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一章
1/やおよろず生活安全所
しおりを挟む「……うう」
リクルートスーツのポケットからハンカチを取り出し、蓮美は汗を拭く。
数年前から社会システムの異常は目立っていたが、まさかこのタイミングで来るとは。
面接で乗る予定だった電車が止まってかなりの遅れがでたのだ。
急遽別ルートを選び、急いだら慣れない革靴でかかとを痛めてしまった。
「……はあ」
大学進学に合わせ東京へ出てきたが、いつまでも街の生活に馴染めないでいる。
卒業して一ヶ月経つが就活はどん詰まり、無難なスキルしかなく華のなさに加え自分に自信が持てない。
上京時は友人もできたが、流行りの話題に乗りきれないと誰もが離れていった。
現在はぼっちの冴えない生活を邁進中。
「……負けるもんか」
かかとの痛みを我慢してスマホ画面の地図を見る。
「それにしても分かり辛いな、面接場所」
コネとは無縁だが、バイト先の居酒屋で男性客が就職先を紹介してくれたのだ。
常連で区の職員と知ってはいたが、関係先で人が欲しいらしく連絡先の電話番号と住所、担当部署だけ書いたメモを渡してくれた。
役所は安定感から人気が高い。
無理だと思ったが翌日にはやけくそ気味に電話をしていた。
無論、落ちるのは覚悟して。
「はい」
出たのはそっけない対応の女性だった。
「ご用件は?」
客とは言わず、知人から求人を伺ったとだけ伝える。
「しょ、少々お待ちください、ただいま確認致します」
態度が変わり、保留音を押された。
なんだろう。
極端な反応が気になる。
「お待たせしました」
再び女性が出ると履歴書、関係書類を送るよう言われる。
職員を募集しているのは別の部署であり、結果はメールの通知とだけ伝えられ電話は切られた。
詳しい内容は知らされなかったが、書類を送った翌日には連絡がくる。
「……ご、合格」
面接時間と住所がスマホのアドレスに届けられはしたが。
「……大丈夫かな」
浮かれるのはまだ早い。
勤務先の名がなかったからだ。
不安だが選り好みしている余裕もない、万に一つ受かっても嫌なら辞退すればいい。
難しく考えるのはやめて電車とバスを乗り継ぎ、はるばるやって来た。
「あった!」
遥か先に建物が見えてくる。
「……小学校?」
外観が木造校舎のような、平屋で広い建築物が建っていた。
周囲は金網のフェンスで囲まれ、入り口には門もあり勤め先は学校に関係あるのかと思う。
「いけない、急がないと」
面接時間は十時と迫り、敷地内へと駆け込む。
「……広いな」
地面は舗装されず土のまま、建物が学校なら敷地は校庭のようで入り口までに距離がある。
玄関まで来ると柱の横でベニヤ板の看板を見つけた。
「……やおよろず、生活安全所」
達筆な筆文字で施設らしき名が書かれている。
やおよろず、とは昔の言葉でなんでもという意味だったか。
「違うかな、たくさんだっけ?」
安全所というと、ここは学校ではなく治安や公共事業などを受け持つのだろうか。
「……でも、安全って言う割には」
看板は折れてテープで補強がしてある。
ボヤなのか壁に煤けた跡があり、名とは裏腹、物騒な痕跡に軽く戸惑った。
「いや、ダメダメ」
弱気になってはいけない、まだ面接すらしていないではないか。
入り口は両開きの重そうなガラス扉があり、片手で力一杯に押した。
の、だが。
「えっ」
玄関内は個別に仕切られた下駄箱がいくつも立てられている。
「……やっぱり学校みたい」
居抜きというものかもしれない、バイト先の居酒屋がそうだった。
空き店舗に別の店が入り内装だけ新たにするというやり方だ。
だとしたら廃校を引き取り、中で他の業務を行っているのかもしれない。
一人で結論づけるがまずは誰かに会わないと。
「おはようございますっ」
廊下に向けて叫んでみた。
「……」
中から返事はない。
「おはようございますっ」
やや強めに叫んでみる。
「……」
が、やはり返事はない。
電話番号は教えてもらっていない、取次先へかけようがなかった。
「……どうしよう」
困って一人立ち尽くす。
「おはようございます……」
「ひゃあああああっ!」
人の気配など全くしなかった、突然声をかけられ悲鳴を上げる。
しばらく固まったが、声がした方に振り向くと男がいた。
ボサボサに伸びた髪。
前髪に至っては目元を隠して視線がわからず、見えているのは鼻の下から口元だけ。
服装はノーネクタイ、シワだらけのシャツにズボン。
そのズボンに手を突っ込んで、青白い顔の痩せた男が前かがみに立っていた。
「おはようございます……」
声からして若いようだった。
「お、おはようございます」
再び挨拶をしたので蓮美も慌てて挨拶を返す
「もしかして面接予定の朝霧蓮美さんですか……?」
「は、はい、朝霧です」
空耳か、微かだがチッと舌打ちする音が聞こえた。
「僕はここの職員でこういう者になります……」
青年はシャツのポケットから名刺入れを取り出し、中の一枚を渡す。
肩書きにはやおよろず生活安全所、IT部門担当、日向 命とあったが下の読み方がわからない。
めい、と読むのか。
いのち、というのもなんだかピンとこない。
「では面接会場へご案内させて頂きます……」
彼が職員だったのかと意外に思う。
IDらしき物はチラリと見えたが、雰囲気に破壊力がありすぎたからだ。
下駄箱から客用のスリッパを取り出して床に置かれる。
「こちらへどうぞ……」
靴を脱ぎ、スリッパに履き替えると饐えた臭いがした。
臭いの元は彼からしている。
「……」
通路にスッスッと足音だけが響く。
部屋は一つ一つが区切られ内部も木造でできていた。
廊下を進み、曲り、また進むが物音も人の声も聞こえて来ず、時間が長いと感じる。
「面接場所になります……」
無言だった日向が扉の前で立ち止まった。
「はい」
札には会議室とあり、簡素な長机とパイプイス、向き合った位置に同じくパイプイスが一脚用意されている。
面接官と面接者の席だ。
「お座り下さい……」
進められたので一礼し、イスに腰掛けると横に鞄を置いた。
緊張を緩め、自信を持って挑もうと言い聞かせる。
「よろしくお願いします……」
思わぬ位置から声がし、正面を見た。
日向が机に座り書類をめくっている。
「履歴書は転送してもらっています……」
面接官が座るであろう席。
となれば彼が面接を担当するのか。
大体は所属先の管理職が立ち会う事が多いのだが。
「そ、そうですか……」
後に二次面接がないとも言い切れない、そもそも事前に知らされていないのだから。
このまま受ける事にする。
「なるほど、○○大学を卒業されてコミュニケーション科、児童文学を……」
履歴書を読み上げだしたが声が小さく、質問が聞き取れるか心配になる。
「では朝霧さん、いくつか質問をよろしいでしょうか……」
さっそくきた。
「はいっ」
全神経を耳に集中させる。
「高校時代は陸上部だそうで……」
「はい、当時の住まいが山暮らしだったせいか足が鍛えられ、友人の進めもあり活動に参加していました。県大会の予選まで行きましたが選考には漏れてしまって。ですが現在でも体力には自信があります」
事実で実体験という事もあり、ハキハキと答える。
「体力には自信がある、面接マニュアル通りの返し、ブフォッ」
ん。
なんだか変な笑い方をされた気がする。
バカにした発言も聞こえたような。
「わかりました……」
顔を上げないで下を向いたまま続ける。
「では次の質問です、アレルギーはありますか。動物、植物、食べ物など……」
「……いえ、特にはありません。むしろ動物に関しては好きな方かと思います。小学生の時は動物飼育の担当や中学時代は地域猫の保護ボランティアをしていました」
幼少期は内向的だったせいか、人より動物と心を通い合わせる事が好きだった。
それは大人になっても変わらず、進路に飼育員も考えたものの生き物のケガや死に弱く、トリマーも目指したが才能がなく諦めたのだった。
「動物のお世話は大丈夫と……」
答えてからこの回答がどう繋がるのか考える。
仕事に関わるとしても職務内容が見えてこない、聞かなくていいか迷う。
評価が下がりはしないか、面接終了まで待ってから聞くべきか。
「では最後になります、幽霊やお化けなど定義が明確ではない存在を信じますか……」
「……は、え、はい?」
考え事に気を取られていた。
「はい、あの」
聞き取れず、お化けは信じるかと聞かれた気がするがとちった焦りで混乱してくる。
自分が苦手とする、誰もが求める中間的で無難な回答。
返答に悩めば間が空いてしまう。
どうしよう。
どう答えたら。
「……いる、かもしれないかなと」
「いると思う理由は?」
下を向いていた彼が顔を上げて聞いた。
「理由を聞かせて下さい」
「……えっと」
口ごもるが適当に答えたのではなく、正直な回答だった。
目に見えない存在を大人になっても信じているという事だが、上手く伝える表現が緊張で出て来ない。
「……その」
また落ちるのかと失望する前に、今回は悔いなく終わりたい。
「……私の」
日向を見つめ返す。
「過去の体験を元にご説明してもいいでしょうか?」
「どうぞ……」
言葉を探して記憶を辿る。
里山で暮らした三年という、懐かしく短い記憶。
「私は中学時代に両親を亡くしました、ですが高校進学を機に親族の叔母と暮らす事になって。今は病気で他界してしまったんですが、一緒に暮らしていた時のお話しをしたくて」
「ご家族の事、履歴書から拝見しました……」
感情を込めず、日向は淡々と話す。
「……はい。さっきお話しした山暮らしは地方の集落の事で、叔母は誰も来なくなった神社を回っては荒れないよう手入れをしていました」
話しながら小さな笑みがこぼれる。
「お供えもするので意味ないと私は言ったんです。でも彼女は神様が動物に化けて食べるからいいのだと笑って相手にしませんでした。変な人だなって当初思ってましたが」
あの人が台所に立つ後姿が浮かぶ。
「しばらくして神社におにぎりをお供えする事になりました。私が村へ来た事を神様に報告しよう、きっと歓迎してくれるからと言われて」
初めて握った歪なおにぎり。
それでも上手だと褒めてくれた。
「後日、今度はお供えを下げに行ってほしいと頼まれて」
残雪の残る春の午後。
「すると」
雪を踏みしめながら森の境内へと進んだ。
「私が握ったおにぎりが齧られていたんです。誰かがが食べたみたいに歯型が残されていて」
包んでいた笹の紐は解かれ、二口、三口。
雪解けを迎えるように、涙があふれた。
一人ぼっちになった自分を、知らない誰かが受け入れてくれたようで嬉しかった。
咲枝が言ったように。
それが神様であっても。
「もちろん偶然だと思います、山合いで野生の動物はたくさんいましたし」
予想外の自分語りをして胸が熱くなる。
里心に瞳が涙で潤んだものの、追憶から現実に引き戻された。
トントンと。
日向が苛立ったようにペンを机に叩いている。
機嫌が悪いのか、頭をガリガリ掻きむしりながら。
やはりダメだったかと息を呑む。
これは面接の答えではなくただの身の上話だ、相手の求める回答ではない。
諦めがちに顔を伏せた時、パチパチと乾いた音が響く。
「合格です、朝霧さん。仮ですが入所を許可します……」
白けた拍手をしながら日向がそう言った。
「……え?」
「皆さん、彼女を一応は認めます、姿を現して歓迎でもなんでもして下さい……」
扉の向こう。
彼が廊下側に声を掛けると、何かが膝に落ちてくる。
つまんでみると桜の花びらだった。
「なんで?」
上を見た。
「なっ」
イスから立ち上がり見上げたまま動けなくなる。
天井を埋めるように、頭上で満開の桜が咲いていた。
屋内で、しかもなぜ咲いているのか。
「……なんで?」
あっけに取られていると廊下からガヤガヤと声が聞こえた。
人。
人がいた。
よかった。
部屋に案内されるまで誰にも会わなかった、できれば彼以外に状況を説明してほしい。
思った矢先、扉がガラリと開かれた。
人だ。
「あのっ」
と言いかけ、口を開いたまま仰天する。
「やおよろず生活安全所へようこそっ、君の入所を心から歓迎するっ!」
見間違うはずもない。
叔母と暮らした里山でよく見かけた動物。
黒いぶちに尖った鼻。
なんと。
目の前に現れた相手は狸。
大狸がスーツを着て、鼻眼鏡をかけて二足歩行で立ち、人の言葉を話していた。
「一同、総動員でお出迎えいたすっ!」
狸が号令をかけると小さな物がわらわら集まってくる。
「人間だ、人間の女の子だ!」
「違うよ、女の人だよ」
「仲良くなれるかな?」
「ねえ、狸鍋にして僕を食べない?」
「現代の人間は街中で狩りはしないよ。大丈夫さ」
子犬、子狐、子兎、子狸、子猿が二足歩行で立ち、それぞれ人語を話していた。
「シャベッタアアアアアッ!」
蓮美は心で絶叫する。
驚く傍ら、ドーンンッ、ドーンンッ、と、今度は耳をつんざく地響きが起きた。
先ほどの狸が自分の腹を拳で叩いている。
腹鼓というのか、叩く度に桜が舞い散り、体がビリビリと痺れた。
気分が悪くなり、眩暈がして床に座り込む。
「さとりさん、やりすぎよっ!」
朦朧とする中で女性の声がした。
「……うさぎ?」
狸と同様、人間の大人のサイズの兎が現れた。
「術を解いてちょうだい、早くっ!」
兎が叫んだ。
動物の中でも大好きな兎。
私の心のヒーロー。
「さとりさーんっ!」
今度は空気にそぐわない、テンション高めの男の声がした。
「採用した人間ってどっち、女の子、女の子、女の子?」
続いて狐が入って来る。
「静かにせんか、きゅうの。おや、いかんな。いぬいさん来てくれ、この嬢ちゃんを診てやってくれ」
小柄な猿も現れて廊下の奥に呼び掛けた。
「みんなどうしたんだ、入所が決まってからでないと我々は姿を……」
最後に来たのは狼の男。
怪訝そうに彼らを見回したが、蓮美の顔色に気づき駆け寄ってくる。
「……アハハ」
笑いが漏れた。
就活疲れで壊れかけているのだ、人間が動物に見えるなんて。
いくら動物が好きでもこんな逃避の仕方ってあるのか。
「人間のお嬢さん、大丈夫か」
狼が両手で頬を包みこむ。
あてられた手は肉球ではなく、爪と五本の指を持っていた。
大きく、温かく、優しい掌。
その手は在りし日の咲枝を思い出させる。
冬の学校帰り、冷えた自分の頬を掌で温めてくれた。
「おかえり」
そう言って。
「しっかりするんだ」
誰かの温もりに触れるのは久しぶりだった。
安堵から瞼が閉じていく。
ゆっくりと。
世界は暗転していった。
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