?いつ告白すんの?」

始まった、ほんと雪見はこの手の話が大好きだ、困ったもんだわ

「こ、告白なんてしないよ、黒木くんってイケメンだし、優しいし、私なんか」

「はぁー、こりゃダメだねぇ、もっと自分に自信もちなって」

私が否定の言葉を言おうと思った時だ

「そ、そんなこ…」

「おい、てめぇら!黒木って奴に放課後屋上来るように言っとけやぁ!」





~~~~~~~~~~~~~~~~~

「はぁー、怒られた怒られた…
ぜってぇあのハゲ胃に穴があくだろうなぁ」

何やら俺のクラスがザワザワしてるな

俺は同じクラスの男子に話しかけた

「よう、何かあったのか?」

「あ!黒木じゃないか!」

「ん?」

「お前何やったんだよ!うちの不良がお前のこと探してたぞ?」

「げ!」

心当たりがあり過ぎる!

これはまずい!マズすぎる!
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