世界一の剣豪が異世界に行くとこうなる

やっくん

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5話

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 「ふぁ……あふぅ……。……?」

 意識が朦朧とする中、伸びをするために腕をあげようとする……が

 ……待って、上がんねぇんだけど。

 そう、俺の右腕と左腕はそれぞれがっちりホールドされていた。黒髪と赤髪の少女によって。

「…おいおい、勘弁してくれよ。」

 今の時間は朝の4時。まだ学園に行くにははやすぎる時間だが……朝練をしたい。そして、このシャンプーの甘い香りによって眠く……。

 「……しかも、薄着で俺の布団入るとか何事だよ。」

 昨晩、それぞれの布団を6つ並べて寝てたはずなんだが……両隣だったクレアとシズクが転がり込んできたようだ。しかも普通に薄着姿だから色々危なく……

 ……そして今思った。こいつら

「着けてない……だと?」

 そう、あのばいんばいなメロンを支えるための大事なものが着いてないのだ。おいおいおいおい

「まて、しかも下までなんてこと……」

 「……ん、ハジメー。ふにゅ。」

 寝ぼけた様子のシズクが俺の腕に抱きついてくる。そして俺の手を股間に……

 そして俺の考えてたことは有り得てしまった。そう、履いてないのだ。あの絶対領域を。まて、脳内が追いつかない。

「……待て、そしたらこいつも」

「ダメだぞー?ハジメは私の……も……」
 
 そう、隣で寝ているクレアさんも俺の腕に抱きつき、って……ほんとに2人ともつけてないじゃん。生々しいよ感触が。

 「……えぇぇぇぇ。てかそんなこと考えたら眠くなくなったし……どーしてくれんだよ。」

 こんな状況。男としては絶対に寝れない。無理だこんなの寝れる方がおかしい。

 そんなこんなで気付いたら朝の6時。そろそろ飯作るか。

「ちょいっとごめんな。」

 俺が抜けると、なんか物足りなさそうな顔をしてまたすやぁと寝る。なんかあの
顔と弾力思い出したら戻りたくなるけど我慢我慢。

「えーっと、材料材料…」

 とりあえず朝食は俺の得意料理にしていこうと思う。

「んー、卵は8つで食パン8枚ベーコン4枚…っと。」

 俺がいた時代でも食パンはあったからな。まぁできるだろ。

 そして、俺は食パンの真ん中をくり抜き、パン耳をフライパンに乗せ、オリーブオイルを垂らし、その間にベーコンをに等分していく。

「ふぁ…ふぅ。おはよーっす。」

「おはよー。えっ、ハジメあんた料理なんかできるの?」

 そこへ、カイとユキナが起きてきたようだ。

「まぁな。それなりにはできるぞ。とりあえず顔洗って寝癖直してこい。あちこち跳ねてるぞ。」

 「「へーい。」」

 その間に、熱したフライパンにベーコン、卵、くり抜いた中身の柔らかい部分の順番に耳にはめて焼いていく。

 「んー、ベーコンはカリカリだよなやっぱり。」

 そして、ベーコンをカリカリになるまで焼き、ひっくり返すと、いい感じに仕上がっていたので、塩コショウを振り、4等分する。これで完成だ。

「ふぅ、すんげーいい匂いっすね。てか料理系男子とか…おれなんもできないんすけど。」

「へー、美味しそうじゃない。しかも手軽でいいわねそれ。」

「んじゃ、あの3人起こしてくるから先食ってていいぞ。」

 そして俺は、寝坊助3人を起こしに行くことにした。

「おーい、起きろー。朝飯できたぞー」

「ひ、ひゃい!おはようございます!」

 よし、サヤは起きたけど…もんだいは…

「ふにぁ」

「ふぃー」

 …あの二人なんだが、揺すっても起きない。どーしろと…

「おーい!起きろー!」

「ふひぃ」

「はふぅ」

 全く起きる気配ないな。よし。

「おーい、早く起きないと…」

 そう言って俺はふとんに飛び込んだ。だってこーするしかないもん。
 
「ねぇ早くって…あんた何してんの?朝から。」

 飛び込んだタイミングでユキナが入ってきた。ほんとタイミング悪ぃな。

「何って、起こそうとしたんだよ分かるだろ?」

「いや分かるけど…飛び込むとかありえないわ…まぁ他のふたりも起きたことだしさっさと朝食済ませていきましょ。」

 その後、ちゃっちゃか飯を食い終えた俺達は制服に袖を通し、身支度を済ませ寮を飛び出すのであった



 
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