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彼女たちの未来
新たな挑戦
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日々がすぎる中で季節は進み、冬には雪が降っていたカルンの街でも雨が降るようになった。
長雨が続いた後で街の空に晴れ間が戻り始めた頃。
アンソワーレの棚には季節限定の冷茶ブレンドが並び始めていた。
ミントと青い柑橘類、それに薄くしたシナモンの葉がほんのり甘く香り、この先に訪れる夏を予感させる味だった。
客足は安定して、店内でゆっくり商品を選ぶ常連客も増えた。
小さな質問に丁寧に応じるフレイの姿も街の風景として定着しつつある。
そんなある日の夕暮れ、閉店後のカウンターに城館からの文書が届けられた。
ちょうど近くにしたフレイが届いたばかりの封を開ける。
「ううん……展示協力のお願い……?」
中身を見たフレイが不思議そうに眉を寄せる。
俺とオルネアが覗きこむと、そこには城館の中庭で開催される、文化交流展の案内が記されていた。
「カルンにある文化の紹介と街の店による出展ブース……ああ、これ去年もやってたらしい。街の人から聞いたことがある」
オルネアが興味深そうに声を上げた。
「これって、私たちにも声がかかったってことですか?」
「たぶんそうですね。推薦店舗に登録されたことも関係ありそうです」
書面には「自然素材を活かした商品を展示してほしい」とある。
商品の提供だけでなく、可能なら調合の実演や香りの体験コーナーも求められていた。
案内をじっと眺めていたフレイが「どうします?」とたずねる。
俺は少し迷った後、静かにうなずいた。
「やってみるのもいいですよ。こういうイベントに出ることで、街に根付くことにもつながりそうなので」
そんな俺の言葉に、フレイもゆっくり頷いた。
彼女の表情から前向きな様子が見て取れる。
「私たちがしてきたことを、もっと広く知ってもらえる機会かもしれません」
こうして、アンソワーレが出展するための準備が始まった。
それから月日が経過して、打ち合わせのために城館を訪れる日がきた。
「――中庭の一角、東側のテントが割り当てられています。今日の天気では風通しはよさそうですが、午後は少し日差しがきついかもしれません」
俺とフレイは城館の中で案内役の女性から説明を受けていた。
建物自体は装飾が控えめながらも重厚感があり、会場となる中庭にはいくつもの出展テントの枠が組まれ始めていた。
すでに準備を進めているところもいくつかあるようだ。
「香りのコーナーは風が強いと流れてしまいますから、テントの内側に囲いをつけてもいいですか?」
フレイの質問に、担当者はうなずいた。
ハーブや薬草は香りがなければ、商品の利点が半減してしまう。
しっかりした態度で相談する姿を見て、彼女がずいぶん頼れる存在になったことを実感した。
「可能な範囲で工夫していただければ。展示そのものに注目するような要素があると、来場者の興味を引きやすいです」
今日から準備期間は十日ある。
フレイとオルネアは展示ブレンドの選定に頭を悩ませた。
見栄えだけでなく、香りの広がり方、温度変化による風味の変化――それら全部を計算しなくてはならない。
「森の朝露は香りが優しいけど、外では弱いかも」
「小さな希望なら、ハーブがしっかり香るし、色もきれいでしょ」
最終的にテーマを「時間」として、「朝」「昼」「夕方」「眠る前」に合わせた四種類の試飲ブレンドを並べることにした。
調合の実演はフレイが担当することになり、オルネアが説明と対応に回る。
俺は搬入と調整の裏方に徹することにした。
迎えた展示会当日。カルンの城館には開門と同時に多くの人が訪れた。
アンソワーレのテントにも色とりどりの瓶と草木の飾りが揃い、中央に設けた試飲テーブルには冷えたガラスのポットが光を反射している。
「これ、ただのお茶じゃないんですか?」
兵士風の若い男性がテーブルに立ち止まって言った。
「味だけでなく、香りを感じるお茶です。どうぞ、こちらの昼の呼吸をひと口だけでも」
フレイが手渡した冷茶を飲んだ兵士が目を丸くする。
「……これ、なんだろう。なんか、すごく……落ちつく」
そう言って笑った彼の姿に、周囲の客も次々と試飲の列に並び始めた。
決して男性はサクラではないのだが。
「この香り、家にあったらよさそう」
「実演って言ってたけど、どうやって作るの?」
フレイはその場でドライハーブを軽く砕いて、香りを立たせる工程を見せる。
「こうすると、香りの立ち上がりが変わります。少しずつ混ぜることで、個性を整えていくんです」
昼頃には行列ができ、慌てて商業組合に応援を呼ぶほどだった。
ハーブになじみのなかった街の人々にとって、その繊細な香りや変化は新鮮だったようだ。
「アンソワーレって、街のどこにあるんですか?」
「実店舗もあるの?」
そういった声に、フレイやオルネアは店の地図と紹介カードを配った。
街の外から訪れた客たちも「今度、寄ってみます」と笑顔を残していった。
展示会の終盤。主催者からフレイに話があった。
「来月、他都市で同様のイベントがあります。出展しませんか?」
それは、新たな挑戦の予感だった。
「――行きましょうか」
夜、片付けが終わった会場の片隅で、フレイはぽつりとつぶやいた。
「私たち、ここからまた一歩踏み出せそうです」
そんなフレイの様子を見て、これが彼女の本来の姿だと思った。
これまで守られる立場だったダークエルフの姿は、すでにそこにはなかった。
長雨が続いた後で街の空に晴れ間が戻り始めた頃。
アンソワーレの棚には季節限定の冷茶ブレンドが並び始めていた。
ミントと青い柑橘類、それに薄くしたシナモンの葉がほんのり甘く香り、この先に訪れる夏を予感させる味だった。
客足は安定して、店内でゆっくり商品を選ぶ常連客も増えた。
小さな質問に丁寧に応じるフレイの姿も街の風景として定着しつつある。
そんなある日の夕暮れ、閉店後のカウンターに城館からの文書が届けられた。
ちょうど近くにしたフレイが届いたばかりの封を開ける。
「ううん……展示協力のお願い……?」
中身を見たフレイが不思議そうに眉を寄せる。
俺とオルネアが覗きこむと、そこには城館の中庭で開催される、文化交流展の案内が記されていた。
「カルンにある文化の紹介と街の店による出展ブース……ああ、これ去年もやってたらしい。街の人から聞いたことがある」
オルネアが興味深そうに声を上げた。
「これって、私たちにも声がかかったってことですか?」
「たぶんそうですね。推薦店舗に登録されたことも関係ありそうです」
書面には「自然素材を活かした商品を展示してほしい」とある。
商品の提供だけでなく、可能なら調合の実演や香りの体験コーナーも求められていた。
案内をじっと眺めていたフレイが「どうします?」とたずねる。
俺は少し迷った後、静かにうなずいた。
「やってみるのもいいですよ。こういうイベントに出ることで、街に根付くことにもつながりそうなので」
そんな俺の言葉に、フレイもゆっくり頷いた。
彼女の表情から前向きな様子が見て取れる。
「私たちがしてきたことを、もっと広く知ってもらえる機会かもしれません」
こうして、アンソワーレが出展するための準備が始まった。
それから月日が経過して、打ち合わせのために城館を訪れる日がきた。
「――中庭の一角、東側のテントが割り当てられています。今日の天気では風通しはよさそうですが、午後は少し日差しがきついかもしれません」
俺とフレイは城館の中で案内役の女性から説明を受けていた。
建物自体は装飾が控えめながらも重厚感があり、会場となる中庭にはいくつもの出展テントの枠が組まれ始めていた。
すでに準備を進めているところもいくつかあるようだ。
「香りのコーナーは風が強いと流れてしまいますから、テントの内側に囲いをつけてもいいですか?」
フレイの質問に、担当者はうなずいた。
ハーブや薬草は香りがなければ、商品の利点が半減してしまう。
しっかりした態度で相談する姿を見て、彼女がずいぶん頼れる存在になったことを実感した。
「可能な範囲で工夫していただければ。展示そのものに注目するような要素があると、来場者の興味を引きやすいです」
今日から準備期間は十日ある。
フレイとオルネアは展示ブレンドの選定に頭を悩ませた。
見栄えだけでなく、香りの広がり方、温度変化による風味の変化――それら全部を計算しなくてはならない。
「森の朝露は香りが優しいけど、外では弱いかも」
「小さな希望なら、ハーブがしっかり香るし、色もきれいでしょ」
最終的にテーマを「時間」として、「朝」「昼」「夕方」「眠る前」に合わせた四種類の試飲ブレンドを並べることにした。
調合の実演はフレイが担当することになり、オルネアが説明と対応に回る。
俺は搬入と調整の裏方に徹することにした。
迎えた展示会当日。カルンの城館には開門と同時に多くの人が訪れた。
アンソワーレのテントにも色とりどりの瓶と草木の飾りが揃い、中央に設けた試飲テーブルには冷えたガラスのポットが光を反射している。
「これ、ただのお茶じゃないんですか?」
兵士風の若い男性がテーブルに立ち止まって言った。
「味だけでなく、香りを感じるお茶です。どうぞ、こちらの昼の呼吸をひと口だけでも」
フレイが手渡した冷茶を飲んだ兵士が目を丸くする。
「……これ、なんだろう。なんか、すごく……落ちつく」
そう言って笑った彼の姿に、周囲の客も次々と試飲の列に並び始めた。
決して男性はサクラではないのだが。
「この香り、家にあったらよさそう」
「実演って言ってたけど、どうやって作るの?」
フレイはその場でドライハーブを軽く砕いて、香りを立たせる工程を見せる。
「こうすると、香りの立ち上がりが変わります。少しずつ混ぜることで、個性を整えていくんです」
昼頃には行列ができ、慌てて商業組合に応援を呼ぶほどだった。
ハーブになじみのなかった街の人々にとって、その繊細な香りや変化は新鮮だったようだ。
「アンソワーレって、街のどこにあるんですか?」
「実店舗もあるの?」
そういった声に、フレイやオルネアは店の地図と紹介カードを配った。
街の外から訪れた客たちも「今度、寄ってみます」と笑顔を残していった。
展示会の終盤。主催者からフレイに話があった。
「来月、他都市で同様のイベントがあります。出展しませんか?」
それは、新たな挑戦の予感だった。
「――行きましょうか」
夜、片付けが終わった会場の片隅で、フレイはぽつりとつぶやいた。
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