304 / 561
和の国サクラギとミズキ姫
ミズキとの合流
初めの一貫はビンナガマグロを選んだ。
地元で食べる川魚では見たことがないような脂が乗っており、食べごたえのありそうな雰囲気に惹かれた。
寿司を手に取ってネタをしょうゆにつけると、ほんのり脂が浮いた。
わさびも味わいたいので、気持ち多めにつけてみる。
「では、いただきます」
あまり大きい寿司ではないため、そのまま口の中に放りこんだ。
しょうゆの適度な塩味、わさびの鮮烈な辛さがじわりと広がる。
肝心のネタは濃厚な脂と心地よい食感で癖になりそうだ。
「臭みがほとんどないですね。最高の鮮度だ」
「ありがとうございやす。自分らで管理に気を遣ってますが、サクラギの荷運びの人らが尽力したおかげです」
「海までの距離は知らないですけど、色々とこだわりがありそうですね」
大将はうれしそうに満面の笑みを浮かべている。
気難しくて取っつきにくいという職人っぽさはなく、寿司が好きで料理人をやっているという雰囲気に好感が持てる。
「今日はお客さんたちが一組目でネタに余裕があるんで、追加はどんどん注文しちゃってください。余ったら自分と弟子で食べるだけなんで」
大将は景気のいいことを言っているが、値段が分からないため、どれぐらい頼んでいいものか決めかねる。
「値段なら気にせんでください。アデルさんならツケも構わないんで」
「ふふっ、ここは良心的な値段だから、ツケにするなんてありえないわ。マルクもハンクもなかなか食べに来れないんだから、お腹いっぱい食べたらいいじゃない。手持ちが足りない時は私が払うわよ」
アデルが気前のいいことを言った。
どちらにせよ、ハンクの分は俺か彼女が払うことになるのだが、それはさておき。
「とりあえず、ビンナガマグロを一貫追加で」
「はいよ!」
大将は威勢のいい声で応えた。
素早い動きで寿司を用意していく。
あまりの美味さに気が緩んで、「一貫」という単語を使ってしまったが、誰も気に留めていないようでホッとした。
その後、ハンクが店の在庫を食べきらんばかりの勢いを見せて、途中で魚介類の注文はストップがかかった。
久しぶりの寿司に気をよくしたアデルが支払いを持ってくれることになり、俺もご馳走してもらうかたちとなった。
「――ありがとうございやした! またのお越しを」
「ご来店ありがとうございました」
大将と若手に見送られて寿司屋を後にした。
二人は俺たちが通りに出ると、店先まで足を運び笑顔で手を振ってくれていた。
「あまりの美味しさに感動しました」
「言ったでしょ、美味しい料理だって」
こちらの言葉にアデルは自信満々で応えた。
「ついつい食べすぎちまった。けっこうな金額になったと思うんだが、肩代わりしてもらって悪いな」
「ああっ、気にしないで、私も食べられて満足だから」
「おれもあの店は最高だと思うぜ」
「ふふん、そうでしょう」
けっこうな金額だったと思うのだが、不満の色を見せない点は尊敬に値する。
これまでも彼女の太っ腹にどれだけ助けられたことか。
「そういえば、モミジ屋でしたっけ? 今日の宿はそこだと聞いたので、そこに向かった方がいいですよね」
ふと、謎の女に告げられた内容を思い出した。
寿司の余韻が大きすぎることで、完全に忘れていた。
「それなら心配いらないわ。そこに向かって歩いているから」
「土地勘がないので、助かります」
俺とハンクは城下町の地理に疎いので、サクラギに来たことがあるアデルの存在は心強いものだ。
歓談しながら歩くうちに、前方に立派な屋敷のような建物が見えてきた。
「あれよ、あの建物がモミジ屋よ」
「これはまた、気品を感じるような佇まいですね」
一言で表現するなら高級旅館といった雰囲気。
ミズキの仲介がなければ、泊まることは難しそうな気がする。
「立派な建物だが、これは城なのか?」
ハンクがとても驚いている。
俺は民家と城の区別はつくが、サクラギについて詳しくない彼からすれば見分けがつかないのは当然のことだ。
「これは大きな民家みたいなものね。城なら山の方に見えていた白っぽい外壁の建物、あれがそうよ」
「そうか、そういうことか」
アデルの説明にハンクは納得するように頷いた。
「じゃあ、中に入りましょうか」
俺たちはモミジ屋の敷地に入り、宿の方へと歩いていった。
三人で玄関を通り抜けたところで、女将が出迎えてくれた。
彼女の指示で靴を脱いでロビーに進み、今日の部屋へと案内された。
各自、荷物を置いたところで女将がやってきて、今度は広間へと招かれた。
室内の洗練された和の要素に驚きつつ、部屋の真ん中に用意された席へと腰を下ろした。
広間へ来た理由が分からずにいると、仲居さんがお酒の入った瓶と美しい細工の入ったグラスを運んできた。
その酒はミズキが飲ませてくれたものに似ており、この町の地酒であると説明を受けた。
提供された地酒の味がよく、アデルとハンクは旅先で気分が高揚したようで、夜更けまで宴は続いた。
明日以降の見通しが立たない状況でもあり、そろそろ切り上げようかと思ったところでミズキが現れた。
「いやー、急にいなくなってごめんよ」
「気にしてないですけど、何かありましたか?」
アデルとハンクはほろ酔い加減のままだが、俺は控えめに飲んでいたこともあり、まじめな話を始めたら酔いが醒めた。
「うーん、あんまりマルクくんたちを巻きこみたくないんだけど、そうも言ってられない状況なんだよね……」
彼女は俺に向けてなのか、独り言なのか分からないような言い方をした。
「何か役に立てることがあるなら、とりあえず話してもらえませんか――」
俺が言い終えるところで、急に地面が揺れるのを感じた。
その瞬間、自分が酔っているのかと思ったが、姿勢を低くしたミズキを見て地震が起きていることを確信した。
地元で食べる川魚では見たことがないような脂が乗っており、食べごたえのありそうな雰囲気に惹かれた。
寿司を手に取ってネタをしょうゆにつけると、ほんのり脂が浮いた。
わさびも味わいたいので、気持ち多めにつけてみる。
「では、いただきます」
あまり大きい寿司ではないため、そのまま口の中に放りこんだ。
しょうゆの適度な塩味、わさびの鮮烈な辛さがじわりと広がる。
肝心のネタは濃厚な脂と心地よい食感で癖になりそうだ。
「臭みがほとんどないですね。最高の鮮度だ」
「ありがとうございやす。自分らで管理に気を遣ってますが、サクラギの荷運びの人らが尽力したおかげです」
「海までの距離は知らないですけど、色々とこだわりがありそうですね」
大将はうれしそうに満面の笑みを浮かべている。
気難しくて取っつきにくいという職人っぽさはなく、寿司が好きで料理人をやっているという雰囲気に好感が持てる。
「今日はお客さんたちが一組目でネタに余裕があるんで、追加はどんどん注文しちゃってください。余ったら自分と弟子で食べるだけなんで」
大将は景気のいいことを言っているが、値段が分からないため、どれぐらい頼んでいいものか決めかねる。
「値段なら気にせんでください。アデルさんならツケも構わないんで」
「ふふっ、ここは良心的な値段だから、ツケにするなんてありえないわ。マルクもハンクもなかなか食べに来れないんだから、お腹いっぱい食べたらいいじゃない。手持ちが足りない時は私が払うわよ」
アデルが気前のいいことを言った。
どちらにせよ、ハンクの分は俺か彼女が払うことになるのだが、それはさておき。
「とりあえず、ビンナガマグロを一貫追加で」
「はいよ!」
大将は威勢のいい声で応えた。
素早い動きで寿司を用意していく。
あまりの美味さに気が緩んで、「一貫」という単語を使ってしまったが、誰も気に留めていないようでホッとした。
その後、ハンクが店の在庫を食べきらんばかりの勢いを見せて、途中で魚介類の注文はストップがかかった。
久しぶりの寿司に気をよくしたアデルが支払いを持ってくれることになり、俺もご馳走してもらうかたちとなった。
「――ありがとうございやした! またのお越しを」
「ご来店ありがとうございました」
大将と若手に見送られて寿司屋を後にした。
二人は俺たちが通りに出ると、店先まで足を運び笑顔で手を振ってくれていた。
「あまりの美味しさに感動しました」
「言ったでしょ、美味しい料理だって」
こちらの言葉にアデルは自信満々で応えた。
「ついつい食べすぎちまった。けっこうな金額になったと思うんだが、肩代わりしてもらって悪いな」
「ああっ、気にしないで、私も食べられて満足だから」
「おれもあの店は最高だと思うぜ」
「ふふん、そうでしょう」
けっこうな金額だったと思うのだが、不満の色を見せない点は尊敬に値する。
これまでも彼女の太っ腹にどれだけ助けられたことか。
「そういえば、モミジ屋でしたっけ? 今日の宿はそこだと聞いたので、そこに向かった方がいいですよね」
ふと、謎の女に告げられた内容を思い出した。
寿司の余韻が大きすぎることで、完全に忘れていた。
「それなら心配いらないわ。そこに向かって歩いているから」
「土地勘がないので、助かります」
俺とハンクは城下町の地理に疎いので、サクラギに来たことがあるアデルの存在は心強いものだ。
歓談しながら歩くうちに、前方に立派な屋敷のような建物が見えてきた。
「あれよ、あの建物がモミジ屋よ」
「これはまた、気品を感じるような佇まいですね」
一言で表現するなら高級旅館といった雰囲気。
ミズキの仲介がなければ、泊まることは難しそうな気がする。
「立派な建物だが、これは城なのか?」
ハンクがとても驚いている。
俺は民家と城の区別はつくが、サクラギについて詳しくない彼からすれば見分けがつかないのは当然のことだ。
「これは大きな民家みたいなものね。城なら山の方に見えていた白っぽい外壁の建物、あれがそうよ」
「そうか、そういうことか」
アデルの説明にハンクは納得するように頷いた。
「じゃあ、中に入りましょうか」
俺たちはモミジ屋の敷地に入り、宿の方へと歩いていった。
三人で玄関を通り抜けたところで、女将が出迎えてくれた。
彼女の指示で靴を脱いでロビーに進み、今日の部屋へと案内された。
各自、荷物を置いたところで女将がやってきて、今度は広間へと招かれた。
室内の洗練された和の要素に驚きつつ、部屋の真ん中に用意された席へと腰を下ろした。
広間へ来た理由が分からずにいると、仲居さんがお酒の入った瓶と美しい細工の入ったグラスを運んできた。
その酒はミズキが飲ませてくれたものに似ており、この町の地酒であると説明を受けた。
提供された地酒の味がよく、アデルとハンクは旅先で気分が高揚したようで、夜更けまで宴は続いた。
明日以降の見通しが立たない状況でもあり、そろそろ切り上げようかと思ったところでミズキが現れた。
「いやー、急にいなくなってごめんよ」
「気にしてないですけど、何かありましたか?」
アデルとハンクはほろ酔い加減のままだが、俺は控えめに飲んでいたこともあり、まじめな話を始めたら酔いが醒めた。
「うーん、あんまりマルクくんたちを巻きこみたくないんだけど、そうも言ってられない状況なんだよね……」
彼女は俺に向けてなのか、独り言なのか分からないような言い方をした。
「何か役に立てることがあるなら、とりあえず話してもらえませんか――」
俺が言い終えるところで、急に地面が揺れるのを感じた。
その瞬間、自分が酔っているのかと思ったが、姿勢を低くしたミズキを見て地震が起きていることを確信した。
あなたにおすすめの小説
転生三男のまったり開発記 ~魔法がなくても、前世の知識とガラクタいじりで世界を便利に変えていきます~
戯言の遊び
ファンタジー
【前世のオタク知識で、不便な異世界をちょっと便利に大改造!】
前世は「何でも屋」の息子で、機械の解体と研究をこよなく愛する技術オタク。
そんな俺が転生したのは、魔法が存在するものの非常に不便な中世レベルのファンタジー世界だった。
しかも、辺境を治める貧乏男爵家の三男坊という、家督の重圧もない完全なる「自由枠」
豊かな自然という名の素材の宝庫を前に、俺の技術オタクとしての血が騒がないわけがない!
風で飛んでいく洗濯物と手荒れに悩むメイドのため、ただの木切れを削って作った『洗濯バサミ』
それが屋敷中で大絶賛されたのを皮切りに、気難しい凄腕の鍛冶職人や、利益の匂いに敏い若き女商人を巻き込んで、俺の「ちょっと便利なモノづくり」はどんどんエスカレートしていくことに!?
大げさな魔法もチートもない。
けれど、前世の知識と底なしの探究心で、不便な世界をまったりと便利に成り上がっていく、三男坊の領地開発記!
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身、動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物や魔法、獣人等が当たり前に存在する異世界に転移させられる。
彼が送るのは、時に命がけの戦いもあり、時に仲間との穏やかな日常もある、そんな『冒険者』ならではのスローライフ。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練とは如何なるものか。
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
オレの異世界に対する常識は、異世界の非常識らしい
広原琉璃
ファンタジー
「あの……ここって、異世界ですか?」
「え?」
「は?」
「いせかい……?」
異世界に行ったら、帰るまでが異世界転移です。
ある日、突然異世界へ転移させられてしまった、嵯峨崎 博人(さがさき ひろと)。
そこで出会ったのは、神でも王様でも魔王でもなく、一般通過な冒険者ご一行!?
異世界ファンタジーの "あるある" が通じない冒険譚。
時に笑って、時に喧嘩して、時に強敵(魔族)と戦いながら、仲間たちとの友情と成長の物語。
目的地は、すべての情報が集う場所『聖王都 エルフェル・ブルグ』
半年後までに主人公・ヒロトは、元の世界に戻る事が出来るのか。
そして、『顔の無い魔族』に狙われた彼らの運命は。
伝えたいのは、まだ出会わぬ誰かで、未来の自分。
信頼とは何か、言葉を交わすとは何か、これはそんなお話。
少しづつ積み重ねながら成長していく彼らの物語を、どうぞ最後までお楽しみください。
====
※お気に入り、感想がありましたら励みになります
※近況ボードに「ヒロトとミニドラゴン」編を連載中です。
※ラスボスは最終的にざまぁ状態になります
※恋愛(馴れ初めレベル)は、外伝5となります
転生無双なんて大層なこと、できるわけないでしょう! 公爵令息が家族、友達、精霊と送る仲良しスローライフ
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
アルファポリス様より書籍化!
転生したラインハルトはその際に超説明が適当な女神から、訳も分からず、チートスキルをもらう。
どこに転生するか、どんなスキルを貰ったのか、どんな身分に転生したのか全てを分からず転生したラインハルトが平和な?日常生活を送る話。
- カクヨム様にて、週間総合ランキングにランクインしました!
- アルファポリス様にて、人気ランキング、HOTランキングにランクインしました!
- この話はフィクションです。
52歳のおっさん、異世界転移したら下水道に捨てられた――下水の汚物は宝の山だった
よっしぃ
ファンタジー
【祝!3/22~25 ホットランキング第1位獲得!】
皆様の熱い応援、本当にありがとうございます!
ファンタジー部門6位獲得しました!感謝です!
【書籍化作家の本気作。まず1話、読んでください】
電車でマナー違反を注意したら、逆ギレされて殴られた。
気がついたら異世界召喚。
だが能力鑑定は「なし」。魔力適性も「なし」。
52歳のおっさんに、異世界は容赦ない。
結論――王都の地下下水道に「廃棄」。
玄湊康太郎。職業、設備管理。趣味、健康管理。
血管年齢は実年齢マイナス20歳。
そんな自慢も、汚物まみれの下水道じゃ何の役にも立たない。
だが、転んだ拍子に起きた「偶然の浄化」が、すべてを変えた。
下水には、地上の連中が気づかない「資源」が眠っている。
捨てられた魔道具。
長年魔素を吸い続けた高純度魔石。
そして、同じく捨てられた元聖女、セシリア。
チート能力なし。異能なし。魔法も使えない。
あるのは、52年分の知識と経験、そして設備屋としてのプロ意識だけ。
汚物を「資源」に変え、捨てられた者たちと共に成り上がる。
スラムから始まる、おっさんの本気の逆転劇。
この作品には、現代の「病気」と「健康」に対する、作者の本気のメッセージが込められています。
魔力は毒である。代謝こそが命である。
軽い気持ちで読み飛ばせる作品ではありません。
でも、だからこそ――まず1話、読んでください。
【最新情報&著者プロフィール】
代表作『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』(オリコンライトノベル部門18位記録)の著者が贈る最新作!
◆ 2月に待望の【第2巻】刊行!
◆ 現在、怒涛の展開となる【第3巻】を鋭意執筆中!
◆ 【コミカライズ企画進行中】!
すでにキャラデザが完成し、3巻発売と同時に連載スタート予定です。絶対的な勢いで駆け上がる本作に、ぜひご期待ください!
神様のミスで死んだので、神獣もふもふと異世界インターネットで快適スローライフ始めます ~最強生活チートと1000万ポイントでポチりまくり!~
幸せのオムライス
ファンタジー
★HOTランキング1位感謝!(2026.1.23) カクヨムコン異世界ファンタジー女性主人公部門 週間ランキング4位!★
山根ことり、28歳OL。私の平凡な毎日は、上から降ってきた神様の植木鉢が頭に直撃したことで、あっけなく幕を閉じた。
神様の100%過失による事故死ということで、お詫びにもらったのは3つのチート能力。
①通販サイトや検索が使える【異世界インターネット接続】
②もふもふ動物と話せる【もふもふテイマー&翻訳】
③戦闘はできないけど生活は最強な【生活魔法 Lv.99】
私の願いはただ一つ。働かずに、可愛いペットともふもふしながら快適なスローライフを送ること!
のはずが、転生先は森のど真ん中。おまけに保護された先の孤児院は、ご飯はまずいしお風呂もない劣悪環境!?
「私の安眠のため、改革します!」
チート能力を駆使して、ボロ屋敷がピカピカに大変身!
現代知識と通販調味料で絶品ごはんを振る舞えば、心を閉ざした子供たちも次々と懐いてきて……?
気づけばギルドに登録し、薬草採取で荒稼ぎ。謎の天才少女として街の注目株に!?
あれ、私のスローライフはどこへ?
これは、うっかりチートで快適な生活基盤を整えすぎた元OLが、最強神獣もふもふや仲間たちとのんびり暮らすために、ついでに周りも幸せにしちゃう、そんな物語。
【今後のストーリー構想(全11章完結予定)】
第1章 森の生活と孤児院改革(完結済)
第2章 ヤマネコ商会、爆誕!(連載中)
第3章 ようこそ、ヤマネコ冒険部へ!
第4章 王都は誘惑の香り
第5章 救国のセラピー
第6章 戦場のロジスティクス・イノベーション
第7章 領主様はスローライフをご所望です
第8章 プロジェクト・コトリランド
第9章 ヤマネコ式教育改革
第10章 魔王対策は役員会にて
第11章 魔王城、買収しました(完結予定)
才がないと伯爵家を追放された僕は、神様からのお詫びチートで、異世界のんびりスローライフ!!
にのまえ
ファンタジー
剣や魔法に才能がないカストール伯爵家の次男、ノエール・カストールは家族から追放され、辺境の別荘へ送られることになる。しかしノエールは追放を喜ぶ、それは彼に異世界の神様から、お詫びにとして貰ったチートスキルがあるから。
そう、ノエールは転生者だったのだ。
そのスキルを駆使して、彼の異世界のんびりスローライフが始まる。