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夢に咲く花
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三人は宿を目指す前に一度、ルイに連絡を取ろうとした。しかし、宿屋で留守番しているはずのルイは、通信魔術でいくら呼びかけても応じない。
役所へ出向いた三人を迎えにったのだとしたら、完全にすれ違いになってしまっただろうし、ルイもよもや下水道を進んでいるとは考えないだろう。
通信機を使わない通信方法は多量の魔力を消費する上、相手の居場所が分からない場合、探さねばならない為に時間がかかる。
一度に多くの魔術を使えないカダンにとっては得策といえず、カダンはルイを探す為の人精を飛ばし連絡を待つことにした。
「じゃあ、ルイを探してきて」
カダンの両手の上で、頼りなさげにフヨフヨと浮かぶ、カダンそっくりな人精が頷いた。
人精とは魔術師が魔術を用いて作りだした精霊で、自然界に存在する精霊と区別して、人工精霊、通称人精と呼ばれている。
命令の文言に孝宏を入れなかったのは人精が複雑な命令を不得意とするからだ。知能は作りだした魔術師のレベルに比例するから、カダンの魔術師としての実力はその程度ということになる。
すぐに連絡が取れなかった時点でルイが宿にいないのは明白だったが、事態を察して宿に戻ってくるかもしれない。三人はそのまま宿を目指すことにした。
三人がそれほど悲観的にならなかったのはルイへの信頼と、孝宏のでたらめな威力を持つ≪凶鳥の兆し≫があったからだ。
孝宏の火はいざとなれば、蜘蛛ぐらい簡単に焼き払ってしまうだろうし、何より、ルイは身内の贔屓目抜きに魔術には優れている。
長い道のりを三人はしばらく無言で進んだ。途中同じように避難してきた人と出会い、一言二言交わす以外は蜘蛛にも遭遇せず、ひたすら目的地を目指して歩いた。
目的のマンホールは宿屋のすぐ前にあった。
蓋をそっと開ければ、二匹の巨大蜘蛛が獲物を探してうろうろしているのがすぐに目に入った。
取りあえずカダンは幻影でおびき出そようとしたが、幻影は役目を果たす前に消えてしまった。
「何で……」
何かしらの邪魔が入ったのか、または、魔力不足が原因なのか。幻影が二回目消えたところで、何度作っても同じ結果になると判断したカダンは、自身が来ていた長袖の厚手のシャツを脱いだ。これでカダンが身に着けているのは、薄手の半そでのシャツ一枚だけだ。
下水道に入る前に作った人形と同じく、カダンの変態用の服を使い囮の人型を三体作りだした。
子供程の小さな人型はマンホールを出ると、初めはゆっくりと歩き、巨大蜘蛛たちをおびき寄せた。巨大蜘蛛たちが釣られると、歩く速度を徐々に上げ走って逃げだした。初めはカダンが操っていたが、巨大蜘蛛が食いついた後は、人精に任せる。
そうやって巨大蜘蛛がいなくなったのを確認し、ようやく三人はマンホールから地上へ出る事が出来た。
宿は他と同じく固く門を閉ざしている。カダンが門を叩いた。
「開けて下さい!」
本当は強行突破も考えていたのだが、門は案外すんなりと開く。
「早く中へ!」
蜘蛛が人型につられていなくなる様子を、二階の窓から見ていた人がいたようだ。
「ありがとうございます。助かりました」
カダンが頭を下げると、恰幅の良い中年の女性が首を横に振った。宿屋の主人だ。
「無事で何よりだよ。うちのあんた達二階に止まっていたお客さんだろう?うちの客を外に締め出すにはいかないし、それにあの化け物を追い払ってくれたんだから、むしろ感謝したいくらいだよ」
宿泊客らしき男も主人に同意して頷いた。
「家の中まで入ってこないとはいえ、あんなのがうろうろしてたんじゃ、生きた心地がしなかったよ」
「私の勘違いでなかったら、あんた達全員で五人いなかったかねぇ。他の二人はどうしたんだい?」
「留守を頼んでしたんですが………」
「いやぁ……確か昼前に二人して出かけたよ。外で合流したんでなかったのねぇ……」
主人の顔が曇る。三人は適当に言葉を濁し、借りていた部屋に戻った。
部屋にはやはり誰もおらず、替わりに部屋の隅に固められた荷物の上で、赤毛の人精が退屈そうに座っていた。
防犯用にルイが残して言ったのだろう。初めは警戒して荷物を壁に匿ったが、相手が主人の身内と解るとあっさりと壁を消し去った。
マリーは魔術を覚えて日も浅いが、人精の知識は基本的なところは押さえてある。
人精は人によって作られるが故に、作りだした術者の力量や生命に強く依存する。感情らしきものが見れるのは術者が上手く人精を作りだした場合に限るし、人精自身の命は術者と繋がっている。
「人精が消えてないって事は、少なくともルイは生きてるってことよね?」
マリーは髪と同じブラウンの瞳を潤ませ、カダンとカウルを交互に見た。
カウルはマリーの視線に気が付いていない。もしかすると声も聞こえていないかもしれない。脱力し壁にもたれ掛かり両手で顔を覆っている。カダンも両手を腹の辺りで組んで目をとじて天井を仰ぐ。だがカダンの方はマリーの声が聞こえていたようだ。
「そう、だね。………そう言うことになる」
広辞苑を含む数冊の本から移された自身のあやふやな知識を確認すると、マリーも力が抜けその場に崩れ落ちた。
ルイの強さを信じていたとしてももやはり無事であると解ると、自分がどれだけ力んでいたのか実感させられる。これでは落ち着くどころか、文字通り動けそうにない。
これからどうしようか。誰も口にはしなかった。
けれど、孝宏とルイの二人と合流するのが目的なのは変わらないのだから、その方法を考えなければならないはずだが、現状では打てる手は少ない。
ルイから連絡がある可能性も大いにあることから、仕方なく三人は、カダンが捜索のため放った人精が戻るのを大人しく待つことにした。
再び沈黙が三人を包んだ。
しかしルイが生きているのが確実にとなり、下水道を進んでいた時と違い、彼らの表情がいくらか緩む。
そんな時、マリーの心に生まれた余裕が気になっていた事を思い出させた。
沈黙が耐えられなかったわけじゃないが、思い切って切り出す。マリーは床に座り込んだまま、立っているカダンを見上げた。
「そう言えばカダン、あなた魔法が使えたのね。いつも魔法を教えてくれるのはルイだったから、てっきり使えないものかと……」
マリーは一瞬だけ横目にカウルを見た。時間にしてほんの一秒程度、目が合い互いに気まずく逸らす。
「それに下水道に人がいるなんて、いつわかったの?狼の耳ってそんなに聞こえるの?」
突然の質問攻めにカダンは多少たじろぎつつも、彼女の視線の先、カウルと目線を合わせ、苦笑しつつ答えた。
「狼に変態しても地下の音を聞き取るのは難しいよ。あの蜘蛛をどうにか防ごうと魔法で壁を作ってた時、一緒に周辺を調べたんだ。それに俺が魔法を使えるなんて今更でしょう。ソコトラで使ってるところ覗き見してたんだし」
カダンが言っているのは孝宏の傷を癒した時のアレだ。
マリーが誘っても、何故かカウルには断られ、渋るルイを無理やり連れて見に行ったのは良いが、想像していた魔術とは違っていて、随分困惑したのを覚えている。
呪文の詠唱をしていないように見えたのはカダンが呪文の詠唱を省略した為と、その場にいたルイが教えてくれた。
魔術を発動させるのに重要なのはあくまでも音であり、最低でも自身の耳に聞こえる音でなければならないとされている。その音に魔力を乗せて、初めて魔術が発動する。
呪文を紡がず音を悟らせぬようにする技術は、確かに楽ではあるが、魔術を不安定にしやすい。多様する魔術師はめったにいない。そもそも呪文を隠さねばならない状況などめったにないのだから、なおさらだ。
ちなみに詠唱を隠す方法としては会話の中に紛れ込ませるやり方もある。
カダンがとった手段はそれか、もしくは奥歯を鳴らすかしたのだろう、とあの時ルイは言った。
役所へ出向いた三人を迎えにったのだとしたら、完全にすれ違いになってしまっただろうし、ルイもよもや下水道を進んでいるとは考えないだろう。
通信機を使わない通信方法は多量の魔力を消費する上、相手の居場所が分からない場合、探さねばならない為に時間がかかる。
一度に多くの魔術を使えないカダンにとっては得策といえず、カダンはルイを探す為の人精を飛ばし連絡を待つことにした。
「じゃあ、ルイを探してきて」
カダンの両手の上で、頼りなさげにフヨフヨと浮かぶ、カダンそっくりな人精が頷いた。
人精とは魔術師が魔術を用いて作りだした精霊で、自然界に存在する精霊と区別して、人工精霊、通称人精と呼ばれている。
命令の文言に孝宏を入れなかったのは人精が複雑な命令を不得意とするからだ。知能は作りだした魔術師のレベルに比例するから、カダンの魔術師としての実力はその程度ということになる。
すぐに連絡が取れなかった時点でルイが宿にいないのは明白だったが、事態を察して宿に戻ってくるかもしれない。三人はそのまま宿を目指すことにした。
三人がそれほど悲観的にならなかったのはルイへの信頼と、孝宏のでたらめな威力を持つ≪凶鳥の兆し≫があったからだ。
孝宏の火はいざとなれば、蜘蛛ぐらい簡単に焼き払ってしまうだろうし、何より、ルイは身内の贔屓目抜きに魔術には優れている。
長い道のりを三人はしばらく無言で進んだ。途中同じように避難してきた人と出会い、一言二言交わす以外は蜘蛛にも遭遇せず、ひたすら目的地を目指して歩いた。
目的のマンホールは宿屋のすぐ前にあった。
蓋をそっと開ければ、二匹の巨大蜘蛛が獲物を探してうろうろしているのがすぐに目に入った。
取りあえずカダンは幻影でおびき出そようとしたが、幻影は役目を果たす前に消えてしまった。
「何で……」
何かしらの邪魔が入ったのか、または、魔力不足が原因なのか。幻影が二回目消えたところで、何度作っても同じ結果になると判断したカダンは、自身が来ていた長袖の厚手のシャツを脱いだ。これでカダンが身に着けているのは、薄手の半そでのシャツ一枚だけだ。
下水道に入る前に作った人形と同じく、カダンの変態用の服を使い囮の人型を三体作りだした。
子供程の小さな人型はマンホールを出ると、初めはゆっくりと歩き、巨大蜘蛛たちをおびき寄せた。巨大蜘蛛たちが釣られると、歩く速度を徐々に上げ走って逃げだした。初めはカダンが操っていたが、巨大蜘蛛が食いついた後は、人精に任せる。
そうやって巨大蜘蛛がいなくなったのを確認し、ようやく三人はマンホールから地上へ出る事が出来た。
宿は他と同じく固く門を閉ざしている。カダンが門を叩いた。
「開けて下さい!」
本当は強行突破も考えていたのだが、門は案外すんなりと開く。
「早く中へ!」
蜘蛛が人型につられていなくなる様子を、二階の窓から見ていた人がいたようだ。
「ありがとうございます。助かりました」
カダンが頭を下げると、恰幅の良い中年の女性が首を横に振った。宿屋の主人だ。
「無事で何よりだよ。うちのあんた達二階に止まっていたお客さんだろう?うちの客を外に締め出すにはいかないし、それにあの化け物を追い払ってくれたんだから、むしろ感謝したいくらいだよ」
宿泊客らしき男も主人に同意して頷いた。
「家の中まで入ってこないとはいえ、あんなのがうろうろしてたんじゃ、生きた心地がしなかったよ」
「私の勘違いでなかったら、あんた達全員で五人いなかったかねぇ。他の二人はどうしたんだい?」
「留守を頼んでしたんですが………」
「いやぁ……確か昼前に二人して出かけたよ。外で合流したんでなかったのねぇ……」
主人の顔が曇る。三人は適当に言葉を濁し、借りていた部屋に戻った。
部屋にはやはり誰もおらず、替わりに部屋の隅に固められた荷物の上で、赤毛の人精が退屈そうに座っていた。
防犯用にルイが残して言ったのだろう。初めは警戒して荷物を壁に匿ったが、相手が主人の身内と解るとあっさりと壁を消し去った。
マリーは魔術を覚えて日も浅いが、人精の知識は基本的なところは押さえてある。
人精は人によって作られるが故に、作りだした術者の力量や生命に強く依存する。感情らしきものが見れるのは術者が上手く人精を作りだした場合に限るし、人精自身の命は術者と繋がっている。
「人精が消えてないって事は、少なくともルイは生きてるってことよね?」
マリーは髪と同じブラウンの瞳を潤ませ、カダンとカウルを交互に見た。
カウルはマリーの視線に気が付いていない。もしかすると声も聞こえていないかもしれない。脱力し壁にもたれ掛かり両手で顔を覆っている。カダンも両手を腹の辺りで組んで目をとじて天井を仰ぐ。だがカダンの方はマリーの声が聞こえていたようだ。
「そう、だね。………そう言うことになる」
広辞苑を含む数冊の本から移された自身のあやふやな知識を確認すると、マリーも力が抜けその場に崩れ落ちた。
ルイの強さを信じていたとしてももやはり無事であると解ると、自分がどれだけ力んでいたのか実感させられる。これでは落ち着くどころか、文字通り動けそうにない。
これからどうしようか。誰も口にはしなかった。
けれど、孝宏とルイの二人と合流するのが目的なのは変わらないのだから、その方法を考えなければならないはずだが、現状では打てる手は少ない。
ルイから連絡がある可能性も大いにあることから、仕方なく三人は、カダンが捜索のため放った人精が戻るのを大人しく待つことにした。
再び沈黙が三人を包んだ。
しかしルイが生きているのが確実にとなり、下水道を進んでいた時と違い、彼らの表情がいくらか緩む。
そんな時、マリーの心に生まれた余裕が気になっていた事を思い出させた。
沈黙が耐えられなかったわけじゃないが、思い切って切り出す。マリーは床に座り込んだまま、立っているカダンを見上げた。
「そう言えばカダン、あなた魔法が使えたのね。いつも魔法を教えてくれるのはルイだったから、てっきり使えないものかと……」
マリーは一瞬だけ横目にカウルを見た。時間にしてほんの一秒程度、目が合い互いに気まずく逸らす。
「それに下水道に人がいるなんて、いつわかったの?狼の耳ってそんなに聞こえるの?」
突然の質問攻めにカダンは多少たじろぎつつも、彼女の視線の先、カウルと目線を合わせ、苦笑しつつ答えた。
「狼に変態しても地下の音を聞き取るのは難しいよ。あの蜘蛛をどうにか防ごうと魔法で壁を作ってた時、一緒に周辺を調べたんだ。それに俺が魔法を使えるなんて今更でしょう。ソコトラで使ってるところ覗き見してたんだし」
カダンが言っているのは孝宏の傷を癒した時のアレだ。
マリーが誘っても、何故かカウルには断られ、渋るルイを無理やり連れて見に行ったのは良いが、想像していた魔術とは違っていて、随分困惑したのを覚えている。
呪文の詠唱をしていないように見えたのはカダンが呪文の詠唱を省略した為と、その場にいたルイが教えてくれた。
魔術を発動させるのに重要なのはあくまでも音であり、最低でも自身の耳に聞こえる音でなければならないとされている。その音に魔力を乗せて、初めて魔術が発動する。
呪文を紡がず音を悟らせぬようにする技術は、確かに楽ではあるが、魔術を不安定にしやすい。多様する魔術師はめったにいない。そもそも呪文を隠さねばならない状況などめったにないのだから、なおさらだ。
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