リッキーの転移物語 無双と無限のチートを使って世界を救え！！

第０章 エルンブルク王国 滅亡編

マイの命令

 ほかの生徒たちは驚きのあまり無言になったのであった。そして、この世界に来たのは遊びではないということを認識する生徒が大半であった。一部の奴らが、反発する。


「どうしてそんなこと言うんだ。」

「この世界はゲームだろ」

「住民殺して遊びたいのに」

「死ねこのごみくずが」

「デスゲームどこからその情報得た。それが本当かどうかいえやボケ。」

「今から殺し合い行おうぜ」

・・・・これで大丈夫なのかな。全員死んでしまいそうな。こいつらを止めないと、

と思っていると、天空から一つの女神が落ちてきたというよりかは急降下してきた。
どう見てもマリンである。このやろう、なんで来たんだ。俺たちを皆殺しにでも来たのか。


「そういうやつには、この世界では生きていけませんね、なんならここで敗退国として、全員死んでもいいんですよ。住民殺すと、強制的に能力は取り上げますし、殺し合いなら戦争でできます。一度死んだらおしまいですけどまあ、小さなことでもめあうのでしたら、ここで全員を私が殺してあげてもいいんですよ。」


　マリンよ。ここで、殺し合いか。能力取り上げられるなら、いいかな。けど、いつかこいつをってか今すぐにでも殺したいけれども、能力不足で殺せないからやめておくことにする。

　しかし、奴らの反発は止まらない。
　
「はああああああああああああああ、何が女神だ。」

「この偽物」

「お前が死ね。」

「斧で殺すだと、やってみろや。」

　こいつらの言ってることは、正直半分正しいとも思っている。けれども、これって、洗脳されているパターンだよな。マリンこいつとはまったくもって違うやつに洗脳されているパターン犯人はこの国の王か女王の可能性もあるがここまでどす黒いオーラはまったくもって違う感じがする。これが、もし全員が狂暴化ていたならば普通に殺していたのかもしれない。しかし、凶暴化もしていないので洗脳魔法は弱いということがわかる。それであるならば、洗脳を解くことができるな。そう思い。、

　「君たちの非道な行動には、悪魔が取り付いている証拠ということで浄化する。われ、魔導王が命ずる。こいつらからとっとと失せやがれ。」
　
　すると、効果があったのか、奴らの体から黒いオーラの塊が飛び出てきた。それをすかさず、マリンは殴り飛ばすのであった。これは、確実に演技だということは、はっきり言ってわかる。


「やっと出てきましたか。」

　すると塊は、空間の裂け目を作り逃走したのであった。この逃げている闇の魂それもマリンも演技をしていることということははっきりとわかる。

　マリンはほっと息をついて、

「もう一度説明するわね。」

　といって説明を始める。全校生徒はこれを聞いて本当だということを知り、各自がいろいろなチート能力を使えるようになった。神によると、チートは全員2つのチートが使えるということなので、この学校レベルで共有のチートスキルを使えるようにするのであった。まあ、このチートを与える時の姿のマリンだけまったく別の純粋に美しい女神だということがオーラからわかる。それって、・・・・今は気にしないでおくけれども、絶対に・・・・だよな。


　マリンさんは、一通りの説明を終えると、あわただしく空へと上昇していくのであった。・・・なんか苦しんでいるそぶりをしていたがこれも演技なのか。それとも、本当なのか実際にはわからないけれども、確実に怪しいということには変わりはない。

　多分何かあるんだろう。生徒達も洗脳が解かれて一安心といったところか。そうして、このちょっとした内輪もめは終了した。
　その時に、この学校の生徒会長であるマイが大きな声で、生徒に指示を始める。

「今回のことで、相手は全国に多数存在している高校と戦争を行わないといけません。ですので、戦略ゲームをこれまでに一度やったことがある人は残ってください。しかし、ここで注意を彼らも洗脳を受けて凶暴化し死んでいる可能性もあるということを考えてください。もし、幼馴染とあったとしても全く別の人間で襲ってくることもあります。」

という注意事項を発したそれは正しいと思っている。

「世界地図を作成する方は、図書館に行きこの周辺の地理について、調べてください。技術系とか、鍛冶職人になろう見たいな感じのゲームをやったことある人は、この国の技術について調べてください。戦いのしたい方々は、この国の軍事力の調査をお願いします。この国は、先ほどマリン様が述べられていた通り農業が盛んです。農業系統のゲームもしくは、ゲームをやってない方で農業が好きな方は、この国の作物について情報収集をお願いします。それらに当てはまらない人は、この国のどこかに、自分たちの拠点を作りたいと思うのでいい候補地を探してください。なるべく大草原が広がる、ところか、山脈でも構いません。これもまた、図書館にて探してください。この世界はレベルせいだということと、デスゲームであることを考えて死なないように行動をお願いします。解散してください。」

　説明が長い様で申し訳ないけれども、これは致し方がないものではないのかなとも思ってる。まだ、誰も知らない世界土地作物技術、それらを考えてやらないといけないことをさすがに理解して行っていることに感謝しかない。マイさんは、笑顔でこっちを向いて

「あとは、よろしくお願いいたします。この学校の担当者はリッキーさんですので、サブとしては私とリカニャン、ルビィこの三人でサポートします。」

　そういうことになった。どうしてこの学校の代表になったのかはわからないけれども生徒会長であるマイさんの命令だし従うしかない。マイさんは自分の戦略ゲームのグループの中に入り話し合いを始めたのであった。リカニャンは、図書館に言ったチームのリーダとして頑張るらしく図書館のほうへとスタスタ歩いて行った。多分、作物とかのすべてを本の中から探すつもりなのだろうとは思う。ルビィは、軍事力の面なら任せてといって戦い好きのメンバーの中に入っていった。自分は、リーダーなのに何もやることがないので、仕方なくこの町の設備について、一人でぶらぶらと歩き始めるのであった。
        
 
そして、この国この異世界で少しだけお世話になるホテルというものに出会うことになる。