NEONET

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1話 NETに忍び寄る影

NEO1

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20XX…夏

ある校舎のある一角にある教室…
その扉にはNEONET倶楽部と言う文字…
その部屋から様々な声が…

?「先輩~、いつまでこのバイト続くんすか~?」
そう言いつつもキーボードに手をやる男子…
?「この案件持ってきたのあんたでしょうが!
 全く…そっちはどうなってる?」
素早いタイピングをしながら話しかける。
?「こちらの機能はもうとっくに直してそっちの機能に手をつけてるんでしょ?しっかりしてくださいよ…部長、大澤先輩~…」
そう言いながらEnterの音が部屋に鳴り響く。

すると廊下から…コンッコンッ
ドアをノックされ開いて1人の男性が入ってきた…

?「高橋~、大澤~居るか?」
高橋「あ、酒井先生、どうしました?」
酒井先生「お前ら補習はどうした…今日だったと思うんだが…」
大澤「嘘!?マジすか…待って今日何日…」
古川「水曜日ですよ!全く部長も大澤先輩もまだ補習残ってるんですか?早く終わらしてくださいよ…」
酒井先生「担当の先生から今日中には受けに来いと伝言されたから来たし早いとこ行ってくんねぇか?」
高橋「古川、ごめんけど任せてもいい?」
古川はため息をつきつつ指で丸を出した。
古川「2人とも貸し1つですからね…合計何個貸し作ってるか考えて下さいね…」
高橋と大澤はお互いの顔を見合わせて…
大澤「と…とりあえずすまんが行ってくるわっ」
高橋「ごめんけど後お願い~っ」

そうして2人は急いで部屋を出ていった…
残された古川はもう一度パソコンに目をやりバイトを進めた。

1時間後…

古川「……」
2人が居ないせいか静かだなと思いつつもバイトは最終に入っていた…その時…
ぴこんっ…通知がなってスマホを取り出した。
そこには…
(NEONETにて不審なアカウント…皆様ご注意を…)
NEONETニュースの見出しを見て古川は少し考えていた。こういう時アカウント等を乗っ取られないようにアカウントをロックすることができる機能があるのだがロックしてしまうと行動範囲が狭まってしまい今アカウントがあるNET範囲は対象外で強制退出、つまりは今やってるバイトが出来なくなってしまう。
運営の方針で不審なアカウントが確認された場合そのアカウントを捜査&BANをする為関係ない人は捜査の対象外にする為ロックをかけて欲しいと言われている。

古川「ちゃちゃっと終わらしてロックかけるか…」
そしてバイトを終わらしてそのデータを運営BOXに送信して終了だ…
その時メールBOXに通知が来た…
古川「?、誰からだ?送り主は…バグってて読めない」
送り主の所の文字が安定せず名前が判定出来ず不安になるも文面を読むと運営からのプレゼントらしい…ただしどんなプレゼントかは書かれておらず悩むが運営からのプレゼントなので危ないものでは無いと思い受け取った…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


初めまして✨
初投稿になります、燐と申します。
私が書くジャンルはネットを中心とした小説です。
勿論他のジャンルも書くと思いますが少しの間はこのNEO NET ACTIONを書き続けると思います。
ですが私結構な飽き性です。もしかしたら次の投稿日が長くなる可能性はあります。物語を作るのは好きなので当分は大丈夫だと思いますがまぁ次も見たいなと思って頂けましたら気長にお待ちして貰えると助かります。

登場人物紹介

高橋 美乃里 女性
・NEONET倶楽部の部長
・高校3年
・好物はドーナツ 活動中よく片手に持っている。

大澤 昂 男性
・NEONET倶楽部の部員
・高校2年
・NEONETのバイト掲示板をよく見ている。

古川 正吉 男性
・NEONET倶楽部の部員
・高校1年
・NEONETのバイト等をそつなくこなしてNEONET倶楽部の必要部員。

酒井先生 男性
・NEONET倶楽部の顧問の先生
・通常は社会科担当の先生で大澤の担任でもある。
・休日はNEONETのカジノroomでポーカーをよくしている。

今後また登場人物は増えます。
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