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海産物を開拓する
地元の食堂とアデルらしさ
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俺たちは馬の係留場を離れて歩き始めた。
コスタの町は以前訪れたガルフールのような南国リゾート風というよりも落ちついた港町といった風情だった。
国がランスでもロゼルでも共通しているのは、海沿いの町は色彩豊かな建物が多いところだろうか。
「さっきのお金だけれど、私は銅貨を持ってきてないわ」
「わたしも銅貨ないよ」
歩き出してから姉妹が声をかけてきた。
銅貨は市場などで少額の取引をするのに向いた硬貨である。
富裕層の二人が持っていなかったとしてもおかしくはない。
「いや、あれぐらいの金額なら気にしないでください」
ここまでアデルにお世話になった金額に比べれば微々たるものだった。
むしろ、払わせてほしいぐらいだ。
俺たちは世間話を楽しみながら、コスタの町で散策を続けた。
周囲は観光地といった雰囲気ではないものの、内陸部のバラムとは異なる空気を感じることができる。
海がすぐ近くにあり、港に船が浮かぶ光景はなかなか見られるものではなかった。
こうして新鮮な気持ちになれるので、遠くへ出かけることはいいものだと実感させられる。
「すごく楽しいー!」
エステルはご機嫌な様子で歩いている。
まるで少年のような活発さだった。
「エスは海が気に入ったみたいね」
「湖は見たことあるけど、こんなに水があるなんてすごいと思わない?」
「ははっ、ずいぶん楽しそうで何よりです」
エステルを見ていると、こちらまで元気になるような気分だった。
そういえば、朝食を済ませてから時間が経つので、お腹が空いてきた。
「そろそろ、どこかで昼飯にしましょうか?」
「いいわね。私も空腹になってきたところよ」
「うん、わたしも賛成!」
三人の意見が一致したため、食事のできる場所探しが目的になった。
腹が空いては何とやら。食材探しはその後でも問題ないだろう。
俺たちは港の近くから建物の多い方へと移動した。
通りを歩く人の数が増えたところで、視界に入る店の数も増えていった。
アデルとエステルの意見を参考にしながら、やがて一軒の店が目に入った。
素朴な雰囲気の大衆向けレストランといった外観だった。
「ここはどうですか? 何となく美味しそうな店の佇まいですけど」
「せっかくコスタに来たのだし、高級店ではなくても構わないわ」
「わたしもここでいいよー。美味しそうな匂いがする」
再び意見が一致したところで、順番に店の入口を通って中に入った。
ピークはすぎたようで、わりと空いている。
「はい、いらっしゃい!」
店には明るそうでふさふさしたヒゲの主とエプロンをした給仕が一人いた。
見た感じ二人は夫婦のように見えた。
温かく落ちついた雰囲気で、こんな店は憧れると思った。
「ようこそ、お好きな席にどうぞ」
俺たちが立っていると、給仕の女が親切に案内をしてくれた。
店の奥のテーブル席を選んで、腰を下ろした。
「いい雰囲気の店ね。混雑してなくてよかったわ」
「時間帯がよかったと思います」
アデルと話していると、給仕の女がメニューを持ってきた。
「のどが渇いたから、先に飲みものを頼もうかしら」
「あっ、俺もそうします」
「わたしもわたしもー」
俺たちの様子を見て、給仕の女は微笑んだ。
「うちのおすすめはサングリアというワインの入ったカクテルですが、よろしければいかがですか? アルコールは弱いのでお昼から飲んでも大丈夫ですよ」
「じゃあ、私はそれで」
「俺も同じく」
「あぁっ、わたしは……」
エステルはしばらく酒は控えるという話だった。
少しばかり寂しそうな顔をしている。
「あの、カクテル以外だと何がありますか?」
ひとまず確認だけでもと思い、エステルの代わりにたずねた。
せっかく来ているのに一人だけお預けは気の毒だった。
「お酒が飲めない方はザクロジュースがおすすめです」
「それ美味しそう! わたしはそれにする」
エステルは飲めないというよりも自主規制に近いのだが、本人の名誉のためにも言及は避けておく。
「ふふっ、少しお待ちくださいね」
給仕の女はそそくさとカウンターの方に向かった。
彼女は十分な経験を積んでいるようで、三人分の飲みものはすぐに運ばれてきた。
それから、俺たちは簡単に乾杯をして、それぞれのグラスを傾けた。
「これはフルーティーでさっぱりして飲みやすいですね」
「コスタは海が近くて少し暑いから、こういう飲みものがぴったりよ」
俺とアデルは口々にサングリアの感想を述べた。
一方のエステルもザクロジュースを口に運んでいた。
濃い赤と紫が混ざった飲みものが真っ白なのどを流れていく。
「これ美味しいー! 何だろう、飲んだことない味」
「ザクロはこの辺でも採れるんですね」
「沿岸と内陸の温かい地域では栽培されたり、自然のものがあったりするわね」
「姉さん、詳しいんだ。わたしはザクロなんて知らなかった」
「そうね、エルフの村にはないもの。知らなくても当然よ」
俺たちは個性的な飲みものを楽しんだ後、この店おすすめの料理を頼んだ。
海鮮ピラフがいちおしとのことで、三人とも同じものにした。
「お待たせしちゃってごめんなさーい」
ピラフがテーブルに到着するまで、思ったよりも時間がかかった。
それでも、追加注文のサラダをつまんだり、会話を楽しんだりしていたので、体感時間はそこまででもなかった。
三人分の皿が行き届いたところで、それぞれにスプーンを手にした。
「「「いただきます!」」」
転生前の記憶がオーバラップする影響で、この店のピラフは初見でパエリアと見間違えそうになった。
たしか地球ではルーツが共通していた気がするので、この世界でも似たような変遷を辿ったのだろうか。
「マルク、食べないの?」
「あっ、美味しそうなので、しっかり見ておこうと思って」
「そうなんだ、すごく美味しいよっ」
エステルは食事を満喫しているのだが、こちらを気にかけてくれた。
姉妹ではあってもさりげない優しさのアデル、まっすぐな温かさのエステルといった感じで性格はわりと異なる。
「さて、冷めないうちに食べよう」
大ぶりのエビ、ぶつ切りのマッシュルーム、あさりと思しき貝。
やはり、具材を楽しむような盛り付けはパエリアを彷彿とさせた。
まずは取り皿に米の部分と具の部分を取り分ける。
それから、ガッとスプーンで米の方を口に運んだ。
「……う、美味い。これは」
バラムでは米が手に入りくく、久しぶりに食べた影響も加味すべきだ。
だが、それを差し引いたとしても、完璧な味わいだった。
火の通り加減が絶妙で、口の中でほどよく米粒がバラけていく。
「さてさて、具の方はと……」
エビ、マッシュルーム、貝の順番で味わっていく。
どれも味つけがしっかりしており、それぞれを一品料理で出しても成立するぐらいの美味しさだった。
まさか、旅先でこんな料理に出会えるとは。
「マルク、顔がにやけてるわよ」
「アデルも普段より食べるペースが早いですね」
「わたしはおかわりしよっかなー」
俺たちがくつろぎながら食事をしていると、店の入口から足早に誰かが入ってきた。
突然のことに思わず気を取られてしまい、反射的に目を向けていた。
見やった先では、店主と見知らぬ男が何やら話しこんでいる。
「……食事中に悪いね」
手短に店主と話し終えた男は申し訳なさそうに去っていった。
続いて、店主が複雑な表情を浮かべて近づいてきた。
「最近、柄の悪い連中がうろつくことがあって、ちょうど近くにいるみたいなんだ。ホントに悪いんだけど、ここで店じまいだ」
「……それなら仕方ないわね」
俺とエステルは戸惑うような状態だったが、アデルは納得したように席を立った。
「こっちの都合で申し訳ない。お題は気持ち程度でいいから」
「まだ食べ切れてはないけれど、とても美味しかったわ」
アデルは恐縮するような店主を励ますように、正面を見据えていた。
そして、上品な動作でテーブルに数枚の金貨を置いた。
俺が何度も見てきた光景だった。
コスタの町は以前訪れたガルフールのような南国リゾート風というよりも落ちついた港町といった風情だった。
国がランスでもロゼルでも共通しているのは、海沿いの町は色彩豊かな建物が多いところだろうか。
「さっきのお金だけれど、私は銅貨を持ってきてないわ」
「わたしも銅貨ないよ」
歩き出してから姉妹が声をかけてきた。
銅貨は市場などで少額の取引をするのに向いた硬貨である。
富裕層の二人が持っていなかったとしてもおかしくはない。
「いや、あれぐらいの金額なら気にしないでください」
ここまでアデルにお世話になった金額に比べれば微々たるものだった。
むしろ、払わせてほしいぐらいだ。
俺たちは世間話を楽しみながら、コスタの町で散策を続けた。
周囲は観光地といった雰囲気ではないものの、内陸部のバラムとは異なる空気を感じることができる。
海がすぐ近くにあり、港に船が浮かぶ光景はなかなか見られるものではなかった。
こうして新鮮な気持ちになれるので、遠くへ出かけることはいいものだと実感させられる。
「すごく楽しいー!」
エステルはご機嫌な様子で歩いている。
まるで少年のような活発さだった。
「エスは海が気に入ったみたいね」
「湖は見たことあるけど、こんなに水があるなんてすごいと思わない?」
「ははっ、ずいぶん楽しそうで何よりです」
エステルを見ていると、こちらまで元気になるような気分だった。
そういえば、朝食を済ませてから時間が経つので、お腹が空いてきた。
「そろそろ、どこかで昼飯にしましょうか?」
「いいわね。私も空腹になってきたところよ」
「うん、わたしも賛成!」
三人の意見が一致したため、食事のできる場所探しが目的になった。
腹が空いては何とやら。食材探しはその後でも問題ないだろう。
俺たちは港の近くから建物の多い方へと移動した。
通りを歩く人の数が増えたところで、視界に入る店の数も増えていった。
アデルとエステルの意見を参考にしながら、やがて一軒の店が目に入った。
素朴な雰囲気の大衆向けレストランといった外観だった。
「ここはどうですか? 何となく美味しそうな店の佇まいですけど」
「せっかくコスタに来たのだし、高級店ではなくても構わないわ」
「わたしもここでいいよー。美味しそうな匂いがする」
再び意見が一致したところで、順番に店の入口を通って中に入った。
ピークはすぎたようで、わりと空いている。
「はい、いらっしゃい!」
店には明るそうでふさふさしたヒゲの主とエプロンをした給仕が一人いた。
見た感じ二人は夫婦のように見えた。
温かく落ちついた雰囲気で、こんな店は憧れると思った。
「ようこそ、お好きな席にどうぞ」
俺たちが立っていると、給仕の女が親切に案内をしてくれた。
店の奥のテーブル席を選んで、腰を下ろした。
「いい雰囲気の店ね。混雑してなくてよかったわ」
「時間帯がよかったと思います」
アデルと話していると、給仕の女がメニューを持ってきた。
「のどが渇いたから、先に飲みものを頼もうかしら」
「あっ、俺もそうします」
「わたしもわたしもー」
俺たちの様子を見て、給仕の女は微笑んだ。
「うちのおすすめはサングリアというワインの入ったカクテルですが、よろしければいかがですか? アルコールは弱いのでお昼から飲んでも大丈夫ですよ」
「じゃあ、私はそれで」
「俺も同じく」
「あぁっ、わたしは……」
エステルはしばらく酒は控えるという話だった。
少しばかり寂しそうな顔をしている。
「あの、カクテル以外だと何がありますか?」
ひとまず確認だけでもと思い、エステルの代わりにたずねた。
せっかく来ているのに一人だけお預けは気の毒だった。
「お酒が飲めない方はザクロジュースがおすすめです」
「それ美味しそう! わたしはそれにする」
エステルは飲めないというよりも自主規制に近いのだが、本人の名誉のためにも言及は避けておく。
「ふふっ、少しお待ちくださいね」
給仕の女はそそくさとカウンターの方に向かった。
彼女は十分な経験を積んでいるようで、三人分の飲みものはすぐに運ばれてきた。
それから、俺たちは簡単に乾杯をして、それぞれのグラスを傾けた。
「これはフルーティーでさっぱりして飲みやすいですね」
「コスタは海が近くて少し暑いから、こういう飲みものがぴったりよ」
俺とアデルは口々にサングリアの感想を述べた。
一方のエステルもザクロジュースを口に運んでいた。
濃い赤と紫が混ざった飲みものが真っ白なのどを流れていく。
「これ美味しいー! 何だろう、飲んだことない味」
「ザクロはこの辺でも採れるんですね」
「沿岸と内陸の温かい地域では栽培されたり、自然のものがあったりするわね」
「姉さん、詳しいんだ。わたしはザクロなんて知らなかった」
「そうね、エルフの村にはないもの。知らなくても当然よ」
俺たちは個性的な飲みものを楽しんだ後、この店おすすめの料理を頼んだ。
海鮮ピラフがいちおしとのことで、三人とも同じものにした。
「お待たせしちゃってごめんなさーい」
ピラフがテーブルに到着するまで、思ったよりも時間がかかった。
それでも、追加注文のサラダをつまんだり、会話を楽しんだりしていたので、体感時間はそこまででもなかった。
三人分の皿が行き届いたところで、それぞれにスプーンを手にした。
「「「いただきます!」」」
転生前の記憶がオーバラップする影響で、この店のピラフは初見でパエリアと見間違えそうになった。
たしか地球ではルーツが共通していた気がするので、この世界でも似たような変遷を辿ったのだろうか。
「マルク、食べないの?」
「あっ、美味しそうなので、しっかり見ておこうと思って」
「そうなんだ、すごく美味しいよっ」
エステルは食事を満喫しているのだが、こちらを気にかけてくれた。
姉妹ではあってもさりげない優しさのアデル、まっすぐな温かさのエステルといった感じで性格はわりと異なる。
「さて、冷めないうちに食べよう」
大ぶりのエビ、ぶつ切りのマッシュルーム、あさりと思しき貝。
やはり、具材を楽しむような盛り付けはパエリアを彷彿とさせた。
まずは取り皿に米の部分と具の部分を取り分ける。
それから、ガッとスプーンで米の方を口に運んだ。
「……う、美味い。これは」
バラムでは米が手に入りくく、久しぶりに食べた影響も加味すべきだ。
だが、それを差し引いたとしても、完璧な味わいだった。
火の通り加減が絶妙で、口の中でほどよく米粒がバラけていく。
「さてさて、具の方はと……」
エビ、マッシュルーム、貝の順番で味わっていく。
どれも味つけがしっかりしており、それぞれを一品料理で出しても成立するぐらいの美味しさだった。
まさか、旅先でこんな料理に出会えるとは。
「マルク、顔がにやけてるわよ」
「アデルも普段より食べるペースが早いですね」
「わたしはおかわりしよっかなー」
俺たちがくつろぎながら食事をしていると、店の入口から足早に誰かが入ってきた。
突然のことに思わず気を取られてしまい、反射的に目を向けていた。
見やった先では、店主と見知らぬ男が何やら話しこんでいる。
「……食事中に悪いね」
手短に店主と話し終えた男は申し訳なさそうに去っていった。
続いて、店主が複雑な表情を浮かべて近づいてきた。
「最近、柄の悪い連中がうろつくことがあって、ちょうど近くにいるみたいなんだ。ホントに悪いんだけど、ここで店じまいだ」
「……それなら仕方ないわね」
俺とエステルは戸惑うような状態だったが、アデルは納得したように席を立った。
「こっちの都合で申し訳ない。お題は気持ち程度でいいから」
「まだ食べ切れてはないけれど、とても美味しかったわ」
アデルは恐縮するような店主を励ますように、正面を見据えていた。
そして、上品な動作でテーブルに数枚の金貨を置いた。
俺が何度も見てきた光景だった。
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