294 / 332
ダンジョンソロアタック編
343.VS隻腕の騎士②
「――っしゃあ! 鉄雄ぉ防御は任せるぞ!!」
「キュイッ!!」
隻腕の騎士に向かって駆け出した。
防御を気にしなくていいならどんな無茶だってやってみせよう。
俺はすぐに魔法を放った。
「〈深淵の崩壊〉!!」
隻腕の騎士の真下に緑の魔法陣が描かれる。
次の瞬間――頭上の黒い魔法陣から放たれた超重力の板が隻腕の騎士に襲い掛かる。
動き出すと同時に放たれた一撃に、隻腕の騎士は片膝をついた。
目に見えるダメージはないが、一時的に動きを止めることができた。
その隙を俺は見逃さない。
すぐにいくつもの魔法陣を展開し、魔力を込めた魔法を撃ち放つ。
体勢を崩した隻腕の騎士に、漆黒の矢が殺到する。
鎧の表面を削り、確かなダメージを与えていく。
その勢いのまま剣を振るうも、難なく防がれる。
うーんダメか。
俺の剣が届くにはまだまだダメージが足りないようだ。
……そもそもコイツに痛覚はあるのか? なさそうだよな、鎧だけが動いてるって感じだし。
隻腕の騎士が動き出し、斬り合いが始まった。
互いの剣が当たる度に火花が散る。
切り結ぶにつれ、次第に俺の剣が押され始めた。
剣が弾かれ、無防備な体を晒す。
隻腕の騎士の剣が俺の胴体を両断するために迫りくる。
鉄雄は俺の体の表面を移動し、篭手から胸当てへと変化すると、横薙ぎの一撃を防いだ。
「――っぅ、ナイスだ鉄雄!」
切り傷を負うことはなかったが、それでも衝撃自体を減らすことはできない。
一瞬息が止まるような一撃を受けても俺の体は持ちこたえてくれている。
ここに来るまでに幾度もレベルが上がったおかげだろう。
痛みを堪え、隻腕の騎士へ斬りかかる。
ただ剣を振るだけじゃダメだ。
コイツと対等に渡り合うには剣と魔法を同時に使いこなす必要がある。
そうなると使える魔法は一つしかないが……。
鍔迫り合いになったタイミングで自身の斜め後方に魔法陣を展開。
腕のない右側へ〈深淵の弩砲〉を放った。
直撃した漆黒の矢は鎧を貫こうと足掻くも、すぐに四散した。
だが確実に爪痕は残しており、鎧の一部が凹むほどに削り取った。
よし! この調子で少しずつ鎧を壊して、行動不能にしてやるよ! もってくれよ! 俺の魔力!
鍔迫り合いで押されながらも俺は続けて魔法を放つ。
二発目、三発目と命中するが、四発目を放つ前に隻腕の騎士は後ろに飛び退き距離をとった。
さすがにこちらの意図に気づいたのか、切っ先を俺に向けたまま距離を保ち、俺を中心に円を描くように回り出した。
よほど俺の魔法の威力がお気に召さないとみた。
この距離だと魔法を放ってもよけられる可能性がある。
それならば――
俺は魔力を限界まで込めた〈深淵の弩砲〉を隻腕の騎士目掛けて放った。
一直線に放たれた漆黒の矢が隻腕の騎士の眼前へと迫り来る。
隻腕の騎士は横に飛び退き、それを回避。
そのまま地を蹴り、俺に向かって走り出そうとした――。
その瞬間、隻腕の騎士の左腕に〈深淵の弩砲〉の矢が直撃した。
そう――俺は〈深淵の弩砲〉の矢を〈深淵の崩壊〉により、加速に加え無理矢理その軌道を捻じ曲げた。
このダンジョンで死にそうになりながら習得した技術。
ここに来るまでに幾度となく練習してきた。
今では俺の思うままに軌道を変えることができる。
突然の死角からの一撃に隻腕の騎士は大きく体勢を崩す。
本来なら腕を使い倒れる体を支えるのだが、左腕しかないその体はそのまま地面へと倒れ込んだ。
倒れ込んだのなら、さらなる追撃の時間だ。
俺は叫んだ。
「〈深淵の墓所〉!!」
一つ目の魔法を展開。
隻腕の騎士が倒れ込んだ地面に黒と緑が入り交じった魔法陣が現れ、細く曲がりくねった棘が付いた円錐状の柱が次々と飛び出していく。
次々現れる棘の柱に隻腕の騎士の鎧は削られていき、そのうち一本が隻腕の騎士の体を持ち上げた。
その光景を見た俺は追撃の二つ目を放つ。
「〈深淵の崩壊〉」
隻腕の騎士の真下に緑色の魔法陣が現れるのと同時に、隻腕の騎士を挟み込むように黒い魔法陣が現れた。
瞬時に察した隻腕の騎士は手を使い、棘から体の中心を逸らそうとした。
そのまま黒い魔法陣から緑の魔法陣に向かって、超重力の板が放たれる。
ドゴンッ!! と金属が爆ぜる音が響き、〈深淵の墓所〉の棘が四散していくと、その場に残ったのは円形に凹んだ地面と、その中心で鎧の脇腹部分を大きく削られた隻腕の騎士の姿だった。
ふぅ、上手くいった。
正直効かなかったらどうしようかとヒヤヒヤしていたが、思った以上のダメージを負わせることができた。
チラリと自分のコートに視線を落とす。
黒く染まっていた布地の半分以上が元の白色に戻っているのを確認した。
残りの魔力は半分くらいか……。やっぱり魔王の時と比べて完全に準備不足だ。そもそもあの時は翼もいたから比べるのも意味ないか。
起き上がろうとする隻腕の騎士に向けて、再度合わせ技の〈深淵の弩砲〉を撃ち込む。
左肩に当たり、大きく仰け反った。
その時――
隻腕の騎士の脇腹から〝ナニカ〟が漏れ出してきた。
赤黒い不定形なナニカ。
肉塊ともスライムとも取れるようなそれは、その量を次第に増していき、ズルンと鎧から抜け出すと――
鎧が糸の切れた人形のようにバラバラに崩れていった。
崩れた鎧に興味も示さず、赤黒いナニカは剣を手に取った。
予想外の出来事に、俺の思考はフリーズしてしまった。
その隙にとばかりに、ナニカは蛇のように地面を這い進み、こちらへと向かってきた。
「――チッ、〈深淵の墓所〉!」
俺を中心に、円錐状の柱が地面から飛び出していく。
ナニカは驚くことに棘の隙間を縫って俺の目の前へと躍り出る。
〈深淵の墓所〉が四散し、すぐさま〈深淵の弩砲〉を放つも、ナニカは漆黒の矢の当たる箇所に自ら穴を開け、漆黒の矢は素通りしてしまった。
もう対策してきたのか――それならこれでどうだ!
俺が〈深淵の砲弾〉を放つと、先程と同様に通り道を作るよう穴を開いた。
穴を通過する瞬間、漆黒の砲弾は球体状に大きく広がり、ナニカの体を抉り取った。
金切り声を上げ大きく仰け反るナニカに向けて、トドメを刺すために魔力を込めた魔法をはな――
左腕が勝手に動き、いつの間にか振り抜かれていた剣を受け止めた。
今日一番の衝撃が左腕に襲いかかり、そのまま壁際まで吹き飛ばされる。
斬られる直前、視界の端で長い触手が隻腕の騎士の剣を握っているのが見えた。
〈深淵の墓所〉の時に俺の視界の外へ出したのだろう。
鉄雄が咄嗟に動いてくれなければ俺の首から上はなくなっていただろう――
最悪の自体は免れたが、代償も大きかった。
左腕と左側の体の骨が折れていると直感でわかった。
わかったというか左腕が大きく曲がっているうえに、漫画なんかでよくある「肋骨が何本か折れたぜ」という状況だが、実際に体験してみると、とてもじゃないがすぐには動けない。
常に激痛が身体中を駆け巡り、視界がチカチカする。
頭の中で必死に「動け!」と繰り返すも体が言うことを聞かない。
痛みで朦朧とする視界に、ナニカが向かってくるのが見えた。
すぐに距離を詰められ、高く振り上げた剣をまっすぐ振り下ろしてきた――
ああ……死んだ。
上半身を起こした体勢のまま――俺は死を覚悟した。
「キュイッ!!」
隻腕の騎士に向かって駆け出した。
防御を気にしなくていいならどんな無茶だってやってみせよう。
俺はすぐに魔法を放った。
「〈深淵の崩壊〉!!」
隻腕の騎士の真下に緑の魔法陣が描かれる。
次の瞬間――頭上の黒い魔法陣から放たれた超重力の板が隻腕の騎士に襲い掛かる。
動き出すと同時に放たれた一撃に、隻腕の騎士は片膝をついた。
目に見えるダメージはないが、一時的に動きを止めることができた。
その隙を俺は見逃さない。
すぐにいくつもの魔法陣を展開し、魔力を込めた魔法を撃ち放つ。
体勢を崩した隻腕の騎士に、漆黒の矢が殺到する。
鎧の表面を削り、確かなダメージを与えていく。
その勢いのまま剣を振るうも、難なく防がれる。
うーんダメか。
俺の剣が届くにはまだまだダメージが足りないようだ。
……そもそもコイツに痛覚はあるのか? なさそうだよな、鎧だけが動いてるって感じだし。
隻腕の騎士が動き出し、斬り合いが始まった。
互いの剣が当たる度に火花が散る。
切り結ぶにつれ、次第に俺の剣が押され始めた。
剣が弾かれ、無防備な体を晒す。
隻腕の騎士の剣が俺の胴体を両断するために迫りくる。
鉄雄は俺の体の表面を移動し、篭手から胸当てへと変化すると、横薙ぎの一撃を防いだ。
「――っぅ、ナイスだ鉄雄!」
切り傷を負うことはなかったが、それでも衝撃自体を減らすことはできない。
一瞬息が止まるような一撃を受けても俺の体は持ちこたえてくれている。
ここに来るまでに幾度もレベルが上がったおかげだろう。
痛みを堪え、隻腕の騎士へ斬りかかる。
ただ剣を振るだけじゃダメだ。
コイツと対等に渡り合うには剣と魔法を同時に使いこなす必要がある。
そうなると使える魔法は一つしかないが……。
鍔迫り合いになったタイミングで自身の斜め後方に魔法陣を展開。
腕のない右側へ〈深淵の弩砲〉を放った。
直撃した漆黒の矢は鎧を貫こうと足掻くも、すぐに四散した。
だが確実に爪痕は残しており、鎧の一部が凹むほどに削り取った。
よし! この調子で少しずつ鎧を壊して、行動不能にしてやるよ! もってくれよ! 俺の魔力!
鍔迫り合いで押されながらも俺は続けて魔法を放つ。
二発目、三発目と命中するが、四発目を放つ前に隻腕の騎士は後ろに飛び退き距離をとった。
さすがにこちらの意図に気づいたのか、切っ先を俺に向けたまま距離を保ち、俺を中心に円を描くように回り出した。
よほど俺の魔法の威力がお気に召さないとみた。
この距離だと魔法を放ってもよけられる可能性がある。
それならば――
俺は魔力を限界まで込めた〈深淵の弩砲〉を隻腕の騎士目掛けて放った。
一直線に放たれた漆黒の矢が隻腕の騎士の眼前へと迫り来る。
隻腕の騎士は横に飛び退き、それを回避。
そのまま地を蹴り、俺に向かって走り出そうとした――。
その瞬間、隻腕の騎士の左腕に〈深淵の弩砲〉の矢が直撃した。
そう――俺は〈深淵の弩砲〉の矢を〈深淵の崩壊〉により、加速に加え無理矢理その軌道を捻じ曲げた。
このダンジョンで死にそうになりながら習得した技術。
ここに来るまでに幾度となく練習してきた。
今では俺の思うままに軌道を変えることができる。
突然の死角からの一撃に隻腕の騎士は大きく体勢を崩す。
本来なら腕を使い倒れる体を支えるのだが、左腕しかないその体はそのまま地面へと倒れ込んだ。
倒れ込んだのなら、さらなる追撃の時間だ。
俺は叫んだ。
「〈深淵の墓所〉!!」
一つ目の魔法を展開。
隻腕の騎士が倒れ込んだ地面に黒と緑が入り交じった魔法陣が現れ、細く曲がりくねった棘が付いた円錐状の柱が次々と飛び出していく。
次々現れる棘の柱に隻腕の騎士の鎧は削られていき、そのうち一本が隻腕の騎士の体を持ち上げた。
その光景を見た俺は追撃の二つ目を放つ。
「〈深淵の崩壊〉」
隻腕の騎士の真下に緑色の魔法陣が現れるのと同時に、隻腕の騎士を挟み込むように黒い魔法陣が現れた。
瞬時に察した隻腕の騎士は手を使い、棘から体の中心を逸らそうとした。
そのまま黒い魔法陣から緑の魔法陣に向かって、超重力の板が放たれる。
ドゴンッ!! と金属が爆ぜる音が響き、〈深淵の墓所〉の棘が四散していくと、その場に残ったのは円形に凹んだ地面と、その中心で鎧の脇腹部分を大きく削られた隻腕の騎士の姿だった。
ふぅ、上手くいった。
正直効かなかったらどうしようかとヒヤヒヤしていたが、思った以上のダメージを負わせることができた。
チラリと自分のコートに視線を落とす。
黒く染まっていた布地の半分以上が元の白色に戻っているのを確認した。
残りの魔力は半分くらいか……。やっぱり魔王の時と比べて完全に準備不足だ。そもそもあの時は翼もいたから比べるのも意味ないか。
起き上がろうとする隻腕の騎士に向けて、再度合わせ技の〈深淵の弩砲〉を撃ち込む。
左肩に当たり、大きく仰け反った。
その時――
隻腕の騎士の脇腹から〝ナニカ〟が漏れ出してきた。
赤黒い不定形なナニカ。
肉塊ともスライムとも取れるようなそれは、その量を次第に増していき、ズルンと鎧から抜け出すと――
鎧が糸の切れた人形のようにバラバラに崩れていった。
崩れた鎧に興味も示さず、赤黒いナニカは剣を手に取った。
予想外の出来事に、俺の思考はフリーズしてしまった。
その隙にとばかりに、ナニカは蛇のように地面を這い進み、こちらへと向かってきた。
「――チッ、〈深淵の墓所〉!」
俺を中心に、円錐状の柱が地面から飛び出していく。
ナニカは驚くことに棘の隙間を縫って俺の目の前へと躍り出る。
〈深淵の墓所〉が四散し、すぐさま〈深淵の弩砲〉を放つも、ナニカは漆黒の矢の当たる箇所に自ら穴を開け、漆黒の矢は素通りしてしまった。
もう対策してきたのか――それならこれでどうだ!
俺が〈深淵の砲弾〉を放つと、先程と同様に通り道を作るよう穴を開いた。
穴を通過する瞬間、漆黒の砲弾は球体状に大きく広がり、ナニカの体を抉り取った。
金切り声を上げ大きく仰け反るナニカに向けて、トドメを刺すために魔力を込めた魔法をはな――
左腕が勝手に動き、いつの間にか振り抜かれていた剣を受け止めた。
今日一番の衝撃が左腕に襲いかかり、そのまま壁際まで吹き飛ばされる。
斬られる直前、視界の端で長い触手が隻腕の騎士の剣を握っているのが見えた。
〈深淵の墓所〉の時に俺の視界の外へ出したのだろう。
鉄雄が咄嗟に動いてくれなければ俺の首から上はなくなっていただろう――
最悪の自体は免れたが、代償も大きかった。
左腕と左側の体の骨が折れていると直感でわかった。
わかったというか左腕が大きく曲がっているうえに、漫画なんかでよくある「肋骨が何本か折れたぜ」という状況だが、実際に体験してみると、とてもじゃないがすぐには動けない。
常に激痛が身体中を駆け巡り、視界がチカチカする。
頭の中で必死に「動け!」と繰り返すも体が言うことを聞かない。
痛みで朦朧とする視界に、ナニカが向かってくるのが見えた。
すぐに距離を詰められ、高く振り上げた剣をまっすぐ振り下ろしてきた――
ああ……死んだ。
上半身を起こした体勢のまま――俺は死を覚悟した。
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
転生したら世界一の御曹司だった〜巨乳エルフメイド10人と美少女騎士に溺愛されています〜
まさき
ファンタジー
異世界転生した最強の金持ち嫡男、
専属エルフメイドと美少女騎士に囲まれて至福のハーレム生活
現代日本で「地味だが実は超大富豪」という特殊な人生を送っていた青年は、ある日事故で命を落とす。
しかし目を覚ますと、そこは魔法と様々な種族が存在する異世界だった。
彼は大陸一の富を誇る名門貴族――
ヴァン・バレンティン家の嫡男カイルとして転生していたのだ。
カイルに与えられたのは
・世界一とも言える圧倒的な財力
・財力に比例して増大する規格外の魔力
そして何より彼を驚かせたのは――
彼に仕える十人の専属メイド全員が、巨乳美少女だったことである。
献身的なエルフのメイド長リリア。
護衛騎士でありながら隙あらば誘惑してくる女騎士シルヴィア。
さらに個性豊かな巨乳メイドたち。
カイルは持ち前の財力で彼女たちの願いを叶え、最高級の装備や生活を与えていく。
すると彼女たちの忠誠心と愛情はどんどん加速していき――
「カイル様……今日は私が、お世話をさせてください」
領地を狙う貴族を金と魔力で圧倒し、
時にはメイドたちの愛が暴走して甘すぎる時間に巻き込まれながらも、
最強の御曹司カイルは
世界一幸せなハーレムを築いていく。
最後までお読みいただきありがとうございました。よろしければ応援をお願いいたします。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
魔王を倒した手柄を横取りされたけど、俺を処刑するのは無理じゃないかな
七辻ゆゆ
ファンタジー
「では罪人よ。おまえはあくまで自分が勇者であり、魔王を倒したと言うのだな?」
「そうそう」
茶番にも飽きてきた。処刑できるというのなら、ぜひやってみてほしい。
無理だと思うけど。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
「お前は無能だ」と追放した勇者パーティ、俺が抜けた3秒後に全滅したらしい
夏見ナイ
ファンタジー
【荷物持ち】のアッシュは、勇者パーティで「無能」と罵られ、ダンジョン攻略の直前に追放されてしまう。だが彼がいなくなった3秒後、勇者パーティは罠と奇襲で一瞬にして全滅した。
彼らは知らなかったのだ。アッシュのスキル【運命肩代わり】が、パーティに降りかかる全ての不運や即死攻撃を、彼の些細なドジに変換して無効化していたことを。
そんなこととは露知らず、念願の自由を手にしたアッシュは辺境の村で穏やかなスローライフを開始。心優しいエルフやドワーフの仲間にも恵まれ、幸せな日々を送る。
しかし、勇者を失った王国に魔族と内通する宰相の陰謀が迫る。大切な居場所を守るため、無能と蔑まれた男は、その規格外の“幸運”で理不尽な運命に立ち向かう!