アイムキャット❕~異世界キャット驚く漫遊記~

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第九章 戦争編其の二 帝国と戦うにゃ~

239 会議にゃ~

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 猫耳族に焼き魚を振る舞い、議長の座を奪い取ったわしは、さっそく会議を再開する。

「それじゃあ、会議を始めるにゃ~!」
「「「「「ニャーーーー!」」」」」

 ちょっと出し過ぎたみたいで、猫耳族になかなか人間の言葉が戻らない。それを見ていた唯一の人族であるノエミが、苦笑いでわしを見る。

「これ、大丈夫?」
「猫耳族は面倒臭いにゃ~」
「そ、そうなんだ。それより、あの黒猫は何者? シラタマ君の彼女?」
「にゃんでそうなるにゃ~!」
「ぬいぐるみみたいでお似合いじゃない?」
「ぬいぐるみじゃないにゃ~」
「ババアって言ったお返しよ」
「にゃ……」

 子供と言えば怒るし、ババアと言えば怒るし、ノエミも面倒臭い奴じゃな。

「う~ん……」
「どうしたにゃ?」
「何か変なこと考えてた?」
「にゃにも考えてないにゃ~」
「そっか」

 まさかノエミまで、わしの心を読めるのか? いや、まだ読めていないようじゃし、注意しておればわからんはずじゃ。そうじゃろ?


 わしとノエミが雑談をしていると、猫耳族は焼き魚を食べ終わったようで言葉が戻る。だが、魚を催促する言葉だったので、もう無いと嘘をつく。おっさん達の絶望の顔は萌えないからやめて欲しい。

 また持って来ると約束をし、復活した猫耳族と会議を再開する。

「先に言っておくにゃ。帝国はわしが滅ぼすから、奴隷は全員解放されるにゃ。だから、無駄な喧嘩はやめるにゃ」
「それはどうやってですか?」
「そんな事、出来る訳が無い!」
「食糧はどうするんですか!」

 コウウン、ウンチョウ、セイボクが口々に喋るので、わしは一喝する。

「いっぺんに言うにゃ~! 挙手をしたらその都度当てるから、勝手な発言はやめるにゃ! いいにゃ?」
「「「……はい」」」

 皆を見渡し、全員がルールを理解したと感じると、わしは口を開く。

「まずどうやってだったにゃ? わしはお前達が思うより、遥かに強いにゃ。帝国ぐらいチョロイにゃ」
「魔法は凄いのは知ってますが……」
「勝手にゃ発言はするにゃ!」
「……はい」
「食糧はこの日の為に、山の向こうで溜めた物があるにゃ。それでは足りにゃいだろうから、農業をして、森の獣をみんにゃで狩るにゃ」
「よろしいですか?」

 セイボクが手を上げるので、わしは許可を出す。

「皆で獣を狩るとして、森の獣は強いので、それでも人手が足りないかと……」
「セイボクの頭の中ではにゃん人になってるにゃ? わしの頭の中では、この国の強者全てにゃ」
「人族もですか!?」
「そうにゃ。人族の軍隊、狩人、解放した奴隷、猫耳族の強者、全てにゃ」
「そんなこと出来るわけがない!」

 わしの発言に、ウンチョウが声を荒らげて割り込む。

「ウンチョウ。発言は挙手のあとにゃ!」
「あ……発言していいか?」
「いいにゃ」

 わしの叱責に、ウンチョウは冷静になったかと思ったが、そうでもないようだ。

「人族は、我々猫耳族をしいたげて生きて来た。それをいまさら、許す事は出来ない!」
「ウンチョウの意見はもっともにゃ。わしも許せないにゃ」
「ならば、我々に手を貸してくれ!」
「もちろんにゃ。その為に来たにゃ。でも、ウンチョウは、どんにゃ未来を描いているにゃ?」
「どんな未来とは?」
「例えばにゃ。人族を根絶やしにして、この国を全て猫耳族にするとかにゃ」

 わしの発言に、ウンチョウは目を輝かせる。

「おお! 素晴らしい未来だ!!」
「はぁ……話にならないにゃ」
「な、何がだ!!」
「ウンチョウは未来も決めずに解放、解放と言っていたんにゃろ? さらにわしが例え話をするまで、先の未来を考えていなかったにゃ」
「そ、そんな事はない!」
「じゃあ、聞かせてくれにゃ。ウンチョウの描く未来をにゃ」
「そ、それは……人族を滅ぼし、猫耳族を……」
「そのあとはどうにゃ?」
「そのあと?」

 わしの例え話を復唱し、質問まで復唱するウンチョウに、わしはため息まじりに語り掛ける。

「はぁ……人族を滅ぼすのにどれだけ時間が掛かって、どれだけ血が流れるかわかって言ってるにゃ? そんにゃ少ない人数で、この国を、この里を守りきれるにゃ?」
「それは……」
「まだ帝国の皇帝のほうが、国の事をわかっているにゃ」
「ど、どういう事だ!」
「帝国はあの大きな山に、トンネルを掘って攻めて来たにゃ。これはこの国が近い将来、黒い森に埋め尽くされる事をわかっているって事にゃ」
「………」
「もう一度聞くにゃ。ウンチョウは、どんにゃ未来を思い描いているにゃ?」
「………」

 わしの質問に、ウンチョウは黙り込む。

「じゃあ、セイボク。お前は、どんにゃ未来がいいにゃ?」
「この里を守っていけたら……」
「この人数でにゃ? 増えたらどうするにゃ? ここだって、いつか強い獣に襲われて、潰れてしまうかもしれないにゃ」
「………」
「答えられないんにゃ」

 セイボクまで黙り込むので、わしは違う人を当てる。

「……ワンヂェンはどうにゃ?」
「うちに聞かれても、わからないにゃ~」
「そうにゃんだ。誰でもいいにゃ。こんにゃ未来、こうしたい。にゃんでも言ってくれにゃ~」

 わしの質問に、皆、下を向いて黙り込んでしまった。

「誰も未来を想像できないにゃ?」

 再度質問を投げ掛けると、シェンメイが手を上げるので、発言を許可する。

「どんにゃ未来がいいにゃ?」
「あたしは、子供達が笑顔でいられる未来がいい」
「それは猫耳族だけにゃ?」
「いえ……人族の子供達も……」

 シェンメイの発言に、会議場はどよめく。裏切り者とののしるウンチョウ。それだけは出来ないと拒否するセイボク。戦士の恥と軽蔑するコウウン。やっと目を覚ましたモンファお婆さん。
 その罵詈雑言に、シェンメイはうつむいて口を閉ざす。わしは静かになるのを黙って待っていたが、収まらない罵声に苛立ち、語気を強める。

「黙るにゃ! 発言は挙手のあとにゃ!!」
「し、しかし……」
「静かにするにゃ!!」
「「「……はい」」」

 ウンチョウが何か言い掛けたが、わしは聞く事もせずに怒鳴り付ける。そうして皆が静かになったところで、わしも口調を弱めて語り掛ける。

「シェンメイの思い描く未来は、わしは悪くないと思うにゃ」
「救世主様まで!」
「まだ聞いてくれにゃ」
「……はい」

 わしの穏やかな雰囲気に当てられたのか、ウンチョウは口を閉ざした。

「お前達は怒りで人族を許せないんにゃろ? にゃら、次の世代に任せるしかないにゃ。子供達が笑って、人族と共に暮らせる国を作っていこうにゃ」
「そんな事が出来るのですか?」

 セイボクの質問は挙手していなかったが、わしは怒る事もせずに目を見て語る。

「お前達、大人しだいにゃ。過度な恨みを子供達に植え付けず、正確な歴史を教えるにゃ。人族にも、猫耳族を哀れんでいる者が少なからずいるから協力してもらおうにゃ」
「人族にそんな者はいない!」

 テーブルを叩いて立ち上がるウンチョウにも、わしは冷静さを崩さない。

「ウンチョウ……必ずいるにゃ。わしの仲間、メイバイの主人は奴隷に寛大だと言っていたにゃ。メイバイ。メイバイの主人はどんにゃ人だったにゃ?」
「私達猫耳族に優しく、人として見てくれたお方ニャ。それに奴隷解放運動もしていたニャ」
「嘘だろ……」

 メイバイの言葉に、ウンチョウを筆頭にこの場に同席する猫耳族は、驚いた表情を見せる。

「メイバイが嘘を言う理由がないにゃ。ヤーイーの主人は、どんにゃ人だったにゃ?」
「私の主人は……人として見てくれませんでした……」
「嫌な事を思い出させてごめんにゃ~」
「……いえ」
「あ! そうにゃ。先にヤーイーの奴隷紋の解除をしてもらおうにゃ。奴隷にされた時に、かなり痛い思いをしただろうけど、もう一回だけ我慢してくれにゃ」
「このまわしい模様が消えるのなら……」
「よし! 十分休憩にゃ。ノエミ、やるにゃ~」
「ええ」

 わしは、ノエミ、ヤーイー、メイバイ、ワンヂェン、また寝ていたモンファお婆さんを連れて別室に移動する。そこで、ノエミに魔法を実演、教示きょうじを行ってもらい、ヤーイーの奴隷紋を解除してもらった。
 ヤーイーとワンヂェンは涙ながらに喜び、ノエミにお礼を言う。モンファお婆さんは魔法を見たら、かなり興奮していたから目が覚めたみたいだ。


 そうして皆を連れて戻るとヤーイーの背中を確認してもらい、ノエミも感謝される。ノエミは終始、困っているアピールでわしを見ていたが、その為に連れて来たんだから我慢してくれ。

「もういいかにゃ? 席に着くにゃ」

 皆が席に着くと、わしはノエミの隣に立ち、爆弾を落とす。

「みんにゃはさっき、ノエミに感謝し、握手をしていたにゃ。実はノエミは人族だったにゃ~~~!」
「「「「「はあ~~~!?」」」」」

 皆の疑問の声を無視して、ノエミの猫耳カチューシャと、尻尾を剥がす。

「「「「「え……」」」」」

 変装を解除したノエミは、もう猫耳族に見えない。その姿を見て、猫耳族は固まってしまった。

「ノエミ。自己紹介にゃ」
「私は現在、帝国と戦争状態にある、山を越えた国の魔法使い、ノエミです。戦争の見届け役として派遣されました。ですので、シラタマ君の協力には力を惜しみません」
「人族……斬る!」

 ノエミの自己紹介が終わると、コウウンが怒りをあらわに剣を抜き、ノエミに斬り掛かる。だが、わしが隣に立っているので、その刃はノエミに届かない。【白猫刀】を抜いて、峰でそっと受け止めたからだ。

「何故、止める!」

 わしと鍔迫つばぜり合いをする中、コウウンは怒鳴る。

「ノエミの自己紹介を聞いたにゃろ? 帝国の者じゃないから、猫耳族ににゃにかした事がないにゃ」
「それでも人族だ!」
「コウウンは、この国で猫耳族が優位にたったら同じ事をするつもりかにゃ? 奴隷にし、しいたげ、軽い気持ちで殺す。忌み嫌う事をマネするにゃ?」
「いや……俺は……」

 コウウンは、わしの言葉を聞いて剣を引いた。

「最初に言ったけど、わしも少なからずこの国に怒っているにゃ。それは人族、猫耳族関係なく、人間を虐げているからにゃ」
「人間?」
「そうにゃ。みんにゃ人間にゃ。罪の無い者は助け、罪のある者には罰にゃ。ノエミはこの国の人間でもないし、帝国と戦っているから、猫耳族から見ても罪はないにゃろ?」
「それでも……」
「そうだにゃ。怒りを沈めるのは難しいにゃ。でも、未来の為に……この国の為に、怒りを押し殺してくれにゃ。頼むにゃ~」
「「「「「………」」」」」

 わしのお願いを聞いた猫耳族は、どう返答していいかわからずに、長い沈黙が流れる。そんな中、この場に居る唯一の人族、ノエミが口を開く。

「シラタマ君……少し君の話をしていい?」
「……いいにゃ」
「シラタマ君は、私達の国に来る前は……」

 ノエミはわしの過去を語る。
 森で家族と暮らしていたこと。そこで起きた悲劇。母親を殺されたにも関わらず、主犯である王族と親しくしていること。何度もわしに謝罪しながら猫耳族に聞かせる。
 猫耳族は時折、怒りの表情を見せるが、ノエミの話を黙って聞いていた。


 ノエミが話し終わると、セイボクが手を上げる。

「救世主様は、それでいいのですか?」
「まぁにゃ」
「やはり人族は滅ぼすべきだ!」
「待つにゃ……」
「シラタマ殿は、そんな事を望んでいないニャー!」

 わしがウンチョウの言葉を否定しようとすると、メイバイが声を荒らげる。

「シラタマ殿は、私に言ったニャ。恨みは連鎖する。だから、その恨みの連鎖を自分で止めるってニャ。一番怒っているはずのシラタマ殿の言葉ニャ!」
「「「「「………」」」」」
「メイバイ。ありがとにゃ」
「シラタマ殿……」
「恨みの連鎖が起きれば、血み泥にゃ。そうにゃったら、本当にこの国は終わりにゃ。決着がつかない内に、森に呑み込まれてしまうにゃ」
「「「「「………」」」」」
「もう一度言うにゃ。子供達の未来の為に、怒りを収めてくれにゃ。頼むにゃ~~~」

 皆が黙る中、わしは立ち上がり、頭を下げる。その姿を見たメイバイとノエミもわしの隣に立ち、頭を下げる。

 わし達のお辞儀を見た猫耳族は目配せし、頷くと、代表でセイボクが語り掛ける。

「救世主様。頭をお上げください」

 セイボクの声に、わし達は顔を上げる。

「我々は怒りで何も見えていなかったようですな。現在の危機だけでなく、救世主様は未来の危機まで解決しようとなさっているとは……。皆の衆。いつしかご先祖様が帰って来た時に、空けていた王の座を救世主様に継いでもらおうと思うのだが、どうだろう?」
「にゃ……」

 王? セイボクは王って言ったか? 誰が王様なんじゃ?

「それはいい。ご先祖様に似た救世主様なら賛成だ」

 あ、わしのこと? ウンチョウも賛成なの?

「俺の剣を軽く受け止める強者だ。反対する理由がない」

 コウウンまで? 皆も頷いておる……

「シラタマ殿。おめでとうニャー!」

 めでたくないよ! メイバイ。助けて……目を逸らすな!

 わしがあたふたしていると、ワンヂェンが質問する。

「どうしたにゃ? シラタマは、王になりたくないにゃ?」

 そうじゃよ! 自由を愛するわしが、何が悲しくて王様なんてやらなくちゃいかんのじゃ! 断りたいが、皆の期待のこもった目が痛い……
 それに猫耳族に任せると発展するどころか、滅亡の未来しか思いつかない……。やるしかないのか……

「つ、つつしんでお受けしますにゃ……」


 こうしてわしは、皆の温かい拍手の中、うつむきながら猫耳族の王となるのであった。

 なんでじゃ~~~!
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