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姫路と東坂
姫路(ひめじ) 若菜(わかな) 身長171cm B77 W54 H83 Bカップ 前編
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「はぁ、憂鬱(ゆううつ)ですわね」
淫魔学園に入学後、1カ月の月日が流れました。
私たち、メスネコは日々サキュバス様を想い、世間体。性に関するモラルが無くなりました。
年頃の女子を集めて、強制的に発情させているのでこれ自体は仕方ないことと言えるかもしれません。
しかし、正直な話。どれだけ性行為を重ねても人間には飽きと言うものが来ることが必然でした。
いわゆる性欲を持て余すことなく、義務のように性行為をしても今まで同じ快感を得ることができなくなってしまいました。
このことは学園側も認知しているみたいで愛水の使用回数を増やしたり、淫名を持つものが増えてきましたがどうにも打開には至っておりません。
そもそもの話。私は殿方との恋をしてみたいと幼い頃より恋い焦がれてきました。
和の家元として生まれ、いずれは身を焦がすような恋に落ちること願い、都会に進出してみると女子と肌を重ねる毎日。
それ事態は悪いことではないとわかっています。あの快感は男性には理解できない事なのかもしれませんからね。
だけど、やはり危惧することがあるのです。
(近い将来。私たちは子供を産むことができるのでしょうか?)
精子と卵子が結びつき、私たちのお腹に生命が宿る。
お母さまより出産は苦しいものだと聞いており、身を引き裂かれるような痛みに女性は耐えなければならないと熱心に語られました。
私は子供が大好きです。
どなたと結ばれるかはわかりませんがいずれは子供を孕みたいと強く思っています。
だからこそ、私はこの書類を記入すべきかずっと悩んでしまいます。
手元には家から送られてきた一枚が握りしめられています。
【転校届け】
この書類に記入すればあとは家がうまくやると電話で説明されました。
どうやら家族はこの学院がどういうものか理解していたみたいです。
頭では理解しています。いずれこのままでは性行為への興味はなくなり、殿方と結ばれても子供をなすことはないでしょう。
だけど、私にはこの学園を去りたくない理由があります。
「ねぇ、あんたいつまでそれを見てるの?」
「伊織。ベッドの上からのぞくのは危ないですよ」
「いいじゃない。楽なんだもん」
二段ベッドの上から頭を覗かせるのはこの学園に着て知り合った。東坂(とうさか) 伊織(いおり)さんです。
今でこそ伊織と呼び捨てにしておりますが、まあ何度も肌を重ねた結果と言うものです。
そして、伊織本人こそが私がこの学園を去ることができない理由の一つです。
「いつまでもソレを見つめても変わらないわよ? どうせ、外に行っても男は野蛮人なんだからここにいた方が安全なのに」
「ですが、何度も話してますがそれだと私たちはこの籠から出ることは一生ないのですよ?」
「いいじゃない。私はそうなりたいと思っているわ」
その言葉は本心なのでしょう。彼女はこの学園に来るまでに男嫌いになった原因を語られました。
簡単に言うと男に犯され、その後この学園で保護されたらしいです。
だから彼女はこの先、社会に出ることはなくこの学園に居残りたいと常日頃から言っています。
でも、私にはそれが正しいのか……わからないのです。
転校届けが送られてきて1週間がたちました。
とうとう家はいびれを切らしたらしく、今日……決断できないままに私は転校することになりました。
学園側も承知のことらしく荷物をまとめることなく放課後、迎えが来る予定です。
私は伊織にこのことを話すことができずに気づけば昼休憩後の体育の授業が終わりました。
あと、1コマの授業が終われば伊織とはさよならです。
どうして、私は伊織に話すことができないのでしょうか?
「はぁー、今日も体育は疲れるわね」
「そ、そうですね」
ぜぇぜぇと息を切りながら私は返事をします。
伊織はあの雑賀(さいか) 茜(あかね)と同等の実力を持つのほど体力化け物でした。
私も一応は平均よりは上を誇っているのですが伊織に合わせるとさすがに敵いませんでした。
(これもいい思い出の一つですよね?)
運動しても何もいい案は思い浮かびません。
いい意味で汗をかき、伊織と共にスポーツで遊ぶのももしかするとこれが最後かもしれません。
そう思うと胸が締め付けられるような痛みを覚えます。
「どうしたのよ? あなた、泣いているわよ」
「えっ?」
言われて気づきました。私の目から涙が流れて頬を濡らしています。
慌てて、拭うも止まることなく、それどころか悲しい気持ちがさらにあふれてきました。
「うっ、ひぐっ」
「ちょ、ちょっと。大丈夫? とりあえず、保健室に―――」
伊織は横に回り私の肩を担いで運んでくれようとしてくれます。
その時でした。
「姫路さん。東坂さん。少しいいかしら?」
体育の先生が私たちに声をかけてきました。
「うっ、うっ、うっ」
「先生。すみませんが先に―――」
―――チリンッチリンッ
「「あっ」」
鈴の音が聞こえ、私たちは固まります。
この学園に入学した当初は完全に意識を持っていかれました。
後から催眠術を行使するために必要らしく、意識が無を漂います。
さっきまでの悲しい感情は音に流され、消え去りました。
「姫路さん。性教育準備室に向かってくれる? これはその部屋の鍵ね」
「はい」
すっと差し出されたカギを握りします。
行かなくては―――
速足で私は性教育準備室がある校舎に向かいます。
後ろから伊織も何か命令されています。
不思議なことに足を止めて私は盗み聞こうとしました。
「東坂さんは―――」
「はい」
内容が気になりましたがすぐに命令を思い出し、小走りで向かいました。
校舎の最上階にある中央の教室。
普段は階段に鍵がかかり、教室にも鍵という二重構造な厳重している場所に私は足を運びました。
「……あれ? 誰もいないのですか?」
中には人の気配はせず、私一人のようです。
これからどうすればいいのでしょうか?
『あー、あー、マイクテス。マイクテス。聞こえますか?』
「はい。聞こえています」
校内放送のスピーカーから声が聞こえます。
どうやら今回は支持をされるだけのようですね。
『えーと、机の上にパソコンを置いているから拾ってください。パスワードは・・・・です」
言われたとおりにパスワードを打ち込みます。
それにしてもパソコンは苦手です。
キーボードと言うのも今の女子も画面のないタッチ式でやっているので苦手としている人はいるはずです。
と、文句を言っているうちに打ち終わると中にはフォルダーが二つありました。
内容は……【天国】と【地獄】と書かれています。どういうことでしょうか?
『打ち込みましたか? それでは中のデータを見てください」
「すみません。どちらを閲覧のですか?」
『好きな方を見てください。片方だけ見ればいいです』
「わかりました。それでは……天国の方で」
カチリッとマウスをクリックすると動画は再生されます。
―――カーン、カーン、カーン。
スピーカーからは結婚式で流れるチャペルのような清い音色が聞こえます。
画面は真っ白で、言われたとおりに見続けると時期に人が出てきました。
現れたのは……ウェディングドレスに身を包んだ。伊織がいました。
『ねぇ、姫路―――違うわね、若菜。見てくれているかしら?』
「ええ」と心の中で返事をします。
若菜はこちらを向いて、胸に手を当ててしゃべります。
『最近、話しかけても上の空が多かったから心配していたのよ。だから、私はしっかりあなたに伝わるようにサキュバス様にお願いしたの』
そして、伊織は堂々とカメラに向かって見せつけた。
『一応、見えにくいと思うけどオマンコの中にはバイブが入っているわ。サキュバス様の指示なの』
確かに、わずかに腰が微振動しているように見えます。
ですが、一体何故?
にこっと笑って、動画の中の伊織は座り込みました。
『本題から話すわね。ひゃっ! 私はね、メスネコの代わりに若菜のことを助けたいお願いしたの。うっ、サキュバス様は快く引き受けてくださったわ』
(えっ、伊織。あんだけ、なりたいってしゃべっていたじゃないの)
伊織は息を荒げながら言葉を繋ぎます。
催眠状態の私は感情の起伏が乏しいです。
だから、そんなことしか思うことができません。
伊織はマイペースに続けます。
『で、ここからが本題よ。若菜、あなたは子供は欲しいって言ったわよね』
確かに伊織には同室になってから将来的には子供を産みたいと伝えたことがあります。
でも、それはだいぶ前の話なので忘れられたと思っていました。
だって、伊織は子供を産むことに関心がないのですから。
サキュバス様の元で一生、性奴隷として生きていきたい。だから、メスネコになるって言っていたから。
『男と若菜が交わるのは、私は耐えきれないの。だからね、お願い……私と結婚してくれない?』
その瞬間、私の胸が高鳴りました。
ようやく理解する。学園を離れたくなかった原因。ここまで来たら、否定する気持ちはありません。
私は女性として伊織が好きなのです。結婚を申し込まれて動揺してしまうほどに……
ただ、それでも私はそれに対して「はい」と返事することはできません。
返事をしてしまうと子供のことを諦めないといけない。それだけはいやなのです。
私は力なく、動画の中の伊織に対して首を振りました。
『……動画だと返事が聞けないのが残念ね。いいわ。こういうのは直接会ってするものだとあたしも思うし。でも、これだけは知っていて、私はあなたの味方ってことだけ』
涙があふれてきます。ダメです。そんな言葉を言わないでください。
パソコンとは違う。教室に設置されたスピーカーから声が聞こえます。
『どうでしたか? 【天国】の方を見たようですけど、【地獄】も見ておきます?』
教師の言葉に怒りを覚えた。
その何気ない言葉の先の意味を私は感づいている。
伊織から告白されて、天国に昇るような気持だった。
でも、私の決断はもう変わらない。私が催眠にかかったときに、伊織も同じくかかっていた
となると、答えはただ一つ。【地獄』の動画の中身は、伊織が悲惨な目にあう内容に違いない。
見る必要なんかない。私には辛いだけだ。
だけど、私のマウスカーソルは【地獄】の動画ファイルを二回連打した。
淫魔学園に入学後、1カ月の月日が流れました。
私たち、メスネコは日々サキュバス様を想い、世間体。性に関するモラルが無くなりました。
年頃の女子を集めて、強制的に発情させているのでこれ自体は仕方ないことと言えるかもしれません。
しかし、正直な話。どれだけ性行為を重ねても人間には飽きと言うものが来ることが必然でした。
いわゆる性欲を持て余すことなく、義務のように性行為をしても今まで同じ快感を得ることができなくなってしまいました。
このことは学園側も認知しているみたいで愛水の使用回数を増やしたり、淫名を持つものが増えてきましたがどうにも打開には至っておりません。
そもそもの話。私は殿方との恋をしてみたいと幼い頃より恋い焦がれてきました。
和の家元として生まれ、いずれは身を焦がすような恋に落ちること願い、都会に進出してみると女子と肌を重ねる毎日。
それ事態は悪いことではないとわかっています。あの快感は男性には理解できない事なのかもしれませんからね。
だけど、やはり危惧することがあるのです。
(近い将来。私たちは子供を産むことができるのでしょうか?)
精子と卵子が結びつき、私たちのお腹に生命が宿る。
お母さまより出産は苦しいものだと聞いており、身を引き裂かれるような痛みに女性は耐えなければならないと熱心に語られました。
私は子供が大好きです。
どなたと結ばれるかはわかりませんがいずれは子供を孕みたいと強く思っています。
だからこそ、私はこの書類を記入すべきかずっと悩んでしまいます。
手元には家から送られてきた一枚が握りしめられています。
【転校届け】
この書類に記入すればあとは家がうまくやると電話で説明されました。
どうやら家族はこの学院がどういうものか理解していたみたいです。
頭では理解しています。いずれこのままでは性行為への興味はなくなり、殿方と結ばれても子供をなすことはないでしょう。
だけど、私にはこの学園を去りたくない理由があります。
「ねぇ、あんたいつまでそれを見てるの?」
「伊織。ベッドの上からのぞくのは危ないですよ」
「いいじゃない。楽なんだもん」
二段ベッドの上から頭を覗かせるのはこの学園に着て知り合った。東坂(とうさか) 伊織(いおり)さんです。
今でこそ伊織と呼び捨てにしておりますが、まあ何度も肌を重ねた結果と言うものです。
そして、伊織本人こそが私がこの学園を去ることができない理由の一つです。
「いつまでもソレを見つめても変わらないわよ? どうせ、外に行っても男は野蛮人なんだからここにいた方が安全なのに」
「ですが、何度も話してますがそれだと私たちはこの籠から出ることは一生ないのですよ?」
「いいじゃない。私はそうなりたいと思っているわ」
その言葉は本心なのでしょう。彼女はこの学園に来るまでに男嫌いになった原因を語られました。
簡単に言うと男に犯され、その後この学園で保護されたらしいです。
だから彼女はこの先、社会に出ることはなくこの学園に居残りたいと常日頃から言っています。
でも、私にはそれが正しいのか……わからないのです。
転校届けが送られてきて1週間がたちました。
とうとう家はいびれを切らしたらしく、今日……決断できないままに私は転校することになりました。
学園側も承知のことらしく荷物をまとめることなく放課後、迎えが来る予定です。
私は伊織にこのことを話すことができずに気づけば昼休憩後の体育の授業が終わりました。
あと、1コマの授業が終われば伊織とはさよならです。
どうして、私は伊織に話すことができないのでしょうか?
「はぁー、今日も体育は疲れるわね」
「そ、そうですね」
ぜぇぜぇと息を切りながら私は返事をします。
伊織はあの雑賀(さいか) 茜(あかね)と同等の実力を持つのほど体力化け物でした。
私も一応は平均よりは上を誇っているのですが伊織に合わせるとさすがに敵いませんでした。
(これもいい思い出の一つですよね?)
運動しても何もいい案は思い浮かびません。
いい意味で汗をかき、伊織と共にスポーツで遊ぶのももしかするとこれが最後かもしれません。
そう思うと胸が締め付けられるような痛みを覚えます。
「どうしたのよ? あなた、泣いているわよ」
「えっ?」
言われて気づきました。私の目から涙が流れて頬を濡らしています。
慌てて、拭うも止まることなく、それどころか悲しい気持ちがさらにあふれてきました。
「うっ、ひぐっ」
「ちょ、ちょっと。大丈夫? とりあえず、保健室に―――」
伊織は横に回り私の肩を担いで運んでくれようとしてくれます。
その時でした。
「姫路さん。東坂さん。少しいいかしら?」
体育の先生が私たちに声をかけてきました。
「うっ、うっ、うっ」
「先生。すみませんが先に―――」
―――チリンッチリンッ
「「あっ」」
鈴の音が聞こえ、私たちは固まります。
この学園に入学した当初は完全に意識を持っていかれました。
後から催眠術を行使するために必要らしく、意識が無を漂います。
さっきまでの悲しい感情は音に流され、消え去りました。
「姫路さん。性教育準備室に向かってくれる? これはその部屋の鍵ね」
「はい」
すっと差し出されたカギを握りします。
行かなくては―――
速足で私は性教育準備室がある校舎に向かいます。
後ろから伊織も何か命令されています。
不思議なことに足を止めて私は盗み聞こうとしました。
「東坂さんは―――」
「はい」
内容が気になりましたがすぐに命令を思い出し、小走りで向かいました。
校舎の最上階にある中央の教室。
普段は階段に鍵がかかり、教室にも鍵という二重構造な厳重している場所に私は足を運びました。
「……あれ? 誰もいないのですか?」
中には人の気配はせず、私一人のようです。
これからどうすればいいのでしょうか?
『あー、あー、マイクテス。マイクテス。聞こえますか?』
「はい。聞こえています」
校内放送のスピーカーから声が聞こえます。
どうやら今回は支持をされるだけのようですね。
『えーと、机の上にパソコンを置いているから拾ってください。パスワードは・・・・です」
言われたとおりにパスワードを打ち込みます。
それにしてもパソコンは苦手です。
キーボードと言うのも今の女子も画面のないタッチ式でやっているので苦手としている人はいるはずです。
と、文句を言っているうちに打ち終わると中にはフォルダーが二つありました。
内容は……【天国】と【地獄】と書かれています。どういうことでしょうか?
『打ち込みましたか? それでは中のデータを見てください」
「すみません。どちらを閲覧のですか?」
『好きな方を見てください。片方だけ見ればいいです』
「わかりました。それでは……天国の方で」
カチリッとマウスをクリックすると動画は再生されます。
―――カーン、カーン、カーン。
スピーカーからは結婚式で流れるチャペルのような清い音色が聞こえます。
画面は真っ白で、言われたとおりに見続けると時期に人が出てきました。
現れたのは……ウェディングドレスに身を包んだ。伊織がいました。
『ねぇ、姫路―――違うわね、若菜。見てくれているかしら?』
「ええ」と心の中で返事をします。
若菜はこちらを向いて、胸に手を当ててしゃべります。
『最近、話しかけても上の空が多かったから心配していたのよ。だから、私はしっかりあなたに伝わるようにサキュバス様にお願いしたの』
そして、伊織は堂々とカメラに向かって見せつけた。
『一応、見えにくいと思うけどオマンコの中にはバイブが入っているわ。サキュバス様の指示なの』
確かに、わずかに腰が微振動しているように見えます。
ですが、一体何故?
にこっと笑って、動画の中の伊織は座り込みました。
『本題から話すわね。ひゃっ! 私はね、メスネコの代わりに若菜のことを助けたいお願いしたの。うっ、サキュバス様は快く引き受けてくださったわ』
(えっ、伊織。あんだけ、なりたいってしゃべっていたじゃないの)
伊織は息を荒げながら言葉を繋ぎます。
催眠状態の私は感情の起伏が乏しいです。
だから、そんなことしか思うことができません。
伊織はマイペースに続けます。
『で、ここからが本題よ。若菜、あなたは子供は欲しいって言ったわよね』
確かに伊織には同室になってから将来的には子供を産みたいと伝えたことがあります。
でも、それはだいぶ前の話なので忘れられたと思っていました。
だって、伊織は子供を産むことに関心がないのですから。
サキュバス様の元で一生、性奴隷として生きていきたい。だから、メスネコになるって言っていたから。
『男と若菜が交わるのは、私は耐えきれないの。だからね、お願い……私と結婚してくれない?』
その瞬間、私の胸が高鳴りました。
ようやく理解する。学園を離れたくなかった原因。ここまで来たら、否定する気持ちはありません。
私は女性として伊織が好きなのです。結婚を申し込まれて動揺してしまうほどに……
ただ、それでも私はそれに対して「はい」と返事することはできません。
返事をしてしまうと子供のことを諦めないといけない。それだけはいやなのです。
私は力なく、動画の中の伊織に対して首を振りました。
『……動画だと返事が聞けないのが残念ね。いいわ。こういうのは直接会ってするものだとあたしも思うし。でも、これだけは知っていて、私はあなたの味方ってことだけ』
涙があふれてきます。ダメです。そんな言葉を言わないでください。
パソコンとは違う。教室に設置されたスピーカーから声が聞こえます。
『どうでしたか? 【天国】の方を見たようですけど、【地獄】も見ておきます?』
教師の言葉に怒りを覚えた。
その何気ない言葉の先の意味を私は感づいている。
伊織から告白されて、天国に昇るような気持だった。
でも、私の決断はもう変わらない。私が催眠にかかったときに、伊織も同じくかかっていた
となると、答えはただ一つ。【地獄』の動画の中身は、伊織が悲惨な目にあう内容に違いない。
見る必要なんかない。私には辛いだけだ。
だけど、私のマウスカーソルは【地獄】の動画ファイルを二回連打した。
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