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蒼の章
第57話「不測の事態」
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オルシニア王国の北部から東部にかけて広がる広大な森、その中でもイリューシアの森と呼ばれる地域がある。
その際で今、人外の存在が狼狽し、叫んでいた。
「くッそ!! どこ行ったアル!!」
「落ち着け、宵闇」
「だけどあいつはッ」
時は昼間。
場所は森の表層。
周囲にまばらな木々が立ち並び、彼らの周囲には日光が注ぐ。
そんな麗らかな景色の中。
色をなくし、すぐにも森の中心部へ飛び出していきそうなのは、全身黒づくめの男。その表情には不安と焦燥が色濃く浮かぶ。
一方、その肩をつかみ、止めているのは赤髪の人物。中性的な見た目のその人物は、痛ましげに頷いた。
「ああ、我らもわかっている。だが、今のところ異様な魔力の動きはない。彼奴も制御に徹しているはずだ。それをまずは信じろ」
「っ」
その言葉にフッと身体から力を抜いた男――宵闇は、それでも抜けきらない焦りに身を焦がしつつ、一旦瞳を閉じ押し黙る。
瞑目し、気を落ち着かせようとしているのだ。
それに対し、残る 3 人目――白髪の人物がボソリと言った。
「だが、この森には異様に“木気”が満ちている。それが懸念といえば懸念、か――」
「......っ!」
白髪に黄色の瞳の男もまた、その乏しい表情の中に心配を映し、その声音もいつもより堅い。
彼もまた、突然起こった“変事”に動揺しているのだと窺えた。
――すなわち、唯一平静に近いのは赤髪の人物だけ、といった状況。
その彼女は、再度頷いて言った。
「しかしそれでも、我らは信じて努めるしかない。……我らにできることをな」
これに否定の余地はなく、2 人も静かに首を振る。
「ではまず、宵闇、月白、状況把握といこう。これ以降の方針を決めねばならん。そのための状況整理だ。いいな?」
「ああ」
「おう」
端的な反応に、赤髪の人物――真緋は言った。
「我が気になったのは先ほどの霧だ。アルフレッドが消える直前、我らの視界を奪っていった。
……あれは、自然のものではなかったと思うが、お前たちはどう思う」
この問いに答えたのは白髪の男――月白。
「私も同意する。あの時、大気の温度や圧力が急激に低下するといった変化もなかった。にも関わらず、あの霧は生じた。……明らかに不自然だ」
「しかも、アルの気配が消えた瞬間に晴れやがった。明らかに意図的だ」
継いで忌々し気に言った宵闇。
それに真緋が続く。
「やはりそう思うか。ならばおそらく――」
「......この森に潜むという魔物の仕業」
「ああ。少なくとも、それを疑っていいだろう」
月白と真緋のやりとりに、宵闇は舌を打つ。
「チッ! 数日やっただけとはいえ、周辺での事前調査じゃそんな話はなかったが……!」
「……何か異変があったと考えるしかあるまい。また、こちらに気の緩みがあったのもあるだろう」
「ま、確かに否定できねえ。……つくづく、イサナを森の外に残してきてよかった。こっちよりか、外のほうがマシだ」
宵闇の呟きに続き、月白が言う。
「私たちの存在があちらを刺激した、といったところか?」
「ありそうな話だ」
その宵闇の肯定に、真緋は言う。
「やはり、この森に潜む魔物は我らの同胞――?」
「いや。その結論は急ぎすぎだろう。精々、疑念が強まった、といったところ」
首を横に振ったのは月白。
そして打って変わり、宵闇が言った。
「だが、それにしても拙速すぎじゃねえか? なんせ俺たちが森に入ってまだ1時間経ってないんだ。俺たち同様、向こうも事前情報ねぇはずだろ?」
「……」
これに月白は不自然な沈黙を返す。
「どうした月白」
尋ねる真緋に、わずかに気まずげな顔で彼は言った。
「……もしかすると、それには私が関わっているかもしれない」
「?」
意味が分からず首を傾げる宵闇に、月白は言う。
「私が都との行き来をする際、この森の間近を通過していた。……その時、捕捉されていた可能性がある」
「……確かに、ここらへん人気がねえもんな。にしても、随分な回り道だ」
「ああ。……一応、私なりに配慮した結果だったが」
眉根を寄せて言った月白へ、宵闇は小さく笑みを返し、真緋もまた頷いた。
「それならば仕方あるまい」
そう言って彼女は思案する。
「……確かに、その時に我らの存在があちらに伝わり……待ち伏せされていた、のか?」
これには宵闇も言う。
「少なくとも、それでこっち方面の注目度が上がってたのかもな。
……だけどそれなら、アルを狙ったのはなんでだ」
「……そこまではわからん。向こうがどんな性情なのかもわからんしな」
首を振る真緋に、宵闇は口端を歪める。
「つまり、アルの身の安全も不明だな……?」
「……ああ。……向こうがどのような目的でアルフレッドを狙ったのか……。そもそも、彼奴が元からの狙いだったかもわからん」
「……」
「だが、先と同じく今も目立った魔力の動きはない。その事実から、彼奴は戦闘状態に入っていないと考える」
「……」
「――例え、彼奴の意識がなかろうと、身の危険が迫れば生存本能から魔力が暴走するだろう。彼奴の身体はそんな状態だ。……ひとまず、その点に関しては安心しておけ」
「ああ。……俺も、わかっている、つもりだ」
その、異様に表情が乏しい宵闇に、チラリと視線を向けつつ真緋は言った。
「――そして。あいにくもう 1 つ懸念がある」
そうして彼女は口端を歪め言った。
「……この森自体、何かおかしくはないか?」
「ああ」
静かに頷く月白に、宵闇も続く。
「……この姿で鈍ってるとはいえ、すぐ隣にいた俺が反応する前にアルが消えた。つまり――」
「――空間が連続していない……?」
魔力の存在するこの世界においても俄かには信じがたい月白の呟きに、宵闇は苛々と頭を振って言う。
「だが、さすがにあり得ねえだろ。んなことは」
「我からしても想像の埒外だ。しかし、ひとまず理屈は後。我らも油断すれば分断されかねん、とだけは認識しておくべきだな」
『……まぁ、それは確かだが』
宵闇が本性になりながら首肯し、無表情ながら月白も頷きを返した。
次いで、その月白が口を開く。
「――残るは、アルフレッドの居場所を推定できるか、だが」
「どうだ、宵闇」
真緋に問われ、何事か探っていた宵闇はその銀の双眸に落胆を乗せつつ答えた。
『……リンクは完全に切れてる。しかも、森の魔力が濃すぎて中がよく探れねえ。……ひとまず、東寄りの地点の魔力が高いことはわかるが』
その返答にも、真緋に然程の動揺はない。
「ならば当て推量で行くしかあるまい。我は、その森の中心――魔力の高い地点を目指すべきと考えるが、どうだ」
「妥当だろう」
『俺も異論はない。確率的には単純にそこだ』
揃っての頷きに、真緋は次いで問う。
「では、手段は如何に」
「駆けるしかあるまい。この白昼ではさすがに私もお前も本性では目立つ」
『まあ、あんたらはそうだよな』
至極まっとうな選択だった。
真緋も頷き、最後に問う。
「では、手分けはするか」
これに宵闇は言った。
『ぶっちゃけ、そのほうがいいだろう。元から分断のリスクがあんなら、固まって動く意味も低い。更には、俺たちの間なら互いの位置は捕捉できる。……この森の中じゃ多少手間取るかもだが、最悪本性で暴れればイけんだろ』
「ああ」
「おそらくな」
なんとも不確かな話だが、あいにくこれ以上の策も練りようはなし。
アルフレッドを発見した際の合図、各自が向かうルート、それらを取り決め彼らは互いに頷いた。
「では各々、急ぐぞ」
その真緋の言葉に、もはや返る応えもなかった。
その際で今、人外の存在が狼狽し、叫んでいた。
「くッそ!! どこ行ったアル!!」
「落ち着け、宵闇」
「だけどあいつはッ」
時は昼間。
場所は森の表層。
周囲にまばらな木々が立ち並び、彼らの周囲には日光が注ぐ。
そんな麗らかな景色の中。
色をなくし、すぐにも森の中心部へ飛び出していきそうなのは、全身黒づくめの男。その表情には不安と焦燥が色濃く浮かぶ。
一方、その肩をつかみ、止めているのは赤髪の人物。中性的な見た目のその人物は、痛ましげに頷いた。
「ああ、我らもわかっている。だが、今のところ異様な魔力の動きはない。彼奴も制御に徹しているはずだ。それをまずは信じろ」
「っ」
その言葉にフッと身体から力を抜いた男――宵闇は、それでも抜けきらない焦りに身を焦がしつつ、一旦瞳を閉じ押し黙る。
瞑目し、気を落ち着かせようとしているのだ。
それに対し、残る 3 人目――白髪の人物がボソリと言った。
「だが、この森には異様に“木気”が満ちている。それが懸念といえば懸念、か――」
「......っ!」
白髪に黄色の瞳の男もまた、その乏しい表情の中に心配を映し、その声音もいつもより堅い。
彼もまた、突然起こった“変事”に動揺しているのだと窺えた。
――すなわち、唯一平静に近いのは赤髪の人物だけ、といった状況。
その彼女は、再度頷いて言った。
「しかしそれでも、我らは信じて努めるしかない。……我らにできることをな」
これに否定の余地はなく、2 人も静かに首を振る。
「ではまず、宵闇、月白、状況把握といこう。これ以降の方針を決めねばならん。そのための状況整理だ。いいな?」
「ああ」
「おう」
端的な反応に、赤髪の人物――真緋は言った。
「我が気になったのは先ほどの霧だ。アルフレッドが消える直前、我らの視界を奪っていった。
……あれは、自然のものではなかったと思うが、お前たちはどう思う」
この問いに答えたのは白髪の男――月白。
「私も同意する。あの時、大気の温度や圧力が急激に低下するといった変化もなかった。にも関わらず、あの霧は生じた。……明らかに不自然だ」
「しかも、アルの気配が消えた瞬間に晴れやがった。明らかに意図的だ」
継いで忌々し気に言った宵闇。
それに真緋が続く。
「やはりそう思うか。ならばおそらく――」
「......この森に潜むという魔物の仕業」
「ああ。少なくとも、それを疑っていいだろう」
月白と真緋のやりとりに、宵闇は舌を打つ。
「チッ! 数日やっただけとはいえ、周辺での事前調査じゃそんな話はなかったが……!」
「……何か異変があったと考えるしかあるまい。また、こちらに気の緩みがあったのもあるだろう」
「ま、確かに否定できねえ。……つくづく、イサナを森の外に残してきてよかった。こっちよりか、外のほうがマシだ」
宵闇の呟きに続き、月白が言う。
「私たちの存在があちらを刺激した、といったところか?」
「ありそうな話だ」
その宵闇の肯定に、真緋は言う。
「やはり、この森に潜む魔物は我らの同胞――?」
「いや。その結論は急ぎすぎだろう。精々、疑念が強まった、といったところ」
首を横に振ったのは月白。
そして打って変わり、宵闇が言った。
「だが、それにしても拙速すぎじゃねえか? なんせ俺たちが森に入ってまだ1時間経ってないんだ。俺たち同様、向こうも事前情報ねぇはずだろ?」
「……」
これに月白は不自然な沈黙を返す。
「どうした月白」
尋ねる真緋に、わずかに気まずげな顔で彼は言った。
「……もしかすると、それには私が関わっているかもしれない」
「?」
意味が分からず首を傾げる宵闇に、月白は言う。
「私が都との行き来をする際、この森の間近を通過していた。……その時、捕捉されていた可能性がある」
「……確かに、ここらへん人気がねえもんな。にしても、随分な回り道だ」
「ああ。……一応、私なりに配慮した結果だったが」
眉根を寄せて言った月白へ、宵闇は小さく笑みを返し、真緋もまた頷いた。
「それならば仕方あるまい」
そう言って彼女は思案する。
「……確かに、その時に我らの存在があちらに伝わり……待ち伏せされていた、のか?」
これには宵闇も言う。
「少なくとも、それでこっち方面の注目度が上がってたのかもな。
……だけどそれなら、アルを狙ったのはなんでだ」
「……そこまではわからん。向こうがどんな性情なのかもわからんしな」
首を振る真緋に、宵闇は口端を歪める。
「つまり、アルの身の安全も不明だな……?」
「……ああ。……向こうがどのような目的でアルフレッドを狙ったのか……。そもそも、彼奴が元からの狙いだったかもわからん」
「……」
「だが、先と同じく今も目立った魔力の動きはない。その事実から、彼奴は戦闘状態に入っていないと考える」
「……」
「――例え、彼奴の意識がなかろうと、身の危険が迫れば生存本能から魔力が暴走するだろう。彼奴の身体はそんな状態だ。……ひとまず、その点に関しては安心しておけ」
「ああ。……俺も、わかっている、つもりだ」
その、異様に表情が乏しい宵闇に、チラリと視線を向けつつ真緋は言った。
「――そして。あいにくもう 1 つ懸念がある」
そうして彼女は口端を歪め言った。
「……この森自体、何かおかしくはないか?」
「ああ」
静かに頷く月白に、宵闇も続く。
「……この姿で鈍ってるとはいえ、すぐ隣にいた俺が反応する前にアルが消えた。つまり――」
「――空間が連続していない……?」
魔力の存在するこの世界においても俄かには信じがたい月白の呟きに、宵闇は苛々と頭を振って言う。
「だが、さすがにあり得ねえだろ。んなことは」
「我からしても想像の埒外だ。しかし、ひとまず理屈は後。我らも油断すれば分断されかねん、とだけは認識しておくべきだな」
『……まぁ、それは確かだが』
宵闇が本性になりながら首肯し、無表情ながら月白も頷きを返した。
次いで、その月白が口を開く。
「――残るは、アルフレッドの居場所を推定できるか、だが」
「どうだ、宵闇」
真緋に問われ、何事か探っていた宵闇はその銀の双眸に落胆を乗せつつ答えた。
『……リンクは完全に切れてる。しかも、森の魔力が濃すぎて中がよく探れねえ。……ひとまず、東寄りの地点の魔力が高いことはわかるが』
その返答にも、真緋に然程の動揺はない。
「ならば当て推量で行くしかあるまい。我は、その森の中心――魔力の高い地点を目指すべきと考えるが、どうだ」
「妥当だろう」
『俺も異論はない。確率的には単純にそこだ』
揃っての頷きに、真緋は次いで問う。
「では、手段は如何に」
「駆けるしかあるまい。この白昼ではさすがに私もお前も本性では目立つ」
『まあ、あんたらはそうだよな』
至極まっとうな選択だった。
真緋も頷き、最後に問う。
「では、手分けはするか」
これに宵闇は言った。
『ぶっちゃけ、そのほうがいいだろう。元から分断のリスクがあんなら、固まって動く意味も低い。更には、俺たちの間なら互いの位置は捕捉できる。……この森の中じゃ多少手間取るかもだが、最悪本性で暴れればイけんだろ』
「ああ」
「おそらくな」
なんとも不確かな話だが、あいにくこれ以上の策も練りようはなし。
アルフレッドを発見した際の合図、各自が向かうルート、それらを取り決め彼らは互いに頷いた。
「では各々、急ぐぞ」
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