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どこにでもありそうな天井。
視界が白い。
目に映るの光と、それを反射した白い壁、そして、かすむ目があわさってそう思っただけだった。
はっきりしだすと天井に張り付いてある蛍光灯は真っ白ではなく少し薄い茶色、保護色が入っているし。壁は、天井と同じでコンクリートそのままなのが分かった。
二つある蛍光灯のうち一本の端が黒くなりかけている。そろそろ点滅しそうだなと思ったとこで、おかしなことに気づく。
なんでここにこうしているのだろう。
事故にあった。
誰かに背中を押されたか、蹴られたかして強引に信号無視させられた結果、大型バスに引かれた。バスは僕を避けるためにハンドルをきり、対向車と衝突したという大事故。
不幸中の幸いは対向車は輸入車で運転席に突っ込むということはなかったのこと。変わりに助手席がつぶれたのが人が乗っていないこと。バスの乗客は転んで怪我をした人がいたが大きな怪我ではなかったこと。ぶつかった車の運転手が奇跡的に重症ではないことぐらい。それでも、怪我を負ったのは間違いないが。
事故で一番の重症者は、背中を押されたか、蹴られたかした高校生。つまり僕だけ。
本来は重症を通り越して即死でもおかしくないそうだ。実際、心臓止まっていたのでむしろ死んでいた?
そして、物語のテンプレよろしくよくわからない空間で神に形だけの貴方は死にました宣言。
思いのほか早かったな。よりも、やっとか、という感想の方が強かった。
神様に合うのはこれが初めてではないのでありがたみが他の人より薄いが、他の人よりあうという体験をしているからか信仰心は高いらしい。僕自身無宗教でもそれは変わらないそうだ。
1度目は違うが、2度目からは同じ神様が担当した。
1度目は異世界人に召喚させられ異世界に渡って帰える手助けをしてくれたとき。しかも、手を差し伸べてくれたのがその世界の神様とは別の世界の神様だという。
助けてくれた神様曰く、召喚された世界にいまは神らしい神はいない。近くの世界の神が持ち回りで管理している。たまたま管理している神様が引き継ぎで席を外した時に召喚が行われた。
召喚された世界というのが、シミュレーションゲームにどはまりした神様がそういったジャンルのゲームを土台にオリジナルのシナリオを入れた世界を創った。領地経営よりも恋愛の要素が強い。暮らす人は自由意志で生活しているが、根底にはゲーム設定があり、分かる人が見れば物語をなぞるようだ、と。
自分が創った世界だけで済めばよかったのが、一番近い世界に影響を出した。影響を受けた世界の神が、操られているかのようだ、と思うい調べた結果だとか。
そして、さらに調べたら異世界召喚の要素も見つかった。
異世界召喚は世界と、世界と世界の垣根を壊す。最悪世界が消滅するという理由で世界を管理する神々が禁止し、資料と術式を回収、消去し、違反者には神といえども罰を受ける規定がある。
本来なら見つけ次第対処するのだが、召喚された世界の異世界召喚は、何もない予備の世界を創りくっつけ召喚の内容によって予備から出すという方法で他の世界から人をさらってこないシステムだった。
よその世界に干渉したということで神様が幽閉されている最中に召喚魔法が起動した。管理する神がいなくなり作ってあるシステムが正常に作動せず運悪くさらわれたる人もいたと。僕もその一人。
明らかな重大な規定違反。
初めて見つかったときは、幽閉された神は神格を失い人として幽閉され、次に見つかったときはその人が死ねばその世界も消滅り、それまでの間他の神々で管理することになったと。
すべて召喚術式の回収と消滅が済んだと思い気が緩んだ矢先に僕の件が発覚。
しかもこの時召喚術式を新たに創ったと。このまま残しているとまた何か出る可能性があり被害が増えるかもしれないということで、時間経過での消滅ではなく、物理的な消滅に変えることになるそうだ。だから、心配いとのことだ。
僕を含めさらわれた人には、次の生でお詫びとしておまけをつけてくれることになるとかなんとかと教えられた。
2度目は、助けてくれた神様同伴で元の世界の神様に引き渡されたとき。手を握られ連れていかれ、空いている手を引き渡される神様が握り帰還。
普通では体験できない貴重な体験だったのだそうだ。そんなこと言われても気にするほどの精神状態じゃないのでわからないんだけど。
落ち着いたときに3度目となる面会が行われた。その時に転生の手続きをした。あとは、その準備が終わるのを待つのみとなった。
手続きには僕の生死についてもお願いした。
事故は他人を巻き込むから準備が終わったら病死がいいなという話をした気がしたが。気がしただけだったということだろう。神様も万能じゃないのかな、と思った。
けど実際は、準備が整う前に事故。事故の瞬間を別の仕事で見ていない。想定の外側にあって対応が後手に回ったらしい。
他人を巻き込まないようにという僕の願いから、僕以外は最小限の怪我になるようにしたと。
さすが神様すごい。
万能じゃないと思ってごめんなさい。無駄に綺麗なお辞儀で輝いても見えるようだったと評価されるほど反省した。
あとは、そのままの状態で死を待つのみ。ただ待っているのは暇だろうから神様の手伝いするという貴重な体験をした。
転生先は、誘拐された世界よりも剣と魔法の世界を忠実に再現していた世界。
近代的な知識は世界の中で生まれて成長するならいいけれど他所から入れ急成長させることはできないという規定がある。科学的な知識は世界の許容範囲内以外の記憶は強制消去。他には自分や親の名前等も含まれていてこれは新しい生活に前の生活を入れないようにするためだとか。
おまけは、もらったことは自体は覚えているのでそれを経験とともに学びうまく使え。もしわからなかったらどこかの神殿行くか神棚っぽい何かを創り現地の神に聞け、ということになるらしい。
小説のようにチートだいえーい。というこにはあまりならない。
もらったおまけというのは自然の力を主とした全種類の魔法属性はあるものの、魔力をより扱いやすくる体と丈夫な体。超人とまではいかないものの他の人よりは優れた身体能力のみで、圧倒的な力というのはもらえなかった。
管轄によってはそういうことができるらしいが、少なくとも僕の世界がある管轄ではそうならないらしい。
神様たちに管轄ってあるのか。
いざ転生して赤ん坊からやり直し、というはずだったのにな。
視界が白い。
目に映るの光と、それを反射した白い壁、そして、かすむ目があわさってそう思っただけだった。
はっきりしだすと天井に張り付いてある蛍光灯は真っ白ではなく少し薄い茶色、保護色が入っているし。壁は、天井と同じでコンクリートそのままなのが分かった。
二つある蛍光灯のうち一本の端が黒くなりかけている。そろそろ点滅しそうだなと思ったとこで、おかしなことに気づく。
なんでここにこうしているのだろう。
事故にあった。
誰かに背中を押されたか、蹴られたかして強引に信号無視させられた結果、大型バスに引かれた。バスは僕を避けるためにハンドルをきり、対向車と衝突したという大事故。
不幸中の幸いは対向車は輸入車で運転席に突っ込むということはなかったのこと。変わりに助手席がつぶれたのが人が乗っていないこと。バスの乗客は転んで怪我をした人がいたが大きな怪我ではなかったこと。ぶつかった車の運転手が奇跡的に重症ではないことぐらい。それでも、怪我を負ったのは間違いないが。
事故で一番の重症者は、背中を押されたか、蹴られたかした高校生。つまり僕だけ。
本来は重症を通り越して即死でもおかしくないそうだ。実際、心臓止まっていたのでむしろ死んでいた?
そして、物語のテンプレよろしくよくわからない空間で神に形だけの貴方は死にました宣言。
思いのほか早かったな。よりも、やっとか、という感想の方が強かった。
神様に合うのはこれが初めてではないのでありがたみが他の人より薄いが、他の人よりあうという体験をしているからか信仰心は高いらしい。僕自身無宗教でもそれは変わらないそうだ。
1度目は違うが、2度目からは同じ神様が担当した。
1度目は異世界人に召喚させられ異世界に渡って帰える手助けをしてくれたとき。しかも、手を差し伸べてくれたのがその世界の神様とは別の世界の神様だという。
助けてくれた神様曰く、召喚された世界にいまは神らしい神はいない。近くの世界の神が持ち回りで管理している。たまたま管理している神様が引き継ぎで席を外した時に召喚が行われた。
召喚された世界というのが、シミュレーションゲームにどはまりした神様がそういったジャンルのゲームを土台にオリジナルのシナリオを入れた世界を創った。領地経営よりも恋愛の要素が強い。暮らす人は自由意志で生活しているが、根底にはゲーム設定があり、分かる人が見れば物語をなぞるようだ、と。
自分が創った世界だけで済めばよかったのが、一番近い世界に影響を出した。影響を受けた世界の神が、操られているかのようだ、と思うい調べた結果だとか。
そして、さらに調べたら異世界召喚の要素も見つかった。
異世界召喚は世界と、世界と世界の垣根を壊す。最悪世界が消滅するという理由で世界を管理する神々が禁止し、資料と術式を回収、消去し、違反者には神といえども罰を受ける規定がある。
本来なら見つけ次第対処するのだが、召喚された世界の異世界召喚は、何もない予備の世界を創りくっつけ召喚の内容によって予備から出すという方法で他の世界から人をさらってこないシステムだった。
よその世界に干渉したということで神様が幽閉されている最中に召喚魔法が起動した。管理する神がいなくなり作ってあるシステムが正常に作動せず運悪くさらわれたる人もいたと。僕もその一人。
明らかな重大な規定違反。
初めて見つかったときは、幽閉された神は神格を失い人として幽閉され、次に見つかったときはその人が死ねばその世界も消滅り、それまでの間他の神々で管理することになったと。
すべて召喚術式の回収と消滅が済んだと思い気が緩んだ矢先に僕の件が発覚。
しかもこの時召喚術式を新たに創ったと。このまま残しているとまた何か出る可能性があり被害が増えるかもしれないということで、時間経過での消滅ではなく、物理的な消滅に変えることになるそうだ。だから、心配いとのことだ。
僕を含めさらわれた人には、次の生でお詫びとしておまけをつけてくれることになるとかなんとかと教えられた。
2度目は、助けてくれた神様同伴で元の世界の神様に引き渡されたとき。手を握られ連れていかれ、空いている手を引き渡される神様が握り帰還。
普通では体験できない貴重な体験だったのだそうだ。そんなこと言われても気にするほどの精神状態じゃないのでわからないんだけど。
落ち着いたときに3度目となる面会が行われた。その時に転生の手続きをした。あとは、その準備が終わるのを待つのみとなった。
手続きには僕の生死についてもお願いした。
事故は他人を巻き込むから準備が終わったら病死がいいなという話をした気がしたが。気がしただけだったということだろう。神様も万能じゃないのかな、と思った。
けど実際は、準備が整う前に事故。事故の瞬間を別の仕事で見ていない。想定の外側にあって対応が後手に回ったらしい。
他人を巻き込まないようにという僕の願いから、僕以外は最小限の怪我になるようにしたと。
さすが神様すごい。
万能じゃないと思ってごめんなさい。無駄に綺麗なお辞儀で輝いても見えるようだったと評価されるほど反省した。
あとは、そのままの状態で死を待つのみ。ただ待っているのは暇だろうから神様の手伝いするという貴重な体験をした。
転生先は、誘拐された世界よりも剣と魔法の世界を忠実に再現していた世界。
近代的な知識は世界の中で生まれて成長するならいいけれど他所から入れ急成長させることはできないという規定がある。科学的な知識は世界の許容範囲内以外の記憶は強制消去。他には自分や親の名前等も含まれていてこれは新しい生活に前の生活を入れないようにするためだとか。
おまけは、もらったことは自体は覚えているのでそれを経験とともに学びうまく使え。もしわからなかったらどこかの神殿行くか神棚っぽい何かを創り現地の神に聞け、ということになるらしい。
小説のようにチートだいえーい。というこにはあまりならない。
もらったおまけというのは自然の力を主とした全種類の魔法属性はあるものの、魔力をより扱いやすくる体と丈夫な体。超人とまではいかないものの他の人よりは優れた身体能力のみで、圧倒的な力というのはもらえなかった。
管轄によってはそういうことができるらしいが、少なくとも僕の世界がある管轄ではそうならないらしい。
神様たちに管轄ってあるのか。
いざ転生して赤ん坊からやり直し、というはずだったのにな。
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