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第一章 たそがれの女助け人
一の九
縄で縛られた男たちは、日が沈みゆく庭にひきすえられた。皆、地べたに座り込んでうなだれて、観念したという態度である。おためは縛られてはいないが、逃げる様子もなく縁側に座っていた。
「お了はどこだ?」
主犯格と思われる商人風の男の頭を、十手の先でこづきながら、香流が聴いた。
すると、
「ここにいますっ」
甲走ったような声で叫びながら、お了が家の中から出てきた。
「お嬢様!?」
とおためが制止するのを振り払って、お了は縁側から飛びおりて商人の男の前に座った。まるで、男をかばうような格好である。
「出来心なんです。香流の旦那。どうかお見逃しください」
必死の形相のお了に、あっけにとられている小源太と香流と卯之助に、さらに追い打ちをかけるように、もうひとり、若い見知らぬ男が家の奥から出てきた。
「私からもお願いします」
と若い男はお了の横にひざまずいた。商家の若旦那ふうの身なりをした若者である。
「私は、以前から玉木屋さんと以前より懇意にしておりました、田原屋の尚吉ともうします」
と尚吉という若い男が話し始めた。年齢は十八か九だろうか、しかし年齢の割には落ち着いた雰囲気だし、喋り方にも軽薄なところがなく、二、三歳は歳とって見えた。
尚吉の話はこうであった。
尚吉は次男でお了とは以前は親公認のつきあいで、いずれは夫婦になろうと誓い合ったなかであった。だが、尚吉の親が営む反物屋が経営に行き詰まって廃業することになった。そうなったとたん、玉木屋は手のひらをくるりと返し、婚約を破棄し、とっとと別の相手をお了に見繕ってしまった。
「私は」と尚吉は膝の上でつっぱっている腕を振るわせた。「くやしくって、くやしくって、酒に溺れました」
ある日、屋台の酒屋の近くにあった柳の木の根元で、座り込んで呑んだくれている尚吉に話しかけてきた者があった。
商人風の男庄太夫である。
庄太夫は、べつになにか魂胆があって話しかけたわけではなく、ただひとりで飲むのも寂しいものだから、話し相手に尚吉に声をかけただけであった。
――匕首は持っていますか、旦那さん。
ひとしきり身の上を話したあと尚吉が訊いた。
――ねえけど、なにしようってんだい。
――お了と結婚できないのなら、今から乗り込んで、玉木屋全員刺し殺して、俺も死ぬ。
――馬鹿言っちゃいけねえ。
と庄太夫は腹から怒りをぶちまけるように言った。
――いいかい尚吉さん、苦しくって悔しくって、相手を見返してやりたいなら、あんたこれから血反吐はくほど働いて、皆が羨むほどの立派な商人になって、玉木屋にざまあ見ろと言ってやるのが正道ってもんじゃないのかい。
そうして叱られると、しばらく尚吉は泣いた。
すると、人足ふたりもいつの間にか寄ってきて、慰めたのだった。
「皆さんに慰められているうちに、私の心も平静を取り戻しました。しかし、くやしさだけはいっこうに胸のおくにわだかまったままでした」
ひとしきり泣き続けると、顔をあげて尚吉が言った。
――私、これからお了と駆け落ちします。
――乗った。
とここで屋台に寄りかかって話に聞き耳立てていた金井牢人が仲間に加わった。
そこで、綿密に計画が立てられた。
当初は、ただ、お了としめし合わせ、不意に姿を消すだけの計画であった。もちろん、お了との繋ぎをつけるために、この計画におためを抱き込んだのである。のちに投文を書いたのはおため自身だったというわけだ。
「じゃあ、私といる時にお了さんが姿を消したと言うのは……」小源太が訊いた。
「それは」とお了が話した。「おためといる時にいなくなると、おためがお父さんに叱られてしまいますでしょう。それにはしのびなくって。小源太さんなら、まあつきあいも浅いですし、たとえ用心棒をやめさせられても、たいした損失にはなりませんでしょう」
そのあっけらかんとした言い様に、小源太は開いた口がふさがらなくなってしまった。
「ですが」と商人の庄太夫が話をかわった。「いざお了さんを連れ去ってしまうと、悪心がきざしてきまして」
ここまできたら、やっぱり玉木屋に一泡噴かせてやろう、となって、ただの駆け落ち話が、身代金誘拐事件に発展してしまったというわけであった。
「言い訳するようでなんですが、わしらはこれまで悪さなんか一度だって働いたことはありません。ただ懸命に働いても働いてもいっこうに暮らし向きが楽にならねえのに疲れはてて、ちょっと楽をして儲けたいと思った、ほんの出来心だったんです」
「ですから、悪いのはすべてこの私にあります」と尚吉が頭をさげた。「どうか、捕まえるのは私だけにしてください。他の皆さんはお目こぼしくださいまし」
小源太と卯之助が香流の顔を見た。
香流は、頭に手をやって、深いため息をついた。
「くだらねえ。そんなくだらねえ話のために、俺達はこの数日、走り回っていたわけか。まあ、はなっから、お了が消えた時に目撃者がいないことに、からくりめいたものを感じていたが……。もういいよ。誘拐された当人が誘拐されたんじゃねえって言うんなら、俺達は何も言えねえ。駆け落ち騒動を白洲でさばくほど奉行所は暇じゃねえしな。ただし三百両だけは返してもらうぞ」
そう言って、香流はくるりと振り返った。
「行くぞ、卯之助」
と歩き出すのへ、へいと三百両の風呂敷を担いだ卯之助が従った。
ああ、これじゃあお了を連れ帰ることはできない、褒賞の十両が飛んでいったな、と心中なげきつつ小源太はうなじを撫でて、
「じゃあ、お幸せに」
とお了と尚吉に言って香流の後を追った。
お了達は一斉に頭をさげて、三人を見送るのであった。皆の安堵した気持ちが広がって、辺りを柔らかい空気に変えているようだった。
そうしてしばらく歩いて東海道へと出た頃、
「おい、蝙蝠羽織」唐突に香流が小源太に声をかけた。「お前、この後玉木屋に帰って、顛末を報告しろよ」
「え、なんで私が。香流さんがするのが当然でしょう」
「いやなこった。そこまで面倒を見なくっちゃならねえ義務は奉行所にはねえよ」
「そ、そんな勝手な言いぶんありますか」
小源太はむっとした。香流が、お了達の過ちを赦した寛容な心を持っているとわかって感心していたのに、四半刻もたたずにこうである。
「言いぶんもクソもあるか。女のくせに男の格好してつべこべ言ってんじゃあねえ。風紀紊乱のかどでしょっぴくぞ、おとこおんな」
「ちぇ」
舌打ちして、小源太は歩いた。
卯之助がへへへと笑った。
黄昏の真っ赤な日が、三人をあたたかく照らしている。
(第一章おしまい)
(取材 落語 おせつ徳三郎)
「お了はどこだ?」
主犯格と思われる商人風の男の頭を、十手の先でこづきながら、香流が聴いた。
すると、
「ここにいますっ」
甲走ったような声で叫びながら、お了が家の中から出てきた。
「お嬢様!?」
とおためが制止するのを振り払って、お了は縁側から飛びおりて商人の男の前に座った。まるで、男をかばうような格好である。
「出来心なんです。香流の旦那。どうかお見逃しください」
必死の形相のお了に、あっけにとられている小源太と香流と卯之助に、さらに追い打ちをかけるように、もうひとり、若い見知らぬ男が家の奥から出てきた。
「私からもお願いします」
と若い男はお了の横にひざまずいた。商家の若旦那ふうの身なりをした若者である。
「私は、以前から玉木屋さんと以前より懇意にしておりました、田原屋の尚吉ともうします」
と尚吉という若い男が話し始めた。年齢は十八か九だろうか、しかし年齢の割には落ち着いた雰囲気だし、喋り方にも軽薄なところがなく、二、三歳は歳とって見えた。
尚吉の話はこうであった。
尚吉は次男でお了とは以前は親公認のつきあいで、いずれは夫婦になろうと誓い合ったなかであった。だが、尚吉の親が営む反物屋が経営に行き詰まって廃業することになった。そうなったとたん、玉木屋は手のひらをくるりと返し、婚約を破棄し、とっとと別の相手をお了に見繕ってしまった。
「私は」と尚吉は膝の上でつっぱっている腕を振るわせた。「くやしくって、くやしくって、酒に溺れました」
ある日、屋台の酒屋の近くにあった柳の木の根元で、座り込んで呑んだくれている尚吉に話しかけてきた者があった。
商人風の男庄太夫である。
庄太夫は、べつになにか魂胆があって話しかけたわけではなく、ただひとりで飲むのも寂しいものだから、話し相手に尚吉に声をかけただけであった。
――匕首は持っていますか、旦那さん。
ひとしきり身の上を話したあと尚吉が訊いた。
――ねえけど、なにしようってんだい。
――お了と結婚できないのなら、今から乗り込んで、玉木屋全員刺し殺して、俺も死ぬ。
――馬鹿言っちゃいけねえ。
と庄太夫は腹から怒りをぶちまけるように言った。
――いいかい尚吉さん、苦しくって悔しくって、相手を見返してやりたいなら、あんたこれから血反吐はくほど働いて、皆が羨むほどの立派な商人になって、玉木屋にざまあ見ろと言ってやるのが正道ってもんじゃないのかい。
そうして叱られると、しばらく尚吉は泣いた。
すると、人足ふたりもいつの間にか寄ってきて、慰めたのだった。
「皆さんに慰められているうちに、私の心も平静を取り戻しました。しかし、くやしさだけはいっこうに胸のおくにわだかまったままでした」
ひとしきり泣き続けると、顔をあげて尚吉が言った。
――私、これからお了と駆け落ちします。
――乗った。
とここで屋台に寄りかかって話に聞き耳立てていた金井牢人が仲間に加わった。
そこで、綿密に計画が立てられた。
当初は、ただ、お了としめし合わせ、不意に姿を消すだけの計画であった。もちろん、お了との繋ぎをつけるために、この計画におためを抱き込んだのである。のちに投文を書いたのはおため自身だったというわけだ。
「じゃあ、私といる時にお了さんが姿を消したと言うのは……」小源太が訊いた。
「それは」とお了が話した。「おためといる時にいなくなると、おためがお父さんに叱られてしまいますでしょう。それにはしのびなくって。小源太さんなら、まあつきあいも浅いですし、たとえ用心棒をやめさせられても、たいした損失にはなりませんでしょう」
そのあっけらかんとした言い様に、小源太は開いた口がふさがらなくなってしまった。
「ですが」と商人の庄太夫が話をかわった。「いざお了さんを連れ去ってしまうと、悪心がきざしてきまして」
ここまできたら、やっぱり玉木屋に一泡噴かせてやろう、となって、ただの駆け落ち話が、身代金誘拐事件に発展してしまったというわけであった。
「言い訳するようでなんですが、わしらはこれまで悪さなんか一度だって働いたことはありません。ただ懸命に働いても働いてもいっこうに暮らし向きが楽にならねえのに疲れはてて、ちょっと楽をして儲けたいと思った、ほんの出来心だったんです」
「ですから、悪いのはすべてこの私にあります」と尚吉が頭をさげた。「どうか、捕まえるのは私だけにしてください。他の皆さんはお目こぼしくださいまし」
小源太と卯之助が香流の顔を見た。
香流は、頭に手をやって、深いため息をついた。
「くだらねえ。そんなくだらねえ話のために、俺達はこの数日、走り回っていたわけか。まあ、はなっから、お了が消えた時に目撃者がいないことに、からくりめいたものを感じていたが……。もういいよ。誘拐された当人が誘拐されたんじゃねえって言うんなら、俺達は何も言えねえ。駆け落ち騒動を白洲でさばくほど奉行所は暇じゃねえしな。ただし三百両だけは返してもらうぞ」
そう言って、香流はくるりと振り返った。
「行くぞ、卯之助」
と歩き出すのへ、へいと三百両の風呂敷を担いだ卯之助が従った。
ああ、これじゃあお了を連れ帰ることはできない、褒賞の十両が飛んでいったな、と心中なげきつつ小源太はうなじを撫でて、
「じゃあ、お幸せに」
とお了と尚吉に言って香流の後を追った。
お了達は一斉に頭をさげて、三人を見送るのであった。皆の安堵した気持ちが広がって、辺りを柔らかい空気に変えているようだった。
そうしてしばらく歩いて東海道へと出た頃、
「おい、蝙蝠羽織」唐突に香流が小源太に声をかけた。「お前、この後玉木屋に帰って、顛末を報告しろよ」
「え、なんで私が。香流さんがするのが当然でしょう」
「いやなこった。そこまで面倒を見なくっちゃならねえ義務は奉行所にはねえよ」
「そ、そんな勝手な言いぶんありますか」
小源太はむっとした。香流が、お了達の過ちを赦した寛容な心を持っているとわかって感心していたのに、四半刻もたたずにこうである。
「言いぶんもクソもあるか。女のくせに男の格好してつべこべ言ってんじゃあねえ。風紀紊乱のかどでしょっぴくぞ、おとこおんな」
「ちぇ」
舌打ちして、小源太は歩いた。
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