373 / 561
発展を遂げた国フェルトライン
残党の制圧
俺とアデルが身を潜めているとアカネがほとんど音を立てずに戻ってきた。
倉庫の中は薄暗いため、急に現れたように見えて驚きそうになる。
「残るは火薬を守っている者のみとなった。火薬に近づいた際はお二方の魔法が要になる。どうか抜かりないよう頼む」
「もちろんです」
「任せておいて」
アデルほどではないが、魔法の扱いには一定の自信がある。
エルフの村でコレット師匠に鍛えてもらったことも大きい。
残すはあと一人。火薬に引火すれば街に危険が及ぶのはもちろんのこと、近くにいる俺たちは軽いケガでは済まないだろう。
デックスの残忍さを考慮するならば、手下が暴挙に出たとしてもおかしくない。
乘りかかった舟とはいえ、なかなかに危険な作戦になる。
「お二方、ここからは足音にご注意を」
アカネは指示を出してから、先へ先へと足を運んでいる。
倉庫の足元は細かい埃や砂利が落ちているようで、気をつけていないと着地した拍子に音が出てしまう。
足を障害物にぶつけないように注意しつつ、すり足でアカネに続いた。
思いのほか足取りがゆっくりになり、時間の経過が長く感じられた。
薄闇の中を進んだ先に明るくなっている場所が目に入った。
「むっ、これはまずい。男が松明(たいまつ)を使っている」
アカネの声は緊張の色を帯びている。
意図的にあるいは、何かの拍子で着火すれば無事で済むわけがない。
彼女の指示を待つべきか考え始めたところで、後ろにいるアデルに肩を叩かれた。
「巻き添えになるのはご免よ。最初から出力を上げて一気に凍らせる」
「はい」
アデルの提案に応じた後、体内を流れる魔力に注意を向ける。
勝負はわずかな時間で決まる――中途半端な手加減は命取りだ。
「お二方、先は任せた」
アカネは俺たちの狙いに気づいたようで、先への道を譲ってくれた。
「さあ、行くわよ」
「はい」
俺とアデルは肩が触れるような近さで横並びになった。
呼吸を合わせるように目で合図をして、正面へと飛び出した。
「「――アイシクル!」」
二人同時に氷魔法を発動したことで、周囲に冷風が巻き起こる。
凍てつく冷気が男に向かい、首より下のほとんどの部分が氷漬けになった。
「……えっ? はっ?」
男は間の抜けたような声を出した。
その反応からして、魔法になじみがないのだろう。
知識のない者にとって魔法で急襲されるのは、幻を見せられているのと大差ないものかもしれない。
「アカネさん、これで最後で間違いないです?」
「うむ、間違いない」
アカネの返事を確認してから、ホーリーライトを唱えた。
続けてアデルも同じ魔法を唱えたため、暗い室内に二つの丸い光球が浮かんでいる。
「魔法というのは便利なものだな」
「適性があればアカネさんもできますよ」
アカネはそれもよいなと口にしてから、男の奥に置かれた木箱に近づいた。
そこには「取り扱い注意」と書かれている。
「これが火薬か。この箱に引火していたらひとたまりもなかった」
箱の大きさは両腕で抱えられるぐらいの大きさだった。
そこまでの量ではないと思いかけたところで、後ろ側に金属製のロッカーのようなものが目に入った。
「アカネさん、これ……」
木箱と同じく注意書きが貼られている。
中を確かめるまでもなく、この中に火薬が入っているのだろう。
「拙者が偵察した時は薄暗くて気づかなかった。この者たちの狙いはこれだったのか」
「この中いっぱいに入っているのなら、けっこうな量になるわね」
「どうします、開けてみますか?」
ロッカーは施錠できるようだが、カギが差しこまれて開いている。
「この先は我らの役目ではない。自警団の方々に任せよう」
「そうですね、それがいい」
中を見た程度で爆ぜるとは思えないが、なるべく火薬を刺激したくないと思った。
ちょうど俺が一番近かったので、慎重な手つきで施錠してカギを抜く。
「そういえば、この男はどうするの?」
「逆に質問だが、この氷は溶けてしまわないのか?」
「魔法の氷ですけど、しばらくは溶けませんよ。二人でまあまあの魔力をこめたので、最低でも半日はもつはずです」
「承知した。それでは自警団に引き継ごう」
アカネは納得した様子で踵を返した。
他に仲間がいないようなので、男はこのままにしておいても問題ないだろう。
戦意喪失しているし、氷漬けのままでは引き渡しも容易ではない。
念のため周囲を警戒しながら、来た時とは別のルートで引き上げる。
アカネは夜目が利くかのような足取りだが、人知を超えた能力のような気もするので、あえてたずねようとは思わない。
火薬の保管場所からいくらか歩いたところで、正面の入り口と思われる場所に出た。
アカネが高さのある鉄扉を左右に開くとガラガラと大きな音の後が立った。
少しの間をおいて、外気とわずかな明かりが入ってくる。
三人で外に出るとギュンターが離れたところから駆け寄ってきた。
「その様子だと成功したみたいだな」
「拙者の力など微々たるもの。お二方の協力あってこそ」
アカネは俺とアデルをねぎらうような言葉を口にした。
彼女にしては珍しいことだと思った。
「ちなみに残党のうち二人はアカネさんが気絶させて、残りの一人は魔法で氷漬けになってます」
「マルクもとんでもないな。料理ができて魔法が使えるとは」
「以前は冒険者だったので」
「なるほどな」
無事に解決して、張り詰めていた空気が緩んだような気がした。
倉庫の中は薄暗いため、急に現れたように見えて驚きそうになる。
「残るは火薬を守っている者のみとなった。火薬に近づいた際はお二方の魔法が要になる。どうか抜かりないよう頼む」
「もちろんです」
「任せておいて」
アデルほどではないが、魔法の扱いには一定の自信がある。
エルフの村でコレット師匠に鍛えてもらったことも大きい。
残すはあと一人。火薬に引火すれば街に危険が及ぶのはもちろんのこと、近くにいる俺たちは軽いケガでは済まないだろう。
デックスの残忍さを考慮するならば、手下が暴挙に出たとしてもおかしくない。
乘りかかった舟とはいえ、なかなかに危険な作戦になる。
「お二方、ここからは足音にご注意を」
アカネは指示を出してから、先へ先へと足を運んでいる。
倉庫の足元は細かい埃や砂利が落ちているようで、気をつけていないと着地した拍子に音が出てしまう。
足を障害物にぶつけないように注意しつつ、すり足でアカネに続いた。
思いのほか足取りがゆっくりになり、時間の経過が長く感じられた。
薄闇の中を進んだ先に明るくなっている場所が目に入った。
「むっ、これはまずい。男が松明(たいまつ)を使っている」
アカネの声は緊張の色を帯びている。
意図的にあるいは、何かの拍子で着火すれば無事で済むわけがない。
彼女の指示を待つべきか考え始めたところで、後ろにいるアデルに肩を叩かれた。
「巻き添えになるのはご免よ。最初から出力を上げて一気に凍らせる」
「はい」
アデルの提案に応じた後、体内を流れる魔力に注意を向ける。
勝負はわずかな時間で決まる――中途半端な手加減は命取りだ。
「お二方、先は任せた」
アカネは俺たちの狙いに気づいたようで、先への道を譲ってくれた。
「さあ、行くわよ」
「はい」
俺とアデルは肩が触れるような近さで横並びになった。
呼吸を合わせるように目で合図をして、正面へと飛び出した。
「「――アイシクル!」」
二人同時に氷魔法を発動したことで、周囲に冷風が巻き起こる。
凍てつく冷気が男に向かい、首より下のほとんどの部分が氷漬けになった。
「……えっ? はっ?」
男は間の抜けたような声を出した。
その反応からして、魔法になじみがないのだろう。
知識のない者にとって魔法で急襲されるのは、幻を見せられているのと大差ないものかもしれない。
「アカネさん、これで最後で間違いないです?」
「うむ、間違いない」
アカネの返事を確認してから、ホーリーライトを唱えた。
続けてアデルも同じ魔法を唱えたため、暗い室内に二つの丸い光球が浮かんでいる。
「魔法というのは便利なものだな」
「適性があればアカネさんもできますよ」
アカネはそれもよいなと口にしてから、男の奥に置かれた木箱に近づいた。
そこには「取り扱い注意」と書かれている。
「これが火薬か。この箱に引火していたらひとたまりもなかった」
箱の大きさは両腕で抱えられるぐらいの大きさだった。
そこまでの量ではないと思いかけたところで、後ろ側に金属製のロッカーのようなものが目に入った。
「アカネさん、これ……」
木箱と同じく注意書きが貼られている。
中を確かめるまでもなく、この中に火薬が入っているのだろう。
「拙者が偵察した時は薄暗くて気づかなかった。この者たちの狙いはこれだったのか」
「この中いっぱいに入っているのなら、けっこうな量になるわね」
「どうします、開けてみますか?」
ロッカーは施錠できるようだが、カギが差しこまれて開いている。
「この先は我らの役目ではない。自警団の方々に任せよう」
「そうですね、それがいい」
中を見た程度で爆ぜるとは思えないが、なるべく火薬を刺激したくないと思った。
ちょうど俺が一番近かったので、慎重な手つきで施錠してカギを抜く。
「そういえば、この男はどうするの?」
「逆に質問だが、この氷は溶けてしまわないのか?」
「魔法の氷ですけど、しばらくは溶けませんよ。二人でまあまあの魔力をこめたので、最低でも半日はもつはずです」
「承知した。それでは自警団に引き継ごう」
アカネは納得した様子で踵を返した。
他に仲間がいないようなので、男はこのままにしておいても問題ないだろう。
戦意喪失しているし、氷漬けのままでは引き渡しも容易ではない。
念のため周囲を警戒しながら、来た時とは別のルートで引き上げる。
アカネは夜目が利くかのような足取りだが、人知を超えた能力のような気もするので、あえてたずねようとは思わない。
火薬の保管場所からいくらか歩いたところで、正面の入り口と思われる場所に出た。
アカネが高さのある鉄扉を左右に開くとガラガラと大きな音の後が立った。
少しの間をおいて、外気とわずかな明かりが入ってくる。
三人で外に出るとギュンターが離れたところから駆け寄ってきた。
「その様子だと成功したみたいだな」
「拙者の力など微々たるもの。お二方の協力あってこそ」
アカネは俺とアデルをねぎらうような言葉を口にした。
彼女にしては珍しいことだと思った。
「ちなみに残党のうち二人はアカネさんが気絶させて、残りの一人は魔法で氷漬けになってます」
「マルクもとんでもないな。料理ができて魔法が使えるとは」
「以前は冒険者だったので」
「なるほどな」
無事に解決して、張り詰めていた空気が緩んだような気がした。
あなたにおすすめの小説
転生三男のまったり開発記 ~魔法がなくても、前世の知識とガラクタいじりで世界を便利に変えていきます~
戯言の遊び
ファンタジー
【前世のオタク知識で、不便な異世界をちょっと便利に大改造!】
前世は「何でも屋」の息子で、機械の解体と研究をこよなく愛する技術オタク。
そんな俺が転生したのは、魔法が存在するものの非常に不便な中世レベルのファンタジー世界だった。
しかも、辺境を治める貧乏男爵家の三男坊という、家督の重圧もない完全なる「自由枠」
豊かな自然という名の素材の宝庫を前に、俺の技術オタクとしての血が騒がないわけがない!
風で飛んでいく洗濯物と手荒れに悩むメイドのため、ただの木切れを削って作った『洗濯バサミ』
それが屋敷中で大絶賛されたのを皮切りに、気難しい凄腕の鍛冶職人や、利益の匂いに敏い若き女商人を巻き込んで、俺の「ちょっと便利なモノづくり」はどんどんエスカレートしていくことに!?
大げさな魔法もチートもない。
けれど、前世の知識と底なしの探究心で、不便な世界をまったりと便利に成り上がっていく、三男坊の領地開発記!
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身、動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物や魔法、獣人等が当たり前に存在する異世界に転移させられる。
彼が送るのは、時に命がけの戦いもあり、時に仲間との穏やかな日常もある、そんな『冒険者』ならではのスローライフ。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練とは如何なるものか。
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
オレの異世界に対する常識は、異世界の非常識らしい
広原琉璃
ファンタジー
「あの……ここって、異世界ですか?」
「え?」
「は?」
「いせかい……?」
異世界に行ったら、帰るまでが異世界転移です。
ある日、突然異世界へ転移させられてしまった、嵯峨崎 博人(さがさき ひろと)。
そこで出会ったのは、神でも王様でも魔王でもなく、一般通過な冒険者ご一行!?
異世界ファンタジーの "あるある" が通じない冒険譚。
時に笑って、時に喧嘩して、時に強敵(魔族)と戦いながら、仲間たちとの友情と成長の物語。
目的地は、すべての情報が集う場所『聖王都 エルフェル・ブルグ』
半年後までに主人公・ヒロトは、元の世界に戻る事が出来るのか。
そして、『顔の無い魔族』に狙われた彼らの運命は。
伝えたいのは、まだ出会わぬ誰かで、未来の自分。
信頼とは何か、言葉を交わすとは何か、これはそんなお話。
少しづつ積み重ねながら成長していく彼らの物語を、どうぞ最後までお楽しみください。
====
※お気に入り、感想がありましたら励みになります
※近況ボードに「ヒロトとミニドラゴン」編を連載中です。
※ラスボスは最終的にざまぁ状態になります
※恋愛(馴れ初めレベル)は、外伝5となります
転生無双なんて大層なこと、できるわけないでしょう! 公爵令息が家族、友達、精霊と送る仲良しスローライフ
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
アルファポリス様より書籍化!
転生したラインハルトはその際に超説明が適当な女神から、訳も分からず、チートスキルをもらう。
どこに転生するか、どんなスキルを貰ったのか、どんな身分に転生したのか全てを分からず転生したラインハルトが平和な?日常生活を送る話。
- カクヨム様にて、週間総合ランキングにランクインしました!
- アルファポリス様にて、人気ランキング、HOTランキングにランクインしました!
- この話はフィクションです。
52歳のおっさん、異世界転移したら下水道に捨てられた――下水の汚物は宝の山だった
よっしぃ
ファンタジー
【祝!3/22~25 ホットランキング第1位獲得!】
皆様の熱い応援、本当にありがとうございます!
ファンタジー部門6位獲得しました!感謝です!
【書籍化作家の本気作。まず1話、読んでください】
電車でマナー違反を注意したら、逆ギレされて殴られた。
気がついたら異世界召喚。
だが能力鑑定は「なし」。魔力適性も「なし」。
52歳のおっさんに、異世界は容赦ない。
結論――王都の地下下水道に「廃棄」。
玄湊康太郎。職業、設備管理。趣味、健康管理。
血管年齢は実年齢マイナス20歳。
そんな自慢も、汚物まみれの下水道じゃ何の役にも立たない。
だが、転んだ拍子に起きた「偶然の浄化」が、すべてを変えた。
下水には、地上の連中が気づかない「資源」が眠っている。
捨てられた魔道具。
長年魔素を吸い続けた高純度魔石。
そして、同じく捨てられた元聖女、セシリア。
チート能力なし。異能なし。魔法も使えない。
あるのは、52年分の知識と経験、そして設備屋としてのプロ意識だけ。
汚物を「資源」に変え、捨てられた者たちと共に成り上がる。
スラムから始まる、おっさんの本気の逆転劇。
この作品には、現代の「病気」と「健康」に対する、作者の本気のメッセージが込められています。
魔力は毒である。代謝こそが命である。
軽い気持ちで読み飛ばせる作品ではありません。
でも、だからこそ――まず1話、読んでください。
【最新情報&著者プロフィール】
代表作『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』(オリコンライトノベル部門18位記録)の著者が贈る最新作!
◆ 2月に待望の【第2巻】刊行!
◆ 現在、怒涛の展開となる【第3巻】を鋭意執筆中!
◆ 【コミカライズ企画進行中】!
すでにキャラデザが完成し、3巻発売と同時に連載スタート予定です。絶対的な勢いで駆け上がる本作に、ぜひご期待ください!
神様のミスで死んだので、神獣もふもふと異世界インターネットで快適スローライフ始めます ~最強生活チートと1000万ポイントでポチりまくり!~
幸せのオムライス
ファンタジー
★HOTランキング1位感謝!(2026.1.23) カクヨムコン異世界ファンタジー女性主人公部門 週間ランキング4位!★
山根ことり、28歳OL。私の平凡な毎日は、上から降ってきた神様の植木鉢が頭に直撃したことで、あっけなく幕を閉じた。
神様の100%過失による事故死ということで、お詫びにもらったのは3つのチート能力。
①通販サイトや検索が使える【異世界インターネット接続】
②もふもふ動物と話せる【もふもふテイマー&翻訳】
③戦闘はできないけど生活は最強な【生活魔法 Lv.99】
私の願いはただ一つ。働かずに、可愛いペットともふもふしながら快適なスローライフを送ること!
のはずが、転生先は森のど真ん中。おまけに保護された先の孤児院は、ご飯はまずいしお風呂もない劣悪環境!?
「私の安眠のため、改革します!」
チート能力を駆使して、ボロ屋敷がピカピカに大変身!
現代知識と通販調味料で絶品ごはんを振る舞えば、心を閉ざした子供たちも次々と懐いてきて……?
気づけばギルドに登録し、薬草採取で荒稼ぎ。謎の天才少女として街の注目株に!?
あれ、私のスローライフはどこへ?
これは、うっかりチートで快適な生活基盤を整えすぎた元OLが、最強神獣もふもふや仲間たちとのんびり暮らすために、ついでに周りも幸せにしちゃう、そんな物語。
【今後のストーリー構想(全11章完結予定)】
第1章 森の生活と孤児院改革(完結済)
第2章 ヤマネコ商会、爆誕!(連載中)
第3章 ようこそ、ヤマネコ冒険部へ!
第4章 王都は誘惑の香り
第5章 救国のセラピー
第6章 戦場のロジスティクス・イノベーション
第7章 領主様はスローライフをご所望です
第8章 プロジェクト・コトリランド
第9章 ヤマネコ式教育改革
第10章 魔王対策は役員会にて
第11章 魔王城、買収しました(完結予定)
才がないと伯爵家を追放された僕は、神様からのお詫びチートで、異世界のんびりスローライフ!!
にのまえ
ファンタジー
剣や魔法に才能がないカストール伯爵家の次男、ノエール・カストールは家族から追放され、辺境の別荘へ送られることになる。しかしノエールは追放を喜ぶ、それは彼に異世界の神様から、お詫びにとして貰ったチートスキルがあるから。
そう、ノエールは転生者だったのだ。
そのスキルを駆使して、彼の異世界のんびりスローライフが始まる。