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おまけ クーデター後のお話
137 最後に立ちはだかる者
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カールスタード王国を落としたフィリップは、土下座して拝み倒してクリスティーネも陥落。ダブル不倫だ。
嫌がっていたクリスティーネもやっちまったら昔を思い出して、大いに乱れたんだとか……
カールスタード王国はフィリップの知り合いが多いので、ちょっと長めに滞在。夜の街は夜の帝王帰還で大盛り上がりだ。
ただ、夜の帝王があの当時の姿のまま現れたから、関係のある人は「本当に大人だったんだ!?」と驚いていた。フィリップは「身長伸びてるって!」と怒っていたよ。
そんなこんなで楽しい滞在も時が来れば終わりがやって来る。最後の夜はクリスティーネから誘われて、ダブル不倫したフィリップであった……最低な別れだな。
翌日からは、また大陸制覇。次々と国を落とし、君主から安堵のため息とサインをいただき、娼館で英気を養いながら進めば、残りは4個の小国だけとなった。
「来たな帝国! 我々小国連合がお前たちの夢を挫いてやる!!」
ラストはカールスタード王国に留学していた、青、赤、緑、紫色のカラフルな頭の王子たちが暮らす土地。暗黒騎士団の進路を予想して、万を軽く超える兵を連れて待ち構えていた。
「フッフッフッ……最後は必ずお前たちが立ちはだかると思っていたよ。フッフッフッ……」
カラフル王子が並ぶ場所に、フィリップが含み笑いをしながら前に出た。
「噓つけ! 順番的にもっと前だったろ! それなのに後回しにしたのはわかってるんだぞ!!」
でも、カラフル王子はフィリップを嘘つき扱い。実際、フィリップはラーシュに「次は小国連合ですね」と言われてカラフル王子を思い出し、目の前で反転したから嘘つき扱いされても仕方がないけどね。
十数日も掛けて来た道を戻り、ハテナ顔のクリスティーネとダブル不倫し、また数十日も掛けてやって来たから、カラフル王子も準備万端というか、ヤキモキして待ってたから怒っているのだ。
「てかさ~……お前たち、立場わかってる?」
カラフル王子がギャーギャーうるさいので、フィリップの問い。
「立場??」
「この大陸は、帝国が9割を取った事実だよ。もうお前ら詰んでるよ? 後半の国なんて、無条件で降伏したんだから」
そう。小国連合は四面楚歌。やろうと思えば、10億の兵で小国連合なんてプチッと潰せるのだ。
「それぐらいわかっている。だからといって、民が犯され皆殺しされる様を王子が黙って見ているワケにはならない。それに私たちが勝てば、帝国に反旗を翻す国が現れるはずだ!」
「前にも言ったと思うんだけど……噂を鵜呑みにするなよ~。それで僕に痛い目にあわされたの忘れたの?」
「これは戦争だ! 我々だって、各地に信頼のおける者を忍ばせて情報を集めている。確実な情報だ!!」
フィリップはやれやれって仕草をして、親指で後ろを指差す。
「うちの兵士、アレだけ。たったの100人。犯して皆殺し? できないことはないけど~。そんな時間の掛かる無駄なこと、なんでやらなきゃいけないのかな~? 僕、第二子の出産があるから急いでるんだよね~」
カラフル王子は、フィリップの後ろを見て呆けた顔。今まで怒りのせいで暗黒騎士団が大量に見えていたみたいだ。
「噓つくな! 大軍を率いて蹂躙して来たのだろう! わざと少ない人数を見せて、我々の隙を突くつもりだな!?」
それでもカラフル王子はやる気が復活したので、フィリップもため息だ。
「はぁ~……もう面倒だから、相手してやるよ。僕1人で兵士全員のしてやる」
「フッ……大きく出たな。我々はあの頃と違うぞ? カールスタード王国のダンジョンで強くなったのだ! お前1人なら、我々4人で相手してやろうではないか!!」
「あ、そ。また小便漏らしても知らないよ~??」
「「「「そのことは言うな~~~!!」」」」
フィリップが皆に聞こえるようにカラフル王子の恥を口走るので、全員の大声で邪魔した。時すでに遅しだけど。
そしてそれをごまかすように、カラフル王子の名乗りが始まった。
「私はブラオ王国第一王子、バルタサール・ヴァクトマイステル!」
「俺はロート王国第一王子、ロベルト・フロシャウアー!」
「僕はグリュン王国第一王子、トールヴァルド・ヘルツル!」
「我はリラ王国第一王子、ポントゥス・グランバリだ!」
「「「「我々が全ての民を守ってみせる!!」」」」
カラフル王子は剣を構えて準備万端。次はフィリップのアンサーだ。
「なんか違う……久し振りにアレやってくんない? ブンテレンジャ~??」
「「「「「ブンテレンジャー言うな~~~!」」」」」
それは戦隊物の登場シーンをおねだり。カラフル王子はカールスタード学院時代、フィリップに散々やらされたのでめっちゃ嫌そうにしてるよ。
「1人足りないや。ラーシュ、リーダーなんだから助太刀してやりな」
「なんで!? 私、帝国人ですよ!?」
「やりたくないならいいよ? ここにいる全員、氷付けにしてやる」
「この悪魔~~~!!」
さらにラーシュまで。何故かフィリップは全員を人質に取るので、ラーシュは了承するしかない。フィリップはニヤニヤしながら剣と盾を渡すと、ラーシュはトボトボ歩いてカラフル王子の下へ向かった。
「「「「ラーシュさん。お久し振りです」」」」
「ああ。久し振り。それより早く降伏してくれないか?」
「それはできません。大陸中の命が掛かっていますので」
「はぁ~。陛下は誰1人殺してないんだけどな~……はぁ~」
「「「「へ??」」」」
「というか、君たちが変なこと言うから、陛下は戦わないと許してくれないぞ? さっさと準備しよう」
信頼できるラーシュから1人も死者がいないと聞いて、カラフル王子も聞く耳を持てたがもう遅い。ラーシュたちはこの場にいる人間のために戦わないといけないのだ。
5人が軽く打ち合わせをしたら、金髪のラーシュを真ん中に置いて戦隊物の名乗りだ。
「私はブラオ王国、ブルー!」
「俺はロート王国、レッド!」
「僕はグリュン王国、グリーン!」
「我はリラ王国、パープル!」
「私は帝国、イエロー!」
5人は腕を大きく回してから、決め!
「「「「「悪は許すまじ。我ら、色彩戦隊ブンテレンジャー!!」」」」」
ブンテレンジャー再結成。ブンテレンジャーは悪の皇帝フィリップから、大陸に住む人の自由を取り戻すために戦い続けるのであった……
嫌がっていたクリスティーネもやっちまったら昔を思い出して、大いに乱れたんだとか……
カールスタード王国はフィリップの知り合いが多いので、ちょっと長めに滞在。夜の街は夜の帝王帰還で大盛り上がりだ。
ただ、夜の帝王があの当時の姿のまま現れたから、関係のある人は「本当に大人だったんだ!?」と驚いていた。フィリップは「身長伸びてるって!」と怒っていたよ。
そんなこんなで楽しい滞在も時が来れば終わりがやって来る。最後の夜はクリスティーネから誘われて、ダブル不倫したフィリップであった……最低な別れだな。
翌日からは、また大陸制覇。次々と国を落とし、君主から安堵のため息とサインをいただき、娼館で英気を養いながら進めば、残りは4個の小国だけとなった。
「来たな帝国! 我々小国連合がお前たちの夢を挫いてやる!!」
ラストはカールスタード王国に留学していた、青、赤、緑、紫色のカラフルな頭の王子たちが暮らす土地。暗黒騎士団の進路を予想して、万を軽く超える兵を連れて待ち構えていた。
「フッフッフッ……最後は必ずお前たちが立ちはだかると思っていたよ。フッフッフッ……」
カラフル王子が並ぶ場所に、フィリップが含み笑いをしながら前に出た。
「噓つけ! 順番的にもっと前だったろ! それなのに後回しにしたのはわかってるんだぞ!!」
でも、カラフル王子はフィリップを嘘つき扱い。実際、フィリップはラーシュに「次は小国連合ですね」と言われてカラフル王子を思い出し、目の前で反転したから嘘つき扱いされても仕方がないけどね。
十数日も掛けて来た道を戻り、ハテナ顔のクリスティーネとダブル不倫し、また数十日も掛けてやって来たから、カラフル王子も準備万端というか、ヤキモキして待ってたから怒っているのだ。
「てかさ~……お前たち、立場わかってる?」
カラフル王子がギャーギャーうるさいので、フィリップの問い。
「立場??」
「この大陸は、帝国が9割を取った事実だよ。もうお前ら詰んでるよ? 後半の国なんて、無条件で降伏したんだから」
そう。小国連合は四面楚歌。やろうと思えば、10億の兵で小国連合なんてプチッと潰せるのだ。
「それぐらいわかっている。だからといって、民が犯され皆殺しされる様を王子が黙って見ているワケにはならない。それに私たちが勝てば、帝国に反旗を翻す国が現れるはずだ!」
「前にも言ったと思うんだけど……噂を鵜呑みにするなよ~。それで僕に痛い目にあわされたの忘れたの?」
「これは戦争だ! 我々だって、各地に信頼のおける者を忍ばせて情報を集めている。確実な情報だ!!」
フィリップはやれやれって仕草をして、親指で後ろを指差す。
「うちの兵士、アレだけ。たったの100人。犯して皆殺し? できないことはないけど~。そんな時間の掛かる無駄なこと、なんでやらなきゃいけないのかな~? 僕、第二子の出産があるから急いでるんだよね~」
カラフル王子は、フィリップの後ろを見て呆けた顔。今まで怒りのせいで暗黒騎士団が大量に見えていたみたいだ。
「噓つくな! 大軍を率いて蹂躙して来たのだろう! わざと少ない人数を見せて、我々の隙を突くつもりだな!?」
それでもカラフル王子はやる気が復活したので、フィリップもため息だ。
「はぁ~……もう面倒だから、相手してやるよ。僕1人で兵士全員のしてやる」
「フッ……大きく出たな。我々はあの頃と違うぞ? カールスタード王国のダンジョンで強くなったのだ! お前1人なら、我々4人で相手してやろうではないか!!」
「あ、そ。また小便漏らしても知らないよ~??」
「「「「そのことは言うな~~~!!」」」」
フィリップが皆に聞こえるようにカラフル王子の恥を口走るので、全員の大声で邪魔した。時すでに遅しだけど。
そしてそれをごまかすように、カラフル王子の名乗りが始まった。
「私はブラオ王国第一王子、バルタサール・ヴァクトマイステル!」
「俺はロート王国第一王子、ロベルト・フロシャウアー!」
「僕はグリュン王国第一王子、トールヴァルド・ヘルツル!」
「我はリラ王国第一王子、ポントゥス・グランバリだ!」
「「「「我々が全ての民を守ってみせる!!」」」」
カラフル王子は剣を構えて準備万端。次はフィリップのアンサーだ。
「なんか違う……久し振りにアレやってくんない? ブンテレンジャ~??」
「「「「「ブンテレンジャー言うな~~~!」」」」」
それは戦隊物の登場シーンをおねだり。カラフル王子はカールスタード学院時代、フィリップに散々やらされたのでめっちゃ嫌そうにしてるよ。
「1人足りないや。ラーシュ、リーダーなんだから助太刀してやりな」
「なんで!? 私、帝国人ですよ!?」
「やりたくないならいいよ? ここにいる全員、氷付けにしてやる」
「この悪魔~~~!!」
さらにラーシュまで。何故かフィリップは全員を人質に取るので、ラーシュは了承するしかない。フィリップはニヤニヤしながら剣と盾を渡すと、ラーシュはトボトボ歩いてカラフル王子の下へ向かった。
「「「「ラーシュさん。お久し振りです」」」」
「ああ。久し振り。それより早く降伏してくれないか?」
「それはできません。大陸中の命が掛かっていますので」
「はぁ~。陛下は誰1人殺してないんだけどな~……はぁ~」
「「「「へ??」」」」
「というか、君たちが変なこと言うから、陛下は戦わないと許してくれないぞ? さっさと準備しよう」
信頼できるラーシュから1人も死者がいないと聞いて、カラフル王子も聞く耳を持てたがもう遅い。ラーシュたちはこの場にいる人間のために戦わないといけないのだ。
5人が軽く打ち合わせをしたら、金髪のラーシュを真ん中に置いて戦隊物の名乗りだ。
「私はブラオ王国、ブルー!」
「俺はロート王国、レッド!」
「僕はグリュン王国、グリーン!」
「我はリラ王国、パープル!」
「私は帝国、イエロー!」
5人は腕を大きく回してから、決め!
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