109 / 555
王都出立編
エステルとの魔法対決
しおりを挟む
アデルの発言をきっかけに思いもよらない事態になった。
エステルを落ちつかせるには要望に応じる以外にはなさそうだった。
実力的に止められないエスカはともかく、魔法に長けたハンクでさえもエルフの姉妹争いに戸惑っているように見えた。
念願の帰郷がとんでもない状況になってしまった。
俺は泣きそうな思いになりながらも、事態の収拾のために魔法対決に臨むことにした。
アデルの発言は根も葉もないことであると説得できそうな気もするが、エステルの頑(かたく)なな様子を前にしては自信がなかった。
「ねえ、ここじゃあ狭いから、どこか広い場所はない?」
俺がうなだれかけていると、エステルの淡々とした声が聞こえた。
「ここから少し歩いたところにある、河原の方まで行けば大丈夫です」
町の広場という選択肢もあったが、確実に通行人を巻き添えにしそうなので、即座に却下した。
「マルク、頑張って」
「ああっ、見ててくれ」
俺とアデルは苦し紛れの三文芝居を打った。
彼女が見目麗しい赤髪のエルフであることは間違いないが、恋愛対象として見ているかというと別の話になる。
「それじゃあ、日が沈む前に行こう」
「……はい」
俺とアデル、エステルが敷地の外に出ようとした時、ハンクとエスカがついてきそうな気配だった。
二人が一緒だとエステルには逆効果だと思われたので、ついてこないように手で制した。
それにしても、アデルとエステルは似ても似つかない姉妹だった。
アデルは燃えるような赤い髪、一方のエステルは天の衣のような美しい金色の髪。
わりと自由奔放なアデルと意外に頭の固そうなエステル。
再会した時の雰囲気からは仲が悪いようには見えなかった。
おそらく、連絡を放置されたことやバラムまで来ざるを得なくなったことがエステルを動揺させたのだと思った。
三人で町中を歩いて、誰もいない開けた河原にやってきた。
地面にはところどころ雑草が生えており、誤って巻きこみそうなものは見当たらない。
ここならちょうどいいのではないだろうか。
「わたしに勝てたら、二人のことを認めて村に帰る。そうじゃなかったら、姉さんは見合いに来てもらうから」
「……そうね、分かったわ」
先ほどまでエステルは静かだったが、河原に到着してすぐに口を開いた。
彼女の意思は固そうで、魔法対決は回避できそうにない。
「……あまり気が進まないんですけど、何をすれば?」
「わたしが火の魔法で防御壁を作るから、それをマルクが魔法で破ってみせて」
「そんなことして大丈夫ですか」
「仮に破れたとしても、その後に防御するから心配ない」
エステルは自信があるように見えた。
街道脇で男たちを撃退した時を思えば、当然のことではあった。
アデルの妹ということもあってか魔法が得意なのだ。
「じゃあ始めるよ。――フレイム・ウォール」
エステルの周囲に炎の渦が巻き起こる。
炎の温度が想像以上に強烈で、慌てて距離を取った。
その拍子にアデルと並んだ状態になり、エステルと離れたのを見計らって小声で話しかけた。
「これ、どうすればいいんですか」
「エスがこうなったら、ややこしいのよね。あの子が納得するまで付き合ってあげて」
アデルはやらかしたことを反省するような様子だったが、エステルを止めようとは思っていないようだ。
「……それしかないんですか」
「そうね、残念なことに」
アデルの言葉を聞いて、腹を括るしかないと悟った。
エステルに魔法を向けるのは気が進まないが、彼女が気の済むまで付き合うしか選択肢はないのかもしれない。
俺はエステルが魔法を展開したままであることを確認してから、手の平を正面に向けた。
「――ファイア・ボール」
五割程度の威力で火球を放つ。
勢いのついたそれは炎の渦に吸いこまれるように直撃すると、何もなかったかのように消えていった。
「そんなのじゃ、全然足りない。本気で撃ってきてよ」
エステルは物足りないと言いたげな声音だった。
初撃が跡形もなく消えたことを思えば、もっと強力でも問題ない気がした。
このままではエステルが納得しそうにないので、威力を上げて撃たなければ。
「ファイア・ボール」
今度は八割ほどの威力で放った。
一度目よりも大きな火球がエステルに向けて飛んでいく。
出力を上げるほど制御が難しくなるので、ここまで魔力をこめたことは数える程度しか経験がない。
俺としては渾身の一撃だったが、炎の渦に吸収されて消えてしまった。
実力の差は自覚していたものの、ここまで通用しないとは予想外だった。
「まだまだ、その程度じゃ足りないよ」
エステルは平然とした様子で言った。
さらに威力を強めることは可能であったが、これ以上は制御が困難で危険が伴う。
自分自身に負担があるのはもちろんのこと、発動した魔法があらぬ方向へ放たれてしまうことも起こりうる。
氷魔法をぶつけても蒸発するだけで、それ以外の魔法はそこまで経験がない。
「――降参です」
エステルに聞こえるように伝えると炎の渦が収まった。
それと同時に河原に浮かんでいた陽炎(かげろう)も消え去った。
「それじゃあ、わたしの勝ちでいいでしょ」
こちらに歩み寄ってきたエステルは明るい表情を見せている。
唐突な変化に理解が追いつかなった。
「……あれ、アデルが見合いに行くってことですか?」
「姉さんがバレバレな嘘をつくから、安い芝居に乗ってあげただけ」
「えっ、気づいてたの」
「こういうの初めてじゃないから、そう何度もだまされないよ」
エステルの発言を受けてアデルを見ると、気まずそうに顔を逸らした。
ひとまず一件落着というわけだが、アデルには反省してもらわなければならないようだ。
エステルを落ちつかせるには要望に応じる以外にはなさそうだった。
実力的に止められないエスカはともかく、魔法に長けたハンクでさえもエルフの姉妹争いに戸惑っているように見えた。
念願の帰郷がとんでもない状況になってしまった。
俺は泣きそうな思いになりながらも、事態の収拾のために魔法対決に臨むことにした。
アデルの発言は根も葉もないことであると説得できそうな気もするが、エステルの頑(かたく)なな様子を前にしては自信がなかった。
「ねえ、ここじゃあ狭いから、どこか広い場所はない?」
俺がうなだれかけていると、エステルの淡々とした声が聞こえた。
「ここから少し歩いたところにある、河原の方まで行けば大丈夫です」
町の広場という選択肢もあったが、確実に通行人を巻き添えにしそうなので、即座に却下した。
「マルク、頑張って」
「ああっ、見ててくれ」
俺とアデルは苦し紛れの三文芝居を打った。
彼女が見目麗しい赤髪のエルフであることは間違いないが、恋愛対象として見ているかというと別の話になる。
「それじゃあ、日が沈む前に行こう」
「……はい」
俺とアデル、エステルが敷地の外に出ようとした時、ハンクとエスカがついてきそうな気配だった。
二人が一緒だとエステルには逆効果だと思われたので、ついてこないように手で制した。
それにしても、アデルとエステルは似ても似つかない姉妹だった。
アデルは燃えるような赤い髪、一方のエステルは天の衣のような美しい金色の髪。
わりと自由奔放なアデルと意外に頭の固そうなエステル。
再会した時の雰囲気からは仲が悪いようには見えなかった。
おそらく、連絡を放置されたことやバラムまで来ざるを得なくなったことがエステルを動揺させたのだと思った。
三人で町中を歩いて、誰もいない開けた河原にやってきた。
地面にはところどころ雑草が生えており、誤って巻きこみそうなものは見当たらない。
ここならちょうどいいのではないだろうか。
「わたしに勝てたら、二人のことを認めて村に帰る。そうじゃなかったら、姉さんは見合いに来てもらうから」
「……そうね、分かったわ」
先ほどまでエステルは静かだったが、河原に到着してすぐに口を開いた。
彼女の意思は固そうで、魔法対決は回避できそうにない。
「……あまり気が進まないんですけど、何をすれば?」
「わたしが火の魔法で防御壁を作るから、それをマルクが魔法で破ってみせて」
「そんなことして大丈夫ですか」
「仮に破れたとしても、その後に防御するから心配ない」
エステルは自信があるように見えた。
街道脇で男たちを撃退した時を思えば、当然のことではあった。
アデルの妹ということもあってか魔法が得意なのだ。
「じゃあ始めるよ。――フレイム・ウォール」
エステルの周囲に炎の渦が巻き起こる。
炎の温度が想像以上に強烈で、慌てて距離を取った。
その拍子にアデルと並んだ状態になり、エステルと離れたのを見計らって小声で話しかけた。
「これ、どうすればいいんですか」
「エスがこうなったら、ややこしいのよね。あの子が納得するまで付き合ってあげて」
アデルはやらかしたことを反省するような様子だったが、エステルを止めようとは思っていないようだ。
「……それしかないんですか」
「そうね、残念なことに」
アデルの言葉を聞いて、腹を括るしかないと悟った。
エステルに魔法を向けるのは気が進まないが、彼女が気の済むまで付き合うしか選択肢はないのかもしれない。
俺はエステルが魔法を展開したままであることを確認してから、手の平を正面に向けた。
「――ファイア・ボール」
五割程度の威力で火球を放つ。
勢いのついたそれは炎の渦に吸いこまれるように直撃すると、何もなかったかのように消えていった。
「そんなのじゃ、全然足りない。本気で撃ってきてよ」
エステルは物足りないと言いたげな声音だった。
初撃が跡形もなく消えたことを思えば、もっと強力でも問題ない気がした。
このままではエステルが納得しそうにないので、威力を上げて撃たなければ。
「ファイア・ボール」
今度は八割ほどの威力で放った。
一度目よりも大きな火球がエステルに向けて飛んでいく。
出力を上げるほど制御が難しくなるので、ここまで魔力をこめたことは数える程度しか経験がない。
俺としては渾身の一撃だったが、炎の渦に吸収されて消えてしまった。
実力の差は自覚していたものの、ここまで通用しないとは予想外だった。
「まだまだ、その程度じゃ足りないよ」
エステルは平然とした様子で言った。
さらに威力を強めることは可能であったが、これ以上は制御が困難で危険が伴う。
自分自身に負担があるのはもちろんのこと、発動した魔法があらぬ方向へ放たれてしまうことも起こりうる。
氷魔法をぶつけても蒸発するだけで、それ以外の魔法はそこまで経験がない。
「――降参です」
エステルに聞こえるように伝えると炎の渦が収まった。
それと同時に河原に浮かんでいた陽炎(かげろう)も消え去った。
「それじゃあ、わたしの勝ちでいいでしょ」
こちらに歩み寄ってきたエステルは明るい表情を見せている。
唐突な変化に理解が追いつかなった。
「……あれ、アデルが見合いに行くってことですか?」
「姉さんがバレバレな嘘をつくから、安い芝居に乗ってあげただけ」
「えっ、気づいてたの」
「こういうの初めてじゃないから、そう何度もだまされないよ」
エステルの発言を受けてアデルを見ると、気まずそうに顔を逸らした。
ひとまず一件落着というわけだが、アデルには反省してもらわなければならないようだ。
49
あなたにおすすめの小説
35年ローンと共に異世界転生! スキル『マイホーム』で快適5LDK引きこもり生活 ~数学教師、合気道と三節根で異世界を論破する~
月神世一
ファンタジー
紹介文
「結婚しよう。白い壁の素敵なお家が欲しいな♡」
そう言われて35年ローンで新築一戸建て(5LDK)を買った直後、俺、加藤真守(25歳)は婚約者に捨てられた。
失意の中、猫を助けてトラックに轢かれ、気づけばジャージ姿の女神ルチアナに異世界へと放り出されていた。
「あげるのは『言語理解』と『マイホーム』でーす」
手に入れたのは、ローン残高ごと召喚できる最強の現代住宅。
電気・ガス・水道完備。お風呂は全自動、リビングは床暖房。
さらには貯めたポイントで、地球の「赤マル」から「最新家電」までお取り寄せ!?
森で拾った純情な狩人の美少女に胃袋を掴まれ、
罠にかかったポンコツ天使(自称聖騎士)が居候し、
競馬好きの魔族公爵がビールを飲みにやってくる。
これは、借金まみれの数学教師が、三節根と計算能力を武器に、快適なマイホームを守り抜く物語。
……頼むから、家の壁で爪を研ぐのはやめてくれ!
土属性を極めて辺境を開拓します~愛する嫁と超速スローライフ~
にゃーにゃ
ファンタジー
「土属性だから追放だ!」理不尽な理由で追放されるも「はいはい。おっけー」主人公は特にパーティーに恨みも、未練もなく、世界が危機的な状況、というわけでもなかったので、ササッと王都を去り、辺境の地にたどり着く。
「助けなきゃ!」そんな感じで、世界樹の少女を襲っていた四天王の一人を瞬殺。 少女にほれられて、即座に結婚する。「ここを開拓してスローライフでもしてみようか」 主人公は土属性パワーで一瞬で辺境を開拓。ついでに魔王を超える存在を土属性で作ったゴーレムの物量で圧殺。
主人公は、世界樹の少女が生成したタネを、育てたり、のんびりしながら辺境で平和にすごす。そんな主人公のもとに、ドワーフ、魚人、雪女、魔王四天王、魔王、といった亜人のなかでも一際キワモノの種族が次から次へと集まり、彼らがもたらす特産品によってドンドン村は発展し豊かに、にぎやかになっていく。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
【完結】テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~
永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。
転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。
こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり
授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。
◇ ◇ ◇
本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。
序盤は1話あたりの文字数が少なめですが
全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。
捨てられた貴族六男、ハズレギフト『家電量販店』で僻地を悠々開拓する。~魔改造し放題の家電を使って、廃れた土地で建国目指します~
荒井竜馬@書籍発売中
ファンタジー
ある日、主人公は前世の記憶を思いだし、自分が転生者であることに気がつく。転生先は、悪役貴族と名高いアストロメア家の六男だった。しかし、メビウスは前世でアニメやラノベに触れていたので、悪役転生した場合の身の振り方を知っていた。『悪役転生ものということは、死ぬ気で努力すれば最強になれるパターンだ!』そう考えて死ぬ気で努力をするが、チート級の力を身につけることができなかった。
それどころか、授かったギフトが『家電量販店』という理解されないギフトだったせいで、一族から追放されてしまい『死地』と呼ばれる場所に捨てられてしまう。
「……普通、十歳の子供をこんな場所に捨てるか?」
『死地』と呼ばれる何もない場所で、メビウスは『家電量販店』のスキルを使って生き延びることを決意する。
しかし、そこでメビウスは自分のギフトが『死地』で生きていくのに適していたことに気がつく。
家電を自在に魔改造して『家電量販店』で過ごしていくうちに、メビウスは周りから天才発明家として扱われ、やがて小国の長として建国を目指すことになるのだった。
メビウスは知るはずがなかった。いずれ、自分が『機械仕掛けの大魔導士』と呼ばれ存在になるなんて。
努力しても最強になれず、追放先に師範も元冒険者メイドもついてこず、領地どころかどの国も管理していない僻地に捨てられる……そんな踏んだり蹴ったりから始まる領地(国家)経営物語。
『ノベマ! 異世界ファンタジー:8位(2025/04/22)』
※別サイトにも掲載しています。
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身、動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物や魔法、獣人等が当たり前に存在する異世界に転移させられる。
彼が送るのは、時に命がけの戦いもあり、時に仲間との穏やかな日常もある、そんな『冒険者』ならではのスローライフ。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練とは如何なるものか。
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。
そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。
カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。
やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。
魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。
これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。
エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。
第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。
旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。
ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる