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第一章 トゥインク王国改造編 後半戦 悪魔の大洞窟からディンクロー討伐まで
第98話 ティナ 復讐成功???
しおりを挟む悪魔の大洞窟にいる最強の存在そんな彼は今焦っています。その理由は、帰り道を閉ざされたことです。
帰り道に力(ちから)の流(なが)れがありそこから力をもらうこと今まで強くなれていたのです。
そんな彼の力がなくなっていることは何という好機なのかと考えよう。そして、それに挑む復讐者にそれと我が天敵なんという俺が強くなるための素材なのか。
そして、力の流れを絶ったといえどこの大洞窟に別の力があるからそこから力を吸い取ればいい話。なに変なことをしている。狭いところに我が入れるかと。われは悪魔だ。悪魔がゆえにどこへでも侵入できるものぞ。
そして蛇にでも何にでも化けることのできる力もある。というのもそういう力を持っている奴がいるから奪っただけの話だ。
それこそが闇の我が主であるあの御方のためにもなるということ。
そして、今ここに広い空間がある。大きさは大体東京ドームより少し広めの空間である。そこに対峙するのは。こやつらは、それ以上の敵の量よ。そのどれもがわしの知らない力を持っておる。これは奪いどころじゃ。面白いものよな。
・・・・・・
ティナは道沿い走っていくと作戦通り広い広間に付けた。そして出口の方角距離から考えて十分脱出することのできるルートも構築してある。それは、今だけの話であってこの戦いでどうなるかが決まるという覚悟を持って戦いに挑む。
崩落する危険性もある空間でこいつの強さは神をも超える悪魔以上の難敵(なんてき)というもの・・・。昔ヘルスにしてみればレイスとともにいたからこそ力を十分に発揮できたのだけどこっちも闇に堕落する直前での戦闘なので少しの油断が死(し)に直面するということになる。
誰が一番、最初に行動に出るのかそこの空間にいた誰もが半分絶望していた。腰に携えた武器を持ってそいつに挑みに行く。その時に、相手は消える。それはつまり、場所移動をしているということこの便利ゴーグルを借りているからには絶対に勝たないといけない。
こうして敵の前に出ると敵は遠吠(とおぼ)えを挙げてこっちを睨(にら)みつけるように見て、
「なんじゃこいつは、わしの動きを読みおって」
というおっさんの声とともに敵の声が聞こえた。敵の攻撃手段は卑劣なものだ。これに何も答えないのが普通だろうというか普通としか考えられない。
そして悪魔は攻撃を仕掛けてくるそれは後ろからと見せかけた横からの攻撃、次は全方位からの悪魔弾(あくまたま)だな、呪い付与とかで空間にそれを付与する・・・。
とかなどの冷静な分析をしつつティナは戦う。
その目は獣人独特で狩りの時に使う目で、動きは最速の物だけどこれに獣人独特のそれも普段訓練の時には見当もつかないような速度で戦う。それに加えて、獣人騎士(ビーストナイト)としての速度上昇によるブレの修正などで大丈夫だ。
これはこっちにとってだけど、敵にとっては視界がぐるぐる動き。そして敵を翻弄させる。それは、誰であって同じこと。それに、彼女はレニーからの眷属の力で攻撃威力も10倍以上になっている。それらのメリットがあるおかげで悪魔に全く苦労することのなく戦うことができている。そして敵の隙に攻撃を仕掛けようとして危険信号が頭を占める。これは、
「ぐはあああ」
と洞窟の広間の端に吹き飛ばされる。何をされたのか分からないままに吐血した。その吐血した場所を見ると。
そこには鋭利(えいり)のある棘(とげ)そこに刺さらないように体をそらし何とかなったけどヤバい。死にそうだ。血がどろどろと出ている。その時に敵は笑う。
「どうだ。この感触は。これこそお前が死ぬ理由であり。ティペンシー村を襲うことがたまらない理由だ。俺はな、血をそそることで力を得ることができるゆえに同族であろうが力あるものから力を得、不老不死に近い体つきになった。カクを破壊しようとしたからって無駄な事よ。それにそろそろお前は堕落するからこっちにとっては時間の問題だからその時間を削らせるそのためにここに来た」
といっている間に、ヘルスの魔術を発動回復だ。それもアンデッド特攻のバフ付きでそれで敵にも投げる。そして、アンデッドには反対なのでダメージが入る。しかし、そっとよけられる。
それは二人とも同じでこいつは死ななければいけない。殺さないといけない・・・。そのように自分で自分を保つために行っている。ずっと投げ続けていると魔力が枯渇するかもと疑うくらい早く減少している。
それが正しいのか間違っているのかは、自分は知らない。けど、それ以外の奴が知っている。私が考えたことをみんなが見て気付きそれを報告することで次につなげる。
その結果こいつには話しているすきに攻撃するという手段を思いつく。そして、このポーションには絶対に敵にとっては最悪なものが付いている。それは、
「なんだこれは、力を使うことができないではないか」
と彼は切れている。その理由は簡単、
「君が持っている力のすべてを還元し消させるようなポーションを投げさせてもらうことになっているよ」
といいつつ、メレが暴風で悪魔の動きを止める。そしてそれをティナが悪魔にダメージを蓄積させていく。結局のところやりやすいのだ。そこに増援(ぞうえん)部隊(ぶたい)がやってくるその時にはもう既にレニーの指定範囲なので一気に倒され経験値になる。その経験値はレニーによって吸収されそれが守弘や萌花に還元される仕組みになっている。むろんだけどティナにもそこまでといっていいかもしれない。弱くなった悪魔は少し聞こえない声で助けを求め始めたがもはや関係ないのでヘルスに体の権利を変えて、
「この世界から長年の苦しみを味わって消えろ。悪魔の祝福」
といって洞窟をこの空間だけを照らし始める。そして敵は知らない間にどんどん消えていき最後に悪魔は叫びを残して消えていく・・・。その時に奴は、
「クックック、またいつか会おう」
と不気味なことを言っていた。その魂が彼女の中に侵食してくる。そしてティナは、
「きゃあああああああああああ」
と叫び白目をむいて気絶した。
これの影響で同じくヘルスも倒れますます地獄の雰囲気堕落する直前だと悟った彼らはティナが持っていたスマホで次元からの隔離診療所へと転移させた。
もはや、二人に残された時間はごくわずかということにもなるということになる。
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