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第一章 トゥインク王国改造編 後半戦 悪魔の大洞窟からディンクロー討伐まで
第125話 【嫉妬】 本体は帰宅するらしい
しおりを挟む・・・・・リンサイド・・・・
リンは、さすがに古代兵器はやらかしてくれないよね、と思っていたのだが。
それはどうやら間違えだったみたいで、
「現在【嫉妬】ステータスが100倍どんどん上昇中です」
という今のところのオペレータ担当、普段は勉強熱心でいまだに兵器のことの研究をおろそかにしていないマイレニ。彼女のオペレータにも研究にも向いているので必要な人材の一つであるとは思いたい。というのがリンの考えである。
そしてリンは、
「はあ、アンデショナル=レースニッタが何かコードを発動したのかもね。けど、これはいい機会。本気の力を見せつけられるかもだけど‥‥‥」
という大きな独り言後にメリレッタに向けて、
「さて、本気でやりたいのだけどできるだけ不安なく敵の排除は可能だと言い切れるかな」
と聞くと、メリレッタは、
「はは、何をおしゃいますの。今回は、チートばりの戦闘集団ですのよ。なので、私の最高幹部がやってくれると思いますわ」
といいつつ、マイレッタの近くによる。マイレッタは、メリレッタの可愛い娘ということになっている。そのマイレッタは、
「はあ、メリレッタ。あんたは少し黙って」
と厳しいことを言いつけるとメリレッタは動きを止めて元の作業に戻っていく。これを見ると位置関係はどのようになっているのかが気になってしまうということがあるのだけどね。
いつか反転するような気もするなと心の中にというか頭の片隅に置いておいてリンは、マイレッタに、
「はい、作戦が決まったら教えてください」
というと、マイレッタは、
「はい、今まとまりました。【嫉妬】殲滅作戦ですが、現代眠っている最新兵器の使用をすることによりできるごとが可能になると考えています。大量の固定レーザー兵器の火力を一点集中し、それに魔法で火力を上乗せ【嫉妬】レヴィアタンの撃破をすればよいかと。火力をそうですね。一発で廃棄になるまでの威力でいいでしょう。いくらでも替えは、再利用部品も多いわけですからもう一度作成すればいいだけの話です。それに結界の外から中にならビームを打っていいということが可能でしたら一点にレーザー兵器を集中させることにより、敵の殲滅が可能になるかと考えますね。そして、そのまま山脈を貫通する可能性が少しは考えられますが、そこのところは何とか調整ができると思います。中心の整地という今後の街の発展のために行うべきことも同時達成できると考えられます」
とマイレッタは冷酷な声で作戦説明を終えた。リンは、少し考えたのちに、
「バル。このことについてどう思う」
と聞くと、バルは、
「ティペンシー村の地下シェルターだけが心配だな。仮にだが、兵器工場を破壊された場合損害たが大きいのだが・・・。その場合は、前よりいいものを再建すればいい話。別にそれぐらいなら構わない。それに、メリレッタが言ったことにはそのレーザー兵器の光線をどのようにして周辺の整地に生かすかは分からねえが、大神殿浮上周辺の整地のことだろう。だから、俺とリンで次元ゲートは両方に開き大神殿周辺を整地するのが手っ取り早い」
と言い切る。それに、それが一番いいとは分からないけどその話をしているので何とかなるとのことだろう。リンは、即座に
「では、メリレッタの作戦案件に大神殿付近に次元ゲート設置するため周辺にいる兵器は撤退。そしてフェアリーキングダムに、次元の精霊王ガレスとの連絡でゲートの増産のために力をくださいと私自ら頼み込む。その理由は簡単で、バルの考えにプラスしてある一定の距離を整地したらもう一度ワープでビームの位置をずらしてさらに整地それをできるだけ行うということにして作戦準備を急いで開始、まあ送れたら兵器は消滅だからね。では、各自始めて」
とリンは叫ぶ。それもリアルタイムの時間で数十秒という間に起きた出来事でその作戦実行まで残り後100秒というところまで行っているのであった。
・・・・守弘サイド・・・・地上周辺
先ほどのことで、闇は一足先にワープして帰っていった。その時に奴は、
『この先様々な古代兵器で第3の試練が行われることがある。自我がなくならないように気を付けながら行うことに気を付けてくれたまえ』
と言って出ていく。その時に萌花は、
『ナゴク、できるだけ闇に乗っ取られないで。といっておいて』
というと闇は、
『ほお、わしに伝言役とはいい度胸じゃな。しかし、彼はとっくの昔に体を蝕んできたわしとは違う闇が侵食してきておる。次会う時は死ぬ物狂いで来たまえ。彼はもはや昔に戻ることができないような体つきになっておる。わしもその闇に乗っ取られそうじゃ。それよりも前に兄より先に妹のほうが乗っ取られておる。闇の精霊王は精霊神にするための強硬手段に出たようだ。われも乗っ取られた場合最悪になるからきをつけたまえ」
といって去っていった。
しばらく時間が過ぎ、時は今に至る。現在、その残った風の精霊王も土の精霊王もほかの地域で何か異変が起きたのでそこの調査に行くようにレイスに命じられたのでいなくなった。そして、現在、二人と精霊王であるレイスとバクスは止まっている【嫉妬】を発見するも。この姿は、
「まさか、レヴィアタンからまさかの巨大化で驚いたがもう、その姿ではないな」
という守弘は独り言をつぶやく。そう、【嫉妬】のレヴィアタン本体は遠くの空へつまり、ファクルシスのほうへといっておりその代わりとして最高の力の数分の1になっているが巨大で天使のわと翼が両翼に10個ずつある。レヴィアタンもどきなのかは分からないがそいつは天使へと変貌した。それをリンは見て、
「これ勝てるかな」
と不安がっているのであった。しかし、守弘と萌花は、
「逃げ上がったか」
「これでディンクローの次はファクルシス攻略になるのは確定になりそうだね」
「そうだな」
ということを話し合っているのであり、この作戦の勝利は半分、確信しているからなのかそうではないのかはわからない。
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