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一章 引きこもり皇子、他所の家に寄生する
002 悪役令嬢エステル・ダンマーク
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帝国、春……
ここは帝国の一番西、中央に位置するダンマーク辺境伯領。広大な帝国領土の中で帝都から遠く離れ、他国と隣接する土地。その辺境伯領の領主が住む大きな屋敷では、長い髪の毛を縦巻きで整えた金髪美女が書類仕事をしている姿があった。
「チッ……ルイーゼはまたふざけたことをしていますのね……」
いや、美女なのは事実なのだが、その苦虫をかみつぶして睨む顔は誰しもが恐怖を覚える。そう、ここは、ヒロインをイジメ続けた悪名高い辺境伯令嬢、エステル・ダンマークが住む領地なのだ。
エステルは朝から各地の報告書を読み、領地の仕事をこなしていたら、外から人が騒いでいるような声が耳に入った。しかし、領民の訴え等でそのような声はたまに聞こえていたので、気にも掛けず仕事を続ける。
その数分後、中年のメイドが勢いよくドアを開けて飛び込んで来たので、エステルは鋭い目を向けた。
「申し訳ありません! 火急の知らせともあり、ノックを忘れたことをお詫びいたします!!」
あまりにも怖い目に、メイドは顔を青くして頭を下げた。
「別に気にしてなくてよ」
どうやら目付きが悪いだけみたいだ。
「でも、あなたがそんなに取り乱すなんて、珍しいこともありますのね」
「申し訳ありません。訪ねて来たお相手がお相手でしたので……」
エステルは嫌味のようなことを言ったのでメイドはまた謝罪。しかしそれは時間の無駄だと言わんばかりに、エステルは先を続けるように手を差し出した。
「第二皇子……フィリップ殿下とおっしゃる御方が参られているのですが……」
「第二皇子? フィリップ殿下が連絡もなく来ているなら、取り乱すのはわかりますわ。すぐにお会いするから準備を急ぎましてよ」
「そ、それが……」
「なんですの? わたくしに恥を掻かすつもりですの??」
「いえ……皇子というわりには泥だらけで従者も1人もつけず、馬車の姿も荷物も見当たらなくて、本物かどうかも判断が付かない現状なのです」
「確かに変ですわね……」
一瞬怒りの眼差しを向けたエステルだが、皇族らしからぬ容姿を聞いて一考する。
「第二皇子を語るのも、おかしな話ですわね。あまり人前に姿を見せないといっても、皇族になりすましてバレた場合、容赦なく首を刎ねられるのは目に見えていますのに……わかりましたわ。わたくしが判断しますので、もてなしの準備と護衛を数人集めておきなさい」
「はい! ただいま!!」
突然の第二皇子来訪で、ふたつの案を平行して準備させるエステル。どちらに転んでもいいように準備はさせているが、後者の可能性が高いと思っている。
その可能性は、玄関で揉めている小柄な男を遠巻きに見て確信に変わったが、近くに寄って声を聞くことで逆の確信に変わる。
「ゲッ……エステル・ダンマーク……」
「『ゲッ』とは御挨拶ですわね。殿下に在らせられましては、みすぼろしい服にイメージチェンジされましたのですわね」
「プッ……元気そうで何より」
この嫌そうな顔をしてエステルの嫌味には軽く吹き出した人物は、正真正銘の第二皇子フィリップ・ロズブローク。エステルも嫌そうな顔で睨み返してる。
「殿下をこのような場所に立たせているわけにもなりませんので、詳しい話は中でいたしましょう」
「うん。それでよろしく」
「その前に、お風呂を用意しておりますわ。服も兄が子供の頃に使っていた物を探しておりますから、汚れを落としてからお茶にしましょう」
「あぁ~……そっか。こんなにドロドロじゃあ、そりゃ止められるね。アハハ」
エステルの嫌味を再び流したフィリップは屋敷から外に出て、服を脱ぎ出した。
「ウッラ。手伝って差し上げなさい」
「は、はい!」
人目を憚らずにフィリップがそんな行動をするので、エステルは若いメイドに声を掛けて自身はもてなしの指示に向かった。
しばらくして、エステルが談話室で待っていたら綺麗な子供服に着替えたフィリップが中年の執事に連れられてやって来て、エステルの対面に座った。
「用件の前に少しよろしくて?」
「なに?」
「ウッラがセクハラを受けたと泣きながら飛び込んで来たのですが、わたくしのメイドに何をなされているのですの?」
エステルが睨み殺さんばかりの目を向けているのにも関わらず、フィリップはヘラヘラしながら答える。
「いや、あれは質問しただけだよ? 若くてかわいいから、辺境伯の愛人かどうかと……もしも愛人だったら、今晩借りられないかどうかも聞いたね」
「殿下は皇族なのですから、お言葉には気を付けてくださいませ」
「いや、ちゃんと命令じゃないからと念を押したよ。それなのに、泣いちゃって……うぶなところもかわいいね」
「はあ~……もういいですわ。お茶をどうぞ」
暖簾に腕押し。エステルが怒っているのにフィリップはウッラに向けてウィンクしているのでは、話にならない。なので、歓迎のお茶と菓子を振る舞い、エステルはフィリップを観察する。
「あ……マナー悪かった?」
「いえ、及第点はありますから気にならなくてよ」
「及第点か~。久し振りにキチッとした場なのに上手くできていたなんて、僕って天才だな」
「褒めていませんわよ?」
「またまた~」
エステルはまたため息。トコトン嫌味が通じないから直接言ったのに、それも通じないのでは仕方がない。
これでは話にもならないと感じたエステルは、さっそく本題に入るのであった……
*************************************
補足
エステル22歳 身長172cm
ウッラ18歳 身長165cm
フィリップ20歳 身長150cm??
ここは帝国の一番西、中央に位置するダンマーク辺境伯領。広大な帝国領土の中で帝都から遠く離れ、他国と隣接する土地。その辺境伯領の領主が住む大きな屋敷では、長い髪の毛を縦巻きで整えた金髪美女が書類仕事をしている姿があった。
「チッ……ルイーゼはまたふざけたことをしていますのね……」
いや、美女なのは事実なのだが、その苦虫をかみつぶして睨む顔は誰しもが恐怖を覚える。そう、ここは、ヒロインをイジメ続けた悪名高い辺境伯令嬢、エステル・ダンマークが住む領地なのだ。
エステルは朝から各地の報告書を読み、領地の仕事をこなしていたら、外から人が騒いでいるような声が耳に入った。しかし、領民の訴え等でそのような声はたまに聞こえていたので、気にも掛けず仕事を続ける。
その数分後、中年のメイドが勢いよくドアを開けて飛び込んで来たので、エステルは鋭い目を向けた。
「申し訳ありません! 火急の知らせともあり、ノックを忘れたことをお詫びいたします!!」
あまりにも怖い目に、メイドは顔を青くして頭を下げた。
「別に気にしてなくてよ」
どうやら目付きが悪いだけみたいだ。
「でも、あなたがそんなに取り乱すなんて、珍しいこともありますのね」
「申し訳ありません。訪ねて来たお相手がお相手でしたので……」
エステルは嫌味のようなことを言ったのでメイドはまた謝罪。しかしそれは時間の無駄だと言わんばかりに、エステルは先を続けるように手を差し出した。
「第二皇子……フィリップ殿下とおっしゃる御方が参られているのですが……」
「第二皇子? フィリップ殿下が連絡もなく来ているなら、取り乱すのはわかりますわ。すぐにお会いするから準備を急ぎましてよ」
「そ、それが……」
「なんですの? わたくしに恥を掻かすつもりですの??」
「いえ……皇子というわりには泥だらけで従者も1人もつけず、馬車の姿も荷物も見当たらなくて、本物かどうかも判断が付かない現状なのです」
「確かに変ですわね……」
一瞬怒りの眼差しを向けたエステルだが、皇族らしからぬ容姿を聞いて一考する。
「第二皇子を語るのも、おかしな話ですわね。あまり人前に姿を見せないといっても、皇族になりすましてバレた場合、容赦なく首を刎ねられるのは目に見えていますのに……わかりましたわ。わたくしが判断しますので、もてなしの準備と護衛を数人集めておきなさい」
「はい! ただいま!!」
突然の第二皇子来訪で、ふたつの案を平行して準備させるエステル。どちらに転んでもいいように準備はさせているが、後者の可能性が高いと思っている。
その可能性は、玄関で揉めている小柄な男を遠巻きに見て確信に変わったが、近くに寄って声を聞くことで逆の確信に変わる。
「ゲッ……エステル・ダンマーク……」
「『ゲッ』とは御挨拶ですわね。殿下に在らせられましては、みすぼろしい服にイメージチェンジされましたのですわね」
「プッ……元気そうで何より」
この嫌そうな顔をしてエステルの嫌味には軽く吹き出した人物は、正真正銘の第二皇子フィリップ・ロズブローク。エステルも嫌そうな顔で睨み返してる。
「殿下をこのような場所に立たせているわけにもなりませんので、詳しい話は中でいたしましょう」
「うん。それでよろしく」
「その前に、お風呂を用意しておりますわ。服も兄が子供の頃に使っていた物を探しておりますから、汚れを落としてからお茶にしましょう」
「あぁ~……そっか。こんなにドロドロじゃあ、そりゃ止められるね。アハハ」
エステルの嫌味を再び流したフィリップは屋敷から外に出て、服を脱ぎ出した。
「ウッラ。手伝って差し上げなさい」
「は、はい!」
人目を憚らずにフィリップがそんな行動をするので、エステルは若いメイドに声を掛けて自身はもてなしの指示に向かった。
しばらくして、エステルが談話室で待っていたら綺麗な子供服に着替えたフィリップが中年の執事に連れられてやって来て、エステルの対面に座った。
「用件の前に少しよろしくて?」
「なに?」
「ウッラがセクハラを受けたと泣きながら飛び込んで来たのですが、わたくしのメイドに何をなされているのですの?」
エステルが睨み殺さんばかりの目を向けているのにも関わらず、フィリップはヘラヘラしながら答える。
「いや、あれは質問しただけだよ? 若くてかわいいから、辺境伯の愛人かどうかと……もしも愛人だったら、今晩借りられないかどうかも聞いたね」
「殿下は皇族なのですから、お言葉には気を付けてくださいませ」
「いや、ちゃんと命令じゃないからと念を押したよ。それなのに、泣いちゃって……うぶなところもかわいいね」
「はあ~……もういいですわ。お茶をどうぞ」
暖簾に腕押し。エステルが怒っているのにフィリップはウッラに向けてウィンクしているのでは、話にならない。なので、歓迎のお茶と菓子を振る舞い、エステルはフィリップを観察する。
「あ……マナー悪かった?」
「いえ、及第点はありますから気にならなくてよ」
「及第点か~。久し振りにキチッとした場なのに上手くできていたなんて、僕って天才だな」
「褒めていませんわよ?」
「またまた~」
エステルはまたため息。トコトン嫌味が通じないから直接言ったのに、それも通じないのでは仕方がない。
これでは話にもならないと感じたエステルは、さっそく本題に入るのであった……
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補足
エステル22歳 身長172cm
ウッラ18歳 身長165cm
フィリップ20歳 身長150cm??
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